2024/05/03 - 2024/05/05
87位(同エリア272件中)
さるおさん
本日は今回の福島旅行の目的地「大内宿」に訪問予定。電車・バスの本数が少ないため待ち時間が多く、全体的にゆったりとしたスケジュールになっています。
行程: 芦ノ牧温泉駅(猫駅長の駅) → 大内宿(見晴台・街並み展示館・ネギ蕎麦) → 湯之上温泉駅(足湯) → 会津若松駅 → 会津武家屋敷 → 七日町通り → 渋川問屋(会津郷土料理の夕食) → 駅前フジグランドH (富士の湯)
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朝ごはん。バイキング。品数は少ないけど私は十分満足。普段の朝ごはんはバナナ一本だけだからさ。この後、お風呂に行く。昨夜とは違いお湯の温度は適温。やっぱり温泉は、こうでなくっちゃ。
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宿の方に送ってもらい、再び「芦ノ牧温泉駅」。9:26発の電車で大内宿に向かいます。猫駅長さくらちゃんの出勤時間は9時からだから今日は会えるはず。
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さくらちゃん居ました! 売店の小窓からさくらちゃんの姿が拝めます。
さくらちゃんは大人しい小柄な女の子。駅員室の一番高い場所でチマっと丸まって眠っています。駅員さんのお話では"夜勤の次の日は、いつもこんな感じ"とのこと。夜勤て・・・昨日16時には業務終了してたけど・・・別のお仕事でもあったのかしら。よいよい、コンセプトって大事。小倉優子のコリン星みたいなもんだ。 -
さくらちゃんの写真撮影は禁止。なので代わりに駅に飾ってあったピーチ施設長の写真を。施設長って・・・なぜ彼は駅長ではなくて施設長になったのか、メットが可愛過ぎる(笑)。ちなみに、ピーチとさくらは兄弟猫です。
働く猫たちね。ウチの愛猫だって我が家の"お留守番隊長"という重責を十二分にに担ってくれた。虹を渡った今も空の上から見守ってくれている(だろう)。 -
さくらちゃんのお見送りは一日一回。9:26発、会津田島行のみ。偶然にも私が乗る電車。やったぁ、さくらちゃんのお見送りが受けられる!
9:20、さくら駅長、ホーームでお見送りスタンバイ。リードで繋がれてなくても、ベンチから逃げたりしないし、電車の警笛を聞いてもビビったりしません。スタッフの方曰く、しばらく先輩駅長と一緒にお見送りをして、その仕事ぶりを真似しているとのこと。ザ・プロフェッショナル。
さくらちやんの写真は電車からなら撮影可。で、私が写した写真。さくらちゃんの姿が見えない・・・。さくらちゃん、ウサギのモッチ(ぬいぐるみ)に隠れちゃってるんです。私が立ち位置間違えて、 進行方向と反対側に立っちゃったから、こんな写真になっちゃって。でも、さくらちゃんは、ちゃんと居るんですよ、モッチの向こうにね。さくらちゃぁ~ん、元気でお仕事頑張ってねぇ!! -
湯之上駅で大内宿行の直行バスに乗り換え。乗り換え時間4分しかなくてヒヤヒヤしたけど、駅を出て直ぐそこにバスが待っていたので余裕で間に合った。今日はすごく混んでるので通常の道ではなく山道を走りますと運転手さん。かなり細い道でしたが、おかげで遅延もなく「大内宿」到着。
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5月なので鯉のぼり。幟の絵がカッコいい。
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江戸時代、大内宿は会津若松と日光を結ぶ会津西街道の宿場町だった。会津藩や米沢藩などが交通の要所として参勤交代に用いたため、宿場町として本陣や旅籠、問屋などが設けられる。山に囲まれた場所ながら賑わっていたらしい。
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とりあえず一番に「見晴台」に行く。山々に囲まれて、いかにも日本の村って感じが良いねぇ。青い空も良き。観光客は多いけど・・・。
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残桜。変わった桜。同じ木で花の色が違う。
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ちりめん雑貨のお店。釣瓶の花もちりめんで作られたもの。
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ちりめんで作ったた大根。ちりめん雑貨の数々、見ていて飽きない。
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店先の木には、ちりめんのカボチャがぶら下げられていた。
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天気が良いので花も映える。
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現在11:00。大内宿では、長ネギを箸替わりに食べる蕎麦が名物となっており人気らしい。すでに有名店には行列ができていた。他の店も混む前にサッサと食べておこうと空席のあった蕎麦屋に入店。入口入った所に囲炉裏もあって趣がある。お婆ちゃんの家に来たみたい。
