2024/03/09 - 2024/03/15
95位(同エリア147件中)
アザゼルさん
ある時トルコ在住の友人から届いたメッセージ。
「今キルギスの実家に帰ってるけど、ウチくる?」
もともと漫画「乙嫁語り」でキルギスやウズベキスタンに興味があったので即レス「行くわ」
キルギスといえば、乙嫁語りのお婆様のご実家でしたわね。
予定は3週間後。早速航空券を買い、いざ未知の国キルギスへ。前もってガイドブックを調べても、ほとんどページが割かれていないか、あるいはちょっと尖った生き方している人たちがキルギスの生活ブログ/旅行記を残しているか、くらいの情報しか出てこない。
さて、どうなることやら。
【旅程】
ウズベキスタンのタシケントに1泊して乗り換え
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首都ビシケク(ビシュケク)から共有タクシーでイシク・クル湖ほとりの町カラコルへ
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カラコルの友人宅に宿泊
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温泉、雪山、ユルタ、マッサージ、博物館、他の友人宅を巡り地元民との交流を楽しむ
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トクモク、世界遺産ブラナの塔へ
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帰国
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【キルギスとは】
キルギス。どこにあるのか、すぐにピンと来る方はそうは多くないのではないか。
国の名前だとわかったらもうそれだけで及第点。
マツキヨで資生堂の化粧水を買いがてら、店員さんに「キルギスに行ってきたんです」と話したら「知ってますよ!あの常夏の島ですよね!」と笑顔で返してくれたのだが、ごめん、それはキリバスだと思う。惜しい。
たまたま旅行した週にクレイジージャーニーが2週連続でキルギス特集をしていた。
キルギスは中央アジアの、いわゆる「~スタン系」の国のうちの一つ。昔は「キルギスタン」という名称だったが、今は「キルギス」に変更している。
中国のウイグル自治区の隣にあり、ウズベキスタンやカザフスタンとも国境を接している。
中央アジアなので一応アジア系の民族が多いのだが、シルクロードの余韻が今も残る国であり、肌が白くて花の高いタジク系の方や、旧ソ連であった縁でロシア人が多いなど、多様な民族が一つの国の中に住んでいる。
日本人に似ている顔もおり、「地球の歩き方」によれば「肉を食う者はキルギスに、魚を食う者は日本に行った」といわれるほど。
事実、一度も日本人とばれることはなく、常にキルギス語で話しかけられた。
そんなキルギス、どんなお国なのやら…。 -
【旅程】
ウズベキスタンのタシケントで乗り換え1泊
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首都ビシュケク
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カラコルの隣村の友人宅に5泊
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家畜市場
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温泉 アク・スー
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雪山に登りユルタを探す
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探検家の博物館
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地元の人たちのパーティーに参加
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カラコルの市内散策
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マッサージ
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トクモクの街
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世界遺産ブラナの塔
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雪山のヴィラ・スープラのユルタに1泊
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首都ビシュケク
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帰国
【キルギスまでの道のり】
週2でウズベキスタン航空が成田まで就航しているおかげで、キルギスまでの道のりは12,3時間で済む。
あるいは韓国の仁川乗り換えという手もあるが、ウズベキスタン航空の方が安いしウズベキスタンにもお邪魔できる。
行きの場合、トランジットが20時間あったので、ウズベキスタンのタシケントで1泊した。この時の話はまた次のブログで詳しく書きます。
