2023/05/30 - 2023/06/04
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Skunkyさん
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親友との3泊4日の九州旅行から四国への一人旅、そして、叔父を誘っての秘湯旅から戻り、1日置いた5月30日、今度は友人とバリ島へ4泊5日の旅行に出発です。
バリ島という選択は、デッキチェアのあるビーチでごろごろするのが大好きな友人の希望と、南半球に行ってみたい!と言う私の希望を擦り合わせて決まった旅行先。この友人とは、4トラベルの旅行記で言えば、マデイラ島と沖縄恩納村を一緒に旅した仲です。
お馴染み、検索が得意な彼女がお得なホテルを見つけてくれました。飛行機はLCCではなく、ちょっと贅沢してシンガポール航空のフライトを自分たちで予約し、ホテルはスミニャックエリアにあるビーチからすぐの四つ星ホテルに決定。今回のバリ島旅行の一番の目的は「ビーチでごろごろ」ですが、私は1日だけ自由行動の日をもらって、世界遺産に登録されたバリ島のライステラスを訪れるツアーに参加しました。
人生で初めての南半球! 残念ながら南十字星も、コリオリの力が逆作用した反時計回りの水流も見ることができませんでした・・・。期待しすぎw
※写真はジャティルイのライステラス
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
叔父を誘っての秘湯旅から戻り、1日置いた5月30日、今度は友人とインドネシア・バリ島へ4泊5日の旅行に出発です。
飛行機は10:55関空発のシンガポール航空SQ619便、シンガポール・チャンギ空港で約2時間のトランジット、バリ島デンパサール空港には20:50着のフライトです。当時、関空が異常に混雑しているという情報を聞き(特にセキュリティチェック)、国際便のチェックインカウンターが開く3時間前には空港に行っておこうということで、朝早く関空に向かいました。
JR特急「はるか」は、関西国際空港に乗り入れるJR線として1994年9月に運行を開始、当時の停車駅は、関西国際空港・天王寺・新大阪・京都でした。そして、2023年3月、JR西日本が進めてきた旧梅田貨物駅「うめきた」エリア開発の一環で、地下に新設された「うめきた新駅(呼称)」に、京都駅と和歌山新宮駅を結ぶ「特急くろしお」と共に「特急はるか」も乗り入れることになりました。
「うめきた新駅」というのは呼称に過ぎず、実際はJR大阪駅の地下ホームという位置付け。同じ大阪駅とは言え、地下ホームまではかなりの距離があり、移動には10分ほどかかるので乗り換えの方は要注意です。
※遠い・・・大阪駅 駅
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地下ホーム改札に設置された「顔認証改札機」。
カメラとAI技術を用いた顔認証に加え、扉がなくすれ違いの入出場も可能なウォークスルー型改札機とのこと。調べたところ、現在まだ実証実験中のようで、ICOCA(関西版SUICA)定期券利用者であれば、実験モニターとして登録できるようです。(登録はスマートフォン専用サイトから)
恐らく2025年開催予定の大阪万博に向け、関西国際空港へのアクセスが可能となった大阪駅に導入されたのでしょうが、その前に大阪万博自体、開催できるのでしょうか? -
この日はJRパスが使用できる最終日。
JR大阪駅06:22発、特急はるか1号に乗って待っていると、事故のため遅延、いつ出発できるかわからないとの放送が入り、乗客は南海電鉄の特急ラピートを利用するよう案内がありました。
※またあの距離を歩くの~?特急 はるか 乗り物
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急いで大阪メトロ御堂筋線に乗って なんば駅まで行き、そこから南海電鉄 特急ラピートで関空へ。
南海電鉄の「特急ラピート」は全席指定、朝4本のみのα(アルファ:停車駅は、なんば、新今宮、天下茶屋、泉佐野、りんくうタウン、関西空港)と、αより停車駅が2駅多いβ(ベータ)で運行されています。車体デザインのコンセプトは「レトロフューチャー」、航空機をイメージした楕円形の窓がポイントです。
