2024/04/02 - 2024/04/05
3617位(同エリア6727件中)
ソネッチさん
大学生時代からの旅友Mちゃんからの
「慶州の桜を見に行きませんか?」
の連絡から始まった、3泊4日釜山・慶州のおばちゃん二人の花見旅。
初日・・・釜山・温泉川の桜並木(旅行記①)
二日目・・・雨天のため新世界スパランド(旅行記②)
三日目はいよいよ今回の旅のメインイベント、慶州の桜見です。
事前にMちゃんがたててくれた計画は釜山からktx(高速鉄道)を使って慶州に移動。
その後、慶州の有名な桜ポイント
①仏国寺 ②普門湖桜並木 ③大陵苑
をバスで移動しながら観光。
さらに、夕食後はタクシーで、3箇所のライトアップポイントをまわり、ktxで釜山に戻るというものでした。
ラッキーなことに一番良い時期の慶州訪問になり、満開の桜と会うことができました。スマホで写真を撮りまくり、最後は充電切れになったほど。(笑)
大満足の一日だったので無駄に長い旅行記になりそうです。自己満足の記録用です。ご容赦!
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今日の朝食は、釜山駅の「パリバゲット」。
釜山駅には何軒かイートインスペースのあるパン屋が入っています。Mちゃんはこのパン屋がお気に入り。7時の開店と同時に入店しました。
宿泊している東横イン釜山の無料朝食は昨日偵察済みだし、この後、ktxで慶州まで移動なのでここでゆっくり時間調整します。 -
サンドイッチ類から一つ選び、
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おっ、「エッグタルト」だ。これも選ぶ。
昨日、ロッテデパートの噴水前売店で多種類販売されていて、食べてみたかったのよね。 -
カフェオレを頼んで、イートインスペースで朝食。
マフィンサンドも、エッグタルトも好みの味でした。 -
旅行初日に釜山駅窓口で30分以上並んでMちゃんがゲットしてくれた「慶州」までのktxチケット。
8時2分釜山発、8時38分慶州着。釜山から慶州まで30分ちょっとで運賃は11000ウォン。バスも地下鉄もktxも韓国の運賃は安いです。
レシート兼用のチケットでちょっとびっくりですが、それもそのはず、釜山駅に改札口はありません。 -
釜山駅中央。広々です。
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ktxの便はたくさん。この時間帯だと10分に1本はソウル行きの便がありますね。
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よい時間になりました。
ホームへ向かいます。ホームへの連絡通路も広々~。
「何か、無駄に広いよね」(Mちゃん談) -
無事、ktxに乗車しました。17両編成です。長い。
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2×2席のktx車両。車両の中央を境にして、進行方向席とその逆席に分かれています。全席指定。
早めの予約だったので、進行方向の座席でした。トンネルばかり通るので、車窓風景は楽しめません。(笑) -
8時38分新慶州駅到着。ktx専門のまだ新しい駅です。
エイペック2025のフラッグがたくさん建っていました。来年、慶州でエイペックがあるよう。 -
この駅は慶州の中心部からかなり離れています。
古都慶州の中心部は、景観維持のため3階以上の建物は禁止だそうですが、駅周辺は高層ビルの建築ラッシュですね。 -
8時55分発、70番のバスで「仏国寺」に向かいます。
韓国のバス停留所の電光掲示板には、次に「停車するバスの番号」や「到着予定時刻」が表示されます。
日本のバス停のような時刻表はありません。これが不便でした。時刻表を確かめるにはアプリを使用するしかありません。 -
ほぼ定刻通りバスがきました。ここまで順調、順調。
私は韓国で初バス乗車だったので、ドキドキでバスの写真なし。無事乗車できたので内部の写真をパチリ。ガラガラでした。 -
70番のバスは、この後私たちが訪問予定の慶州中心部の大陵苑・月城地区を抜け、普門湖リゾート地区の先にある仏国寺に向かいます。私たちの最初の訪問地は、「仏国寺」です。
バスはずっと、桜並木を走ります。 -
慶州は、桜並木がともかくすごかった!
