10年ぶり台湾、3日目は野柳地質公園、台湾のカッパドキア

2024/04/20 - 2024/04/20

台湾3日目、色々あったが今日からは心配事もなく観光に専念できる。
台北駅の国光客運バスターミナルから、野柳地質公園へ出掛けるようにしよう。
台北から1時間ちょっと、野柳地質公園は、一千万年に及ぶ海蝕や風化などで形成された奇岩が岬一面に広がる公園。その独特の景観が旅行客に人気です。
台湾のカッパドキアと呼ばれる風光明媚な観光地、楽しみです。

エリア その他の観光地(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝もコスモスホテルで朝食、昨日と変わり映えなく安心感はありますが飽きます。
次回は食事なしにしよう、国内旅なら迷わず朝食無しですが…

コスモス ホテル 台北 ホテル

台北駅には郊外に行くには最適の大きなバスターミナルがあります。

台北駅 駅

国光客運バスターミナル、グーグルマップで場所を調べていましたが、ホテルから見えてました。

國光客運台北車駅 バス系

中はこんな感じです、悠遊カードがあるから面倒なチケット購入も無しです。トイレは２Fです。

野柳は1815バス5番乗り場から、台湾の人もたくさん並んでいます。
…というか日本人我々だけですね。

悠遊カードでピッで乗れるはずが、何故か私のカードが反応しない。
今日の為に昨夜、コンビニでチャージしたのに！
何度やってもダメ…運転手さんが赤いカードを渡してくれて、とりあえずこれで乗れとの事？
『全票代幣上下』和訳するとフルチケットトークンカード。

近くの台湾人のご婦人が、何か言ってくれている。
中国語分からないのごめんなさいと言うと、メモに漢字を書いてくれた。
グーグル口語翻訳も雑音多くて、こういう時は筆談が一番。
悠遊カードにロックが掛かっているので、MRTの駅などでロック解除してもらってとの事、本当に台湾の人って色々と親切なのよね。

野柳にはMRTの駅はないし、帰りのバスに乗れるのかなと思いつつ、何とかなるでしょと適当な私。
空港の罰金に比べたら、こんなトラブル何でもない。
トラベルはトラブルの連続だもんね。

1時間ちょっとで野柳に着きました、降車の際に赤いカードをかざした後、とりあえず現金を運転手に渡した。
実際は98台湾ドルだが、おつりも面倒だしご迷惑かけたので100台湾ドルを支払う。

途中の停車所が多すぎて、数えるのも面倒になりました。
野柳は港町で海が近い、ここから地質公園までは15分ほど歩きます。

野柳漁港 観光名所

鄙びた港町、天気が良くてかなり暑い。
日傘を持ってきて良かった。

港町だから、こんな風に海鮮を売る店もある。
日本も今でも田舎に行ったら似た風景が見られそう。

海の近くには漁の安全を祈願する保安宮がある。
帰りにお参りさせていただきましたが、神聖な雰囲気で内部の写真は遠慮しました。

野柳保安宮 寺院・教会

野柳地質公園に着きました～まだ9時台だけど、炎天下と言えるほど日差しが強くて暑い！
入場料大人120台湾ドル(600円くらい)

野柳風景特定区 国立公園

ビジターセンター前に地図が出ていますが、これだけ見て目的地を探すのは難しそう、まあ時間もたっぷりあるしゆっくり行きましょう。

岬の先に突起した場所で、波の浸食による奇岩を売りにした公園なので、天候に左右される観光地。
雨や風が強いと最悪な環境になるが、今日のように快晴、無風だとベストコンディションと言うのだろう。
家族連れが多い。

こんなかわいいゆるキャラもいる、奇岩を模したキャラクターらしく、これはクィーンズヘッドみたいです。

これはクィーンズヘッドに似ているけれど違う、何だったっけ？
ハート岩、竜頭岩か皆、結構似ているのよね。

わりとすぐにあるクィーンズヘッドの周りには、写真撮影街の列が出来ていて近づけない。
暑すぎて並んでいると熱中症になりそうなので、早々に諦め人が入っても、とりあえず撮っておく。
浸食が進んで大きな地震などがあると、いつでもポキンと折れてしまっても仕方ないらしい。
この間の地震では影響無くて良かった。

人が入ってない角度から撮ると、何だか訳がわからない。
首が折れてしまったら価値がなくなるのかな、そうなれば又、次のクィーンズヘッドで推奨される奇岩が現れそう。

野柳に住んでいた日本人の林さん、嵐の中おぼれた学生さんを助けようとして自らも命を落としたらしい。

当時の総統の蒋介石さんが自らを犠牲にして人命救助をしようとした功績を称え、この銅像を建てたそうです。
悲劇ではありますが立派な方ですね。

皆、日傘をさしている本当に暑いんです。
絶好の観光日和だけれど、まだまだ肌寒い日本から突然真夏になって、身体が付いていかないよ～
日影が全くないし老体には辛い。

亀岩、確かに亀みたいですね。
イヤ！メロンパン岩だったか分からなくなってきた。

これが龍頭岩だったかな…色々ありすぎて、そのうちどうでも良くなってきた(笑)

