2024/04/24 - 2024/04/25
4367位(同エリア4843件中)
まつこさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/24
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自家用車にて関西から名神 中国道経由 山崎ICから宍粟市へ
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中国道から鳥取道へ
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鳥取道 羽合より倉吉へ
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この旅行記スケジュールを元に
ちょっとした気分転換に、旅行会社からのお勧め
に従って三朝温泉に1泊旅行に出かけました。倉吉周辺の観光と合わせて、藤の花盛りの時期なので往復の道中に2ヵ所の藤公園へも立ち寄り、季節を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ドライブ旅行は寄り道できるのが良いところ。中国道を山崎で一旦下りて、ここは兵庫県宍粟市の大歳神社です。樹齢千年の藤が見頃を迎えているというので立ち寄りました。
季節感は旅の大切な要素ですから。 -
西暦960年に近くに住む与右衛門という青年が15歳の元服の折り、慣習に従って山から持ち帰った藤の木をこの神社に植えたそうです。
藤は、根回り.3.8m枝張りの面積は300㎡にもなり、境内のほとんどを覆っています。 -
境内は千年藤以外にも株分けされた藤があちこちに植えられて、およそ500㎡の境内は一面に藤棚に覆い尽くされていました。
神社を出て再び中国道に戻り、鳥取道から倉吉に向かいます。 -
いきなり包丁、ですがこれは鳥取道途中の「道の駅清流茶屋かわはら」で思いがけず見つけてゲットしたものです。ちょうど鯵をさばくための子出刃を探していたところ、お手頃な値段でお値打ちと思ったので購入しました。地元の鍛冶職人さんが製造したもの。良い出会いでした。
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そして車は倉吉に到着。
駐車場の入口に地元出身力士、横綱琴桜関の像が迎えてくれました。 -
さわやかトイレ前の水路には大きなコイが泳いでいました。アヤメも咲いて、もうすぐ端午の節句ですね。
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こんなリアルなラブラドールレトリバ。ーも寝そべっていて、見上げる視線がたまらずにパチリ
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トイレ横には手水鉢のような。センスありますね。
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この辺りから白壁の伝統の町並みが始まります。
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メインの本町通りから、弁財天への参道が続いて自然に誘われます。
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参道の奥に大蓮寺。
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板壁の下に沿って流れる玉川は風情があります。
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国の登録有形文化財の「豊田家住宅」。倉吉の伝統的な町屋形式を残しているそうですが、残念ながらお休みでした。
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元帥酒造の店内に、昔の酒造りを表現した模型が展示されていました。
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この通りをもう少し先に進むとお土産の充実している赤瓦一号館。
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打吹小学校の校舎がレトロで素敵な白壁でした。
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倉吉から川を遡ること約10分で今夜の宿、三朝ロイヤルホテルに着きました。9階の部屋の窓から見下ろす天神川の景観です。
今晩は三朝温泉のラドンを吸い込んで海鮮バイキングを食べてリフレッシュします。 -
さて翌朝は前日と打って変わった晴天。チェックアウト後すぐに三徳山三佛寺へと向かいます。
有名な投入堂に登る体力も時間もないので、お寺の山門から少し離れた遥拝所から山を見上げました。
肉眼ではわかりにくいですが設置されている望遠鏡からはっきりと投入堂が見れました。山の頂上から少し下がった所に見えます。 -
スマホのカメラで拡大した投入堂。見にくいですが、画面真ん中辺り、格子のように見える部分です。
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三徳山は本堂だけでなく、いろんなお堂が点在していて、こんなに広いんですね。
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受付につながる階段。この階段の反対側に「谷川天狗堂」という山菜料理やとち餅の食べられるお茶屋さんがあり、お店の前を通り抜けても受付に行けます。食事をしようと上ったら定休日でした。残念!