※鉄道ファンの間では「鉄人28号」とも呼ばれています特急 ラピート 乗り物
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関西国際空港では懸念していた混雑もなく、チェックインもセキュリティチェックもスムーズに通過。SQ619便も定刻通りに離陸しました。
サービスが最高と言われるシンガポール航空。初めて乗りましたが、個人的には日本のエアラインさんのサービスに勝るエアラインはない、というのが正直なところです(エコノミークラスのことしかわかりませんが・・・)
シンガポール・チャンギ空港には16:40着。2時間弱のトランジットで、バリ・デンパサール空港行きSQ946便に乗り換えです。チャンギ空港のターミナル間は、3~6分間隔で運行されている無料のスカイトレンで移動できます。
※「BACHA COFFEE」友人によるとモロッコ発の高級コーヒー専門店らしいです。私はコメダでいいかな~wBACHA COFFEE ターミナル1 カフェ
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バリ島デンパサール空港には20:50時間通りに到着。インドネシアは、30日以内の訪問には事前にe-VOA(Visa on Arrival:到着ビザ)を取得しておく必要があります。それに加え、入国時に税関の申告をオンラインでするのですが、ローカルSim購入前だったので空港の無料Wifiが上手くつながらず、かなり手間取ってしまいました。
※多少割高ですが空港内から使えるeSimがいいかも
無事インドネシア入国。アライバルゲートの外には大勢のタクシーの客引きが。最初600ルピア(実際は600,000ルピアですが現地では1000以下は除いて表現されます)と言ってきたタクシーを、友人が交渉して250ルピアまで値下げに成功。ホテルには30分ほどで到着しました。
ホテルは、友人が見つけてくれたスミニャックエリアの4つ星ホテル「ペランギ・バリ・ホテル&スパ」。最新のモダン&オサレ(お洒落)なホテルではなかったため、友人は少し残念がってましたが、私はこの方が東南アジア感があって良いかな~。
※ホテルのロビー。天井が高いコロニアル風スミニャックビーチの中心地、ホテル裏がすぐビーチのコロニアル風4つ星ホテル by Skunkyさんペランギ バリ ホテル ホテル
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おはようございます!
朝食はビュッフェスタイル、プールサイドのレストランが朝食会場です。メニューも、フルーツ、サラダ、パン、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコンなどに加え、ナシゴレンやミーゴレン、野菜炒めなどのアジア料理、リクエストでオムレツを焼いてくれるカウンターもあって、とても充実! またしても朝からついつい食べ過ぎてしまいました。
※ホテルの前(裏?)はすぐ海です -
バリ島は高い波が来ることから、サーファー達にも人気の場所です。ビーチリゾートの中心地であるスミニャックやクタの波は穏やかと言われますが、それでもまあまあ高い波がやってきます。
※初心者向けのサーフィンレッスンも行われていました -
イチオシ
バリ初日は、冷えたビールを飲みながら、一日中ビーチでごろごろして過ごしました。これぞ、ビーチホリデーの醍醐味です!
※インド洋に沈む夕日が美しい! -
夜ご飯は、ビーチ側のホテルの隣にある、レストランというより食堂で頂くことにしました。インドネシアの食堂は「ワルン」といいます。
出ていた手書きの看板を見て決めました。なんと言っても超安い!!(確か一皿50ルピアぐらい?) 海岸沿いのお洒落なレストランだとかなりお高くなります。
※私たちがいる間、来たお客さんは現地の人だけでした。 -
イチオシ
お店のお兄さんが早速炭火を起こして、注文したサテ(串焼き)を焼いていってくれます。
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私はシーフードとチキンのサテを選択、とっても美味しかったです!
