別府はやっぱり楽しいよ

2024/04/19 - 2024/04/27

1月に引き続き、別府八湯巡りです

今回は事前にピカピカのおじさんこと
油屋熊八さん
・・・別府や湯布院を有名にし、温泉県・大分の礎を築いた方
についての本を読み別府温泉の歴史を勉強しての大分入り

チョッピリの前知識を得ただけでも、こうも旅とは面白いもんだなと
自己満足の旅でした

改めてですが・・・別府はいい所ですよ
宿泊施設もわんさとあり、
（高額から安価な湯治宿的なものまで選び放題）
食事処にも困りません
もちろん温泉も
泉質は様々で何せ安い
ジモ泉等は0円から300円が相場だし
(ほとんどが脱衣所と浴槽スペースがほぼ同じ空間というスタイルですが)
車はなくとも、
別府八湯へはバスが網羅されているし、あちこち回れますよ

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2024/04/19(金)　09:50

最近まで自宅からバス1本で行けた伊丹空港ですが、
その路線が廃止となり、阪急電車、モノレールと乗り継ぎます

手荷物検査も終え
搭乗までの間、大阪フードを楽しみます
くくるのたこ焼きです

今日はANA便
前回の旅の終わりに次回も別府旅だわと、
決めていた旅行、別府８湯めぐり第2弾

今回は8泊9日の長旅
予算は切り詰めて13万

プロペラ機に乗り込みます

11:15国東半島上空です

大分空港へは予定時刻より10分程早く到着しました

預けたスーツケース待ち
今日のバゲージクレームの先頭は巨大海老の握り

こんな遊び心のある大分空港が好きです

今回は神奈川の姉と2人旅
姉を乗せた羽田便は到着が遅れているようです

無事、姉と合流し
大分空港からバスで別府北浜バス停へ
昼食はそこから徒歩2分程の人気店　"とよ常"　で天丼
プリップリの海老が2尾、美味しかったです　ごちそうさま

このお店はお勧めですよ

別府駅から亀の井バスで明礬温泉地区の地蔵湯前バス停へ
知る人ぞ知る岡本屋売店の横、急坂を下り3分程で
今宵の宿　湯元屋旅館に到着

とてもさわやかな女将さん
姉と私のスーツケースを両手で持ってこの階段を
登られました　すごーいパワーです

案内されたのは２階の2間続きの角部屋、広い！

部屋からの景色
下には"鶴寿泉"という入浴施設
残念ですが、現在　湯量低下のため営業していないようです

その先に見える白い建物が　"青磁色の湯　岡本屋旅館"
大昔ですが、
岡本屋旅館のミルキーブルーの露天風呂でシンクロするCMが
放映されていたのですが、
記憶にある方はもう少ないだろうな？
一度は泊まってみたいなあと思い続けたお宿だけど
今では手が出ない価格帯
人気プリンの岡本屋売店の母体でもあるようです

この日は荷物を置き
宿から別府温泉保養ランド【泥湯】まで歩きました。
"明礬"バス停からずっと下りで徒歩１０分程の距離です

泥湯での写真はありませんが、
前回同様お肌ピカピカ、
(混浴に関しては問題ありませんが、
　泥湯の露天足元は独特のヌルヌル感があり、
　底を手ですくうには勇気が要ります・・・
　何が出てくるのか　泥以外にも何かの存在が・・・
　でもね、未経験なら一度試す価値ありかと思います・・笑い)

帰りは上りがキツイのでバスで戻ります
"紺屋地獄前"バス停から"地蔵湯前"バス停へ
岡本屋のプリンを食べます
＠440には抵抗ありですが、おいしいです
ここ岡本屋売店は高台に有り見晴らしも良く客足が絶えません

九州横断自動車道のアーチ橋が見えます
天気よければアーチのずっと先に別府湾も見えるのですが、、、

湯元屋旅館さんの夕食です
久々の部屋食
部屋に居ながらにして食事を頂けるのはとても贅沢な気かします
ゆっくりノンビリ、マイペース　ごちそうさま

夜は
硫酸塩泉PH：1.87という強酸性の宿の温泉につかり
朝は硫黄泉
→(熱くて水を足したり、湯もみをしたり悪戦苦闘しましたが努力の甲斐なく結局断念)→教訓、温泉かけ流しでは湯温確かめてから裸になるべき