某有名旅行会社のバッチを付けたツアーの方々ともすれ違いました。
九份だけではなく野柳も観光に組み入れたのかな、確かに見ごたえありますね。
ささっと一部しか見れないのは勿体ないけれど…
この暑い最中、バス停まで行って1時間以上かけて戻ることを考えると、足の心配をしなくていいのは羨ましいなあ・・・

侵食丸出しの岩、サンゴみたいですね。

波が激しくぶつかって侵食していくのでしょう。
自然って凄いですね。

こうしてみるとこれらの奇岩は、全て波による浸食が作ったなんて信じられません。キノコ岩だらけ、壮観です。

カッパドキアと比較すると、カッパドキアは更に敷地面積が広大で、キノコ岩も巨大です。
奇岩内に洞窟教会もありますので、とても幻想的な雰囲気で宗教色も感じます。
反して野柳は太陽の下、あくまで健康的な家族で来る行楽地です。

それにしても暑いです、ゼーゼー言いながら休憩所までやってきました。
観光地価格でもマンゴースムージー！ゲット！(110台湾ドル、550円)
熱中症になったらシャレにならないもんね～美味しい～

野柳のブログを読むと雨の日が多い、それはそれで大変ですが、ここまで快晴も辛い。
暑すぎてバテる、暑いと今後の予定を割愛したくなっちゃうんですよね。

広大な敷地でゆっくり見ると3時間近く掛かるかもしれません。

マリンバードと呼ばれる岩、鳥の後ろ姿に見える？

ここまででやっと第3エリアの始まり、まだまだ岬の突端まで第3エリアが続きますが、暑さによる疲れで到達する自信がありません。
クィーンズヘッドが第2エリアの始まりだから、膨大な大きさです。

ゆっくり見ると本当に色々な形の奇岩があります、ただ今日は暑さでゆっくり見るどころではありません。
所要時間は第一エリアで1～2時間、第2エリアで２～3時間、第3エリアまでじっくり見ると半日くらいです。

野柳物産展街を見る元気もなく、ビジターセンターに戻ってバスの停留所を教えてもらう。受付はしっかり英語が通じる。
台北に戻るバス停は歩いて10分、帰りに淡水から北投温泉か金山老街に寄ろうと思ったが、そのバス停なら徒歩15分。

どっちみち歩くしかないのか‥‥
先にやってきたのは台北駅行きバス、暑さで疲れ切っていたので予定は割愛して戻った方がよさそう。

やっぱり帰りも乗る際に悠遊カードは反応しなかった。
野柳のコンビニで水は買えたのに、何故バスだけダメなんだろう。
台北101が見えてきた。

野柳はあんなに晴れていたのに台北は曇ってきた。
この後、夕立がある、やっぱり真夏の気候です。

バスの運転手さんが凄く親切で、降りる際にまだ乗客がいるのに国光客運バスターミナル内のブースに連れて行ってくれて、ロック解除してくれた。
台湾の方々の親切さは日本並みで有難い。

コスモスホテル裏の路地にある水餃子屋さん『豪季水餃子専売店』
結構有名な店らしいけれど、時間が外れていたので直ぐに入れた。
結局、暑さで疲れ切って昼食を食べる気になれず、台北まで戻ってきた、淡水観光や北投温泉は無しになる。

ガイドブックに載るまでとは言わないけれど、地元の人で混んでいる。
メニューは至ってシンプル、水餃子主流でスープ合わせても十数種しかない。
値段も地元価格で安くていい。

先にオーダー票にチェックして清算、皆、シェアして食べている。

豚肉水餃子、エビ水餃子、タケノコスープ、タレは自分でブレンドして作る。
酸辣湯が人気メニューのようだが、辛いのかなとタケノコスープにしてみた。
優しいお味で美味しい。
エビ水餃子がプリプリ激うまで感激！これで90台湾ドル(450円)、神メニュー過ぎる。
1人500円もあればお腹一杯になる、台湾地元グルメ最高です。

店の外で果物を売っていたのでマンゴーを購入、1個150円程。
日本の物価で考えるとマンゴー150円てあり得ないけど、果物包丁持ってきているからホテルで切って食べよう。

ホテルで一休みした後、お土産を全く買っていない事に気づき出かける。
台北駅の無印良品でウーロン茶ポップコーンを買いたいと思ったが、完売らしい。
信号を渡った新光三越にも行ってみる。

新光三越百貨 (台北駅前店) 百貨店・デパート

ここにもウーロン茶ポップコーンはなかったけれど、他にも台湾限定品はあったので買ってみた。
チョコレートポップコーン、ソルティチーズポップコーン等々、甘くなくて美味しい。
正直、日本の無印良品の商品より美味しいのでは？
台湾の食べ物はハズレがない。

