2024/03/15 - 2024/03/15
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ケロケロマニアさん
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2024年春の北海道東日本パス(以下北東パス)を使用した旅の2日目の様子が本旅行記の内容となります。
この日の目的はズバリ、この日を以ってお別れとなってしまう、宗谷本線沿線上の二駅、初野駅と恩根内駅です。
沿線住民としては、生活圏外の駅ではありますが、行かない訳にはまいりません。
また2つ、最寄路線から駅が消えてしまう寂しさ、本当の最終列車に乗ることよりも、明るいうちに、地元の方々とのお別れセレモニーに参加することを優先させて頂くことにします。
(表紙:最後の日を青空で迎えた恩根内駅の遠景)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3月15日朝。
北東パス旅程としては2日目となりますが、ここ数年は毎年ダイヤ改正前日に、お別れイベントに参加するのが、悪い意味で恒例となってしまいました…。 -
和寒駅にとうちゃこ。
因みに和寒は”ワカン”ではなく、”ワッサム”と読みます。
始発の上り旭川行きをまずはお見送りしましょう。 -
ケロアメちゃんと駅前の雪山のコラボ。
本来は、この雪山のある場所が駐輪場となっていますが、雪解けまでは駐輪することができませぬ…。 -
で、あさイチだけ3両編成のH100殿をお見送り。
さいなら~。 -
で、乗車予定はその約15分後に和寒駅をしゅっぱとする始発の下り列車です。
同じ目的で乗ってる人、多そうだな…。 -
始発は54ちゃんに乗れますので、H100を回避できます。
この運用もいつまで続くことやら…。和寒駅 駅
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剣淵にとうちゃこ。
3年前のこの日は、宗谷本線上で大激震が走り、12駅が一気に消滅しましたね。
和寒の名寄側の隣駅が剣淵になってしまってから、早くも3年が経つんですね…。
もう東六線駅のことは忘却の彼方へ…(;´Д`)。剣淵駅 駅
-
で、士別を過ぎ、まだ冬囲い中のキマロキちゃんが見えてきたら…。
SL排雪列車キマロキ 名所・史跡
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程なくして、名寄にとうちゃこ。
名寄駅 駅
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ここでは勿論、切り離しイベントがございます。
この子とはこの駅でお別れです。さいなら~♪ -
で、本日、稚内まで向かうのはこの子。
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まあ、自分は美深町行きまでしか行かないけどね…。
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右側に座っていると、名寄の次に見えてくるのが日進駅です。
元愛知県民としては、赤池より向こうの日進を思い出してしまう。
この駅の存続も、そのうち厳しくなるんだろうな…。
駅前のゲストハウスに泊まったことがありますが、いつまでも駅至近の宿として、旅人を迎え続けて欲しいな…。日進駅 駅
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智北駅。
ここも、そのうちなくなりそう…。智北駅 駅
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で、通常だと普通列車同士の交換が行われる美深駅にとうちゃこ。
交換相手の子、この日は音威子府でトラブルがあったらしく、数十分の遅延だって…。
その後の特急列車の交換も含め、40分以上停車とのこと。 -
美深町域の駅は、翌日から美深駅だけになってしまいます。
天塩川温泉駅が隣になるなんて、宗谷本線一の駅間距離になってしまいそうですね…。
3年前の南美深・紋穂内・豊清水、そして本年の初野・恩根内と、路線が廃止される訳でもないのに、3年間で5つもの駅がなくなってしまうなんて、前代未聞だな…(;´Д`)。美深駅 駅
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美深駅自体は、見所多いんだけど…。
せっかくの時間なので、ちょっと市街地を歩いてみましょう。 -
記念スタンプ。
前も押したことあるけど…。 -
また押しましょう。
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美深駅の外観。
夜間は時計塔部分がグリーンにライトアップされますね。 -
駅前にすぐ国道がある和寒と違い、美深は国道40号線が少し離れています。
まあ、停車時間中の徒歩圏内ではありますけどね。
ここから美深温泉までは10キロ弱。
この温泉の最寄り駅はかつては紋穂内駅でしたが、それが初野か恩根内となり、更に翌日からは、ほぼ鉄道では行けない温泉へと転落してしまいます。
