2024/02/22 - 2024/02/26
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半日ツアーさん
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台南のホテルで家族と合流して、翌日は高雄へショートトリップすることにしました。
初めての台湾南部、行きたいところは沢山あるのですが時間は一日。欲張って回りましょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スターラックス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルを出て台南駅に散歩がてら徒歩で向います。
途中、交差点で不思議な飾り付けをした車とすれ違います。大音量で音楽を流しながら走っていました。 -
林百貨店だとかメジャーな観光スポットも横目で見ながら30分ほどかけてゆっくり歩きます。
町の中心にあるロータリーは放射状に伸びた道それぞれに歩行者信号が付いているので渡るのに時間が掛かります。 -
途中、ガチャポンのお店をいくつか見かけました。お値段は1回50NTDのようです。
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レーザーのことなんでしょうね。漢字だと何かの必殺技のようです。
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台南から高雄へ向かう区間車は結構混んでいて立ちっぱなしでした。子供1号のアドバイスで美術館駅で下車します。
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台鉄の美術館駅は地下駅ですが、地上に上がるとLRT(高雄ライトレール)に乗り換えられます。駅の作りが開放的で素敵です。
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LRTに乗り換えて港に向います。方向感覚を失って、どちらのホームから乗ればいいのか迷っていたら、親切な方に片言の日本語で教えて頂きました。有難いです。
乗る前にはホーム入口にある簡易Suicaのような機械にiPassやヨーヨーカー(これも交通系ICカード)を「必ず」タッチしてから乗ります。
いわゆる信用乗車制なので忘れるとペナルティが大きいと思われます。この列車はやたらに混雑していて途中駅では積み残しも出るほどでしたが、途中駅で検札係の方が乗ってきたので、iPassを出してチェックしてもらいました。 -
15分ほどで港のそばにある哈瑪星駅に着きました。
ここは元々高雄港の貨物駅で、乗ってきたLRTの線路も廃線になった貨物線を再利用したもののようです。
今回は鉄道旅がテーマなので、駅の横にある「鉄道文化園区」に立ち寄ります。蒸機など台鉄の保存車両があるとのことで期待していたのですが、今近寄れるのは貨車が数両でした。
まあ、元々港の貨物駅だし、旧国鉄型の懐かしい貨車なので私には面白いのですが、一般的には超地味なスポットです。 -
ビジターセンターの役割を果たしている旧高雄港駅舎です。
貨物駅の事務室というのは珍しい遺構で、中には現役時代の資料が展示してありました。
ここも好きな人には物凄く刺さるでしょうが、一般的には謎施設だと思います。旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー
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内部はこんな感じです。これは荷物の受付カウンターでしょうか。奥には駅長室もありますが、全体的に地味な施設です。
その割には家族連れが多いです。 -
高雄港駅で足止めされていたら家族に置いていかれました(別行動)。岸壁にある上屋を改装したオシャレなお土産物屋まで追いかけます。今日は天気が良くて少し暑いくらいです。
ここからは港内観光船も出ているようですが、私たちは対岸に渡りたいので北西に数百メートル移動します。棧貳庫KW2 ショッピングセンター
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高雄市の海岸線に寄り沿って、旗津という細長い島(元々は半島)が南北に伸びています。恐らく砂州だと思うのですが、この島自体が市街地であり、高雄を天然の良港足らしめているようです。
本土からフェリーで簡単に渡れるようなので、乗り場でiPassをかざして乗り込みます。旗津フェリー 船系
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5分ほどで旗津に到着です。
手軽に行ける観光地ということで地元民にも大人気ですが、この島自体沢山の人が住んでいるようです。 -
旗津天后宮はそれほど大きくない媽祖寺ですが、地元民と観光客で大賑わいです。
そして何だかお祭りをやっているようで、音楽と爆竹が凄いです。旗津天后宮 寺院・教会
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龍の形をした行列はこの旅で初めて見ました。お寺のお祭りの出し物なのでしょうか。
