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 うららかな春の陽気に誘われて、福島県中通りの桜を撮影しに行ってきました。前回は2021年に1泊2日で行きましたが、今回は日帰りでの弾丸撮影行となります。私が住んでいる千葉県内からだと車で片道4時間、往復で8時間かかるので前に訪れた場所と被らないよう次の7カ所に絞りました。<br /> ①「中島の地蔵桜(二本松市)」、②「東和祭田の桜(二本松市)」、③「塩ノ崎の大桜(本宮市)」、④「今出川・北須川の桜並(石川町)」、⑤「普門寺のしだれ桜(石川町)」、⑥「古内の桜(石川町)」、⑦「二段田のひがん桜(鮫川村)」。<br /> それにしても福島の桜は凄い!道端や家の庭、空き地、畑や田んぼの脇、川の土手など至る処に桜が咲き誇っています。いずれも名も無き桜ですが、都会にあればどれも人が押し寄せる様な名木揃い。まさに福島は桜の王国でした。

桜の王国 福島を巡る弾丸撮影行

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2024/04/15 - 2024/04/15

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Fuyuyama

Fuyuyamaさん

 うららかな春の陽気に誘われて、福島県中通りの桜を撮影しに行ってきました。前回は2021年に1泊2日で行きましたが、今回は日帰りでの弾丸撮影行となります。私が住んでいる千葉県内からだと車で片道4時間、往復で8時間かかるので前に訪れた場所と被らないよう次の7カ所に絞りました。
 ①「中島の地蔵桜(二本松市)」、②「東和祭田の桜(二本松市)」、③「塩ノ崎の大桜(本宮市)」、④「今出川・北須川の桜並(石川町)」、⑤「普門寺のしだれ桜(石川町)」、⑥「古内の桜(石川町)」、⑦「二段田のひがん桜(鮫川村)」。
 それにしても福島の桜は凄い!道端や家の庭、空き地、畑や田んぼの脇、川の土手など至る処に桜が咲き誇っています。いずれも名も無き桜ですが、都会にあればどれも人が押し寄せる様な名木揃い。まさに福島は桜の王国でした。

旅行の満足度
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • 自宅から約4時間、最初の撮影場所、二本松市の「中島の地蔵桜」へやってきました。駐車場に車を置き、お目当ての地蔵桜へ向かいます。どうやらこの一画は地蔵桜を取り囲む様に桜が植えられている様です。

    自宅から約4時間、最初の撮影場所、二本松市の「中島の地蔵桜」へやってきました。駐車場に車を置き、お目当ての地蔵桜へ向かいます。どうやらこの一画は地蔵桜を取り囲む様に桜が植えられている様です。

  • 田んぼを背にして、一本桜の名木として名高い「中島の地蔵桜」がありました。遠くに残雪の安達太良連峰を望む絶景のローケーションです。

    田んぼを背にして、一本桜の名木として名高い「中島の地蔵桜」がありました。遠くに残雪の安達太良連峰を望む絶景のローケーションです。

  • 樹齢約150年のベニシダレザクラです。残念ながら満開のピークは少し過ぎている様です。

    イチオシ

    樹齢約150年のベニシダレザクラです。残念ながら満開のピークは少し過ぎている様です。

  • 桜の根元には名前の由来となった延命地蔵が祀られています。

    桜の根元には名前の由来となった延命地蔵が祀られています。

  • 回り込んで横から撮影します。やはり所々で葉桜になっています。<br />

    回り込んで横から撮影します。やはり所々で葉桜になっています。

  • 今度は田んぼ側から見上げます。夜間ライトアップ時には、この田んぼにその姿が映し出されるそうです。

    今度は田んぼ側から見上げます。夜間ライトアップ時には、この田んぼにその姿が映し出されるそうです。

  • 敷地の一画では七福神が微笑んでいます。

    敷地の一画では七福神が微笑んでいます。

  • 道路脇の案内看板に導かれ、急遽「東和祭田の桜」へ寄り道しました。小高い丘の上にお供の桜を従え威風堂々の姿で立っています。案内板によると推定樹齢は1000年で、東日本で8番目以内に入るエドヒガン巨大大桜だそうです。