皮肉なことに、美深の隣駅が音威子府村域の天塩川温泉駅です。
温泉最寄り駅がすぐ隣なのに、わざわざバス利用してまで、鉄道愛好者は美深の温泉へは行かんやろな…。
今回の”バス路線があるから駅廃止でいんじゃね?”の論理なら、音威子府の天塩川温泉駅・咲来駅も廃止にしてもいんじゃね?、的な話になりそう。
そして、音威子府もそのうち、北側の駅(筬島)も含めて廃止され、音威子府駅だけとなるんだろうな…。
更に言えば、このような感じで、宗谷本線はそのうち1市町村1駅だけ、ずつとなり、それなら、優等列車要らなくね?みたいな話となり(逆に特急だけ残して、特急料金で儲け始める発想になったりして…)、最後は路線そのものが廃止、という流れなんやろ、どうせ…。 -
下手なローカル駅よりも、しっかりとしたバス待合所。
そういや和寒では、町営バス自体が廃止され正確にはオンデマンドのみの運行)、バス停が要らなくなった、という理由で、町内に点在していたこういうバス待合所の建屋が売りに出されました。
ろくに普段バスに乗らない和寒町民も、バス待合所購入に際しては人気があったそうよ。倉庫としてつカエルからね。
何十万もするバス待合所は買うけど、片道たった100円のバスには乗らん、そんな人ばっか。 -
美深バス停。
名寄と恩根内とを結ぶ路線は、美深駅前は経由せず、美深から恩根内線に乗りカエル際は、基本的にこのバス停を利用することになりますね。
このバス路線があるおかげで、初野も恩根内も廃止しやすかった、という…。
だって、駅よりも本数多くて便利だもんね~。
そしてそのうち、しれっとバス路線も廃止されて、美深温泉へもせいぜい送迎バスが代行運行されるだけになるんだろな…。 -
この日の美深市街地の道路の様子。
和寒より、雪が少ないように感じるのは気のせい?
意外と、道北エリアは、北の方が雪少ないのかもね…。幌加内で沢山落ちちゃうからかもね~。 -
で、美深名物と言えばここ。
昨年は稚内にタヌキコンビニ(通称ローソン)が出来たことで、日本最北のタヌキコンビニが一気に北上しましたが、キリンコンビニ(通称セブンイレブン)に関しては、現状ではまだここが最北ですね。
丁度、15日は給料日でしたので、日本最北のキリンコンビニATMでなけなしのお金をおろしてみた~♪ -
和寒町民的に羨ましいと思ってしまうのがこちら。
美深には、なんとコインランドリーがあるんですね~!
逆に和寒だと、士別や旭川に行きなさいってことか。 -
その前にもバス停があり、ここから本日の目的地、恩根内までバスで直行することも出来ますが、本日は、初野駅に寄らなければならないので、まずは北東パスで初野に寄るべく、美深駅へと戻りましょう。
-
因みにこのバス停はこちら。
そもそも、名士バスって名前はかっけーな。
沿岸バスの萌えっこ系みたく、武士柄のかっけーデザインにしたらえーのに…。 -
国道40号からは美深駅と反対方向に曲がると町役場がありますね。
-
カラーマンホールを発見。
美深と言えば、やはりチョウザメですな。
知らない人が見ると、何のこっちゃ…、のデザインやろけど。
因みに、チョウザメの卵のキャビアは、露語ではチョールナヤ・イクラ(黒いイクラ)、サケの卵の方の日本人によりポピュラーなイクラはクラスナヤ・イクラ(赤いイクラ)と言いますね。そもそも、イクラは魚卵を意味します。
思わず、YOASOBI口ずさんでしまったわ(←幾田りらかっ!)。 -
で、美深駅へと戻ってきました。
美が深い街に唯一残された駅、の構内には…。 -
美幸線の展示室もありますね。音威子府の天北線展示室と共に必見ですな。
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展示室は2Fにありますが、その階段通路上にも、往時の写真が並んでいます。
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最終日の様子。
廃止が決まると大騒ぎになるのは昔も今も同じですが、今と違うのは、鉄道マニア以外の地元民の方が多く見られるということでしょうね。
今では逆に、地元民の頭の中に鉄路は既になく、冷めた目で鉄道マニアを罵倒していることの方が多いように感じるわ。 -
美幸線時代を含めると、一体美深町域にはどんなけ駅があったんよ?と言いたくなる。
それが、美深駅一つだけになってしまうんですよ…。
今回もせめて初野か恩根内のどちらかは残して欲しかったな…。 -
美幸線の発車時刻表。
1日4本のみでした。 -
当然、とうちゃこも4本のみです。
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美深駅にはショップも併設されています。
いつもは買わないんだけど、宗谷本線に関してはちょっと地元民としての思い入れもあるので、今後の美深町の幸(美幸線のお膝元でもあるし)を願って、こちらの2点を購入してしまった…。
美深町には美幸線跡を利用したトロッコもありますね。オンシーズンには皆様も是非足を運んでみて下さい~♪ -
それぞれの裏面を掲げつつ、そろそろしゅっぱと時間になりましたので…。
行くぜ、初野!