さて、キルギスの首都ビシュケク(ビシケク)にあるマナス空港に到着。パンデミックの間にいつのまにか、日本パスポート保持者は、入国にビザがいらなくなった。入国は楽々。飛行機が小さかったゆえに乗客が少なかったこともあり、入国に30分もかからなかったのではないだろうか。
入国ゲートで友人が待っていてくれたので、そのままタクシーでビシュケク市内に向かう。 -
飛行機に乗ると必ず流れる安全の注意喚起ビデオ。
今まで数々のビデオを目にして来たが、ウズベキスタン航空のビデオがぶっちぎりで良かった。
シルクロードが現役だった時代の旅を、飛行機に見立てて映像化しており、金をかけているのがよくわかる。
歴史が好きな方は是非一度見て頂きたい。
【キルギスとシルクロード】
シルクロードは1本ではない。
日本から見てヨーロッパ方面に向かう道は、中国の敦煌から主に3つに分かれる。
そのうち2本はウズベキスタンのサマルカンドで合流するのだが、その2本のうちウズベキスタンのタシケントを通るルートが、ここ、キルギスのビシュケクを通る道だった。
地図を見ていただくとよくわかるが、キルギスは山に囲まれた天空国家であり、この山をいかに通過がこの地域の課題であったかが見てとれる。 -
飛行機の中でやることは、大抵読書かアニメである。
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【タクシーとアプリ】
マナス空港~ビシュケク市内の唯一のアクセスは車。空港にはタクシーがたくさん停まっている。
が、料金については外国人料金を求められることがあるので、値段交渉が面倒くさい地元の若者はみんなタクシーアプリを使っている。
そのタクシーアプリというのが、Yandex Goというもので、ロシアのアプリなので使う人は限られるかもしれない。
ちな、Yandexは、日本でいうYahoo的な会社で、個人情報を抜き取ることで悪名高い。
日本でいうGO、欧米でいうUberと同じ使い勝手でタクシーを呼べるのですごく楽。
このアプリは電話番号の認証が必要なので、もしその国の電話番号が使えないSIMカードだったり、モバイルWi-Fiしか借りない場合には、前もって日本からアプリの認証を済ませておく必要あり。 -
【ビシュケク市内】
ということでビシュケク市内の、キルギス国立歴史博物館前まで行き、スーツケースをガラガラ引いたまま写真を撮る。
キルギス国立歴史博物館周りは大きな広場と、歴史的な建造物が集まっており、観光の中心地となっているようで、
レートの良い両替屋も多い。
【両替するには】
両替屋は80ドル以上からでないと受け付けてくれないところが多いので、少ない金額を両替したい場合には銀行に行くこと。パスポート必須。
USドルの場合、最新の紙幣しか受け付けてくれないことが多い。古いUS紙幣はウズベキスタンの空港なら使える。
【治安】
特に危険は感じない。そもそも顔が似ているせいで地元民だと思われているため、好奇の視線すら感じない。
そのためとっても歩くのが楽。
子供達だけでスケートボードをしていたりかくれんぼしたりしていて、とても平和だ。
なお、写真の衛兵さんは、ロンドンと同じく交代式もある。一定の線を越えると銃を構えて狙われるらしい。(Instagramでそういうリールが流れてきた笑)
親日的。日本人に対して、「祖先が同じ」と考えている方が多いので、親近感を持ってくれる。
中国人への感情は良くないそうだが、間違えられることはなかった。
【言語】
英語は通じない。
英語が通じる方は体感20人に1人くらい。
そのため、英語を話せる人に会えたらすごく仲良くなれる(気がする)。
共通語はキルギス語とロシア語。
公の看板や広告、パッケージなどいわゆる書かれている言葉はロシア語であることが多い。
日常シーンでは、友人曰く、外国人と思わしき人や、政府施設の若い人にはロシア語で話しかけることが多く、そのまま相手がロシア語で返してくればロシア語で会話し、キルギス語ならキルギス語のまま会話するのだという。
この友人の場合、ロシア語の学校に行ったので、お外ではロシア語、友人や家ではキルギス語という感覚らしい。
だが、おおらかなキルギス語と比べ、ロシア語は窮屈で、このケースの場合こういう言い方をしなければならないなどのルールがあるのが嫌いなのだとか。日本語で言う尊敬語や謙譲語みたいなものだろうか。
ちなみに日本語とキルギス語は言語グループ的に全く関係がないので、残念ながら似ているものは何もない。
たまーーーに、男性が早口でキルギス語を話すとちょっと韓国語っぽく聞こえるので、それを友人に伝えると「そうかもね!」と笑っていた。キルギス国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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謎のソ連的遺物。
そう、キルギスも一時期、他の中央アジア諸国と同じく、ソ連の傘下にいたのである。
説明書きがロシア語なのでわからん。
キルギス人の友人に聞いても「わからん」とのこと。
いいのか。民族的アイデンティティー的なものが集まっているはずのこの国の中心地で、展示物の内容が若い世代に伝わっておらんぞ。
これでいいのか、と心配になるゆるさ。 -
世界の歩き方曰く、「中央アジアは基本的に独裁国家である(キルギスを除く)」
除くのか。
キルギスはウズベキスタンみたいに厳しくないのか。
事実、地元民によれば「そういえば、キルギスはウズベキスタンみたいに、”大統領の一声で法律が変わる”みたいなのがないね」とのこと。
ゆるいってこと?