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6月1日、今日はお互いに自由行動の日とし、私はジャティルイのライステラス(棚田)が含まれた1日ツアーに参加しました。ツアー名は「Bali: UNESCO World Heritage Sites Small Group Tour」、言語は英語、10時間のツアーで、GetYourGuideのサイトから事前に申し込みました。
当日は、運転手を兼ねたガイドさんがホテルを周って参加者を順番にピックアップする方式、私は最後で8:30に車に乗り込みました。参加者は、ドイツ人の女性、ハンガリー人のカップル、そして私の4人でした。
最初の訪問場所は「タマン アユン寺院」
※写真はタマン アユン寺院のある町の門 -
タマン アユン寺院(Pura Taman Ayun)
聖なる寺院に入るには、肌を隠す必要があり、短パンや短いスカートの人には無料で「サロン(腰に巻く布)」を貸し出しています。
バリ島の寺院の入口に必ずある左右対称の「割れ門(チャンディ・ブンタル)」は、善と悪、陰と陽、男と女、生と死といった「表裏一体」を表しているそうです。また、山への信仰を起源とするバリ・ヒンドゥー教では、寺院そのものが山を表しており、割れ門は山を二つに割った形に作られていて、邪気のあるものは通れないそうです。
※割れ門タマン アユン寺院 寺院・教会
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更に奥に進むと、割れ門になっていない木の扉がついた門があります。これは境内への正面入り口の山門で「チャンディ・クルン」と呼ばれる魔除けの門です。
この門の奥にあるのは神聖な場所。その門戸は閉ざされており、観光客やヒンズー教徒以外の人が中に入ることは許されず、周囲を囲む遊歩道から見学します。
イスラム教徒が国民の約9割を占めるインドネシアにあって、バリ島ではヒンドゥー教徒が9割を占めています。バリ島のヒンドゥー教は、バリ土着の信仰とインド仏教やヒンドゥー教が習合した信仰体系だそうで、インドのヒンドゥー教と区別するため「バリ・ヒンドゥー教」と称されます。
※ヒンドゥー教の3大神は、ブラフマ、ビシュヌ、シヴァ -
扉の奥の神聖な場所は「ジョルワン」と呼ばれ、神様を祀る場所です。そこには霊峰アグン山を模した「メルー」という多層塔が並んでいます。
メルーは日本の五重の塔を小さくしたような形で、タマン アユン寺院には、屋根が11層が4つ、9層が2つ、7層・5層・3層、2層がそれぞれ1つ、全部で10個の多層塔があります。メルーは一般的に奇数の屋根を持っていますが、タマン アユン寺院には珍しい2層のメルーがあります。 -
タマン アユン寺院は、1634年に建設されたバリ島で2番目に大きな寺院で、バリ語で「美しい庭園」という意味だそうです。
また、タマン アユン寺院は水の神殿でもあり、水や豊穣、繁栄に感謝を捧げる寺院であると共に、灌漑と、延いてはその地域の棚田に流す水を管理する施設でもあります。
このような位置付けと、その美しい景観から、タマン アユン寺院は、2012年6月に登録されたUNESCO世界文化遺産「バリ州の文化的景観」の構成要素に含まれています。 -
寺院の周りは水を潤沢に湛えた堀で囲まれています。
※あら、かわいいx -
お祭りで使用される聖獣「バロン」と魔女「ランダ」の衣装。
バリ伝統舞踏の一つで、観光客向けにも上演されるバロンダンスは、聖獣バロンと魔女ランダの物語です。物語は戦いに決着がつかないまま終わりますが、これは、「全ての物事は、善と悪、陰と陽、男と女、生と死といった「表裏一体」で構成されており、これらがバランスを保ち、共存することで世界が成り立つ」というバリ・ヒンドゥー教の教義哲学である「二元論」を示しています。
善の象徴であるバロンは獅子に似た姿で表され、対となる悪の象徴「ランダ」は、舌を出し浮き上がったあばら骨に萎びて垂れた乳房を持つ老婆の姿で表されます。ランダは本来「寡婦」を意味する言葉。ヒンドゥー教の「サティー」という慣習では、夫に先立たれた妻は、夫に従って死ぬのが理想とされますが、現世への未練が強く、墓場にさまよう寡婦の霊が子供を食べると信じられたのがランダの姿になったのです。
※ランダは悪者ですが、今流行りの「悪者にはそうなった理由がある」の悲しい物語があれば、ランダ人気が高まるかも。(鬼滅の鬼やヒロアカのヴィランのように・・・) -
タマン アユン寺院でくつろぐ聖獣たちw
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ウルン ダヌ ブラタン寺院(Pura Dalem Purwa Ulun Danu Beratan)
次に訪れたのはウルン ダヌ ブラタン寺院。1633年に建設されたウルン ダヌ ブラタン寺院は、キンタマーニ(名前!)と並ぶ高原避暑地として知られる、バリ中部の標高1500mの高原地帯にあるブラタン湖の湖畔にあります。