行くぜ、恩根内! -
で、本当のしゅっぱと直前に、通常なら豊清水で交換するサロベツさんとの交換です。
おっ、ピンクちゃん(札ドの方じゃない方)がやって来ましたよ~♪
本日は豊清水手前で降りてしまうので、このイレギュラーのおかげで見られるのは、ちょっと得した気分~♪ -
そういや、吹雪の美深駅で、この子を待ったこともあったな~♪
また乗りたいな~♪
宗谷本線の特急が全車指定席の時代にならないように願うわ…。
そういや今期の北東パスでは、1日単位で特急に乗車できるオプション券の設定がなくなりましたな。あれも、道内一部特急における全車指定席化が影響しているんだろうな…。 -
サロベツのLEDヘッド。
やっぱりアナログなヘッドの方が良いのにな…。 -
で、発車。
次がもう、本日の目的地の一つ、初野駅でございます。 -
駅が見えてきました。
流石に、マニアの姿が多数見られますな…。 -
宗谷本線上のローカル駅の顔でもあった、板張り片面ホームの駅も残り少なくなってきました。
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で、下車。
乗車しているお客さんの時間を利用して、南側を激写。 -
そして、しゅっぱと。
今度は北側を激写。
ここで乗った方は数名いらっしゃいましたが、意外なことにここで下車したのは自分だけでした。
バスに乗り継ぎしやすい時間帯なんですけどね。初野駅 駅
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簡単に撤去できそうな、初野駅待合室。
そもそも廃止ありきで、この待合室造った感あるな…。 -
線路を渡って反対側から。
雰囲気は何となく、3年前に廃止された下士別駅に似ていると思う…。 -
この向きで眺めると、左右は逆だけど、北剣淵や東六線のことも思い出すな…。
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初野駅時刻表。
1日4本ずつの停車でした。 -
運賃表の様子。
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待合室内の様子。
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このスロープ部分も、下士別駅を思い出すな。
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列車が遅延したため、本来はもっと歩こうと思っていた美深温泉へと向かうバスの発車時刻が近づいてきました。
そろそろ初野駅も見納め(正確には恩根内からの乗車のカエルりで、ちょっとだけ車内から見るけど…)です。 -
さようなら、初野駅…。
またお会いする日まで~、とは言えない…。 -
丁度、利尻を除く名寄以北の道北の最高峰として知られる函岳分岐のある道路が…。
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初野駅通でもあった、14線道路だったんですね。
-
この辺りの国道は、40号と275号との重複区間となっております。
275号の表記を見ると、南北で併存していた鉄路(天北線・札沼線)のことを思い出さずにはいられませんね…。 -
で、勿論、初野駅の最寄バス停はこちら、となりますが…。
こっちは名寄方面ですね。 -
で、電信柱に隠れ気味なこちらが恩根内方面のバス停。
雪国アルアルの一つとして、雪圧しで倒れないように、バス停が電信柱に寄り添っていることがありますね。 -
でも、貧民は時間がある限り、コスト削減(?)に励まなくてはなりません。
まだ、バスの発車時刻まで20分以上ありますので、進行方向に歩きましょう。 -
で、同じように電信柱に寄り添う15線バス停にとうちゃこ。
もう少し時間がありそうですね。
更に歩きましょう。 -
旭川から102キロ地点を通過。
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ここで16線バス停にとうちゃこ。
まだ10分ほどあるので、更に歩くかどうか迷いましたが、前方に天塩川を渡る橋が見えてきて、次のバス停が遠かったら、乗り遅れることもありそうかなと、ここは保険でストップしましょう。 -
という訳で、このバス停にて10分ほど待機して、ほぼ定刻にバスがやって来ました。
-
整理券は24(にし)ですが、北に向かって進みます。
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で、早速渡るのが天塩川。
北海道内では、石狩川に次ぐ、全国的に見ても、信濃川・利根川・石狩川に次ぐ、日本第4位の長さを誇る大河でもあります。
川として北海道遺産にも登録されていて、支流は私の住む和寒町域も流れております。まさに、”天塩国”の川ですね~。
川繋がりで、河口の天塩町と最上流部の和寒町とは、姉妹町提携もしているんですよ。 -
で、ここでは恩根内に直行はせず、途中の温泉前で下車。
ここで、恩根内のお別れセレモニーに合わせて時間調整します。 -
乗車してきた名士バスの様子。
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美深温泉ではバスは周回ルートになっておりますので、名寄方面も恩根内方面も同じバス停利用です。