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ここで拝観料を納めて入山します。
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本堂までに3つの塔頭を通りすぎて本堂にたどり着きます。まずは皆成院。
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次に正善院。
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正善院の中に庭園があるようですが、この日は拝観できませんでした。
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もうひとつ、輪郭光。どの山門も風格があり、歴史を感じます。
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本堂に昇る階段は真ん中が激しくすり減り、下にずりおちそうなはど傾斜があります。いかに人の往来があるかを物語るようです。
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ようやく本堂にたどり着きました。私たちはここまでですが、投入堂まで登る方は、本堂横の登り口から別途入山料を払って山道に入ります。
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投入堂に登るには本堂横のこの門から入ります。
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門を抜けて少し下りた場所に千年杉が神々しく立っています。
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山上には投入堂の他にも地蔵堂や文殊堂などの多くのお堂が点在し、境内のあちこちからお堂を遥拝するスポットがあります。
この足形はそのポイントのひとつです。この石の上に立って山を見上げると、自然にお堂が視界に入る、というわけです。円い石を置いた所もありました。 -
宝物殿は必見です。
投入堂に納められていた宝物をこちらに移して保管されているそうで、何気に国宝級の宝物がたくさん納められています。 -
帰りに通りましたが、こちらの階段が正式な入口のようです。1段ごとにかなりな段差があります。そう言えば、私の故郷の神社も階段は高かった覚えがあります。古い神社って、こうですよね。
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お寺を下りた道路の下にヒメシャガの群落がありました。
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山から流れ落ちる谷川の水も清い流れ。
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この突き当たりを左に行くと、岡山県のウラン鉱床のある人形峠への道。たたら製鉄といい、銀山といい、中国山地って、深い。
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お昼も近づいたので再び倉吉に戻ってランチすることにしました。白壁土蔵群に行く前に、なしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)に立ち寄り。
円いドーム状の建物の方ががなしっこ館です。 -
隣接の「エースパック未来中心」の建物は天井の木組みが見ものです。
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なしっこ館は入場するとすぐに3種類の梨の食べ比べをさせてくれました。
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紙コップの中に1口サイズの6切れの梨が、上から順番に、愛宕、王秋、新雪の梨の味見ができました。
館内には梨の大木をはじめとして、梨の病気や育て方など、梨をテーマにした諸々の展示があって参考になりました。 -
昨日の駐車場が満車だったため、市役所裏の観光駐車場に車を停めて、打吹公園の横を下りていくと白壁土蔵群です。
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カフェなどもいろいろある中で選んだのは蕎麦。柚子の香りがして美味しかった。蕎麦湯もだしが始めから入って柚子の香りもしていました。
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打吹庵さんは2階で営業していました。「うつぶき」と読むのを看板でようやく知りました
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倉吉に別れを告げて、帰り支度です。
帰りは中国道から岡山道を経由して山陽道を和気で一旦下りて、和気町の藤公園へ。行きも帰りも藤見物です。 -
和気町は奈良時代から平安時代にかけて活躍した和気清麻呂の出身地です。藤棚公園の入口に高さ4.63mの像が立っています。
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藤公園には沖縄を除く全国46都道府県から移植した著名な藤と中国、韓国の藤を含む約100種類の藤が植えられています。
この日は藤まつりの最中で、見物客でいっぱい、露天も並ぶ賑わいです。 -
白い藤から
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珍しいピンクの藤、
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長く房を伸ばした藤まで、様々な藤の花が咲き乱れていました。
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藤公園の右側には和気氏の氏神である和気神社があります。
鳥居の左にさざれ石、狛犬ならぬ狛亥が立っています。 -
猪は和気清麻呂が足を患った際に清麻呂を助けたとして、清麻呂の守護をする動物として狛犬の代わりになっているようです、
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和気広虫は清麻呂の姉に当たる奈良時代の女官であり、道鏡事件で備後に配流されたもののその後名誉回復を果たしています。清麻呂と共に有能な姉弟だったのですね。
藤公園に来て奈良時代の歴史まで勉強してしまいました。
2日間の旅行でしたが、いろいろな要素を含んだ旅でした。
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