それはそれは。
それが早速感じ取れたのが、
国立歴史博物館の隣にある石人。
これ、後ほど紹介する世界遺産ブハラの塔にも同じものがあり、歴史的にもかなり古くそれなりに価値のあるものなのだが、悲しくも屋外で無造作に地面にプスプス刺されて展示されている様子。たまに子供が周りを走り回ったりペタペタ触ったりしている。
なんかもうこの辺から、キルギス人のおおらかさが目に見えてきたのだが、この直感はのちに間違いではなかったことが明らかになる。キルギス国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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【移動ルート】
空港→首都ビシュケク→カラコルの隣の村(友人の家)
今回は友達の家に5泊する。友達の家は、イシク・クル湖をたたえる観光地のカラコル Kara-kol の隣の村である。
今自分たちがいる首都ビシュケクBishkekからひたすらまっすぐ西に向かって410キロほどを走る計算になる。
410キロといえば、東京から北に行けば盛岡、西に行けば神戸くらいの距離だ。
そこを6~7時間かけてひたすら車で向かう。
アクセスは2通りあり、湖の反対側にその友人の村があるので、湖の北側ら南側どちらかを走ることになる。ほとんどのケースは北側を走る。
なお、この国には一応列車はあるが、本数が極端に少ない上、夏しか走っておらず、さらに「そこまでしか行かないんかーい」という中途半端なところで線路が終わる。
そのため列車という選択肢はなく、この場合使える方法さえ3つ。
1. ミニバス(マルシュルートカ маршрутка)
つまり相乗りバス。YouTubeで見る限りボロい車も多い模様。ギュウギュウ。乗り心地悪い。スピードがそんなに出ないので遅いが、その分安く済む。
2. シェアタクシー
タクシーを商売にしている人や、たまたま我々が向かうカラコルまで向かうけど座席が空いてるよって人に、お金を払って乗せてもらうシステム。
スーツケースがある場合追加料金が必要。
3.タクシー
自分たちのためだけのタクシー。長距離を走ってもらうことになるのでそれなりに高額。(といっても、後述するが、自宅前~トクモクまでの道のりで、1台分で払ったのは50 USDだけだった)。
追加料金などの金額は完全に交渉制。ロシア語必須。
2と3については地元の人が使っている掲示板みたいなアプリがあって、例えば
「何月何日にビシュケクからカラコルまで行くけど4席空いてます、1席いくらです」と載せられているので、
「2席お願いします!」と返信して電話し予約するようだ。そう、ロシア語ができない観光客にはかなり難しい。
ということで必然的に1のミニバスのケースが多いようだ。
我々の場合
行き: 2. シェアタクシー
帰り: 3. タクシー
だった。
村から町に移動する際によく1.ミニバスを使ったが、車両自体は悪くなかった。だがとにかく、混む!混む!混む!
なおビシュケク市内であれば日本と同じような普通のバスが走っているので、困ることはない。
写真の、前の座席に座るお兄さんは、イスラム教徒で、各地のモスクを周り説教をして巡回をしている偉い人らしいが、めちゃくちゃ咳をしまくっていて、翌日私も風邪を引いた。 -
と言うことで車内からの風景。
キルギスは東に天山山脈があり、それが中国との国境となっている。
北にはカザフスタン、
西にはウズベキスタン、
南にタジキスタン、
それぞれの国々との国境は山である。
そう、キルギスは山に囲まれた国なのだ。当然、首都から離れるにつれどんどん標高は上がっていく。
カラコルの友人宅は海抜1,500メートル、最後に泊まったホテルは海抜2,100メートルだった。 -
【ゆるゆるの国境線事情】
お分かり頂けるだろうか。このGoogleマップ。
黒い線が国境線で、北側がカザフスタン、南側がキルギスなのだが、道路に沿って走っていると一瞬だけカザフスタン側に入る。
これは「国境線は川ね」と規定したためだそうで、川の上を渡した道路は空間上、国境の上を行ったり来たりしてしまう。 -
これはカザフスタンとキルギスの国境ゲート。
中国から物資を積んだトラックが長蛇の列をなしている。
国境ゲートを写真で撮れること自体、すでにゆるい。ゆるゆるだ。
しかも友人曰く、別に国境ゲートをわざわざ通らなくても隣の国まで行けるらしい。
ある知人が結婚式をカザフスタンで挙げた時、花嫁のお母さんが娘のためにキルギスからカザフスタンにまで向かおうとしたが、パスポートに問題があり、カザフスタン国境の通過を断られた。
そのため結婚式当日、花嫁はお母さんに会えないとかなしんでいたところ、なんとお母さんが現れた。みんな大喝采。お母さんは結婚式を楽しんだ後、普通にキルギス側の家に帰った。
ちょ。
つまりは、そこら辺の川の浅い所を通って勝手に越境してしまったわけである。
陸地続きの国あるある。
ちなみにカザフスタンとキルギスは仲良しなので、国境を自由に越えてしまうことに、問題は(少なくとも市民の意識レベルでは)特にないらしい。
キルギスはキルギス人だけでなく、カザフ人、トルク人、タジク人、ロシア人も多い多民族国家だが、仲が良いのはカザフ人だけで、特に歴史的な理由からキルギス人がタジク人と結婚するとケチをつけられることもあるらしい。
個人的な見た目分類
キルギス人: 日本人に顔が似てるが若干モンゴル寄りで頬が広い
カザフ人: もっと日本人に顔が似てる
タジク人: 鼻がたかい、眉毛が濃い、ちょっとロシア人ぽいが目はアジアっぽい。若干ヨーロッパ寄り。
なお旧ソ連の国々では、中央アジアの国は1つにまとめられていたため、「生まれは旧ソ連時代のウズベキスタンだが、育ちはソ連崩壊後のキルギス」となってしまった場合、パスポートがおかしくなってしまうことがあるのだそうだ。 -
さて、町までのドライブだが6~7時間、走りっぱなしかと言うともちろんそう言うわけではなくご飯休憩がある。
ドライバーは、同乗者を連れていると無料でご飯を食べられる制度になっているため、この食堂に停まることが多いそうな。 -
食堂の横のトイレ。
10ソム。1キルギスソム=1.7円。
洋式と和式(イスラム式)がある。
壁が低いので隣の人を覗こうと思ったら覗けてしまう
| ू‾᷄ω‾᷅)•ω•) -
このフードコートは麺やパンはなく、ご飯はお米がメインで、肉と野菜のバランスが良かった。とても美味しい。そして安い。
そして盛大に、レジの人が精算を間違えて多く請求された。
クレジットカードが使えた数少ない場所であった。 -
飲み物。
お湯は後で入れてくれるし、頼めばいくらでも後から無料で足してくれる。
キルギスはベリーが美味しい!
