長野&松本／西国三十三所お礼参りをかねての旅（後編）長野～松本

2024/03/28 - 2024/03/30

仲良しのRちゃんと西国三十三所が満願できたので御礼参りをしようということになり旅の計画をたてました。善光寺さん中心に旅を考え、そこから足を延ばすことに。松本空港から松本～別所温泉～上田～長野～松本へ。②は長野・善光寺参拝から松本での記録です。

エリア 長野市(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【2日目】宿泊先はJALシティ長野。平日だったので朝食付きで納得の価格でした。

朝食は16階。長野の街が見下ろせます。残念ながら善光寺さんはビルの向こうで見えないそうです。種類も豊富です。昨晩からの雨がやみそうにありません。小布施行きをやめたので、スタートはゆっくり。

ついつい食べてしまうんです。ダメですね～。長野の味噌は美味しいのでお味噌汁はマストです。

お部屋です。広くもなく狭くもなく、新しくはないですが、きれいにお掃除されています。

AM10：00にチェックアウトし、ホテル向かいのバス停から善光寺さんへむかいます。便利でした。「善光寺大門」で下車します。左が『八幡屋磯五郎』の七味屋さん。今は七味だけではなくレストランも併設。チョコレートは美味しかった。右が『藤田旅館』

善光寺さんに足を進めます。仁王門が見えてきました。

仁王像　迫力があります。

参道　雨はまだ強く降っています。残念ですが2泊3日がすべて天気になるのは難しいです。JALシティが大きな傘を貸出して下さるのでありがたい。

「牛に引かれて善光寺参り」と言われますが、この牛に引かれて善光寺参りに登場する主人公はお婆さん。お婆さんが牛に引かれて善光寺に連れてこられ救われるのですが、この牛は如来様の化身だったとされています。

山門

善光寺の額　　この額は享和元年（1801）輪王寺宮公澄法親王の筆で、通称「鳩字の額」と呼ばれている有名な額です。

お線香の香りがすごい。

参拝して、御朱印を頂き、胎内巡りをしていたら、雨がすっかり上がっていました。ブルースカイです。最近の天気予報は本当にすごい確率です。内々陣の奥にはお戒壇巡りへの階段があります。お戒壇巡りとは、床下の真っ暗な回廊を進み右側の壁に沿って歩くと、ちょうど真ん中あたりに『極楽の錠前』があり、触ると極楽に行けるらしいです。前に入っている方がいれば、間違いなくたどりつけますよ。

御朱印頂きました。掛け軸にも頂いて西国三十三所巡礼のお礼参り完了です。御朱印は本堂でも、御朱印所でもいただけます。

このプレートいいですね。どこで撮影したかが一目瞭然です。3種類ぐらいありましたよ。

善光寺さんの参拝チケット。時間があったので全部見学してきました。

遠くに仁王門が見えます。山門内部を拝観でき、山門の廊下まわりをぐるりと一周する事ができます。

今から約1,400年前に創建されたと伝えられる善光寺。山門から本堂をよく見ることができます。現在の本堂は江戸中期（1707年）の再建で、約24ｍ、奥行約54ｍの堂々たる木造建築。「撞木（しゅもく）造り」という善光寺独特の構造を持っています。～HPより～

史料館へ向かいます。早咲きの桜がチラホラ。駐車場はこちらの方にあるんですね。子供の頃は毎年来ていたのに本堂しか記憶になかったのは、こちらからお参りしていたのかもしれません。

日本忠霊殿・善光寺史料館　　善光寺さんの参拝と見学を終えると遅めのランチの時間。

三宝荒神像の説明

彫刻家・籔内 佐斗司氏のお地蔵様。なんとなく見慣れたお顔。せんとくんみたいです。

八幡屋磯五郎さんへ。カスタムブレンドのコーナー。こちらの七味は辛さもあるけれど香りがいいんですよ。お店がきれいになって、以前の面影が全くありませんでした。だって30年も経っているんですから・・。

参拝が終わってランチはどこにしようかと考えて、藤谷旅館さんへ。平日だったので２０分ほどの待ち時間で入れるとの事。お隣の八幡屋磯五郎さんでお土産を買っていたら丁度よい時間になりました。入れてラッキー！

玄関の絵画。藤の花が描かれています。

レトロな暖炉

レストランフロアからのお庭　　こちらの従業員の方は教育がしっかりされていて何を聞いても的確に返答されます。素晴らしい。お庭には藤の木が一本も無く藤は全て絵画の中にあるのだそうです。オシャレ。

