2023/04/29 - 2023/05/06
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Charlieさん
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GWを使って念願のローマに行ってきました。3日目はバチカン市国を満喫する1日です。早朝からサン・ピエトロ大聖堂に行き、クーポラに登り、午後にバチカン美術館を楽しみました。サン・ピエトロ大聖堂は予約ができないので早朝がおすすめ、バチカン博物館は予約必須です。いいレストランにも出会うことができ、食事は満足度が高い1日でした。
▼訪れた場所
・サン・ピエトロ広場
・サン・ピエトロ大聖堂
・クーポラ
・バチカン市国
・サンタンジェロ城
・リソルジメント広場
・ヴァチカン美術館
▼宿泊場所
・The Pope's Window
▼食事をした場所
・Come Va?
・ラ・パンチャ・フェリーチェ
・I Quattro Mori Hostaria
- 旅行の満足度
- 4.0
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今日は早朝からのスタートです。サン・ピエトロ大聖堂は7時に開くのですが、時間とともに行列が長くなることで有名なんです。今日は6:30頃に到着したのですが、既に50人ほどの行列ができていました。7時になってもすぐ入れるわけではなく、ひとりひとりセキュリティチェックを受ける必要があるので、本当に時間がかかるんですよね…。今回はセキュリティチェックポイントがひとつしか開いておらず、結局大聖堂に入ったのは7:30頃でした。開館前から並ぶのがおすすめです。
サン ピエトロ広場 広場・公園
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サン・ピエトロ大聖堂はカトリック教会の総本山であり、世界最大級の教会堂建築。大聖堂の入口から見る中央身廊の規模と綺羅びやかさに圧倒されます。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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ミケランジェロの最高傑作のひとつと言われる「ピエタ」があるのもサン・ピエトロ大聖堂。「ダヴィデ像」とともにミケランジェロの彫刻の代表作なのですが、こちらはとにかく細部まで拘りが見える作品です。24歳の時の作品ということなので驚きますよね!ちなみにバチカン美術館にも「ピエタ」があるのですが、そちらはレプリカだそうです。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂はとにかく広く、礼拝堂や祭壇が複数あるため天井のフレスコ画もたくさんあるのですが、個人的な好みはこちら。鮮やかな青が爽やかで明るい印象を与えてくれるのが好きなんですよね。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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礼拝堂によってはミサが行われている場所があったのですが、どうしても見たかったドメニコ・ザンピエーリの「聖セバスティアヌスの殉教」がこちら。オリジナルはフレスコ画だったようなのですが、現在はモザイク画になっているようです。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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こちらがパルダッキーノ(大天蓋)。高さは29mもあり、ベルニーニが17世紀に8年かけて造ったようです。写真では見えにくいですが、360度細かな装飾が見事な大天蓋です。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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ミサを終えた神父さんたちの後ろ姿。意外とスニーカーなんですね!!確かに大理石の上を1日歩き回るなら革靴は辛いかも…。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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聖歌隊の礼拝堂にあるこちらはピエトロ・ビアンキの「無原罪の御宿り」。聖母マリアと天使が描かれており、まさにカトリックっぽい作品ですね。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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ここからクーポラに向かいます。全551段の階段を登るチケットと、途中までエレベーターを利用して残りの320段は階段を登るを登るチケットがあるのですが、今回はエレベーターを利用。エレベーターを降りたところにあるのがクーポラ内の壁画。すごく立体的なんですよね!
クーポラ (円屋根) 建造物
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天井がより近くで見れるのもクーポラに登る醍醐味。下からも見たのですが、ここからの方が詳細に見れるんですよね。本当に細かく描かれているんです。
クーポラ (円屋根) 建造物
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そしてここから更に320段登ります。上に行けば行くほど階段が狭くなり、壁が斜めになっていくので平行感覚がおかしくなります…。壁に手を添えながら登りました。
クーポラ (円屋根) 建造物
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最後はこんなに狭くなっていました。まるで監獄のような造りですよね!階段が急で手すりもないので、ロープがあります。
クーポラ (円屋根) 建造物
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頂上に到着、絶景です!!サン・ピエトロ広場を含めたローマ市内が見渡せるのがすごい!さっきまであそこにいたのにって思ったり、大聖堂の大きさを肌で感じたり、サン・ピエトロ大聖堂入館のために並んでいる列の長さに驚いたり!昨日まで雨だったので、本当に天気に恵まれました。
バチカン市国 史跡・遺跡
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ちょっと視点をずらすと居住区も眺められます。赤レンガの建物と、市内の緑がいいコントラストですよね。
バチカン市国 史跡・遺跡
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こちらはバチカン市国を眺めた景色。バチカン市国は世界一小さな国と言われますが、緑と水が豊富な国なんですね。
バチカン市国 史跡・遺跡
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あそこにローマ教皇が住んでいらっしゃるのでしょうか?まるでリゾート地のような雰囲気がありますね。ローマにあるとは想像できないような豊富な緑に囲まれています。
バチカン市国 史跡・遺跡
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クーポラを降りてサン・ピエトロ大聖堂の観光は終了です。ちなみにバチカン市国はスイス衛兵が警護していることが有名で、この独特な制服が目を引きます。ミケランジェロのデザインとも言われたり、ラファエロのフレスコ画が元になっているとも言われています。どちらにしても生けるアートですよね。
サン ピエトロ広場 広場・公園
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サン・ピエトロ広場には郵便局があり、バチカン市国からの郵便物を送ることができるんです。訪れる方々はほぼ観光客で、バチカン市国のハンコがある絵葉書などを本国の家族などに送るようです!ちょっと時間がかかりそうだったので今回はパスしましたが、いいお土産ですよね!