お茶もとても美味しいのでいろんな種類を試して自分の好みを見つけてお土産を買うこともできる。
私もお茶を大量に買った。何せ日本のルピシアの1/3の値段なのにおいしいので、買わないわけにはいかぬ。 -
【旅行保険の話】
途中のガソリンスタンドを闊歩する牛。
東に進むに連れどんどん標高が高くなり雪が目立ってくる。
道はグネグネ。なのに街灯はなし。
お構いなくハイビームで飛ばしまくるドライバー。
そのドライバー、片手はハンドルを握ってはいるが、よく見るともう片手に携帯を持ち、動画を見たり、誰かにテキストを打ったりしている。
この辺で、私は海外旅行保険に入らなかったことを心から後悔した。(結果何もなかったので良かったけど!)
本当はエポスカードの付帯保険を利用しようとしたのだが、エポスカードは2023年秋から自動付帯から利用付帯となり、空港までの交通料金をクレジットカードで支払えば、保険対象となるとしている。
つまり、成田空港までクレジットカードを払えばいいわけだが、私の家は成田空港から遠くないため、電車料金をクレジットカードで支払う方法がなく、エポスカードの利用付帯の対象とならないまま、キルギスに来てしまったのである。
今考えれば、京急線や京成線を使うのではなく、JRのみどりの窓口に行って、JRの切符をクレジットカードで支払うという方法があったのではなかろうかと思うので、次回試してみようかと思う。 -
夜の12時半。やっと友人の家に辿り着いた。
ここまでちょっと面倒なことがあった。
本当は12時前には着く予定だったのだが、ドライバーがなんと私の友人の幼馴染だということが会話の中で発覚したのだ。
そんなことあるのか。村育ちってすごいな…人口750万人の国とはいえ。
それがわかると、ドライバー、突然関係のない方向に向かいタバコをふかしたり、路肩に停まって昔話を喋り出したり、友人を呼び出したりと、一向に家に向かってくれない。
よっぽど嬉しかったのか、興奮しているのかよくわからんが、早くしてくれ、こっちは眠いんだ…。
そんなこんなで振り回され、やっと家に到着。
友人宅は大きく、母屋の他に小屋がいくつかあり、裏手は雪山、放し飼いにしている馬が何頭かウロウロしていた。
写真は小屋の1つ。 -
キルギスの人は夜遅くなってから晩御飯を食べる。
夜中12時半まで我々の到着を待っていた友人のご家族が、牛肉やじゃがいも詰めた餃子マンティを振舞ってくれた。
そう、今から宴の始まりである(ヽ´ω`) -
【家畜市場】
次の日は日曜日だったので、キルギスで1番楽しみにしていたカラコルの家畜市場に朝一番にタクシーで向かう。
泊まらせて頂いているご家族のお父さんと息子さんは朝5時に起きて、先に馬を買いに向かっていた。 -
そう、家畜市場は男の行く場所。
女の人はほとんど見かけない。
白いダウンジャケットを着ていたので「なんで白いのを着てきたんだ、汚れるぞ」と知らんおじさんに注意される。
雪解け水のせいで土が抜かれんでおり、まっすぐ歩けない。
レインブーツ必須。 -
家畜市場の羊。
おとなしい。 -
家畜市場の牛の親子。
かわいい。 -
家畜市場の馬3兄弟。
馬によって毛並みや健康状態、おとなしさが全然違う。
馬のま後ろは通ってはいけない。
必ずスペースを開けて通らないと、馬の後ろ脚に蹴飛ばされてしまう危険がある。 -
トラックでお持ち帰りされるドナドナ。
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車の後部座席でお持ち帰りされる羊のドナドナお尻。
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友人のお父さんが、馬を買えたとのことで車に乗せてもらう。
日本でも滅多に見かけない馬鹿でかいトラクターの後ろに馬を乗せて帰宅。
車がデカすぎて車内にタイヤが転がっていた。 -
帰宅早々、地元の人たちのパーティーに呼ばれる。
パーティーのホストの1人が、日本人と仕事をしていたとかで、日本人はこれ好きでしょうと、牛肉うどん「ラグマン」を作ってくれた。