    イチオシ

    道路脇の案内看板に導かれ、急遽「東和祭田の桜」へ寄り道しました。小高い丘の上にお供の桜を従え威風堂々の姿で立っています。案内板によると推定樹齢は1000年で、東日本で8番目以内に入るエドヒガン巨大大桜だそうです。

  • 縦位置でもう1枚。樹高は18.3m、丘を登って木の根元まで行けるようです。

    縦位置でもう1枚。樹高は18.3m、丘を登って木の根元まで行けるようです。

  • 周りは一面に菜の花が咲いており、桜とのコントラストが鮮やかでした。

    周りは一面に菜の花が咲いており、桜とのコントラストが鮮やかでした。

  • 大桜の向かいの丘の上にも、民家を守るように桜の巨木が立っていました。

    大桜の向かいの丘の上にも、民家を守るように桜の巨木が立っていました。

  • 二本松市から本宮市へ移動してきました。ここにあるのは「塩ノ崎の大桜」と呼ばれるエドヒガンザクラの巨木です。この桜は小高い丘の上に立っており、そこまでのアプローチは一面の菜の花畑です。

    二本松市から本宮市へ移動してきました。ここにあるのは「塩ノ崎の大桜」と呼ばれるエドヒガンザクラの巨木です。この桜は小高い丘の上に立っており、そこまでのアプローチは一面の菜の花畑です。

  • 菜の花畑の向こうに大桜が見えてきましたが、こちら側からは逆光です。

    菜の花畑の向こうに大桜が見えてきましたが、こちら側からは逆光です。

  • グルッと順光側へ回り込んで来ました。間近で見るとかなりの迫力です。福島県内の「一本桜の番付表」では大関となっています。ちなみに最初に行った「中島の地蔵桜」は関脇、「東和祭田の桜」は小結です。

    イチオシ

    グルッと順光側へ回り込んで来ました。間近で見るとかなりの迫力です。福島県内の「一本桜の番付表」では大関となっています。ちなみに最初に行った「中島の地蔵桜」は関脇、「東和祭田の桜」は小結です。

  • 少し場所を替えてもう1枚。さて、気になる横綱はというと、東が三春町の「滝桜」と古殿町の「越代の桜」、西が郡山市の「紅枝垂地蔵桜」となっています。

    少し場所を替えてもう1枚。さて、気になる横綱はというと、東が三春町の「滝桜」と古殿町の「越代の桜」、西が郡山市の「紅枝垂地蔵桜」となっています。

  • それにしても良い天気。春を通り越して初夏の気温です。グルッと周りを見渡しても、何処もかしこも花盛りです。

    それにしても良い天気。春を通り越して初夏の気温です。グルッと周りを見渡しても、何処もかしこも花盛りです。

  • 集落を見渡します。長閑な景色が広がっています。

    集落を見渡します。長閑な景色が広がっています。

  • 水仙もあちらこちらで満開です。

    水仙もあちらこちらで満開です。

  • ハナモモも一段と艶やかな色で、桜に負けじと競い合っています。

    ハナモモも一段と艶やかな色で、桜に負けじと競い合っています。

  • 本宮市から約1時間かけ「石川町」へやってきました。高校野球が好きな方はご存知だと思いますが、あの「学法石川」のある町です。今出川と北須川が街並みに沿って流れる地形が特徴的で、江戸時代には「桜谷」と詠まれた隠れた桜の名所だそうです。

    本宮市から約1時間かけ「石川町」へやってきました。高校野球が好きな方はご存知だと思いますが、あの「学法石川」のある町です。今出川と北須川が街並みに沿って流れる地形が特徴的で、江戸時代には「桜谷」と詠まれた隠れた桜の名所だそうです。