サン ピエトロ広場 広場・公園
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サン・ピエトロ広場を後にし、テラスがあるCome Va?というカフェで朝食にすることに!すごくフレンドリーなご夫婦が対応してくれたのですが、隣で朝からパスタを頼んだ家族を背中に「朝からパスタだって、信じられる?」って僕らに皮肉っていたのが印象的でした。確かに朝食メニューにパスタはなかったし、朝からパスタはな…。日本も色々あるけど、イタリアもそういう不文律があるんですね。面白かったです!
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妻が頂いたのはチーズとトマトのサンドイッチ。すごくシンプルですが、バジルがいいアクセントでした。
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僕はハムとチーズのオムレツをいただきました。こちらもすごくシンプルで、本当にカフェの朝食という感じ!日本円にするとちょっと高かったけどね…。
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あとはエスプレッソ!早朝から動いていたので、いい刺激になる1杯でした。
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妻は追加でパンナコッタを注文!これこそ「朝からデザートか!」って言いたくなるけど、ここでは普通だったようです。僕らに対しては終始笑顔で優しく対応してくれたご夫妻、ありがとうございました。
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カフェの眼の前がバス停だったので、ちょっとバスでサンタンジェロ城へ。昨日は雨だったので雰囲気が違いますね!
サンタンジェロ城 城・宮殿
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円形のサンタンジェロ城が鮮やかですよね。まるで闘牛場のとうな円形です。もし時間が合えば入って観光したいなって思ったのですが、行列が長かったので断念。バチカン美術館の予約が入っているので、そんなに時間がなかったんですよね…。
サンタンジェロ城 城・宮殿
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少し歩いてサン・ピエトロ大聖堂近くにあるリソルジメント広場へ。小さな公園のような広場なのですが、バスや路面電車などの接続場所になっています。この銅像は初代イタリア王国国王の父親であるカルロ・アルベルトです。
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ローマ市内ではあまり見かけることがない路面電車。レトロ感があってかわいらしいですね。
そろそろバチカン美術館の予約時間が近づいてきたので向かいます! -
リソルジメント広場付近から美術館までヴァチカンの壁に沿ってできている列がバチカン美術館の当日券購入者の行列です。正直ヤバいです…。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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歩いて10分ほどの距離なのですが、もちろん予約客優先なので中々入れないようです。おそらく6時間待ちとかだと思います…。
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列が全く動かないですね…。バチカン美術館に行かれる場合は絶対に事前予約をしましょう!
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ヴァチカン美術館に無事到着。入口は予約済みの列と当日購入者の列に分かれているのでご注意ください。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは14世紀に描かれたジョットの祭壇画。サン・ピエトロ大聖堂の主祭壇に飾るために描かれたようです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらはラファエロの「フォリーニョの聖母」。ラファエロが28歳の時の作品で、見落としたくない絵画のひとつです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらもラファエロの作品で「キリストの変容」という彼の遺作です。キリストが起こした奇跡を描いた作品ですね。キリストの左には預言者エリア、右にモーゼがいます。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらはダ・ヴィンチの「荒野の聖ヒエロニムス」。下書きのままの未完成の状態なので、独特な雰囲気があります。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらもラファエロで「聖母の戴冠」という作品。19歳の頃の作品とは思えない完成度です。一度ナポレオンによって持ち去られたようですが、後にイタリアに返却されたそうです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらはカラヴァッジオの「キリストの埋葬」。17世紀に入ってすぐの作品で、キリストの傷ついた体が生々しく表現されています。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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絵画館のエリアを出てピーニャの中庭に出てみます。天気がよいので緑が鮮やかですね。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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非情に広い中庭で、多数のベンチがあったり、テラスカフェがあったりと、休憩するには便利な場所です。だだ、今日はとても混んでいたので諦めました。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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中庭の中央にあるのが「球体の中の球体」。1990年にこの場所に設置されたらしく、とてもモダンなデザインが目を引きます。ゆっくり回転し続けています。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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彫刻作品が所狭しと並ぶ「キアラモンティ美術館」エリアを通り、古代以降の彫刻作品が集まる「ピオ・クレメンティーノ美術館」エリアに向かいます。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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八角形の中に到着。ここからが「ピオ・クレメンティーノ美術館」エリアです。八角形の柱廊はミケランジェロやシモネッティが設置したとのこと。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらが見たかった「ラオコーン」!紀元前2世紀頃の作品だと言われており、16世紀に発見されたらしいです。高さが2mほどあるので迫力がすごいです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは「ベルヴェデーレのトルソ」。