寺院内には沢山の花が咲いていて華やかな雰囲気。また、湖では、ボートツアーや2人乗りの足漕ぎアヒルボートなどのレジャーを楽しむこともできます。
※湖の中に浮かぶように建てられた11層のメルー(多層塔)ウルン ダヌ ブラタン寺院 寺院・教会
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ウルン ダヌ ブラタン寺院に祀られているのは湖と農業の女神「デウィダヌ」。バリで農業をしている人々は、長く雨が降らないとここにきて雨乞いをするそうです。
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バリの彫像はどれも恐ろしい怪物ばかり。魔除けの意味があるのかな?
※西欧でいうガーゴイルみたいなものでしょうか -
「トヨタ・インドネシア」のお揃いのシャツと帽子を被ったツアーのお客さんに遭遇。日本ではもう見なくなった会社の慰安旅行でしょうか?
※子供達も一緒だったので家族で参加するスタイルかも。いいね~x -
ジャティルイのライステラス(Jatiluwih Rice Terrace)
今日のツアーで一番楽しみにしていた訪問場所です。
バリ島の棚田を見たかったので、いろいろ調べていると、世界文化遺産「トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」の棚田として、「ジャティルイ」と「テガララン」の2つが登録されていることがわかりました。ただ、テガラランの方は、バリ島中部の観光地「ウブド」から近く、交通の便が良いためか、空中高くまで漕ぎだすブランコや、ハート型や鳥の巣型に造られた写真スポットなど、インスタ映えを狙ったアトラクションが沢山。これは、捻くれ者のおばさんには眩しすぎる・・・。
稲作を基盤とするバリ島の生活に根付いた棚田を見るならジャティルイだな、ということで、ジャティルイの棚田が含まれたツアーを選びました。
※地名のモニュメントはありましたwジャティルウィ ライス テラス 自然・景勝地
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イチオシ
バリ州の文化的景観「トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」は、2012年6月にUNESCO世界文化遺産に登録されました。
「トリ・ヒタ・カラナ」とは、「神と人、人と人、人と自然は調和する」というバリ・ヒンドゥー教の教義哲学で、「スバック」とは、水を公平に配分する水利システムを管理する組織のこと。バリにはスバック毎に寺院があり、水の神や農業の神を祀る宗教儀式に密接に結びついています。
このような美しい棚田の景観は、バリ・ヒンドゥー教の教義哲学(宇宙観)に基づいた水利システムによって維持されてきたバリ島の文化的景観と言えるのです。
※この景色が見たくてツアーに参加しました! -
世界遺産は、棚田・灌漑施設・スバック・スバックに属する寺院から成り、①ウルン・ダヌ・バトゥール寺院、②バトゥール湖、③ペクリサン川流域のスバック景観、④バトゥカル山のスバック景観、⑤タマン・アユン寺院の5つの要素で構成されています。
見渡す限りの渓谷に作られたジャティルイの棚田は、「バトゥカル山のスバック景観」に当たり、平地がほとんど無く、水の確保が難しい土地にありながら、豊かな水田が広がっているのは、1000年以上も前から続くスバック・システムによるものなのです。
※棚田は日本でも見ることはできますが、水田と椰子の木が混在する景観はバリ島ならでは -
スバックは9世紀から続くバリの水利組織で、公平な水の配分を行う農民たちの組織です。
棚田に降りていくと、上の棚田から下の棚田へと水が流れていく様子を間近に見ることができます。 -
ジャティルイの棚田では機械は使用されておらず、現在でも農作業の動力として牛が重要な役目を果たす伝統的な稲作を行なっているそうです。
バリ島は熱帯雨林気候で、雨期と乾期があり、年間平均気温は約28℃。このような温暖な気候と豊富な水量のおかげで、バリ島では2~3期作が行われています。 -
ジャティルイにいる間、ずっと雨が降っていました。青空の下に広がる棚田も壮観でしょうが、重く垂れた雨雲の下の青々とした棚田に、原風景を見たような感覚を覚えました。
※いつか、青空を映す水が張られた棚田を見に、またバリ島を訪れたいですね。 -
タナロット寺院(Pura Luhur Tanah Lot)
次の訪問場所は海岸沿いにあるタナロット寺院です。
タナロット寺院はバリ6大寺院のひとつで、バリ島中西部の海岸にあります。16世紀にジャワの高僧がこの地を訪れ、「この美しい景観こそ神々にふさわしい」として、海の守護神を祀る寺院を建てるよう勧めたのが初まりだそうです。タナロット寺院 寺院・教会
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割れ門からは大勢の観光客が!