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長ネギを箸替わりにして食べる大内宿名物「ネギ蕎麦」。ネギは時々薬味代わりにかじるとのこと。そう簡単には食べれないわね。まったく食べれないわけじゃないけど、ネギですくえる蕎麦が一本二本程度なので、せっかちな私は早い段階で食べる気が失せた。普通に箸を使っていただく。観光客相手の店だと期待していなかったが、お蕎麦はコシがあっておいしい。ついでに甘酒も頼んだら、こちらも濃厚で美味しかった。
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「会津塗り」のお店。漆塗りが美しい。黒い漆器などは鏡のように顔が映る。日本の伝統技術の素晴らしさ。
このお店で瓢箪の図柄の箸を購入。伊万里で瓢箪柄の茶碗と湯飲みを買ったので、それに合わせて瓢箪柄を選んだ。
綾瀬はるかちゃん、"八重の桜"、見てなかったけど・・・。 -
「街並み展示館」
かつての問屋本陣跡を再現したもの。館内には生活用具1300点あまりが展示されている。 -
展示館の中の囲炉裏。実際に火が付けられており炭の匂いがする。吊るし鉤も燻られて真っ黒になっていた。
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この季節、新緑が美しい。
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東北は、まだ桜が残っているのね。
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「高倉神社」の鳥居。
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鳥居をくぐると続く田舎道。観光客の数もぐっと少なくなり心が落ち着く。
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いかにもな"鎮守の森"。この日本らしい風景。
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参道と拝殿。手前に透明度の高い水が流れており、これが手水舎とのこと。自然の水を利用しているのか。
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新緑の山、爽快。
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バスで湯之上温泉ヘ。念のため、バスは往復共事前予約していたが、やはりココまでバスで来る人は少ないようで予約なくても乗れたみたい。
大内宿方面行の道は5キロの渋滞。GWは、いつも渋滞らしい。 -
湯之上温泉到着。電車の時間まで30分ほど。
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湯野上温泉駅は日本でも珍しい茅葺屋根の駅舎で駅内には囲炉裏もあって風情があるが、この日は海外の団体さんなど電車を待つ人でいっぱいだった。春にはホーム沿いの桜が美しいらしい。
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駅の周りは何もないので足湯で時間をつぶす。最初っからその予定で、脱ぎやすいように靴下とスニーカーでやって来た。タオルは持ってこなかったけど、この陽気だ。直ぐに乾くだろう。
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会津若松に戻って、これからどうしようかと考え「会津武家屋敷」に行くことにした。周遊バスを利用したが、この日は市内も渋滞だったらしくバスが40分ほど遅れた。駅前のバス停は陽射しを遮るものが何も無くて、バスを待っている間に熱中症にならないか心配だったけど、無事「会津武家屋敷」に到着。
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表玄関では奥方様が三つ指付いてお出迎え。見学順路ではココからは入れない。
「会津武家屋敷」家老屋敷。西郷頼母邸。家老ってすごいのね。この家、38部屋もあるのよ。家老、なめちゃダメだわ。
※西郷頼母
幕末の会津藩家老。藩主・松平容保の京都守護職就任に反対、戊辰戦争で新政府への恭順を断固主張するなどして、藩内で対立を繰り返した。 -
入口に西郷四郎っていう人の銅像があって、そんな人知らんわってスルーしたら姿三四郎のモデルになった人だった。柔道の技"山嵐"を考えた人だって。"山嵐"って久々に聞いた気がする。今でも使う技なのかなぁ。なんか"柔道一直線"思い出しちゃった(笑)。自分で言うのもなんだけど、私の旅行記は出てくる話題がイチイチ古い。
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西郷頼母さんの奥さんはね、戊辰戦争で新政府軍が若松城下へ侵攻してきた時に、5人の娘や義母、義妹らとともに自刃したの。幼い子供たちは自らの手で刺して。当時34歳、若いよねぇ。一族21名による自刃は、白虎隊と並んで会津戦争悲話の一つ。
