母の命日で秩父に墓参りに帰省したついでに、秩父でいちご狩りした後国道140号線で雁坂峠を山梨に抜けて、石和で温泉を楽しもうなどと計画したら、生憎天気は雪の予報<br />車をあきらめて久しぶりに西武鉄道やJR八高線、中央線を使って、秩父と甲州を回ってきました<br /><br />

雪の秩父と山梨、石和をぶらぶら

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2024/02/24 - 2024/02/26

305位(同エリア13492件中)

エリア

山梨

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 3.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: JR特急私鉄

旅行の手配内容: 個別手配

秩父へお墓参りする際はいつも車ですが、その日が近づくにつれて天気予報で雪の可能性が高まり、電車での移動へ変更

西武池袋駅の特急ラビュー
全席指定の為、特急券を西武線アプリから事前購入しました
席の指定も可能です
今日はお墓参りだけなので、11時半出発の列車
土曜日なのでもっと混雑するのかと思えば、この通りガラガラ

昼近く出発の電車なので、観光目的のお客さんのピークは過ぎてるし、天気も下り坂なことを思えばこれもしかり
最近の特急電車はどれもおしゃれで豪華なのが多いけど、この特急も窓の開口部がこの通り大きく開放的な造り
お酒でいい気持になって、うっかり口開けて居眠りなんて情けない姿を、途中駅停車の際にホームの人にさらけ出してしまったら、などと頭をよぎるが、結局昼ビール美味しくいただきました
冬の秩父観光目玉の一つ、あしがくぼの氷柱（ラビュー窓から撮影）
予定では、明日の25日まで見れるはずが、暖冬の影響でかけらも見えない
実家に立ち寄りお墓参りを済ませた後は、帰省の際にいつも楽しみにしている星音の湯でひとっぷろ

その後は実家に戻って親戚たちとの会食
そして宿泊して一日目終了

2日目
朝から今にも雪が落ちてきそうな怪しい雲行き
午前中、秩父市内のこちらの農園でイチゴ狩り（2,000円/45分）

埼玉の特産イチゴ”あまりん”
秩父出身の林家たい平が名付けたこのイチゴは、濃厚な甘さが受けて大人気　
人気が出れば値段も上がり、他の種類の倍近くなっちゃいました

そして昨年まで秩父のどこの農園でもあまりん狩りができたのに、ことしは持ち帰りのみで、いちご狩りさせない農園がほとんど
そんな中、こちらはいちご狩りOKというので、事前に予約して訪れてみました
こちらでは、4種類のいちご狩りが可能とのことで、この通りあまりんの柵もありましたが…、食べごろのものがほとんどないじゃないか～！

昨日までのお客さんで、ほとんど食べつくされてしまった状態とのご説明あり
あまりんの他にも3種類ほどありますが、食べごろのものを見つけるのがたいへんな有様
申し訳ないけど、これで営業しちゃダメでしょう

あまりん食べれる穴場見つけたと思ったけど、いちごじゃなく甘かったのはワタシでありました（なので、農園名はあえて伏せました）
農園近くからバスに乗車して、西武秩父駅へ
この頃には雪も本降りになってきて、駅前はこんな寒々しい景色

世間のご多分に漏れず、こんなモニュメントができていた
西武秩父駅に併設の祭りの湯
温泉、食事、買い物などが楽しめます
祭の湯の入り口
手前はフードコート
あまりの寒さに、こちらで列車の時間まで休憩
おかげで暖まりました

おや、祭の湯の売店にもあまりんが売られてました
ワンパック1,700円！　でもこれでも安い方、昨日池袋の西武百貨店地下では、ワンパック3,000円を目撃
昨年までは、700～800円位で買えたのに…、
これから西武線で東飯能駅へ、乗り換えて八高線で八王子へ移動
その後、中央線で石和温泉に向かいます
改札内には、こんな展示も
懐かしのレッドアロー号
昨日乗ってきた特急ラビューが停車中

雪が強くなってきました
折り返しの各駅停車が入ってきました
これで東飯能駅まで移動

西武秩父駅の隣、横瀬駅での車窓から外を見るとすっかり雪景色

ところが、この後、正丸峠のトンネルを抜けると雪はまったくなし
秩父は寒かった
東飯能駅でJR八高線に乗り換え、八王子駅でさらに中央線特急に乗り換えたのですが、寒さが応えたのか途中の写真がなく、いきなり特急かいじ

八王子を出ると次第に雪が多くなり、途中からまた雪景色
それでも影響なくまもなく石和温泉到着です
西武秩父駅から約3時間ほどかけて石和温泉駅に到着

列車だとかなり回り込んでくるルートですが、車なら国道140号を通って約1時間半位で来れるはずです（雪がなければ）
石和温泉駅

背後の山は雪化粧
駅前には足湯
でも寒くて利用客なし
写っているのは、バス待ちの外国人カップルだけ

宿の送迎はないので、タクシーで今夜の宿へ
でも、700円程の距離　足元が悪くなければ、歩いても大した距離ではなかった

春日居びゅーほてる
楽天トラベルでポイントとクーポンを利用して予約
ツインルーム　夕・朝食ビュッフェ付き税込み　2名で19,000円程
フロント前のロビー
ツインルーム　20㎡
トイレとバスは別々

