フランス準備編ドイツフランス春休み家族旅行フランス編　パリの詐欺ホテル

2024/03/14 - 2024/03/14

春休み、家族でドイツとフランスに行きます。
いろいろ下調べして準備したので、その準備編旅行記です。

子供は、新高１長男＋新中１長女。
ちょうどどちらも卒業を迎える春休み。
部活などの制約が無いので、(親が休めれば）旅行に絶好の時期。
せっかくなら海外へ行きたいなあと思っていました。
ただ絶賛円安中だしサーチャージも高い。
悩みに悩んだ結果、子供ももうすぐ巣立つし、ますます円安になりそう(2023年11月当時)なので思い切って行くことにしました。

ドイツは長男の希望。
パリは、近いのでついでに行ってみることに。
パリではホテル予約で詐欺ホテルに引っかかってしまいました。

気持ちが高まって、準備編なのに長い旅行記になってしまいました。
行く前のメモがわりにもなってます。
※写真はフリー素材サイトよりダウンロード

エリア パリ(フランス)

そもそもこの旅行の入り口は、千歳CTS。
仁川INC経由で-フランクフルトFRAへ。
ドイツではそこから別行動、母娘チームはドレスデン→パリへ。
父息子チームはコブレンツ等へ行き、ケルンからパリへ入ります。

①ホテル探し
おパリはドイツより1.8倍くらい高い！さすがの人気。
11月に３月の予約をみてもちらほら満室。
４人だからファミリールームを一部屋取るか、ツインを２部屋取るか。
予算内だとものすごく狭い部屋になるなあ。添い寝無料の時期が懐かしい。

ある時Booking.comで、凱旋門近くにアパートメントを発見。
Luxurious 2 Bedroom Arc de Triomphe Dôme Free Netflixという名前。
改装済み、ベッドルーム2室、洗濯機有り。なぜ見過ごしていた？という好物件。
新規掲載で口コミ数が少ないのが気になったけど、高評価だからいいかなと思ってしまった。
キャンセル可なので、素早く予約、入金、確定しました。
でもこれが間違いでした。
このホテルお勧めしません。

このくそホテル、お金のやり取りをbooking.com経由ではなく、直接するタイプ。
入金の催促は超迅速。
でも最初に添付されたリンクは機能せず。次にリンクを3回も送り付けた。
入金後は知らん顔。質問しても返信がスーパー遅い。時差など考えても。
なんか嫌な予感。

結果的に11月17日にキャンセル。が、返金がない。
請求、引き落としは即時来たのに。メールしたら「4週間かかりマス」と。
でも4週間たっても返金無し。
12/21にメールしたら「ファイナンスチームとチェックします」と。
ファイナンスチームなんて存在するのか?!

同日、つながらないという評判のbooking.comのカスタマーセンターに電話。
意外にもすぐつながり、カードの支払い証明書を送ってくれと。

一方ホテルからは何の返信もない。催促したらやっと、
「アナタに何回も返金しようとしたけど、こちら側でシステムエラーになったから、返金を中止シマシタ。ブッキングドットコムに連絡すれば早く返金できルデショウ」
と謎の上から回答。
怒りをこらえてカスタマーセンターにまた電話。
先日私が送ったはずの書類が送られていなかったことが判明。それならあの時の担当の人、知らせてよ。
今回の担当者は丁寧親切に今後の流れを知らせてくれました。
booking.comがホテルに証明書を送って５日後までに支払いが無ければ、代わりに支払うと言う。

5日間待って、ホテルから返金は無し。
12/28、カスタマーセンターに再び電話。返金対応に入りますと。12/29返金処理開始。
1/6入金を確認。円高のため返金額はマイナス8000円。
ここまで長かった…。

ホテルのレビューに経緯を書いてやろうとしても宿泊しないと書けない。
レビュー★9以上の宿になってるけど、返金されず困っている人がいるはず。
booking.comの対応は悪くなかったけど、こちらから聞かないと放っておかれるし、担当者によって対応が違いすぎる。
次回からは、ホテルサイトで宿代直接払いのホテルは絶対予約しないと心に誓う。

改めてパリのホテル、ホテルサイトがいまいちなので、airbnbを探す。
以前見たとき、実質キャンセル不可の物件ばかりでそれ以来見ていませんでした。

でもキャンセル可でホテルよりファミリーフレンドリーな物件が割とある。
その中でも、とあるムッシューのアパートメントが良さそうだったので、連絡を取ってみました。

「ここは改装済みなのに他より安くて～で～で～で、素晴らしいよ！」
と怒涛のセールストークはされましたが、ムッシューの感じもまあ違和感無いので、予約。円安対策ですぐ入金しました。でもそれは円安ピーク時でした…。