後で利用したタクシーの運転手さんが
「慶州の街路樹は80%が桜だと思います」
と言われましたが、本当にそんな感じ。
走っても、走っても、走っても、車窓は桜並木です。 -
一昨日は、釜山の温泉川の桜並木の下をひたすら歩きましたが、慶州では一日中、ひたすら桜並木のドライブでした。
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バス内からスマホで桜並木をパチパチしましたが、上手く撮れず残念。
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慶州は桜マラソンで有名ですが、とぎれることのない桜並木の下をずっと走れるはずだと納得です。
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帰国してネットで調べると、約2万5千本、長さにして約60kmの桜が慶州に咲き乱れるそう。
近年は、慶州の街中だけでなく国道や汽車の線路沿いなどにも桜の木を植樹し、慶州に続く全ての道を桜並木にする運動が進められているんだとか。何か、もう、執念を感じます。 -
9時50分に「仏国寺」バス停に到着。満開の桜を見ながら約1時間の気持ちよいバスドライブでした。この時点で、もう既に「桜の都・慶州」を実感できました。
坂道を上ったところに仏国寺があります。 -
仏国寺に続く坂道の横は、公園のようなスペースになっています。標識のある坂道は通らず、こちらに寄り道~。
満開の桜が咲き誇っていました。 -
桜は散り始めという感じかな。
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でも、地面に落ちてる桜はまだ少なかったので、満開状態。見事でした。
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散策路が設けられています。
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花好きのおばちゃん二人はもちろんこちらの道を使って仏国寺を目指します。
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正門横に大駐車場があるので、このスペースまで桜を見に来る観光客は少なかった。
なので、今回の慶州旅では、ここが一番静かに桜を楽しめました。 -
桜密度が高くて、見応えがあるよいところでした。
この場所が仏国寺一番の花見ポイント。 -
10時15分、仏国寺の正門にあたる東門に到着。
内外からのたくさんの観光客が訪問していて大賑わい。仏国寺はユネスコ世界文化遺産にも指定されています。 -
入り口の一柱門。
仏国寺は、751年新羅時代に建立され、境内には7つの国宝が現存。韓国の名勝・史跡第1号にも指定された慶州一の観光名所です。 -
残念ながら文禄・慶長の役ですべての木造建物は焼失。その後継続的に再建が進み、1765年には大雄殿が再建。しかし、結局没落して廃寺となり、長くそのまま放置されました。
韓国は、儒教を国教とする李氏朝鮮の時代に仏教が徹底的に弾圧され、全国に1万以上あった寺は、最終的に36寺院を残して廃寺になりました。古都慶州も、残っている寺は多くありません。 -
天王門
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中には四天王がいました。
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睨みを効かすというよりも、どことなくユーモラス。
朝鮮後期の様式だそう。 -
二つの門をすぎると正面に石でできた上下の階段が目に入ります。階段の上には紫霞門。3つ目の門ですね。大雄殿の境内に続きます。この場所が仏国寺一の見所。
この二つの階段は国宝に指定されていて、上・青雲橋(チョンウンキョ) 下・白雲橋(ペグンキョ)です。階段なのに橋と呼ばれているのは、紫霞門を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るという意味を表したものだそうです。
仏国寺は、1970年代に復元された建物がほとんどですが、この橋は創建当時から残る貴重なもので、現在は通行禁止。右手の迂回路を進んで奥へ向かいます。 -
大雄殿。仏国寺の本殿です。
大雄殿の中には本尊の釈迦牟尼像が置かれ、その両脇に文殊菩薩、普賢菩薩の像が並んでいました。
正面の小さな石塔は創建時のものだそうです。 -
大雄殿の右に建つのが多宝塔。
新羅時代の石塔で国宝。大きいです。 -
左に建つのが釈迦塔。
同じく新羅時代の石塔で国宝です。 -
境内には、たくさんの色鮮やかな提灯が飾られていました。日本の絵馬のようなものかな。
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大雄殿の奥にある毘盧殿。
中には国宝に指定されている新羅時代の金銅毘盧遮那仏像が祀られています。
この建物は1973年、高麗時代の建物様式で再建されたものです。 -
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こんな意匠が好み。
ついついパチパチしてしまいます。 -
唐草模様の紋様が可愛いです。
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毘盧殿の脇に殿閣に囲まれた舎利塔がありました。
高麗時代初期に建てられたもので、現存する数少ない遺物の一つ。 -
境内の最奥は、観音殿です。境内で一番高いところにあります。
急な階段を上ります。 -
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その名の通り、観音様が祀られていました。
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仏国寺境内に桜の木は見ませんでしたが、コブシの花がたくさん咲いていました。
残念ながらもう、終盤でしたが。 -
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帰りは、裏門の西門を通って、寺の外に出ました。
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裏門も、桜いっぱいの公園スペースにつながっています。
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仏国寺バス停前の桜並木まで戻りました。ここも見事な桜並木です。
次の訪問地「普門湖桜並木」にはバスで行く予定でしたが、アプリで時刻表を調べると、次のバスまでかなり時間がありました。
Mちゃんと話し合ってタクシーで向かうことにしました。バス停のすぐ横がタクシー乗り場でタクシーが数台停車していたのです。
慶州一の観光名所「仏国寺」の次は、慶州一の桜の名所、「普門湖桜並木」へGOです。(旅行記④に続く)
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