つまみ食い欧州旅行6 相性の悪いマドリッドで右往左往

2023/02/08 - 2023/02/10

行きたいところをつまみ食いで旅行します。フランクフルト、ドレスデン、アムステルダム、デルフト、バルセロナを経て、今回はマドリードです

エリア マドリード(スペイン)

バルセロナサンツ駅からマドリッドへ出発、Renfeに乗ります。飛行機と同様の保安検査があり、飛行機と同様の便ごとの待合場所があり、乗車時間になったら指定された場所に並んで、みんなでホームに行くという感じでした。新幹線とだいぶ違います

マドリッドまで2時間半、98.95ユーロでした。価格帯は新幹線とほぼ同じという感じです

280キロをゆうに超えて走ります。新幹線より速い乗り物ってあったんだ...(無知すぎ)

今回も駅前のホテルをとったつもりだったのですが、行ってみると、地図上では駅そばなのに、ホテルがある側に駅の出口がない。。

google mapで経路検索すると、巨大なアトーチャ駅の、ホテルとは逆側の出口から出て、バスに乗る必要があるようでした。

LCCのEasy jetが運営するEasy hotelというホテルで、ある程度コストカットによる不便は覚悟していたのですが、立地も不便で、それ以外にも不便な点が。

ホテルに着くと、チェックイン時間前とのことだったので、荷物を預かって欲しいとお願いしてみました。

すると、コインロッカーがあるとのこと。ただこのコインロッカー、大きさが３種類あるのですが、お金を払わないと、扉が開かない仕組みで、荷物がその大きさのロッカーに入るか(特に奥行き)は、お金を払ってからわかるという仕様。

しかも、ここにこれから泊まるのに、ロッカー代が5ユーロと結構高い。(出発の時も荷物を預けたらこの値段がかかる)

スタッフさんが、その荷物なら中サイズの大きさで入るであろう、と言ったので、見た目ギリギリ入らない気もしましたが、信じて中ロッカーを指定してお金を入れてみました。
なんとかギリギリ入りました。何このストレス...

お腹がすき、すぐそばの、パエリアが美味しいとクチコミに書いてあったカフェに入ったところ、昼食はまだやってないとのこと。

朝食ならあると言われましたが、ハムとか卵をわざわざ外食で頼むもなぁと、気になったアボカドサンドを頼んだら、ストイックにアボカドの乗ったパンが出てきました。。見た目そのままの味ですが、まぁまぁ思ったよりは美味しかったです

Easyhotel madrid

プラド美術館にやってきました。どうしても、一人で都市を巡ると、絵ばっかり見てしまいます。田舎の古城とかには、交通の関係上、なかなか行きづらいんですよね...オプショナルツアーとかに行けば良いのかもしれません

カフェで休憩です。ヨーロッパでは珍しく、中は撮影禁止でした。
ベラスケスのラスメニーナスを見れてよかったです。後、ルーベンスの、セルライトがすごい女神の絵がいっぱいで見応えがありました。あれが美しいという感性もあるんですね...

美術館を出て適当にぶらぶらします

お腹が空いたのでレストランに入りました。パエリアがあったので頼んでみます。
マドリッドでは、もしかしたらサングリアあるかな？と、試しに頼んでみましたが、やっぱりティントベラーノがでてきました。。

パエリアが出てきました。これはこれで美味しいのですが、日本でも食べられそうな味で、バルセロナのお店の方が好みでした。
ネギが散ってるのでちょっと和風が感じられ、この点はあまり日本ではないかもしれません(スペイン料理っぽく見えなくなるから)。味はもはや釜飯という気がします。

イカのプレートも美味しかったです。後店員さんが陽気で外国っぽくて、よかったです。

お店はたぶんLos Dolores
Pl. Jesús, 4, Centro, 28012 Madrid, スペイン

案内所の言語が、日本語がなくて中国語がありました。昔はこのポジション、日本だったのになぁ

明後日の出発の日、少し遅めの飛行機なので、チェックアウト後時間があります。ホテルに戻るのが面倒だし、どうせホテルのロッカーも高いので、駅に荷物を置けないか、アトーチャ駅に見にきました。

適当な入口から入ったら、なぜかジャングルが。。グエル公園のデジャブかと思いました。

結局、駅のコインロッカーは休業らしく、やってませんでした(そんなターミナル駅あるかい、と思いますが)。

ホテルはアトーチャ駅からバスの距離なので、チェックアウト後、観光した後で荷物を取りに戻るのは超めんどくさいし、バスなので時間が読めないのも嫌なのですが、コインロッカーを探す旅をするのも大変なので、出発の日はホテルのコインロッカーに預けて観光することにします

夕方から美術館の入場がタダらしく、ゲルニカのあるソフィア王妃芸術センターにやってきました。人気ということなので、時間前に並び始め、40分くらい並びました。
若いお姉ちゃんとか、絵を見に来るんだな～と意外でした。