タナロット寺院は美しい夕焼けの名所として知られており、夕暮れ間近の時間帯は特に混むようです。更にこの日は干潮と重なり、岩の寺院のすぐ下まで歩いて行けたことも追加要因になったはず。
※すごい人! -
タナロット寺院は海に迫り出した岩礁の上に建てられていて、陸続きとなる干潮時には歩いて渡ることができます。ヒンドゥー教徒以外は寺院内には入れませんが、観光客も干潮時にはすぐ下の岩場までは行くことができます。
※意外と波が荒いので注意! -
日没の時間が近づくと、観光客たちは遊歩道の先にある岩の岬の上で日没を待ちます。
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イチオシ
日が沈むと、どこかの洞窟から何万匹というコウモリが一斉に夜空に向けて飛び立ちました!
かなり暗くなって私たちがここを離れるまでずっと、飛び立って行くコウモリの群れが途絶えることはありませんでした。一体全部で何匹いたのか・・・。
※自然の脅威を目の当たりにして感動です! -
タナロット寺院の夕暮れで、この日の観光ツアーは終了。ジャティルイの棚田を見れたのと、最後のコウモリの群れを見れたことで、大満足な1日でした。ガイドさんもとても親切で知識豊富。英語も堪能で、バリの庶民の生活なども知れて本当に充実したツアーでした。
ひとつ問題があるとすれば、バリの交通事情です。特に帰りの渋滞は酷く、Google Mapで見ると車で1時間ちょっとの距離に3時間以上かかり、ホテルに戻ってきたのは夜の10時前。私が最初のドロップオフだったので、あとの3人は何時にホテルに辿り着いたのやら・・・。
バリではスクーターが道路を縦横無尽に走っていますが、車だと何時間かかるかわからない道を、バリの人たちがスクーターで移動するのも納得です。
友人は9時ごろまでは夕食を待っていてくれたのですが、さすがに10時は遅すぎるので先に食べてもらい、私はその後ビーチの海の家で冷えたビールとチキン&ライスで遅い夕食を頂きました。かんぱーい! -
翌日は友人と1日ツアーに参加しました。私が行きたかったジャティルイの棚田は前日のツアーに含まれていたので、この日のツアーの内容は友人にお任せしました。
来てくれたのは大学生のカップル(本人たちは友人と言っていましたが・・・)で、バイトでガイドをしているとのこと。本来は1人で来るはずだったガイドの女の子が、友人に運転手を頼んだと言っていました。ツアーは私たち2人だけのプライベートツアーでした。
トゥグヌンガンの滝(Tegenungan Water Fall)
最初に訪れたのはトゥグヌンガンの滝。バリ島中部の観光地、ウブドの南にあるスカワティを流れるプタヌ川下流にある落差20mの滝で、以前は滝つぼまで下りる道がなく、遠くから眺めるだけの観光ポイントだったのが、近年滝つぼまで行ける道や駐車場などが整備されたことで観光スポットとなったそうです。
この滝には名前が2つあり、下流側から来るとトゥグヌンガン、上流側から来るとブランシンガという名前になるのだそう。滝つぼまでは160段の階段を降りていくのですが、勾配が急な上、段差が不均等なので足元注意です。 -
バトゥアン寺院(Pura Batuan)
次に訪れたのはバトゥアン寺院。バトゥアン寺院の建設は944年と、バリ島でも古い歴史を持つ寺院です。
バトゥアン寺院のあるバトゥアン村は、ウブドが芸術の村として知られる前に、芸能・芸術・文化が花開いた場所とのこと。特に絵画では、小さな画面を埋め尽くすように森羅万象を描き込んでいくバトゥアンスタイルと呼ばれる手法が、この村から生まれたそうです。バトゥアン寺院 寺院・教会