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お祭りとどういう関係があるのか分かりませんが、これは台湾風の花輪なのでしょうか。
書いてあることは何となく分かります。 -
旗津の北西端は小高い山になっています。この山があるから砂洲ができたのかもしれません。
高雄港の入口を扼する場所なので戦略施設がいくつかあります。
遊歩道を本土側からゆっくり登った先には高雄灯台がありました。アロー号事件後に高雄が開港させられた後に作られたそうですが、そりゃここに灯台がないと危ないよなあと思う場所です。
高雄港を一望できる素晴らしいロケーションです。高雄旗後灯台 建造物
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灯台から5分ほど尾根を歩くと旗後砲台という場所に出ます。
レンガとコンクリートで作られた近代要塞です。 -
説明板によるとこの砲台は清が台湾出兵の後に建造し、日清戦争では日本軍が占領したそうです。
海沿いの砲台というと対馬にあるような大口径の対艦砲のための施設をイメージしそうですが、こちらは内部の広い空間に陸兵を備える近世の城塞に近いものです。旗後砲台 史跡・遺跡
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細長い旗津の島が良く見えます。
総じて背の低い建物が並ぶ中に、ひときわ大きな西洋風の建物があって気になります。 -
山から旗津の市街地に降りてきました。
海産物をその場で料理して食べさせてくれるお店が多く並んでいます。廟前路 市場
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さっき砲台から見えた西洋風の建物はカソリックの教会でした。
残念ながら中には入れません。 -
桃園のホテルでスマホをテーブルから落としてガラスの保護フィルムを割ってしまったので、新しいフィルムを探していました。手機配件(スマホのアクセサリー)の大きな専門店があったので、80NTDで買います。
貼って貰うと180NTDですが、手持ちの現金を節約して自分で貼ることにしました。
もし、例のiPassが使えれば多分気前よく貼って貰ってたでしょう。あのキャンペーンは国内の需要喚起にも役立ってるのだなあと思います。 -
今回の旅行で柴犬を何度も見かけました。台湾では空前の柴犬ブームなのでしょうか。
この犬は大人しくスクーターのステップに乗って走り去って行きました。 -
旗津フェリーで本土に戻ります。
徒歩客は2階に上がります。1階はオートバイや自転車専用の甲板になっています。旗津フェリー 船系
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何隻かの船を使ってひっきりなしに往復していますが、結構ギリギリをすれ違ったりします。
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フェリーの1階はこんな感じ。
オートバイは航海中はサドルに腰掛けて吊り革に掴まるのでしょうか。なお、四輪車は乗れないので、別のルートを使うのでしょう。 -
埠頭からバスでお昼を食べに行きます。
港湾地区から市街地に入ると高雄が台南以上の大都市であることを感じます。 -
建物の軒先で営業しているお店で、小籠包とスープを頂きました。
お世辞にもキレイな店ではありませんが、やはり美味しい!永和小籠湯包 地元の料理
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これはビールが欲しくなりますが、こちらの人はこの手の外食でお酒を飲む習慣がないので我慢です。
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地下鉄オレンジラインに乗って、美麗島駅で乗り換えのために下車します。世界で2番目に美しい駅と言われるゆえんが、乗換コンコースのステンドグラスです。
確かにこれは一見の価値があります。事前に聞いていたよりもずっとダイナミックで美しい。おすすめです。
ステンドグラスの近くには高雄地下鉄のグッズを売っているお店もあります。私は「蜜柑站長(みかん駅長と日本語でも書いてあります)」が書かれたエコバッグを買いました。
さて、思ったより高雄で時間を使ってしまいました。
高雄駅から区間車で台南に戻ります。
ここで奥さんはショッピング、子供2号は美術館へと行先が別れます。美麗島駅 駅
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台南に戻り、子供1号と清の時代に列強への防衛拠点として作られた安平古堡に向かいます。
台南駅からのバスは遠回りして時間が掛かるのでタクシーを奮発しますが、結構渋滞が酷くて30分近く掛かりました。 -
安平古堡の前に立ちはだかる様にある媽祖寺です。
人だかりの奥では歌謡ショーをやっていて、女性歌手が「津軽海峡冬景色」を日本語で歌っていました。
まさかこんなところで津軽海峡冬景色を聴くとは思いませんでした。日本語教育を受けた世代が少なくなった今でも、日本語の歌詞が好きな人達もいるのでしょうか。台湾南部では普通語(北京語)が今でもあまり話されていないようですし、言語事情も台北辺りとは違うのかもしれません。 -
媽祖様のハリボテです。こんなキャラでしたっけ?
