観劇しなくとも、宝塚歌劇団をめいっぱい堪能しまくれた滞在記。

2024/04/07 - 2024/04/08

鬼滅ジェットが運行を終えてしまう！
鬼滅ジェットはどのフライトで乗れるのか、当日まで明かされないことから、機種を合わせてもなかなか乗れませんでした。
とうとう一度も乗れずじまいだった私に、定期運行期間という一縷の望みが示されました！！！

こっ、これは行かねばいざ関西へ！！！
※羽田伊丹の昼便に乗ろうと決めたわけです。

そして、伊丹へついたその日にどこに泊まろうかと宿泊施設を探していた私の瞳に、ふいに飛び込んできた宝塚ホテル 。

なんてオシャレでロマンチック！
よし決めた。

かくして、急遽宝塚へ行ってみたら思いの外宝塚歌劇団を堪能しまくれたというお話です。

エリア 宝塚(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: ANAグループ 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

ひゃっほーぅ！
今日はとうとう鬼滅ジェット確定だ〜！

勢い勇んで羽田空港第二ターミナルに到着。
伊之助もお出迎えしてくれました。


そう言えば、私の旅行記では毎度気温に振り回されて泣くのですが、今回も安定の寒暖差でした。
出発した関東は寒いのに、到着した現地の関西は暑いという鉄板の気温差。

天元様もおられました。
相変わらずのいいスマイル。

私のスマホのカメラ機能はある日突然動作がおかしくなり、こんな写真しか撮れません（涙）


飛行機に乗り込む前に、これから乗る機体を探してうろつきました。

さあ、いよいよフライトです！
私が乗り込むのは鬼滅ジェットの参号機です。

竈門炭治郎がお出迎えしてくれます。
水の呼吸、打ち潮！


そうそう、乗り込む際には気がつかなかったのですが、実は機体後方には天元さまもおられました。
参号機は天元推しなのかしら。

サインがあることは知っていました。
ですので、敢えてサインが見られる搭乗口から乗り込みましたよ。

でも、現実は世知辛いのぅ。。。
見切れておる・・・


機内では、離陸時と着陸時にキャラクター達の機内放送がありました！
周囲も静かで放送も聞きやすくありがたかったです。

ヘッドレストには二人のイラストが！
もうすぐお別れなんて寂しい。
このヘッドレストは結構しっかりしたビニール製だったのですが、今頃どうなったことやら。
希望者にプレゼントとかしてくれたら嬉しいのになぁ。

もちろん、登場証明書をいただき、鬼滅柄の紙コップで飲み物のいただきました。
嬉しい✨

ただし、残念ながらメンコは終わってしまったそうで、以前鬼滅ジェットではないANA機内で客室乗務員の方に聞いた所、メンコはその時点で終わって居るようだと聞いていたので、覚悟はできていました。

宝塚大劇場へやってきました！！
伊丹空港からモノレールと阪急を乗り継いで小一時間ほど。

宝塚駅からは脇目も振らず大劇場へ。
その理由は・・・

実は大劇場には、歌劇団の衣装を来て写真撮影をしてもらえるスタジオがあると知って！！！

ほら、私無類の仮装好きじゃないですか（しらんがな）
マリーアントワネットとかオスカルとか、乙女の憧れじゃないですか！！

実は事前に舞台メイクありで予約をしようとしたのですが、鬼滅ジェットの到着時刻ではメイクありプランには間に合わないため、予約ができないメイクなしプランをやろうと決めていたわけです。

この日は16時に舞台が終わるので、そのあとは混む可能性があるためその前に済ませてしまいたいと思い、頑張ってスタスタ歩きましたよ。

スタジオに到着すると、スムーズに受付していただけました。やった！！
まずはどの衣装を着るかを決めます。
私はマリーアントワネットとオスカルを二着着ると決めていたのですが、アントワネットの衣装が複数あって迷う迷う・・・。
背景も色々ありますが、事前に公式サイトで背景や衣装を見ていたので、比較的すんなり決められました。予習大事。