キルギスの人はとてもおもてなし上手で、食べきれない量の食べ物と飲み物がどんどん出てくる。
食事についてはこのブログの後半でまとめて紹介したい。
彼らは学校で英語ではなくロシア語を学ぶため、私のような外国人にはロシア語で話しかけてくれるのだが、私はロシア語がわからず、Google翻訳と勘で話をする。 -
【3日目・温泉】
3日目は長い1日だった。
朝温泉アク・スーに向かう。スー cyy とは温泉のこと。
ガイドブックを見ると、いくつかの温泉がカラコルの街の周りに点在しているが、今回向かったのは地元の人が行く、雪山の中の小さなソ連時代の温泉だ。 -
温泉は雪山の上にあり、小屋の中を独り占めして鍵をかけて利用できる。
雪山に湧き出るお湯が写真右手の空間に溜まっており、ゴツゴツした岩の中から湧き出るお湯に浸ってゆっくりできる。
写真の白いバスタブは体を洗うときに使用するだけのようだ。
窓を開ければ、雪山の絶景。贅沢な時間だ。 -
温泉を出て、そこを通りかかったご家族の車をヒッチハイクし、お金を払って乗せてもらう。
その後友人の友人(おじさん)が待機してくれており、これから一緒に雪山に登って、ユルタを見よう!とのこと。
雪山は雪解け水でぐちょぐちょ、さらに車が滅多に通らないため轍も十分あるわけではなく、頑丈な4WDでどんどん登っていく。
途中で牛たちが雪山に放牧されていた。 -
途中でランチを食べようとなり、お店で買ったソーセージやパン、バナナやチーズをつまむ。
おもむろにガイドをしてくれている友人の友人(おじさん)がアコーディオンを取り出し、弾き語りが始まる。
360°見渡しても人っ子1人いない雪山で、おじさんの深い美声が響き渡る。
後から判明したのだが、このガイドしてくれたおじさん、この辺の村々の中で有名人らしく、酔っ払っては人をぶん殴っていた乱暴者だったらしい。ムスリムからキリスト教徒に改宗してから性格が変わり、丸くなったのだが相変わらず人々は畏れているとのこと。
色々とツッコむところが多すぎる。 -
雪山なので氷柱がいっぱい。
とても綺麗。 -
雪山に顔と手の跡をつけて遊ぶ。
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友人と2人で、いっせーのーせっ!で倒れてみる。
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雪山のてっぺんに、リゾート用のヴィラが建てられていた。
ここにユルタがあるとのことだったが、冬季のため取り外されておりみられなかった!
お留守番をしていたワンちゃんが、尻尾を振りながら我々をお迎えしてくれた。 -
この旅1番の美人ちゃん。
とっても人懐っこくて我々が退散しようとすると、お洋服を引っ張ってても我々を引き止めようとしていた。
キュン
後ろ髪を引かれる思いとはこのこと…
人間が来てくれて、嬉しかったんだね。
寂しいんだろうなぁ。連れて帰ってあげたい。 -
ユルタを見れなかった!残念がってたらガイドのおっちゃん、「そこら辺にユルタあるんじゃない?聞いてみるわ」とおもむろに民家に勝手に侵入し始める。
人ん家に土足で踏み入り「誰かー!誰かいませんかー!」と叫んでずんずん進む。
うぉおおお…いいのか…いいのか…
私の心配をよそに、家の子供達が面白がっておじさんの周りをウロチョロし始める。
訝しげに顔を覗かせるお母さん登場。
奥さん、この家にユルタはありませんか。
このおじさんの勘はするどく、この家の人はユルタを裏庭に持っていた。それがこの写真。
遊牧生活の昔と違い、今は定住生活なので、ユルタは夏の間に親族や友人を呼んで集めるサマーハウスと化している。あるいは夏の間にたまにくる観光客にユルタを見せては小遣い稼ぎしているとのこと。
そのため、冬は使用せず施錠されている。
裏庭のユルタは、股下まで積もった雪をかき分けて進んだ先にある。きゃあきゃあいいながら、雪に埋もれつつ進む。 -
ユルタは施錠されていた。鎖を外し中に入ると、そこには色鮮やかやユルタが!