紀元前1世紀の作品で、頭部や手足は破損しておりますが筋肉の表現がすばらしいです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井のフレスコ画も見事なのでぜひ!トンマーゾ・コンカの作品のようです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは「円形の間」と言われる18世紀にミケランジェロやシモネッティによって造られた広間。部屋の中央にある大水盤が迫力あります。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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見上げると本当に見事な天井があります。陽の光が入る様子はまるで教会のようです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ちょっと進んだ「ギリシャ十字の間」にあるのが「聖ヘレナの石棺」。石棺は2つあるのですが、「聖ヘレナの石棺」には騎士たちの戦いの様子が彫られており、見事な出来栄えです。4世紀に造られたそうです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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部屋の中心にあるモザイク画も見事なもので、3世紀に造られたものとは想像できない美しさです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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「燭台のギャラリー」を進んで「タペストリーのギャラリー」に向かいます。ここは天井画が素敵なエリアです。この辺りから通路が急に狭くなるので、人混みがすごいことに…。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井画は複数あるのですが、どれも色使いが鮮やかで明るい雰囲気があるんですよね。周りの装飾も綺羅びやかです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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「タペストリーのギャラリー」では、まるで絵画のように詳細に造られたタペストリーがたくさん展示されています。織物とは思えない細かさが見事です。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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次に来たのが「地図のギャラリー」。個人的にはここは本当におすすめ。通路の左右にある地図が魅力的なのはもちろんなのですが、なんと言っても天井が見事。絵画と額縁、その間の黄金の装飾がとにかく迫力あるんです。まるでライトアップでもされているかのような鮮やかさです。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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「地図のギャラリー」を抜け「ラファエロの間」へ。ここには4つの部屋があるのですが、それぞれ壁から天井まで多数の絵画で埋め尽くされており、360度圧倒されるエリアになっています。狭い通路から若干開放され、人混みが少し解消されてきました。
最後にシスティーナ礼拝堂に言って出ました(残念ながら写真撮影はNG)。なんだかんだ4時間くらいゆっくり楽しみました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館に夢中になって忘れていましたが、お腹がペコペコ。ちょっと歩いて気になっていたレストラン「ラ・パンチャ・フェリーチェ」へ。丁度雨も降ってきたのでよいタイミングでした。
ラ・パンチャ・フェリーチェ イタリアン
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僕はアペロールを、妻はネグロニを注文。遅めのランチではありますが、この時間から飲めるのは旅行の醍醐味のひとつですよね。
ラ・パンチャ・フェリーチェ イタリアン
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まずは前菜に野菜とシーフードのフリットをいただきました。衣が油を吸ってしまうので、個人的には天ぷらの方があっさりしていて好みかな。
ラ・パンチャ・フェリーチェ イタリアン
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あとはマッシュルームのピザ!せっかくローマに来たので、一度は食べたいと思っていました!比較的具だくさんで美味しかったのですが、もうちょっと生地は薄いのかなって思ってました。
ラ・パンチャ・フェリーチェ イタリアン
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一度ホテルに戻って休憩です。せっかく時間が空いたので、ランドリーで洗濯してみました。コインランドリーではなく、おばちゃんがやってくれるのですが、とにかく優しくてありがたい。アジア人がこんなところに来るのが珍しかったのかもしれないですね。1時間ほどで洗濯できたのでありがたかったな!
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洗濯物を畳んだり、スーツケースを整理したりしていたらあっという間に夕食の時間。ホテルの近くにあった「I Quattro Mori Hostaria」というレストランに行ってみました。地元の方々に愛されている雰囲気があり、魅力的なお店です。
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まずいくつか細かい前菜を注文。こちらは野菜のピクルス!白ワインと合います!
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僕が大好きな小イワシの酢漬け。お酢が強めなのですが、ちびちび食べながら白ワインを飲むのがいいんです!
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ムール貝のワイン蒸し。身がプリプリしていて最高です。
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こちらはナスのオーブン焼き。どれも適量で色々な料理を楽しめるのがいいんですよね。よく考えられています。
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あとはイカのフライ!日本でも好んで注文する1品です。
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テーブルに並べて少しずつつまむことができるのが最高なんです。ポテトサラダも頼んだな。
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メインにいただいたのはシーフードの盛り合わせ。グリルされた鱈やエビが美味!レモンでさっぱりいただけるのもありがたい!
しっかりお腹を満たして、ホテルに戻りました。明日は早朝からフィレンツェに日帰り旅行に行く予定なので早めに就寝!明日も楽しみです。
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旅行記グループ
夫婦2人でローマ旅行6泊7日
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