場所はイシーレムリノー。改装間もない、3泊で税込み価格653.55ユーロ=109762円、ベッドルーム2室（キングとダブル）、地下鉄駅に近い、洗濯機と乾燥機、ヘアドライヤーあり。前日までキャンセル無料。
正直泊まってみないとわかりませんが、予約段階ではまあまあです。
民泊だとチェックアウト後の荷物預かりどうしようと思って調べたら、NannyBagというアプリで預かってくれる場所を探せるということが判明。やったー！

予約後に判明したことですが、近くに割と大きな自転車屋さんがあって長男大喜び。

ムッシューとメッセージのやり取りをして思ったのですが、サイドビジネスとして民泊をするのは楽しそう。
自分好みの部屋を旅行者に貸す。みんなきれいに借りてくれそうだし。借りる人も貸す人もワクワク。元手があればの話ですが。
ちなみにオリンピック期間はすでにムッシューの部屋は完売。
他の部屋も倍の価格になっています。

②スケジュールを立てる。
パリは見どころが多くて迷いますね。旅行記やYouTubeでお勉強。
とりあえず、ルーブル美術館に行こう。これは家族で一致。
勉強のため、子供とフランスガイド中村さんのYouTubeを見る…途中でどっかに行っちゃう子供たち。

迷ったけど、作品は来日することもある。サントシャペルとか、絶対来日しない建築物を中心に観に行こうかと考える。
ルーブルでは門外不出のモナ・リザとか、個人的に見たい作品をピックアップして子供たちにそれを探してもらう作戦でいこう。

でもオルセー美術館やピカソ美術館にも行きたいなあ、なんてのんきに考えていたら、衝撃のニュース。
2024年1月からルーブルが値上がり、ミュージアムパスも値上がっていた！
オリンピックに向けて地下鉄も値上がりするらしい。
ただでさえ円安で割高なのに。値上がりばっかやん…。

勉強の結果、ざっくりと以下のように決める。
１日目ー母娘は9時半オルセー美術館（要予約）。父息子は宿近くの自転車屋へ。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

12時サンシャペル前のレストランで合流。
14時半サントシャペル、

サントシャペル 寺院・教会

15時半コンシェルジュリー（共に要予約）。

コンシェルジュリー 城・宮殿

シテ駅からメトロでEtienne Marcel駅へ。パッサージュグランセールPass du Grand Cerfを見る。
同じ路線で戻って、シェイクスピアアンドカンパニー（本屋）、La Maison d'Isabelle（クロワッサン）などを巡って、ルーブルの夜景、20時にエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見て帰る。

シェイクスピア アンド カンパニー書店 専門店

２日目ー予約９時半ルーブル美術館（要予約）。
朝早くが吉と判断。
予約も1週間くらい前でもいいかなと思っていたら、そのころにはもう埋まっていました。
絶対早めがいいです！！

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

パレロワイヤル近くのビストロビクトワールでランチ、サンマルタン運河へ。
Artazartという書店へ行き絵を見る。

サン マルタン運河周辺 滝・河川・湖

凱旋門を経由して宿近くのスーパーへ。
宿に帰って荷造り。

凱旋門 建造物

３日目ー午前中は予備時間。準備できたらサンラザール駅へウーバーで行き、近くで荷物を預ける（アプリNannyBagで探しておく）。

サン ラザール駅 駅

その後モンマルトル、パッサージュなどを歩く。どこ行こう？
モンマルトルで絵を描いてもらいたかったけど、交渉が下手くそなのでぼられそう。

タクシーかウーバーで空港へ。
21時シャルルドゴール空港発。

おパリをYouTubeでお勉強したところ、見たいところが沢山出てきた。
ピカソ美術館のあるマレ地区、学生街のカルチェラタンも面白そう。

パッサージュというお洒落な商店街？があちこちにあるので、行ってみたい。
本とお洋服に目覚めた長男のため、古本屋と古着屋に行こう。
新品のお店には社会人になってから行ってもらいます。

ルーブル美術館のHPでどの作品がどこにあるのか予習。
このポンパドゥール夫人の絵も見たかったけど、展示中ではなかった。
美術展で主役になれる絵が集まっているルーブル。
NBAみたいなもんですかね…。

③パリでの交通手段を調べる。
一日券のmobilioにしようかと思っていたら、見当たらないと書いている人もいて調べてみたら、NavigoEasyというICカードに統一されたようです。
まずNavigoEasyを窓口で２ユーロほどで購入し、機械か自分のスマホで1回券（2,15ユーロ）や回数券（10回券17ユーロ）や１日券（8.65ユーロ～）を購入しチャージして使うらしい。
紙の回数券は廃止なのは家族連れには痛い。

システムがころころ変わってわかりにくいけど、特にパリはYouTubeで解説している人が必ずいるので助かります。