彼女たちが自刃した部屋には屏風が逆さまに置かれていて、これは覚悟の自決をするときには屏風を逆さに置くという作法なのだとか。死ぬ時まで、きっちり作法を守ったんだね。 -
西郷頼母さんは戊辰戦争後も生き残り74歳で会津若松の十軒長屋で亡くなった。こんな大きな家に住んでた人がね。妻や娘が自害した後も一人生きていったんだね。
ここで頭に浮かぶ「あいづっこ宣言」、ならぬものはならぬのです・・・。なんか胸に沁みるわ。 -
当時の厠。砂を敷いた箱車が置かれており使用する度に砂ごと捨てていた。合理的。
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「武家屋敷」では等身大人形で当時の様子を再現。西郷夫人ら一族自刃のシーンも再現されていたが写真を取る気分にならなかった。
いろいろ考えさせられた施設だった。ここ行って良かったわ。見学に一時間予定していたけど、全然足りなくて最後の方は駆け足だった。焦ってバス停に行ったら渋滞で30分の遅れ。だったら、もっとゆっくり見れたのに・・・。 -
続いて古い建物が多く残る「七日町通り」を散策。会津の絵ろうそくのお店。
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海産物問屋の営む会津郷土料理店「渋川問屋」。今日はココで夕ご飯。HPから予約済み。一人客なので気を使って客がまだ少ないであろう17時に予約した。この店は料理だけでなく明治大正の豪壮な建物が醸し出す雰囲気も人気がある。大きな囲炉裏のある部屋や蔵を改装したお座敷があり、どの部屋に通されるか楽しみにしていたのだが・・・。
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通されたのは「開花亭」という入口左手のロマネスク調の洋風カフェ。えっ、洋風カフェ? 確かにステンドグラスが大正ロマンな雰囲気のカフェではあるのだけど・・・イメージしていたのと違う。予約までしたのにさ。
同じ時間帯に予約していた女性一人客も、こちらの部屋に通されていたので、繁忙期の一人客はここで食事になるのかもしれない。 -
飲み物は、やっぱりここは福島の日本酒でしょうと「末廣酒造」の生酒を注文。写真左の料理は「にしんの山椒漬」。会津の有名な郷土料理ですね。
山椒漬の鰊て固いのな。それに山椒の風味があまりしない。昨日の鰊もそうだったので、こういう味なのだろうと思うが、わたしは山椒好きなので山椒の風味が強い方が良い。 -
「会津塩川牛」別名、幻の会津牛。
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こちらも有名な郷土料理「こづゆ」。貝柱のダシに里芋、キクラゲ、豆麩などに青味を加え醤油で煮つけたもの。貝柱の風味が効いたダシが美味しい。「棒たら煮」も甘味があって美味しかった。
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「七日町駅」
5時50分過ぎの電車で駅前のホテルに行きたかったので(それを逃すと次は一時間後)、コース後半はお店の方を少し急かしてしまった。 -
本日のお宿「駅前フジグランドホテル」。
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駅直結の立地でGWのど真ん中一泊5000円という良心的なお宿。冷蔵庫はなかったけど、この値段だもの。掃除は行き届いており何の文句もない。
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変わった造りだなと思ったのがこの鏡。部屋にクローゼットは無く鏡のポールに服を掛けていた。部屋のど真ん中にあり、ちょっと邪魔(笑)。
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大浴場はないが、宿泊者はホテルすぐの温泉施設「富士の湯」が無料で利用できる。私の部屋の窓から見えている建物が「富士の湯」。大浴場の他、寝湯や壺湯、薬湯、露天風呂など何種類ものお風呂があった。ただし、この日はGWだからか家族連れで賑わっており、ゆっくりできる雰囲気ではなかったが。
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お風呂上りにヨーグルト。ヨーグルトテイストのドリンクだと思ったら、柔らかめのフツーのヨーグルトだった。なぜヨーグルトを吸う?
明日は帰るだけなので旅行記は省略。これにて完結です! -
<オマケ>
帰りの郡山駅で名物の「のりべん」購入。新幹線の中でいただくつもり。ウキウキ気分で新幹線に乗車。そしたら私の隣の席、丸坊主のイカツイ親父がリクライニングシートをガツンと倒して座ってた。席ガチャ外したか。弁当食べてたら「ババア、俺の隣で弁当食ってんじゃねぇ!」って凄まれない? 勿論凄まれたら闘うけどね。で、横でガサガサ弁当開けて食べ始めた。のりべん旨し。揉めることなく平和に弁当完食。隣の親父、降りる時にシートを元の位置に戻してた。フツーに常識人。変な妄想してごめんなさい。
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