まちガエル心配はありませんね~♪ -
但し、問題は温泉の営業時間です。
10時前にとうちゃこしておりますが、営業は11時からとな。
1時間ほどどうしようか…。 -
少し歩いて、美深の道の駅まで行ってみようかとも思いましたが、ちょっと雪が強くなってきたので、歩くのも億劫となり、ちょっと早いですが、宿泊施設にもなっているこの温泉のフロントにて、少し待たせて頂けないか交渉してみたところ、すんなりとOKして下さいました。有難うございます。
因みに、チョウザメ料理も味わえることで有名なレストランですが、現在は日帰り客向けの営業は休止しているそうです。食べたい方は宿泊してね。 -
1Fロビー前には水槽が。
勿論、チョウザメさんが優雅に泳いでおられます。びふか温泉 宿・ホテル
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チョウザメの解説はこちらで。
チョウザメは”蝶鮫”なんですな~♪ -
で、ここで待ってて、と言われた休憩室にて…。
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お茶まで頂きつつ、お家で”93円ナシレマ弁当”容器に詰めてきたお弁当を、まだ10時台ですが早めのランチとして頂きましょう。
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で、11時になってから入浴。
ここに来るのも5年ぶり位かな~。
紋穂内駅があった頃は、来易かったけど、今は天塩川温泉ばっかり行くようになっちゃったからな~。びふか温泉 宿・ホテル
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記念スタンプも押させて頂きましたよ。
では、後続の恩根内行きバスの発車時刻が近づいてまいりましたので、しゅっぱとしましょう。 -
美深温泉では、千葉からいらしたという鉄子さんと遭遇し、一緒に恩根内行きのバスに乗車することになりました。
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で、あっという間に終点の恩根内駅に。
美深温泉からの運賃は280円でした。 -
最期の日をむカエルた恩根内駅。
鬱陶しいお車族をコーンでガードしてくれているのが有り難い。恩根内駅 駅
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恩根内の恩。
私には怨念内駅の怨に見えてしまうな…。 -
恩根内駅時刻表。
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営業終了のお知らせ。
お店とかの閉店告知とは、別次元の悲しみがありますね…。 -
3年前は、両サイド(紋穂内・豊清水)の駅がなくなり、悲しみにくれつつ眺めていた、恩根内駅の駅名標。
今度はあなたの番なのですね…ヽ(´Д`;)ノ。 -
駅名標と駅舎とが離れていて、車内からはコラボ風景が撮り辛かったのよね…。
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もう、この駅から稚内方面に乗ることはありません…。
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そして、名寄方面へは、これから乗るのが最後の乗車ということになります。
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駅側から駅前通りを望む風景はこんな感じ。
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まだ冬道の箇所も残っていて、冬と春との狭間の時期ですね。
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恩根内には郵便局があります。
平日でしたので、窓口も開いていますね。 -
という訳で、恩根内駅最後の日付の風景印を押してもらいましょう。
流石に、恩根内駅は描かれてないか…。 -
駅傍に何となくマニアと地元民とがフワフワと屯する感じで、最期の時は流れていきます…。
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恩根内駅前には、知る人ぞ知る、こちらのお店もありましたね。
全国を渡り歩きながら、色々な植物由来の蜂蜜を採取・販売されています。
西垂水養蜂園、という名前なので、何となく鹿児島っぽいな、と思ったら、ホントに本家は鹿児島なんですね~♪ -
取り敢えず、この5種類が美深界隈で採取した蜂蜜としての主力商品です。
それぞれを味見させて頂き、ちょっと高いけど、一つだけ購入させて頂きました。 -
最終列車は夜遅い時間の発車となりますので、セレモニーとしては明るい時間帯の列車出発時に行われます。
13時半過ぎの名寄行き出発20分ほど前の様子。
左側の地元の方と少しお話しましたが、なんと親戚が和寒にいらっしゃるとのことで、話が弾みました。 -
いよいよ横断幕が登場。
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昔の恩根内駅の写真なども展示されていました。