  • 二つの川の合流付近にある「あさひ公園」は、お花見の中心地らしく、周りは屋台なども出て賑わっています。夜にはライトアップされ、昼とは違う幻想的な夜桜が見られるそうです。

    イチオシ

    二つの川の合流付近にある「あさひ公園」は、お花見の中心地らしく、周りは屋台なども出て賑わっています。夜にはライトアップされ、昼とは違う幻想的な夜桜が見られるそうです。

  • 北須川に沿って桜並木を歩きます。川には大きな鯉がたくさん泳いでいます。

    北須川に沿って桜並木を歩きます。川には大きな鯉がたくさん泳いでいます。

  • 二つの川を縁取る桜は約7km近く続き、川の両側に覆いかぶさるように満開の桜が並んでいます。

    二つの川を縁取る桜は約7km近く続き、川の両側に覆いかぶさるように満開の桜が並んでいます。

  • 少し盛りは過ぎていますが、コブシもまだ満開です。北国の春は時間差ではなく一気に来るようです。

    少し盛りは過ぎていますが、コブシもまだ満開です。北国の春は時間差ではなく一気に来るようです。

  • 訪れたときチラホラ散り始めていましたが、地元の方曰くこれから時期は川面を埋め尽くす「花筏」も見事だとか。

    訪れたときチラホラ散り始めていましたが、地元の方曰くこれから時期は川面を埋め尽くす「花筏」も見事だとか。

  • 今出川・北須川の桜並木の後は、同じ石川町内にある一本桜2カ所を訪ねました。まずは「普門寺のしだれ桜」です。境内の入口近くの中央に小さな御堂があり、その背後にしだれ桜があります。

    今出川・北須川の桜並木の後は、同じ石川町内にある一本桜2カ所を訪ねました。まずは「普門寺のしだれ桜」です。境内の入口近くの中央に小さな御堂があり、その背後にしだれ桜があります。

  • 樹齢400年のエドヒガンザクラで、笠状に広がった樹形が美しい桜です。

    樹齢400年のエドヒガンザクラで、笠状に広がった樹形が美しい桜です。

  • 参道の上に覆い被さっています。

    参道の上に覆い被さっています。

  • 普門寺から約10分、「古内の桜」へやってきました。樹高20mを越える大桜です。幹は根本付近から分かれ2本となっています。

    普門寺から約10分、「古内の桜」へやってきました。樹高20mを越える大桜です。幹は根本付近から分かれ2本となっています。

  • このエドヒガンザクラは、約400年前に地区のご先祖が植えたそうで、田園に囲まれた高台という景観にも恵まれ集落のシンボルとなっています。

    このエドヒガンザクラは、約400年前に地区のご先祖が植えたそうで、田園に囲まれた高台という景観にも恵まれ集落のシンボルとなっています。

  • ビックリしました。桜の根元にキジがいました。数メートルしか離れていないのに逃げません。まるでここの主の様に堂々と歩いていました。

    ビックリしました。桜の根元にキジがいました。数メートルしか離れていないのに逃げません。まるでここの主の様に堂々と歩いていました。

  • 最後は鮫川村の「二段田のひがん桜」です。集落の共同墓地に立つ墓守の桜は、樹齢350年・樹高30mの大桜です。

    最後は鮫川村の「二段田のひがん桜」です。集落の共同墓地に立つ墓守の桜は、樹齢350年・樹高30mの大桜です。

  • ふと足もとに目を向けると「土筆」が春を謳歌していました。福島県中通りの桜を巡った今回の撮影行、春を通り越して初夏のような好天にも恵まれ、満足できる旅となりました。

    ふと足もとに目を向けると「土筆」が春を謳歌していました。福島県中通りの桜を巡った今回の撮影行、春を通り越して初夏のような好天にも恵まれ、満足できる旅となりました。

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