2024/02/08 - 2024/02/17
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Fuyuyamaさん
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初めて冬の美瑛を訪れてから11年目にして念願の「ダイヤモンドダスト」、そして「サンピラー」に出会うことができた昨年の冬。今年も『夢よもう一度!』と、昨年より2日間多い10日間の日程を組んで望んだものの、前半戦を終え辛うじて小規模のダイヤモンドダストが見られただけという体たらく。諸悪の根源はこの時期にはあり得ない気温の高さ。それに加え、肝心の朝夕に雲が広がり太陽が隠されてしまうという“美瑛あるある天気”。果たして後半戦、願いは叶うのか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2月13日、美瑛6日目の朝は曇り。気温はマイナス3℃です。天気予報では昼前から晴れてくるといっていますが、さてどうなることやら。今日も朝の撮影はパス。こんな日の頼みの綱、鳥たちも何処かの木に猛禽類がいるのか姿を見せません。あまりにも退屈なので、富良野市にある「鳥沼公園」へ行ってみることにしました。
鳥沼公園は富良野市の郊外に有り面積は約9.6ヘクタール。湧水による沼の水は透明で冬でも凍ることが無いそうです。 -
凍らない水面は水鳥たちにとっても絶好の場所のようです。
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水辺にあった大木。雪が枝にしがみついています。
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こちらも面白い雪の造形です。
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何かが水面を覗き込んでいるように見えます。
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赤い実がなっているヤドリギを発見。その名もずばり「アカミヤドギリ」。そのまんまです。
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友人宅に戻ってふと枝を見上げると、雪の妖精「シマエナガ」がとまっていました。滞在時間わずか30秒。慌てて撮ったのでピンボケです。
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イチオシ
夕方、珍しく西の空に雲がなかったので夕陽を撮りに丘巡りへ。拓真館の近くで沈む夕陽を捉えました。
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こちらの思惑とは裏腹に、穏やかに暮れていきます。
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2月14日、美瑛滞在7日目です。やはり今年の冬は異常です。ここ美瑛でも朝の気温はプラス3℃。わざわざ厳冬期を選んで来たのにこれではガッカリです。天気はボーッとした晴れ。取り敢えず丘を巡ります。薄曇りの様な空に彩雲らしきものが現れましたが、あまり鮮やかではありませんでした。
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雪面が帯状に色づいています。雲の隙間から朝の光が差し込んだようです。
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大した収穫が無いままに朝活は終了。次に出掛けたのは夕方3時過ぎ。春の様な暖かさで雪が溶け、畑の畝模様が浮き上がってきました。
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こちらの畑では雪面に長い影が伸びています。
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イチオシ
陽が傾き、光の具合が良くなってきました。何気ない場所でも絵になります。
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「夕陽の木」です。木の後ろに太陽を被せてみました。
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滞在7日目にして初めて十勝岳連峰が姿を現しました。薄らピンクに染まっています。
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イチオシ
太陽が丘に沈んだ直後、残照が1本の木を浮かび上がらせています。
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JALのCMで有名になった「嵐の5本の木」も間もなく闇に沈みます。
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2月15日、美瑛8日目を迎えました。雪の朝です。昨日の天気予報で雪が降ることは分かっていたので、朝5時に目覚ましをかけること無く眠ることができました。気温はマイナス1℃と暖かく、降っている雪も関東の雪のようにベチャベチャです。昼ごろ雪は止みましたがずっと曇り空。結局、一日中ダラダラと過ごしました。残すところあと二日、正直かなり焦っています。朝方、窓越しに外を撮影しました。気温が高いためか粉雪では無く牡丹雪です。
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こんな日でも、餌台は野鳥で賑わいました。
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2月16日、美瑛9日目です。5時に起床すると窓の外は吹雪いていました。気温はマイナス10℃と微妙な温度。6時半を過ぎると吹雪は収まり空が明るくなってきました。明日は帰宅しなければならないので、悔いを残さないためにもダメ元で丘を巡ります。
吹雪が収まると同時にリスが姿を見せました。カワイイ姿に朝から癒やされます。 -
足跡もカワイイ!
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7時半過ぎに丘巡りに出発です。「クリスマスツリーの木」近くにある無名の木。手前の林が雪面に青い影を落としています。
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昨夜は一晩中強風が吹いていたので、丘ではシュカブラができていました。
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印象的な雲を入れてシュカブラの丘をもう1枚。
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昨年はビッシリ霧氷が付いていた「ハルニレ」の木。まるで線路の中に立っているようです。
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朝一番の旭川便が飛んできました。早朝の吹雪が嘘のような青空です。
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こちらも雪面に落ちる青い影です。今日もお目当てのサンピラーやダイヤモンドダストは見られませんでした。明日の最終日に最後の望みをかけます。
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2月17日。美瑛10日目、いよいよ最終日を迎えました。本日は旭川空港13時10分発のJAL便に乗るので撮影は朝のみです。肝心の天気は薄曇りで、時々ボーッとした太陽が雪面を照らす程度。気温はマイナス11℃。この気温ではダイヤモンドダストは望み薄です。1番寒い時期を選んで、それも10日間も滞在したのにこの結果。風景写真は自然相手とは言えあんまりです。Y氏との会話も愚痴ばかりです。
6時半、まだ薄暗い遠くの雪原をリスが走り回っていました。こちらに来てくれることを願います。 -
7時半、敷地の境に植えてあるシラカバの根元からヒョッコリ登場です。
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さぁ~、アイドル撮影会の始まりです。
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餌台からシラカバへ飛び移ります。
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写真が撮りやすいようにと、急遽作った木の上の餌台に登ってくれました。
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8時、最後の丘巡りに出発です。美馬牛川沿いの木々に霧氷が付いていました。
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イチオシ
今回はこの程度の霧氷でも貴重です。
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アングルを変え撮っていきます。
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ペンダントの様な霧氷です。
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美馬牛川の流れです。弱い光ですが、太陽が当たっているところはセピア色になっています。この後グルッと回りましたが、これといった収穫も無く帰路に着きました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- トゥーバーズさん 2024/03/06 14:26:56
- 今年は
- こんにちは、Fuyuyamaさま。
今年は北海道、暖かいみたいですね。
温暖化で片付けたくはないですが、やっぱりその影響なんでしょうかね?
Fuyuyamaさまの目的には厳しい天候とはいえ、天候にも恵まれて、冒頭の鳥沼公園や、夕陽の木はとても美しくて、うわあ!と感嘆してしまいました。
夕陽って、刻々と色が変わってミステリアスで素敵ですよねー。
- Fuyuyamaさん からの返信 2024/03/06 15:35:30
- Re: 今年は
- トゥーバーズさん、こんにちは。
コメントをいただきありがとうございます。
たまたま、行った時期がハズレだったようで、1週間前後にずらしていればマイナス20℃以下になった日も何日かあったようです。どうも昨年9月のスイス旅行からツキに見放されているみたいです。
写真を撮る上で早朝と夕方はベストな時間帯ですが、旅行記に書いたように「美瑛あるある天気」に阻まれイマイチな結果に終わってしまいました。自然が相手だと思うように行きませんね。やはり最後は神頼みですかね。
Fuyuyamaでした。
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