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【漫画とユルタ】
天井から光が差し込む。
ペルシャの奴隷がモンゴル帝国に捕虜にされた後、成り上がる様子を描いた漫画「天幕のジャードゥーガル」が好きで、ユルタはぜひ天井を見てみたかった。
その漫画の中で、ユルタの天井が日時計になっているという描写があったが、これはそんなことなさそう。
聞くと、これは上の空間が空いているので、鳩が入って来てフンを落として行くらしい。
そのため屋根が二重構造になっている。
家の奥さん曰く、夏の間に親戚が集まったりするときに使うそうで、使わない時期は小遣い稼ぎ程度に観光客にも見せているらしい。
確かに、とても居心地が良さそう。イギリスのサマーハウス的なものか。
昔、遊牧民時代はこのユルタで冬を凌いだそうだから、よほど革とか毛皮で内側を保温しているのだろうと思っていたが、みんな口を揃えて「冬はユルタを閉めるか撤去する」と言っていた。
ウズベキスタンを中心に、19世紀の中央アジアの生活を描いた「乙嫁語り」という漫画でキルギスの生活を知り、冬のユルタはさぞ暖かいんだろうな~と勝手に妄想していた私だったが、それはもう昔の話なんだな~、としみじみ。 -
ユルタ外観一例。
これは博物館にあったやつ。 -
ユルタ外観一例その2。
骨組みは外せるようになっている。 -
【探検家の博物館】
さて、ユルタを出て雪解け中の山道を下り、カラコルの街に戻る。
探検家の博物館に連れて行ってもらった。
この博物館、名前がわからない。地元の人も正式名称のを知らない。看板がない。Googleマップではロシア語で表示されるが、よくわからない。
とにかく、探検家の博物館なのだそうだ。
たまたま私がここを訪れた週に、クレイジージャーニーがこの場所を放送していた。 -
キルギスの山といえば、今も昔も有名なオオヤマネコ。
オオヤマネコは雪山に住む幻の獣。そう、ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」や、漫画「BANANA FISH」でも有名な動物で、英語でリンクス lynxという。
このオオヤマネコ生きている姿を見た人はとても少ないらしい。
この博物館は、中央アジアがロシアなどの探検家に「再発見」された歴史を展示している。
キルギスの首都ビシュケクはシルクロードの街。
探検当時は弁髪の中国系の人や、遊牧民族たちがこの周辺地域にいたことが展示されていた。
そして珍しく英語の説明書きが多かった。助かる。 -
博物館から、カラコルのイシュク・クル湖を上から望むことができる。
冬なのでとてもしずかだ。まるで北欧の公園のような雰囲気。 -
家に帰ったらお母さんがご飯の準備をしてくれていた。
この三角型のパイの中には牛肉や玉ねぎが入っておりサクサクだ。 -
【4日目】
朝起きると、家の裏手で家の人が馬を散歩させていた -
今日は、家に泊まらせてくれている友人が、自分の髪をカラーリングしたいが6時間かかるとのことで、1人で街をぶらぶらすることに。
心配してくれた友人が、私のサポートのために別の友人を呼んでくれた。彼女曰く「実は今日は仕事があるのでお昼には戻らないと…」とのこと。
なんという柔軟さ。そして申し訳なし。
街中を一緒に歩く。そして街中に突然現れる日本語「ベイブレード」 -
そしてこちらはよくあるパチモンキーホルダー
どう見ても某NARUTOのキャラクターです
こんな山奥の田舎町へようこそ -
地元の商店街のパン。一個35円くらい。
漫画「乙嫁語り」に出てくるが、いろんなデザインのパンが並んでいる -
朝イチで、英語が通じるマッサージ屋に電話予約しておいた。
ロシア人が運営するマッサージで、1時間2,000ソム、3,400円くらい。
親切でとても良かった。
この街にはスキーやトレッキングで筋肉痛になる観光客が多いので、そうした人たちが主な顧客なのだそう。 -
街に戻り建造物ウォッチング。
首都ビシュケクにはソ連風の建物が多かったが、この辺は「うーん、何風なんだろう…」と思うような不思議な建物も少なくない。
これはロシア風?でも窓が多いような?
