須賀川ボタン園で木陰を楽しむ　＠福島県須賀川市 その1

2024/04/28 - 2024/04/28

どこか行きたいところある？って母親に聞いたら「須賀川のボタン園」というので、クルマで行ってきました。

広大な牡丹園をゆったりと、ガイドさん付きで歩き、お昼ご飯は飛行機の見える展望台でピクニック気分でいただき、山の斜面に色とりどりに咲くツツジを見てきました。

須賀川のボタンもツツジも見ごろです。

この旅行記では、「須賀川牡丹園」まで記載です。
（牡丹園が想像以上に広く、いろんな角度で感動的だったで枚数が増えてしまった。

エリア 須賀川(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

時刻は9：00すぎ。

須賀川牡丹園に到着

須賀川牡丹園 公園・植物園

この桜が緑がかってきれいだった

なんと言う桜だったかな。

確か「鬱金桜」、
ウコンザクラって読むんだよね、びっくり。

“あー、売店もあるんだねぇ“ と、その先の真っ白くこんもりしているのは、藤の花。

近くに行ったら、香る、香る。

なんとも言えない芳しさ、紫色のより白い花の方が香るそうです。

園内に入った時に声をかけてくれた無料ガイドさんの説明で、歩き始める。

牡丹は中国からきたものだけれど、（次へ）

葉っぱの切り込みが深いものが日本で、浅いものが中国のもの、なのだとか。

なるほど。

ガイドさんによると、こちらの桜が「天の川」

天の川？　枝が垂れずに上へ上へと伸びるさまから、そういう名になったとか。

この庭園を、すぐに気に入ってしまったのは、

座れるところが、木陰に沢山あって実際的なところ。

広い敷地の向こうの方まで、牡丹。

いうことなし。

寝るまで牡丹のことを考え、起きるとともに牡丹のことを考えた（ちょっと違ったかな？）という　柳沼さんは三代目の庭園主。

こちらは、今では国の指定のお庭（正式な名称不明）になっていて、牡丹の時期だけ料金を徴収。それ以外は無料の公園だそうだ。

緑玉光　“りょくぎょくこう“

これから行かれる方は、この牡丹ーこれもボタンなのだーの花の変化を楽しんでください。

この独特のツボミの形状から、なんと、この緑色が白に変化して、花びらになるそう。

ガイドさんは、こんなふうに手持ちファイルの写真から詳しく説明してくれたりする。

この平たくて低いテーブル、すごく好みで座ってみたら、想像以上に良かった。

大ケヤキ

園内で1番多い色味の牡丹。

芝桜で縁取られた園路。

白いワンピース姿の外国人観光客

ボタン桜

大きな池。

“真ん中にある岩では、カメが甲羅干ししてるんですよ“ってガイドさんが楽しそうにいうんだが肉眼では見えず。

いた。

というか、カメラで撮った奴を今見たら写っていた。

“亀の甲羅干し“って初めて見たかも、聞いたことはあったけど（！）

アメノウズメのミコト

暗い世の中を明るく照らすために舞った、とか。

確かに、なんか踊り出しそう、というか、踊っている。

衣装とか、刀とかエキゾチック。表情もいい。

緑の紅葉と、エンジ色の紅葉を背景に咲いたピンク色のシャクナゲ。

なんだか、独特の色合いに撮れた

連なる鳥居

これ、人間の回帰本能をくすぐるもんなのかな、って、潜りながら歩いて思った。

うつくしい季節だなぁ

ガイドさんは、ほがらかな人で、沢山は説明しないんだけど、それがうちの母親とわたしには丁度よく、母もわたしも互いに好きなものを見て、気になったら質問してみて、という気楽さだった。

これも、桜。

なんという桜だったかな。

ガイドさんの背中と、薄ピンクのボタン桜

これが見飽きなくて

何枚も撮ってしまった。

結局1時間超をガイドさんにお世話になった。

園内には皇室の方の句碑や、庭園主と北原白秋とのゆかりの句碑などがある。

写真には撮らなかったけれど。

（福島空港編に続く）