ここまでヒントを与えて貰ってるのに、この時の私達は今週台湾で何のイベントが起こっているのか、そして何故どこに行っても混雑しているのかが、まだ分かっていませんでした。 -
鄭成功の像です。一昨年平戸に行った時も像があったような気がします。
日本でもそれこそ国姓爺合戦の頃から人気のある人物ですが、台湾ではどうなんでしょうね。 -
安平古堡は一時期荒れ果てていたのを日本統治時代に整備したそうです。「文官総督の時代は、まだ精神的余裕があったんだよなあ」と子供1号が言っておりました。
安平古堡 史跡・遺跡
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展望台からは開けた郊外まで眺められますが、取り立てて眺望が良いわけでもありません。
また、オリジナルの城壁もあまり残っていません。せめて往時の雰囲気を味わいたいところですが、このように海に近い史跡は海岸線が何処にあったかでイメージが全然変わってしまいます。
元々、安平古堡は海に浮かんだ城塞だったようですが、今は周囲が埋め立てられその気配もありません。 -
大勢の人出で混み合う安平の古い街(老街)を抜けて、フィッシャーマンズワーフまで出てきましたが、ここも人出が凄い。何故か手持ち提灯を配布する列までできています。
台湾に詳しい方にはお察しの通り、2月のこの週は「台湾ランタンフェスティバル」という全台湾挙げてのお祭りで、特に台南は「台南400年」という大イベントを開催していたのです。
https://2024taiwanlanternfestival.org/Jp
思えば、あの媽祖様のハリボテも夜になるとランタンになって綺麗に光るのでしょう。
そんなことを全く知らずに台南にやって来た私達は、何かお祭りやってるなあ、ぐらいの感覚で通り過ぎました。 -
広場では飲食物のブースも出ていました。
子供1号はフルーツジュースを飲んでいましたが、味は今ひとつだったようです。
ここでも何匹か柴犬を見かけました。やはり柴犬ブームなのでしょうか。その内一匹は首輪に平仮名で「あき」と刺繍してありました。 -
タクシー拾って帰ろうかと思ったら、ランタンフェスティバルの特設会場と台南駅の間に無料のシャトルバスがあり、便乗して帰ることにしました。
この時は「夕方からバスを増発するなんて、夜にイベントが多いお祭りなのかなあ」なんて思っていた訳ですが、そりゃあランタンフェスティバルなら夜やるのが当たり前ですね。
ともあれ、快適に中心街まで帰ることができました。 -
ホテルに戻る途中に、台南にいくつかある帆布カバンのお店に立ち寄ります。
奥さんは別行動中にこのお店でトートバッグを買ったとのこと。なかなか良かったよと連絡があったので、我々も立ち寄ってポーチというかサコッシュ(350NTD)を買いました。
このサコッシュは翌日から早速活躍しています。茶色のポケットには横にしたスマホがピッタリ収まり、貴重品だけを常時身に付けるのに最適です。
時間も夕方5時を回り、ビールが恋しい時間になりました。早くホテルに帰って夕食にしましょう。永盛帆布行 専門店
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