何だろう… -
街の真ん中にあるロシア正教会の教会。釘を使っていない木造建築だとか。
時間になると不思議な音色を街中に響かせる。
友人に、これは何のサインだと聞いたら、知らんとのこと。 -
そろそろ6時間が経っただろうと、友人がカラーリングしている美容室に直撃。
美容室は大体どの国も雰囲気は変わらない。
お店の人が、カラーリングを終えた髪を写真に撮って、Instagramなどにあげて広告材料にしていた。
私はずっと脇で座って眺めていただけなのだが、邪険に全くされず、むしろ時たま目線を合わせてくれる。
この国の人は、日本のように目線を避けるときもあるが、他人であっても何かの折にちゃんと目を見てくれる。
そういうところがちょっと日本と違うなぁと思ったり。 -
家に帰宅。今度はお父さんがパンを焼いてくれていた。
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お客さんが来たのでみんなで晩餐。
突然の停電。みんな落ち着いた様子。慣れているなようだ。首都ビシュケクでも昔は停電があったらしいが、今はほとんどなく、このように山の方では相変わらず停電が頻発するらしい。
みんな携帯のトーチライトで何事もなかったようにすましている。
2時間ほどで復旧した。 -
【5日目】
ビシュケクに向かう。
トクモクという街までプライベートタクシーをハイア。
50USDだった。スーツケースが2個あったので2倍の100USDだと言われたが、友人が押し切った。
ここでお世話になった友人のお父さんお母さんにさよならする。
トクモクからは、友人の友人が車を出して待っていてくれた。
これから明日まで一緒にホテルに泊まるのだ。
まずは途上にあるブラナの塔に向かう。世界遺産に登録されている、キルギスの中でも有名な遺跡だ。
9世紀に存在していた古代都市の要塞の名残なのだそうだ。ブラナの塔とバラサグン遺跡 史跡・遺跡
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誰もおらず、入場料を払わず敷地に入れてしまった。
※後で払いました
塔はとても狭く急で、降りる時は登った時と同じ向きで降りた。
要塞の見張りの塔だっただけあって、景観は抜群。天山山脈も見える。一眼レフだったら綺麗に撮れていたのに。
途中、酔っ払いのお姉ちゃんたちが来たので、そそくさと退散した。ブラナの塔とバラサグン遺跡 史跡・遺跡
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首都ビシュケクに到着。
黙々とのぼる煙。ガスだか発電所だか。
少し前に爆発事故を起こして大変だったらしい。
手前にはソ連を思わせる車両。
ビシュケク、山から降りてくるとよくわかるが、本当に煙の中にある街なのだ。
黄色い煙が立ち込めていて、その中に街がある。
空気が悪すぎる。嫌な予感がするなあと思っていたら、そのまま喉を痛め、日本帰国直後に咳喘息を起こした。
聞いたところ車の構造も大気汚染の原因になっているらしい。
車には触媒というパーツがあるのだが、これが高く売れるから外してしまうのだそうだ。
この触媒というのは、化学反応によって排気ガスの有毒成分を無毒にするものなので、このパーツがなくなると当然排気ガスダダ漏れとなり、車の中が臭くなる。
うーん。 -
首都ビシュケクはとりあえず置いておいて、南下してスープラ Supuraというヴィラに向かう。
このヴィラは、日本の星野リゾートみたいに、雪山の山奥の敷地全体に宿舎やレストランなどの複合施設を持っている。
冬季は客が少なくなるので夏季の半額で泊まれる。
ただ、冬の山道は大変厳しく、4WDでなければ絶対に通れない道がそこかしこにある。
普通のタイヤでは絶対に冬季は行ってはいけない。マジで詰む。
ホテルがシャトルバスを出しているので、安くはないがそれを利用した方が安全かもしれない。 -
レストランを窓から眺めた様子。
このヴィラの系列は元々レストランで有名だったので、ご飯がとても美味しい。 -
ヴィラの外の様子
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宿舎の中の様子。暖かい。ユルタ風になっており、部屋が丸い。
寒いバルコニーは別部屋としている配慮もありがたい。 -
朝7時の部屋から外を見た様子
山肌に火の光が差し込んでいき、世界が色付いていく -
なぜか9時から開始する朝ご飯を食べ、ビシュケクに下りる。
素晴らしい雪山の景色。
今から煙たい街に戻るかと思うとちょっとがっかりな気もする。 -
ビシュケクでは友人のいとこがご飯を準備してくれていた。
頑張って英語の単語を絞り出して会話してくれようとする子と、辿々しい私のロシア語とで謎の会話が成立する。
【キルギス人の名前】
日本になじみのない名前の多いキルギス人の名前。
男性はアイベック、ジャイベック。
女性はグルナス、グルナザ。
(。´・ω・)ん?
なんか、似たような音がついているな?
