2024/03/30 - 2024/03/30
28位(同エリア135件中)
rupannさん
- rupannさんTOP
- 旅行記302冊
- クチコミ634件
- Q&A回答4件
- 509,417アクセス
- フォロワー59人
相方が「暇やぁ~」と叫ぶ!
「五条の古い町並み歩く?」ってことで、出かけました。
幻の五新鉄道
明治末期、五條市から十津川をつたい新宮市までを結ぶ「五新鉄道」の建設熱が高まりました。
昭和14年(1939)から着工され、吉野川横断の橋脚、生子トンネルの貫通まで至りましたが、太平洋戦争が始まり資材不足等の理由で、工事は中断されました。
戦後、工事が再開され、昭和34年(1959)に五條-城戸間の路盤工事が完成し、軌道敷設等の工事を残すのみとなりましたが、経済社会情勢等の変化によって、五新鉄道の夢は叶うことなく中断されました。
現在、跡地の一部は路線バス専用道や、宇宙のなぞを解明する研究所「大阪大学コスモ観測所」として利用されています。
また、平成9年(1997)にカンヌ映画祭カメラドール賞(新人監督賞)を受賞した河瀬直美監督の映画「萌の朱雀」は、五新鉄道と西吉野村の雄大な自然等を物語りの素材にしています。
2008年3月から上映された映画『花影』のロケ地にもなりました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
トンネルを三つ抜けて行きます。
-
車窓から何だこれ?
-
イチオシ
相方が「こんなとこあるで~」と連れて来てくれたのは~
おぉ こんなのが残ってるなんて!五新鉄道 名所・史跡
-
工事の中断後、橋脚の一部が撤去されますが、その時、コンクリートの中に骨組みの一部として、鉄骨と竹が出てきたとのこと。
物資が足りない中でも、竹などの資源を活用してなんとか工事を進めようとした当時の人々の思いは……… -
車道を挟んで向こう側
-
幻の五新鉄道 橋脚に沿って歩いてみます。
遺構の下にはムスカリが咲いて… -
橋の向こうは古い町並み
-
鯉のぼりやぁ
後で見に行こう -
五条新町の町並み
-
雨どいも凝ってますねぇ
-
好きだわぁ この看板
-
苔玉で馬酔木が咲くのねぇ
-
お宿 さつき
-
黒光りする階段が渋い~
-
傘立てかなぁ 良いわぁ
-
相方が「鯉のぼり見に行くで~」
-
このあたりふなつきば跡
大正初期 12年 吉野川あたりの景色かな -
吉野川
ずずずぃ~っと鯉のぼり~吉野川 自然・景勝地
-
イチオシ
気持ちよさそうに泳いでるわぁ
壮観やねぇ -
鯉のぼりを見上げつつ歩いていたら、後方で「バキッ」
振り返れば~ -
鯉のぼりのポールの竹が折れた…
-
あら 堤防の下に、満開の枝垂れ桜
-
地面すれすれ枝垂れてます。
-
イチオシ
向こうに何かあるみたい~
-
ガラガラ抽選で、はずれ
絵葉書と缶バッジとミニお菓子を頂きました。
お抹茶で枝垂れ桜を眺めつつ休憩~
係の方に、鯉のぼりが折れた件を伝えると既に、他の方からも知らせが入り、対応するとの事でした。 -
枝垂れ桜のお抹茶席の近くの建物
室内を見学出来るそうで -
さっきの五新鉄道の写真
レトロな家具とか -
五条新町通りを歩きます。
-
木村 篤太郎氏
弁護士、政治家、剣道家
戦後は剣道の組織的活動を禁止されていましたが、剣道復興に尽力し初代全日本剣道連盟会長となリました。
剣道に没頭していた相方によれば、この人のおかげで、剣道家達は、隠し持っていた防具を出し、鍛錬を再開出来たんだと熱く語っておりました。
明治、昭和に日本の歴史上活躍した木村篤太郎の生家が「まちや館」として、当時の姿で残されています。 -
2階へ
-
相方が係りの女性に、お面は何処ですかと尋ねて…
えっ「なんで?」
壁に埋め込まれた剣道の面金って、これもデザインですか… -
ここが勉強部屋だそうな…
-
桜の灯りかな~
-
イチオシ
路地歩き~
-
牛乳屋さんぽい
-
昼食は、天鍋うどん
相方は、カレーライス -
具だくさんで、筍が隠れてました。
旬ですねぇ -
店内
私たちが入店してすぐに満杯になりました。 -
この建物は、管理物件とありましたが、物干しかな…崩れそう
-
再び~五新鉄道跡
-
イチオシ
五新鉄道跡を上から眺める~
金網に鍵がかかって入れなかったので隙間から撮ってます…
ここに枕木とレールがあるはずだったんだねぇ… -
五新鉄道跡から少し歩くと~
-
機関車現る!
-
鬼滅の刃って…
-
機関車を見て回ると、天誅組の旗と長屋門が現れます。
-
長屋門の中で、天誅組についてのビデオを見て、係の方から熱心に説明頂きました。
天誅組って?
私は、初耳でした。
文久3(1863)年に結成された尊王攘夷派の志士たちの集団である天誅組は、
大和の五條で尊王攘夷派として最初の武装蜂起を実行しますが………
1日で逆賊となり、幕府の追討軍に追われる立場になりました。
9月24日、鷲家口(現東吉野村)で天誅組はほぼ壊滅、挙兵からわずか1ヶ月あまりのことでした。
明治維新(1868年)の5年前の出来事ですが、まさに明治維新の魁となるものであり五條市が明治維新発祥の地といわれるゆえんだとか…
かなり事の成り行きを端折ってしまいましたが、興味のある方は、調べてみて下さいね。
こちらの長屋門では、係の方が熱心に説明して下さいました。 -
修理する所が無く、こちらに展示されているとか…
-
ここは、辯天宗蓬萊山御廟(奈良県五條市)の桜は、如何かな
全体に少しほころぶ…感じですね。
桜満開の頃には、近所の方が、花見に来られるそうです。 -
イチオシ
-
帰り道の喫茶店でロールケーキと珈琲で休憩
-
駐車場には白木蓮が満開~
-
シデコブシ~らしい
この花は、初めて見ましたよ -
ほんのりピンクのシデコブシ
お散歩終了~
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
五條(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
100