衣装を決めたら更衣室へ。
ここでドレス着用のためのアンダーウエアを下着の上から装着します。靴下は履いたままとのことでしたので、ステージスタジオに行く予定の方は、裸足ではなく靴下を履いておいてくださいね（ストッキングでも大丈夫と思います）。

私は舞台メイクなしコースではありましたが、あまりにも顔もとい化粧が薄かったからか、真っ赤な口紅を使わせていただけました。それを塗って、いざ着装！

まずはアントワネットの衣装から。
真っ赤で豪華なドレスを選びました。ドレスの中に入り、袖を通して身体の前面にあててから後ろを止めるタイプなので、サイズも体型も選ばないドレスでした。
ただ、私は何故かタオル補正が入りました。服にシワが寄らないためなのかな・・・
アクセサリーをつけ、ウイッグをかぶります。かぶると言うより頭の上に乗せた、と言う方がふさわしい装着でした（笑）

そして撮影場所へと移動するのですが、とにかく衣装が重い重い・・・
手伝ってくださって二人がかりで抱えましたが、こんな重たいドレスを着て歌って踊る娘役にはもう尊敬の念しか抱けません＾＾；

私はちびすけなので、台の上に乗りました。ドレスだから台はすっぽり隠れて見えません。
そして立ち姿の指導が入ります。これが・・・五人がかりでセットしてくださって、更にファインダー越しに確認しながら微調整に次ぐ微調整が入るのですが、

「美しいですよ！」「お似合いですよ！」

と、めっちゃくちゃ励ましてもとい褒めてくださるのです。
え、そんなに私美しくなれてますか？　ってちょっと勘違いしちゃいそうになるのですが、撮影終了後、自分の写真を見て現実に打ちひしがれました（笑）
やっぱり、せっかくなら舞台メイクアリを強くお勧めします。
豪華絢爛なドレスの上に薄い顔って、ねぇ・・・

続いてオスカルです。夢のオスカル様になれるんです！
小柄な私だけど大丈夫かなって心配でしたが、オスカル様の衣装も身体に巻きつけてサイズ調整できるタイプでした。まぁ、私はタオル補正があったのでなんだか寸胴なオスカルになりましたが（汗）
あの白いブーツも履きましたよ。サイズは大きくてぶかぶかだったので、ある程度足のサイズが大きい方でも大丈夫そうです！
今回もやっぱり、「カッコいいですよ！」「お似合いですよ～」と励ましてもといたくさん褒めてくださったのですが、褒められれば褒められるほど、終了後に撮影された自分の写真を見て一気に現実に引き戻されてツラかった（泣笑）

もちろん、私の素材的に精一杯だったのであろう写真を受け取り、自宅に帰ってスキャンして自分で写真にヅカメイクを施したことは言うに及ばず（笑）

※宝塚衣装には著作権があるとのことですので、着装（顔面加工つき）の写真のアップは控えさせていただきます

宝塚大劇場 名所・史跡

宝塚へ行くと決めた際に、まっさきに行ったことは食べログのチェックです。
食いしん坊ここに現る。

どうやら、ジェンヌ御用達のサンドイッチのお店があると言うことで、撮影終了後買いに行きました。閉店すれすれ滑り込みセーフ。無事になんとか残っていたサンドイッチをゲットできました！