ビジネスホテルの造りで、わずかに年季が入っていますが、きれいに保たれていて、トイレも独立していて快適に過ごせました
お風呂は、大風呂があったので使用せず
1階の大風呂
露天風呂もあり、いい湯でした
窓からの眺め

テニスコートの向こうを中央線が走っていますが、電車の音は気になりませんでした
夕食は、海もないのになぜかカニ食べ放題（最近はどこの温泉宿でもおなじみの企画）と銘打ったバイキング
こちらのレストランで18時からスタート
飲み物は別途有料
ウィークデイにもかかわらず、席はほとんどうまっていました
目玉の蟹の他に、和洋中の品揃えでステーキや串揚げの実演調理などもありました

従業員の方の対応がとても好感がもて、気持ちよく食事ができましたが、食材自体は値段相応といった感想

この後部屋に戻って、部屋飲みして一日目終了
翌日の朝食
朝ごはんのほうが自分的には価値を感じる内容でした
翌日はいい天気

ホテルから歩いて10分弱でマルスワイナリー
こんなワイン樽のオブジェも

こちらの売店で申し込みをして工場見学（無料）
順路に従って工場見学

先ずは、地下1階のワイン貯蔵庫からスタート
貯蔵庫
陶器のワイン貯蔵タンク

仕込まれた年に起こった出来事などがパネルで展示されています
１階に上がるとワイン充填ラインをガラス越しに眺めることができます
そして、最後に無料の試飲
5種類ほどの赤白ワインとぶどうジュースが試飲できます
自分で注ぐので、ある意味飲み放題

そんな飲めるものでもないけど、5種類ちょびちょび頂くだけで、結構いい気持
気持ちが大きくなって、それではお土産に2，3本頂きますか～！？
いやいや、今日はこの後歩いて観光する予定なのでなにも買わずに飲み逃げ
ワイナリーから石和温泉駅まで、1Km程で天気もいいので歩いて、来た電車で甲府駅へ移動
甲府駅北口を出ます

駅構内には、J2リーグ　ヴァンフォーレ甲府応援の横断幕
駅南口に置かれた武田信玄公の像が有名ですが、北口広場にはその父で甲府の礎を築いたと言われる武田信虎公の像

武田の本拠地であるつつじが崎の館（武田神社）を背に、甲斐の国を統一後登った富士山を見据えている位置取りなんだとか
そのすぐ横には、甲府市藤村記念館
詩人・歌人として有名な藤村操の生涯やその作品などが展示されていますが、この日は残念ながら休館日で眺めただけ

広場のロータリーから武田神社行きのバスに乗車
ここからまっすぐ北に上がって、7分程の乗車です

途中、山梨大学のキャンパスがあるので、学生さんの乗車が目立ちます
武田神社前バス停で降車
目の前には神橋と参道
鳥居左に分かりづらく見える松は三葉の松と言われ、葉が黄金色になって落葉したものを拾って身に着けると金運に恵まれると言われています
拝殿
武田信玄を祀る神社

日が良かったのか、お宮参りの家族も
神社周辺には、躑躅ケ崎館当時の土塁を見ることもできる
周辺を散策後、掘割に沿って歩くと丁度甲府駅行きのバスが停車中
甲府駅間のバスは、15分から20分間隔で運行されています
甲府駅北口でバスを降りたロータリーの先にある甲州夢小路
レトロな雰囲気のショッピングエリア
これは明治の甲府城廃城まで200年以上に渡り時を告げてきた鐘楼を、忠実に再現したと言われる甲府時の鐘
甲府夢小路
甲州夢小路の前には、甲府城の出入り門を復元した山手御門と山手渡櫓門が再現されていて、石積みや門の構造などを見ることができます

甲府夢小路を抜けて、甲府城へ向かう踏切を越えたところに、和菓子屋さんを発見

五味餅菓子店
こちらの名物というきび大福ときなこ大福を購入（各130円）

帰りの電車で頂きました
大きさと甘さが好みの大福でした

ショーケースにはまだ出ていませんが、焼き団子も評判のようです
営業時間9時からで売り切れ次第終了
駅南口側の舞鶴城公園へ

甲府城跡地です
天守台へ
本丸櫓跡
天守台からの眺め
雪をまとった南アルプスの山々がきれいに見えます
天守台からの眺め
駅へ向かう途中の会所跡近くには、梅の花が見頃でした
甲府駅までは歩いて5分足らず
予約した特急かいじ号は、始発駅なので既に待機中