聞いてみたところ、男性の名前に「~ベック」がつくのは「強い」という意味で、典型的な男性名なのだそうだ。日本でいう「~雄(男)」みたいなものか。邦男とか康雄とか。
そういえば漫画「乙嫁語り」でもアカンベックというのがいたなぁ。
「グル~」は「花」という意味なのだそうだ。例えばグルナザはよくある名前なのだそうで、「ザクロの花」という意味なのだとか。
なにそれ、かわいい!! -
ビシュケクが誇る、オシュ・バザールへ。ここにいけば大抵のものは揃うという。
広かった。精肉エリアが良かった。馬肉羊肉牛肉鶏肉、そしてムスリムではないロシア人のための豚肉店もあり、色々な臓器や頭が台の上に置かれていたり、ぶら下がったりしていた。
写真は馬の鞍。さすが馬乗りの国。バイク代わりに使われる馬は今も現役なので、馬のメンテナンスに必要な道具が日用品のように売っている。 -
またしてもパン!
-
野菜売り場。
ここが1番活気ついていた。 -
これは何でしょう?
答え
女の人がお尻に履く物。
保温の目的もあるが、お尻をセクシーにプリッとした形に見せるという用途があるらしい。、 -
どこでも見かけた、キルギスのフォーマルな衣装!
黒字に刺繍が美しい。 -
雪が降ってきた。あっという間に大雪になり急いでタクシーに乗り込みバザールを後にする。
気温1度。このあとさらに冷え込んだがまだ昼の2時である。 -
「日本人来てんの?へー、空港まで車出してあげるからコーヒー飲もうよ!」
と声をかけてくれたのは、友人の友人。
たまたま私が知っているトルコの友人の実のお姉さんだった。
カフェでチーズケーキを奢ってもらい、空港まで送ってもらった。
空港でずっとお世話してくれた友人と熱いハグを交わす。
(((っ*´ω`)´ω`*c)))ギュー
濃いキルギスの旅だった。 -
【持っていって良かったもの】
スマホストラップ。
スマホケースに挟んで、肩からスマホをぶら下げるもの。
雪が積もっていて、突然転んだ時にもこいつのおかげでスマホは無事だった。
旅行中は写真を撮ることが多く、スマホをポケットに入れていたはずがはみ出ていていつの間にかどこかにいってしまうことも多いので、スマホは必ず肩からぶら下がっている安心感が良かった。
【持っていかなくて良かったもの】
一眼レフ。
自然がとても美しいので一眼レフの出番なのだが
そ れ ど こ ろ で は な い
ミニバスは混みまくり
道路は埃だらけ、雪解け水で泥々
一眼レフどころではない -
【キルギスのご飯】
ここからはキルギスのご飯を紹介!
まずはラグマン!牛肉の焼きうどん!うまい -
パン!どこでも売っている。美しい柄を探そう!
-
裂きチーズ。
元々は、しめ縄みたいな形で売っている。 -
家庭のピクルス。ニンニクやハーブをたっぷり入れて、お庭で育てたきゅうりやトマトを入れる。とてもおいしい。
肉社会での大切な野菜。特に冬は野菜が少なくなる。
最近は首都でもビニールハウスが増えてきたとか -
コーンスターチでできた麺カラコル・アシュリャンフ。辛くない。カラコル特産品。おいしい。日本人好みの味。
-
きしめんみたいなやつ。
油が少しキツイがおいしい。 -
ノマド・ティーと呼ばれるもの。お茶とミルクにバターが入っているので脂質が多いが美味しい。寒い夜に温まる。
-
お友達のパパが作ってくれた馬肉ソーセージ!
自分で馬肉ソーセージを作るってすごくない!?
高校生の時に馬刺しを噛んでから、ずっと馬肉は苦手だったんですが、今回このパパ特製ソーセージのおかげで克服しました!普通に美味しかったー
あと手作りの馬乳で作ったヨーグルトも頂きました。
飲むと下痢するけど身体にいいよと勧められて、飲んだのですが、お腹がコロコロ鳴っただけで終わった。
家のお母さんに言ったら、「あらーそれはお腹が健康ってことよ~」とニッコリ( ◜ω◝ )
後日キルギス在住の日本人の友人にその話をしたら
「えっ、アレ飲んだの!?しかも自家製…!?大丈夫なの…?」と心配されてしまった。
馬乳の酒、クムスと呼ばれるものも飲んでみたかったのだが、今回は機会がなく。残念!また次回にチャレンジしたい! -
【キルギス旅行まとめ!】
・直通便はないが13時間くらいで行ける
・首都の大気汚染がちょっと辛い
・山がすごい。天山山脈のある東側は夏なら星がたくさん見えるらしい。
・シルクロードの名残がある国。民族の多様性が興味深い
・ご飯は肉中心。発酵品も多い。ご飯や麺も一応ある
・治安は良い
・冬はオフシーズン。夏が最高にいいらしい
・ムスリムが多いけど堂々とお酒も飲んでるしゆるゆる。ロシア人も多い関係でキリスト教会もちらほらある
・輸入に頼っているため食品以外は物価はそこまで安くない
・ロシア語ができればコミュニケーションがとれるらしい…!学ぼうかな
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