2024/04/20(土)
高級ホテル・高級旅館では味わえないホッコリするお部屋、
チェックアウト　ギリギリまでの長居です

荷物を預けたまま
立ち寄り湯　"みょうばん湯の里　大露天岩風呂"へ向かいます
宿から徒歩10分程

途中、菖蒲？アヤメ？カキツバタ？
いずれか分かりませんが美しいです

前回、前々回も入る事の出来なかった
"みょうばん湯の里　大露天岩風呂"
チョッピリ　ワクワク

大露天岩風呂は想像より小さめでしたが
鳥のさえずりを聞きながらミルキーブルーの湯につかり
明礬温泉満喫しました

朝から温泉につかり
新緑とつつじ、ユキヤナギ、あかもみじと
目にも優しい癒しが広がります
とてもいい時間です

でも、今日は雨もよう

八湯めぐり・明礬温泉エリア2湯スタンプゲットして
12:19　明礬バス停から亀の井バスで鉄輪温泉へ向かいます

バス車内も温泉ムード

約10分程で鉄輪バス停へ到着

鉄輪バス停から徒歩5分程
本日宿泊のお宿
鉄輪温泉地区の"大黒屋"さん

少し細い路地奥にあります

今にも泣きだしそうな雨、
荷物を預けて急いで鉄輪エリア散策です

宿からほんの1,2分のところ
冨士屋 一也百ホール＆ギャラリー
以前来た時に次回は是非寄ろうと思っていたカフェです

この日は何方かのピアノリサイタルがあるようで
本番前の生ピアノがお庭に流れていてとてもいい雰囲気

聞きたいよねと言うことで席の空きを尋ねましたが
残念ながら満席
リサイタル開始時間迄ならどうぞと言われて
2階でコーヒーを楽しむことに、、、

会場には90数席が準備されているようで、
続々と人が集まります
何処にそんなスペースが有るのでしょう？
明治時代の建物だそうですが、
建物を大切にする人の知恵と共存の強い思い入れを感じるエリアです

鉄輪むし湯
石菖（せきしょう）という薬草が敷き詰められた中で寝転んで蒸されます
蒸され時間は10分
香りも良くて気持ちいいです
欲をいうならもっと蒸されていたいよう・・・

大黒屋さんに宿泊すれば
蒸される時に着る浴衣を準備してもらえて＠７００也で入れましたよ
（通常浴衣代プラス@220-）

夕食は
豪華な地獄蒸し料理
タコは少々硬かったですが、
他はどれも文句なし、美味しかったです

2024/04/21(月)
朝食にもびっくり、
予想を裏切られたようなメニュー
焼きたてパンにカツサンド、非常に美味しいお味噌汁

朝夕共に楽しめるお食事でした

湯治宿です
建物、お部屋は、とても渋く
何泊も居ついてしまいたいお宿です

窓の外は雨

別府八湯を巡ります

向かったのはお宿大黒屋さんから徒歩20分程の"鬼石の湯"
濃霧です
先が見えづらく何処を歩いているのか分からない程でした

入浴施設入口は鬼石坊主地獄の脇に有ります
途中小道の木々の間からは坊主地獄が見えます

こんな霧に遭遇するのは何年ぶりだろう

"鬼石の湯"
湯ぶねに浸かりながら晴れていたらいい景色なんだろうなと思いながらの入浴
朝早いからか人も少なくて、緑の中の温泉施設だけに残念さが残ります

景色がスッキリ見えない歯がゆさと

いえいえ、これも有りだわと思える
こんな霧中の風景
鬼石坊主地獄前にある神社かな?お寺かな？
いい雰囲気です

雨が降り出しました

"鬼石の湯"　から徒歩20分程　"夢たまて筥"　到着
愉快リゾートのホテル風月の敷地内にある温浴施設です
新しい施設でジモ泉とは全く異なります

箱蒸風呂をお目当てに来ました

結果は残念
箱蒸風呂は大きな檜の箱に頭だけ出して
下からの温泉蒸気で蒸される仕組みですが
あくまで天然の蒸気
この日は風と雨で蒸気に恵まれませんでした

休憩エリアの椅子に寝そべって本降りになった雨の庭を見ながら一休み

その後も本降りの中、八湯巡り
ジモ泉の"すじ湯温泉"・"地獄原温泉"制覇

昨夜は宿近くの０円温泉の"熱の湯"にも行きました
鉄輪エリア新しく6湯スタンプゲットです

ちなみにジモ泉は浴槽の大きさ、形は違えど
ほとんどがこんな感じの雰囲気です
脱衣所も浴槽とほぼ同じ空間にあるような造りが多いです

さて、預けた荷物引き取って別府駅へ向かいます