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割れ門の奥には境内に続く魔除けの門「チャンディ・クルン」があります。
バリ島の村は「デサ」と呼ばれ、中でもバリ・ヒンドゥー教の信仰体系に根ざした伝統と習慣を持つ村は「デサ・アダット(習慣村)」と称されます。デサ・アダットには3つの寺院があり、その3つの寺院をまとめて「カヤンガン・ティガ」と呼びます。
カヤンガン・ティガは、①先祖を祀るプラ・プセ、②村の集会所を兼ねるプラ・デサ、③まだ浄化されていない死霊を祀る墓地を備えたプラ・ダルムの3種の寺院の総称です。
※バトゥアン寺院はプラ・プセの寺院です -
さすが芸術の村だけあって、いたるところに立派な彫刻が施されています。
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相変わらず恐ろしい彫刻がたくさん。緻密な仕上がりになっています。
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聖獣バロンの衣装
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信者の方たちが、神様にお供えする供物を作っていました。
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さて、お昼です。
ガイドさんがレストランに連れて行ってくれました。名前は忘れましたが、綺麗な庭のある広い敷地内にあり、私たちは屋根のあるテラス席へと通されました。大きなメインのレストランも満席で、観光客だけではなく、地元インドネシアの方もいっぱい、とても人気のあるレストランのようでした。 -
ワンプレートに色々なおかずを添えたこの料理は、ご飯を意味する「ナシ」に、混ぜ合わせを意味する「チャンプル」で「ナシ・チャンプル」。地元の食堂(ワルン)でも人気のメニューだそうです。
※美味しく完食しました。ごちそうさまでした! -
この日のツアーにはテガラランの棚田が含まれていました。
テガラランの棚田は、事前調査通りインスタ映えのアトラクションが沢山ある「棚田テーマパーク」といった雰囲気。インスタアップを狙いたい人にお勧めです。
※しっかり調べてジャティルイに行っておいて本当に良かった~テガララン ライステラス 自然・景勝地
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イチオシ
最後に私たちのリクエストで「コピルアック」が試飲できる場所に寄ってもらいました。
「コピ」はコーヒー、「ルアック」はジャコウネコのことで、コピルアックはジャコウネコが食べて未消化のまま排出されたコーヒー豆から作るコーヒーです。
ジャコウネコは肛門周辺に臭腺があり、分泌液は香水の補強剤や持続剤として利用されています。そのジャコウネコが食べたコーヒー豆は、ネコの消化酵素の働きや腸内細菌による発酵で独特の香味が加わると言われています。起源は、「ジャコウネコが美味しい実を先に食べてしまうので現地の人が未消化の実を集めたのがきっかけ」という説や、「インドネシアを植民地にしていたオランダ人が全部コーヒー豆を持っていったため現地の人は仕方なく未消化の実を使用した」という説がありますが、本当のところはどうなんでしょう?