同じ宗谷本線上に現存している、雄信内駅に似たような風情だったんですね。 -
で、地元の方々の集合写真。
美深町長もいらっしゃいます。
その後、美深町長のお話の様子も、動画で撮らせて頂きました。 -
記念撮影などの間は、駅舎内に人がいなくなりますので、今のうちに、人影のない駅舎内の様子を撮っておきましょう。
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色々な角度から、ワラワラッと集まっている皆様方を撮ります。
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この日まで有効の、恩根内駅運賃表。
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名寄側の隣駅、初野駅も同日で消滅しますので、美深の隣駅は一気に天塩川温泉駅となってしまいます…。
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では、ホームへと移動しましょう。
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敢えて、駅名標と一緒に撮れる、ちょっと遠めの場所でスタンバイしましょう。
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という訳で、本当の最終列車ではないですが、私もこの54ちゃんに乗車しますので、いよいよ、恩根内駅との一生の別れの時がやって来ました…。
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乗る人と撮る人とが混在していて紛らわしい中、慌てて乗車口へ。
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そして、乗車後はすぐにこちらを撮りましょう。
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さようなら、恩根内駅…。
今までどうも有難うございました…。
やっぱり泣けてきたよ…(;´Д`)。 -
私にとっての最後の恩根内駅整理券。
稚内方面の駅の整理券番号は、初野の分も含めて、また2つずつ小さい数字になりそうです。 -
駅が消えてしまうこともどこ吹く風、で、天塩川は悠久の時の流れの中で、いつもと変わらずに滔々と流れております。
また一つ、寂しい春を迎えたんですね…。 -
そして勿論、次の初野駅でも惜別のセレモニーが。
こちらにも多くの方がお集まりになられています。 -
で、美深町長もこちらで下車されました。
-
初野駅の歴史は4分の3センチュリーでフィナーレです。
さようなら、初野駅。
今までどうも有難うございました。初野駅 駅
-
涙に曇る初野駅の板張り片面ホーム。
という演出のため、わざと54ちゃんの窓を曇らせている、という理解で…。 -
美深を過ぎると、次が智北駅。
ここはもう名寄市域です。
名寄市域にはまだ名寄駅以外に幾つか駅が残されていますが、智恵文に近いこの駅は、いつ廃止になってもおかしくないだろうな…。智北駅 駅
-
名寄からは乗りたくないH100殿に乗りカエルなければならないので、54ちゃんにいられる時間を満喫しておきましょう。
-
そうそう、先ほど購入した蜂蜜がこちらです。
このサイズで1本1000円もします。 -
で、名寄にとうちゃこ。
ここで嫌々H100殿に乗りカエルましょう。名寄駅 駅
-
美深温泉から同行していた千葉からの鉄子さんは、この後も石北へと移動し、私は前日に惜別を果たしていた愛山駅へと向かわれるとのことでした。
自分はもう、本日は宗谷本線駅とのお別れ、で、お腹いっぱいでしたので、やる気がありません。ちょっと迷いもしましたが、やっぱり予定通り、本日の旅程は和寒で終えましょう。 -
3年前は3つあった町内の駅が一気に一つだけになってしまった剣淵。
この状況は、今年の美深町と全く同じだったんだな…。剣淵駅 駅
-
3月は寒い日が多くて、雨も降らないので、なかなか雪が解けてくれませんね…。
そんな和寒町域の春の雪原。 -
で、H100殿の車内運賃表にも表記されている、恩根内・初野から和寒までの運賃。
これも本日で見納めです…。 -
という訳で、こんな明るいうちに和寒にとうちゃこして、北東パス2日目旅程も終了となります。
やる気なくてすんません…。和寒駅 駅
-
まだ、駐輪場が雪捨て場状態なので、駅名が記された壁面の前に、ケロアメちゃんを駐輪しておりました。
ザクザクの雪があって置き辛い時期でもあります。 -
道路は乾いて春を感じる日々。
しかし私の心の中は、また廃駅を目の当たりにして、厳冬のように冷え切っています。 -
雪原の至る所に融雪剤も撒かれ、弱弱しい太陽の援軍として、雪原に様々な春模様を描くこの時期。
来年こそは、もっとポカポカとした気持ちで春を迎えたいものです。
という訳で、2024年春の北東パスを使用した旅の2日目の様子を綴らせて頂いた本旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうもありがとうございました。
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