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

タダの入場用チケットをもらって中に入ります。

ゲルニカはすごく大きかったのですが、ものすごい人だかりで、俯瞰では見れませんでした。

確かに迫力があり、みる価値はあると思いましたが、ピカソは私には高度すぎて理解が難しいです。

あと撮影不可が徹底していて、両サイドから阿吽像みたいにこちらをみている学芸員さんが、なかなかの激しさで撮影してる人を注意しまくってました。

ダリも何点か飾られてました。ダリは単純に書いてるものが面白いのと、絵が上手だなと思いました。(語彙力)

翌朝です。
王宮の見学にやってきました。チケットを買うと中に入れます。
今の国王は住んでないらしいですが、今でも国の行事に使われることがあるとか。
こんなん見せてくれるんやな..と不思議になります。

中は、撮っていいところとダメなところが細かく指定されており、撮影に厳しいです。
現物の良さがあるので、そんなに制限しなくても、という気がします。

ものすごい刺繍の部屋だったり、中華風装飾の部屋だったり、部屋ごとに違うコンセプトで、ゴテゴテ飾られた小さめの部屋がたくさんありました。

あれでくつろげたんでしょうか。
統一感のあるそこそこの広さの家の方がいいなと思ってしまいました。

謁見の控え室と謁見の間など、当時の王様の執務環境なども見れて良かったです。

ヨーロッパの建物は本当に綺麗です

またお腹が空いたので、Google mapで評価の良い店に入ってみました。

どれも微妙に冷めててイマイチでした

ハンバーグに何かかかっている料理で、見た目は派手ですが、あんまり味がなかったです。

Sukaldea Atotxa
Calle del Dr. Drumen, 3, Centro, 28012 Madrid, スペイン

暇になってしまいました。
ガイドブックをみて、市場に併設するフードコートみたいな施設が何箇所かあるらしく、行ってみることに

サン　イルデフォンソという市場です。ここ、入ったのですが、なんか、ただの高めの観光客向けレストランという感じで、イマイチ興味が持てず、すぐ出てきてしまいました

サン イルデフォンソ市場 市場

もう一箇所、ガイドブックに載っていた市場、サンミゲル市場にやってきました

サン ミゲル市場 市場

小さいタパスや、パエリア、ワインバーなどいろいろなお店が並んでます。
ものすごい人なのと、多くの店がかなり高めな価格帯(パエリアが1500円とか※紙皿に取り分けた1人前分、焼き立てではない)で、いかにも観光地という感じです。

このお店は2～3ユーロくらいで、リーズナブルなので食べたかったのですが、夕方のデパ地下のお惣菜屋さんのような感じで、人が多くて買いづらく、みてるだけでした

また暇になってしまいました。
マドリッドも最後なのでぶらぶらします

何度か見かけて気になっていた、妙に茶色いジェラート屋さんです。
何味があるんだろうと見てると、注文は？と聞かれて買わされてしまいました。

コーヒー、チョコレート、アーモンド、キャラメル、みたいな味が並んでるようでした

何味を買ったのか何も覚えてませんが、まぁまぁ美味しかったです。想像通りという感じです。

もうちょっとパエリアが食べたいなと思い、お店を探して行ってみたところ、席に通されてから、店員さんがあれやこれや言っており、よく聞いてみると、あと15分で閉店です、と言ってる様子。だから料理は出せないとのことで、席に通す前に行って欲しかったな...ととんぼ返り。

スーパーでパエリアとスペインオムレツを買って帰りました。
味はどちらもまぁまぁ、想像通りの味。
フルーツヨーグルトは美味しくて、バルセロナの時から何度も買ってたやつです。

Easyhotel の廊下です。LCCらしく最低限で無機質です。

ホテル周辺は、大きな建物がいくつかあるんですが、人はまばらで、サラリーマンも見かけず、どういう地域なのかさっぱりわかりませんでした。
展示場なんでしょうか。

バスに乗って、メルカドーナという大きめのスーパーに来ました。

ガスパチョが売ってます

スペインの人は本当にスペインオムレツを食べるんですねぇ(ドイツ人はジャーマンポテトを食べないと聞いたことがあります)

謎の白い塊(真ん中の段で、丸い入れ物に入った、容器がカラフルなやつ)が売ってたので買ってみました。

カードというのでしょうか、チーズになる前という感じで、そのままでは全然美味しくなかったです。料理にでも使うのでしょうか...

大陸のお菓子感

デリが美味しそうです。あたたかいデリと、取り分けたデリが売ってます。合理的。

レストランもスーパーのお惣菜もデリも充実していて
食に困らない街です

ハムの原木が売ってました

翌日の朝です。少し街をぶらぶらしてみましたが、やることがなく、マクドナルドでポテトにチーズとベーコンをかけたご当地料理を食べてます。

結局荷物はホテルのロッカーに預けたものの、さっさと取りに戻り、マドリッド　バラハス空港に行きました。

空港へは電車で行くつもりで、チケットも買ったのですが、
メトロはかなり乗り換えが必要そうで、荷物を持って移動するのが大変そう、
郊外線は乗り場も発車頻度も分からず、
結局15分おきに出ているというエアポートバスで行きました。
空港なんて簡単に行けるだろうと甘くみてたので、ちょっと焦りました。

マドリッドは首都なので、あんまり観光するところはないなという感じでした。
次スペインに来るとしても飛ばすと思います。

このあとはロンドンに飛び、日本に帰ります。