ナプキンにも藤の花が。きれいですね。紙ナプキンにも藤の紋が入っているので一緒に。

ランチも大変美味しく頂きました。いつも並んでいるとの皆さんのコメントがよくわかりました。

最後のデザートは別の場所で。中庭が見える場所に移動。

結婚式の前撮りもされていました。

久しぶりにゆっくり、まったりしたステキなランチの時間を過ごせました。満足しました。JAシティホテルに戻り荷物をピックアップ。

ホテル近くのアルピコ交通のバス停から松本行のバスに乗ります。こちらのバス、今日で最後だそうです。乗る方が少なかったのかな。JRより少し時間はかかりますが乗ることができてラッキーでした。

川中島古戦場史跡公園　バスの中からパシャ。　長野駅から案外近い。もう少し時間があれば、ちょっと見学できたのだけど・・。

千曲川　景色の良いところです。ちょっとしたバスのアクシデントに遭遇したので、松本到着が1時間ほど遅くなりました。

本日のお宿は『まるも』旅館。子供の頃から一度泊まってみたかったんです。1975年4月から放送されたNHK朝の連続テレビ小説の舞台にもなったところです。ヒロインは大竹しのぶさんでした。

トイレ・お風呂の水回りは共同。そこがホテルに慣れていると不便です。お風呂はヒノキの香りがとても良かった。海外の方がよく宿泊されているとのことでしたが、今日は日本人の方ばかりでした。だったと思います。

夕食は『しずか』さんへ。居酒屋さんです。こちらも子供の頃、叔父・叔母に連れてもらっていたお店です。1か月前に予約を入れておりました。やっぱり予約していてよかった。

松本民芸家具で統一されていて、素敵なお店です。

大好きな馬刺しや山賊焼きを注文。お腹いっぱいになりました。

食事後は足を延ばして松本城のライトアップを見に行きました。

縄手（なわて）通りの入り口にあるカエル。「その昔、女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」がいっぱいいました。カエルの復活と街おこしをかけて、なわて通りは「カエルの街」になりました」という事です。

朝のカエル　

【3日目】まるもの朝食。お魚、お味噌汁が美味しかった。しっかり食べて今日も元気に観光します。

朝食のあとは珈琲を飲みたかったのですが、いちいち喫茶店の方に行かないといけないのが不便、内でつながって欲しい。それに宿泊費に珈琲代は含まれていません。なんかな～と思ってしまいました。テイクアウトもあるのでお部屋で飲めばよかったかも。

AM10：00にチェックアウトをして、縄手通りを抜けて松本城へ。

四柱神社の前には『若返りの水』があります。

まずはお城近くの観光案内所へ。次に行く市立美術館への場所やバスの時刻を教えて頂きました。トイレもありますよ。

この看板いいですよね。夜桜会の日程が開花宣言の3日目からだそうです。日程が入ってないので毎年使用できますよね。

国宝松本城

AM10：00にチェックアウトして、ゆっくりしていたら見学に長蛇の列。天守閣見学に30分かかるようです。外国人の方も多い。今日が土曜日というのを忘れていました。

国宝松本城

雪を被った山をバックに黒い松本城が映えます。

空の青さと松本城の黒、そして山の白。

城の内部

お城から開智小学校を望むことが出来ます。現在開智小学校は耐震工事のため令和6年の秋まで閉鎖中ということなので、今回はパスします。

松本城内の展示。見学を終えて次に松本市立美術館へ向かいます。松本市立博物館横のバス停からバスに乗り『伊織霊水』というバス停で降りて美術館へ。

ちょっと戻って『伊織霊水』へ。お水を頂いて美術館に向かいます。少し歩きます。

松本市美術館　表にも作品が・・。

入り口前に『草間彌生』さんの大きな作品。

常設展

黄色のカボチャ。数年前、直島で見ることの出来なかったので感動です。

やっぱり見に行ってよかった。

中庭で少し休憩　ものすごく暑い日でした。

自動販売機も水玉です。

赤と黄色のかぼちゃのキーフォルダー

松本は水がおいしいですね。どこにでも水場があるんですよ。市内に点在する湧き水は「まつもと城下町湧水群」として環境省の『平成の名水百選』にも認定されているようです。

中町通りを抜けホテルまで行き、荷物をピックアップ。竹風堂で栗おこわをお土産に購入。いろいろ買い物をしながら松本駅に向かいました。それもまた楽しい。

バス：タウンスニーカー　　

最後に遅い昼食です。駅の蕎麦屋さんで舞茸のざる蕎麦を頂きます。美味しかった。でも舞茸の量が多い！一人は蕎麦だけにして、舞茸はシェアしてもよかったかも。

松本空港へ早めに行ったのですが、カードラウンジもないようで残念。時間をつぶすのがちょっと大変でした。2泊3日の松本・長野旅行、善光寺へのお礼参りも済ますことができ目的達成です。
皆様ご訪問ありがとうございました。