そのほかに、宝塚牛乳というスイーツのお店も見つけたので、そこでソフトクリームも食べました。

サンドウィッチ ルマン 花のみちセルカ店 グルメ・レストラン

ちょうど桜が満開のタイミングで、花のみちは上を見上げれば桜、下を見ればチューリップなどの春の花と、目にも美しい場所でした。
なんと幸せ。

観劇が終わって駅へ向かう大量の人に紛れて、ちょっとうろうろしていました。

花のみち 名所・史跡

そして、泊まったのが大劇場の真横にある宝塚ホテル 。
本当に、宝塚を見た後余韻に浸りながら泊まるのにふさわしいホテルでした。

まぁ、私はそんな急に行くことにしてチケットが手に入る筈もなく（開演にも間に合わないし）、ホテルだけを堪能しましたよ。

内装も豪華シャンデリア。
宝塚の写真なども飾ってあって、観劇後であれば尚更感激もひとしおだろうなと（韻踏んだ）。

チェックインをする前にケーキショップでケーキをゲット。だいたいこう言うホテルのケーキは早めに買わないと売り切れますからね。
チェックインをして、こういう雰囲気のホテルにしては珍しく、アメニティをフロント横から持っていくスタイルでしたが、ケーキのお供にと紅茶を多めに貰っておきました（これは大正解でした）。

宝塚ホテル ロビーショップ グルメ・レストラン

ロビーは一階にありますが、二階にレストランと歌劇団の衣装や写真の展示がありました。
この階段は、一階から二階へ上がる階段です。

オスカル様が上から降りてきそう。

宝塚ホテル 宿・ホテル

宝塚ホテル は、可愛らしくロマンティックな、ヨーロピアンな雰囲気のホテルでした。
写真は、お部屋のベランダです。
全体的にお部屋が狭めだったので、少しでも広めのお部屋にしたかったのと、換気ができない窓が苦手だったので、確実に外の空気が入れられるベランダ付きにしてみました。

このベランダは写真の通り横がしっかりとした壁に覆われて居るため、プライベート感抜群で、だけど外の開放感もあり、なかなか素晴らしい環境に感じました。

眺めは普通の川でしたが（笑）
私的には、桜満開の花のみち側が良かったなぁと思いましたが、きっとあっち側にはベランダがないのでしょうね。

ベランダの居心地があまりに良かったため、買ってきたケーキを食べることにしました。
フロントでもらってきた紅茶も、お砂糖をいれずとも甘くてフルーティでとても美味しかったです。ガブガブ飲んでしまいました（笑）

この日は気温もちょうど良くて、暗くなるまでベランダに居ました。

宝塚ホテル 宿・ホテル

洗面台が二つあり、本当に宝塚歌劇の観劇にきた母娘が泊まるとか、女性同士で観劇にきて泊まるとか、そう言う感じを想定して居るのだなぁと。
ドライヤーもReFaのしっとりするものが置かれていて、髪もしっとり。女性に嬉しすぎる設備に大満足。

ひとつだけ不満があるとしたら、スリッパが使い回しのものだったこと。
消毒してあるとはいえ、知らない人の足がくっついたスリッパは履きたくないし、素足にベタベタくっつく肌触りも苦手なのです。
と言うわけで、事前にぺたぺたのスリッパだとリサーチしていたため、自分でスリッパを持参しました。

先ほどのベランダで、買ってきたサンドイッチを食べて美味しい紅茶を飲んだ後は、ベッドに寝転びながら大画面でエリザベートを観劇。
こちらのホテルは、宝塚歌劇団のビデオプログラムがあって、たくさん映像が見られたのです。これはありがたい。

エリザベートは見たことがなかったので、通して見られてとても嬉しかったです。

宝塚ホテル 宿・ホテル

ベッドはこんな感じです。
本当に、細かいところまで宝塚歌劇団の絢爛でロマンチックな雰囲気を演出してありました。
私もお城みたいな雰囲気が好きなので、大満足です。

関東でいえば、ディズニーランドホテル とかアンバサダーホテル の雰囲気が近い感じですかね。

ただ、広めのお部屋を予約しておいたのですが、それでも少し狭く感じましたので、お部屋の広さを大切にする方は、結構広めのお部屋を予約した方が良さそうです。

個人的にはとても好みでしたので、また泊まりに行けたらいいなという感じでした。