三越の店舗って日本も海外も少なくなりましたね。
我々が新卒の頃は人気企業だったのにね、これから何がいいなんて分からないよね。
未だ細々と仕事があることに感謝しなくちゃね。

昼が遅かったので、テイクアウトで何か買うかな。
新光三越の裏通り、飲食店がひしめきあってて楽しい。

台湾では超人気店だけれど、日本人にはあまり知られていないドリンクスタンド店。
Nap Tea Taipei Nanyang再睡5分鐘 - 台北南陽店、4トラの口コミにもなかった。
台湾系ユーチューバーさんの動画で知ったのです。

一番人気のジャスミンティー＆クリーミーミルクの組み合わせをオーダー。
日本ではないフレーバーですね、お茶好きとミルク好きの方は大絶賛でしょう。
ホント地元民が伝える店、間違いないです。
ナマケモノらしいゆるキャラも、日本人と感覚が近くてカワイイ。

次は台湾風おにぎり屋さん、糯米の中にザーサイや煮卵、揚げパンやピリ辛漬物類等々、これでもか！って具が大量に入っています。

飯[米團]覇 地元の料理

具は色々あるけれど、看板商品の全部入れでいいかな。
合理的なのか薄いスポンジに、ビニールかぶせておにぎり握っている。
確かに熱くないし、衛生的？ではある。
忙しいのか客に小銭入れにお金を入れさせ、おつりも勝手に取っていいらしい。
『辛い具大丈夫？』とちゃんと日本語で聞いてくれる、

ホテルに戻っておにぎりを食べていると突然の大雨、なんてタイミング！
雨が私を避けているとしか思えない。
おにぎり美味しい！煮卵や揚げパンが大胆に入っているけれど、基本的に日本人と味覚が似ているせいか満足感が高い。
日本でもこんなおにぎり売ってないかな？

雨が止んで暑さも和らいできた、西門にあるカルフールでお土産を買おう。
西門駅にて西門紅楼を見ていく。

西門紅楼 劇場・ホール・ショー

西門は日本でいう原宿らしい、日本だったら多分来ないですね(笑)

カルフール桂林店、何か日本でいうドンキみたいな位置づけに感じます。
24時間営業らしいです。

家楽福超市(台北忠孝東店) 地元の料理

まずお土産物売り場に行くと、日本人に人気のほんだしホタテ味があった。
意外と高いので一番安い詰め替え用35台湾ドルを買ってみた。
まだ使ってはいないけど、どうなんでしょう。

お土産売り場に行くと、従業員のおばさん達の圧が怖いのでスーパーの方に逃げてきた。
果物とかの相場を見てみると、路上で買ったマンゴーは相場通りみたい。

マンゴーゼリーやパイナップルケーキも置いていて、お土産物売り場の物より１～3割ほど安かった。
メーカーを気にしない方は、スーパーで買った方がいいです。
正直私はパイナップルケーキの美味しさってよく分からないのです。

日本にもカルフールってありましたよね。実家の近くにもあったけれど撤退しました。
日本には合わないって事よね、イオンがあるからだろうなあ…

こっちの果物を大量に買って持って帰りたいが、今度は日本の検疫で罰金取られてしまう。
よくバラエティー番組で保安検査場で没収されるのを見るけれど、あれ罰金の事を強く告知して欲しいです。

本日は野柳と台北ブラブラで終わってしまった、明日は帰国日であっという間。
フライトの時間まで故宮博物館に行かなくちゃ！
今日の歩数は16181歩、野柳暑かった～熱中症気味だったかもしれません。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2024/05/10 20:03:03

  本当にカッパドキアみたい…知らんけど（笑）

  こんばんは、
  オカンカンさん
  
  台湾のカッパドキアって、どんなの？？
  って思ったけれど、本当にカッパドキアみたいですねー。
  先日の地震でも持ち堪えているって、凄いじゃないですか、
  良かったわー。
  日差しがガンガンで本当に暑そうで、
  だから余計にスムージーが美味しそうだー。
  
  ところで、噂には聞くけれど、
  本当に台湾の方って親切な方が多いんですね。
  私も今年、初台湾の予定なので、
  いろいろと研究させてくださいー。
  
  たらよろ

  オカンカンさん からの返信 2024/05/11 11:09:38

  Re: 本当にカッパドキアみたい…知らんけど（笑）

  たらよろさん
  オカンカンです。
  
  コメントありがとうございます。
  カッパドキアは日影がいっぱいありました、でも野柳は日影が無く、何故か私は晴れ女で、日陰のない場所で快晴になったしまうのです(泣)
  
  台湾ではたくさんの方に親切にしていただきました。
  親日国なのを実感しました、10000台湾ドルを寄付しても惜しくないです(笑)
  食べ物が外れないので、これは旅行にとって大事ですよね。
  たらよろさんなら、そのあたり素敵な写真でじっくり見せてくれそうで期待しています。