敷地内にはジャコウネコがいて、これがすごく人懐っこく、友人の肩に巻き付いたり、トートバッグの中に入ったりw
※ネコというよりフェレット? -
車がコピルアックで有名な村に入ると、村の入り口には大きなジャコウネコの銅像が・・・。
施設の中にあるコーヒー豆の焙煎風景を見せる小屋には、民族衣装のような服を着たお婆さんが、薪火の上でコーヒー豆を焙煎していましたが、「朝、村に出勤してくるマサイ族の方たちと同じかな?」などと深読みしてしまいました
現在ではジャコウネコに強制的にコーヒーの実を食べさせている農場もあるらしく、欧米では動物虐待だと非難する動きが出ています。このことについて農場の人に聞いたのですが、もちろん虐待はないとの回答でしたが、実際、ここを訪れたことで、なんだか罪悪感を感じてしまいました。
※ジャコウネコ版フォアグラ? -
さて、バリ旅行最終日の6月3日(関空到着は4日早朝)。友人はもう数日バリに滞在し、私は仕事があるので先に日本に帰ります。
渋滞を考慮して、ホテルに早めにタクシーを呼んでもらいました。案の定とういうか、予想通りというか、空港へ向かう道は大渋滞。バリの自治体は何らかの対策を考える必要がありそうです。
タクシーの運転手さんはとてもいい人で、私を空港まで届けた後、ホテルのあるスミニャックにまた戻るのだとか。あの渋滞をまた戻るのかと思うと本当に気の毒で、チップを多めにお支払いしました。
※デンパサール空港までの途中にあったモニュメント -
無事チェックインを終え、制限エリアでホッと一息。これまでバリ物価で過ごしていたので、空港価格にびっくり。ワインもポテトもロンドン価格、現実に引き戻されました・・・。
人生初の南半球旅行はとても思い出深いものとなりました!
【おまけ・後日談】
旅行の後、6月5日から9日まで大阪の自宅から英国時間でリモートワークした後、6月10日夜の便で伊丹空港から羽田に向かい、羽田に一泊して翌日のJL043便で英国帰国・・・の予定で、伊丹空港でチェックインしようとすると、「本日羽田空港で飛行機同士の主翼が部分接触する事故があり、お客様の国内乗り継ぎ便はキャンセルになっています」とのこと。今回のフライトは、英国航空(BA)のマイレージを使って購入したものなので、BAに直接連絡しないと羽田からのコードシェア便も自動キャンセルになってしまいます。(乗り継ぎ便を購入した場合、いずれかの便を使用しないと残りの便は自動キャンセルになります)
この間、伊丹空港のチェックインカウンター担当者の皆さんはとても協力的で、東京への最終新幹線の時間を調べてくれたり、シャトルバスのバス停を教えてくれたりと、本当に素晴らしいサービスでサポートして下さいました。やはり日本のエアラインのサービスの右に出るものはないですね! ありがとうございました。
さあ、ここからです。伊丹空港からリムジンバスで新大阪駅に向かい、そこで大きなスーツケースを持ちこむための新幹線の一番後ろの列の座席を予約、のぞみ号に乗り込んで品川へと向かう間、ずっとチャットでBAに連絡。ラッキーだったのは、日本と英国は8時間の時差があるため英国がまだ昼間だったこと。BA担当者に、「伊丹・羽田の乗継便に乗れなかったのは私の責任ではなく、フライトがキャンセルになったため」と理解してもらい、翌日の羽田・ヒースローのフライトをコンファームしてもらえました。ホッ!
これまで11:30羽田発だったJL043便は、ウクライナ紛争でロシア上空を飛行できなくなったため、羽田発が2時間ほど繰り上がった9:20に変更。この便に乗るためには、前乗りする必要があるため、天空橋駅近くにある「京急EXイン羽田」を予約していました。この日ホテルに到着したのは23時近くでしたが、ホテルの大浴場でゆっくり疲れ落とし、翌朝はホテルの空港シャトルバスで羽田空港へ。無事、ロンドンに帰って来ることができました。やれやれ・・・
さて、次の旅行は既に予約済み、「遙かなるヴィンランドを目指して」に続きます!デンパサール国際空港 (DPS) 空港
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