2024/02/22 - 2024/02/26
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半日ツアーさん
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この旅行記のスケジュール
2024/02/25
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電車での移動
台南駅8:05→台鉄区間快速→9:01嘉義駅
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電車での移動
嘉義駅9:30→阿里山森林鉄路・阿里山3号→11:51奮起湖駅
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電車での移動
奮起湖14:00→阿里山森林鉄路・中興312号→16:21嘉義駅
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電車での移動
嘉義駅16:30→台鉄プユマ136号→19:07台北駅
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上海郷村 済南店
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WOW玩行旅台北分館
2024/02/26
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電車での移動
台北→MRT→台湾桃園空港
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飛行機での移動
台湾桃園空港10:15→スターラックス航空JX802→14:15成田空港
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この旅行記スケジュールを元に
今日は台南を離れて台北に向かいます。
但し、今回の旅のテーマは鉄道旅。そして台湾の鉄道と言えば阿里山森林鉄路。昔からずっと乗ってみたかった阿里山森林鉄路に乗りに行きます。災害で不通区間があるのと時間の都合で途中駅の奮起湖までですが、世界三大登山鉄道の一つを楽しみましょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- スターラックス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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レイクショアホテル台南の朝食ビュッフェはとても充実していて、ローカル色あふれる料理も楽しむことができるのですが、何故かカレーが食べたくなってしまいました。いや、カレー「も」ですね。
少々食べ過ぎの気もしますが、7時半にはチェックアウトして台南駅にタクシーで向かいます。
今日は私と子供1号が同行です。奥さんと子供2号は台北に直行して、それぞれ好きな所に行くようです。レイクショア ホテル 台南 ホテル
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台南駅で嘉義へ行く区間快速を待ちます。
台鉄には特急の自強号や区間車の他に、客車急行の「莒光号」という列車が僅かながら残っています。
丁度台南駅にその莒光号が入ってきたのですが、客車の後ろに荷物車(貨車ではありません)と郵便車が2両連結されていました。
荷物車も郵便車も日本では約40年前に廃止されているので少し驚きです。そういえば貨物列車もコンテナをほとんど見かけず専用貨車が大半ですし、懐かしさも感じますが、経営的には大丈夫なんだろうかと気になります。 -
区間快速は区間車よりちょっとだけ速いJRの快速のような列車ですが、特別料金は要りません。
台鉄は区間車、区間快速はヨーヨーカーやiPassのタッチだけで手軽に乗れます。自強号や莒光号はそれ用の切符を買うか、スマホアプリで予約が必要です。
1時間ほどで嘉義に着きます。思ったより大きな町でした。 -
森林鉄路の嘉義駅の建物は台鉄に間借りしています。
自動券売機はなく、ネット予約した切符は有人窓口で受け取るか、台湾のセブンイレブンのマルチコピー機で発券する(手数料あり)ことになります。
私は有人窓口で予約のプリントアウトとスマホのパスポートの画像を見せて往復の切符を受取りました。
台鉄の改札の端っこに森林鉄路の改札があり、一旦台鉄のホームに入ります。 -
平日の下りは9時発の阿里山1号の1便だけの運行ですが、土休日は8時半の中興号(定員乗車だが席は非指定で奮起湖止まり)と、9時半の阿里山3号の運行があります。
上り便とすれ違うことはなく、下りの3列車が午後になってそれぞれ折り返してくる運用です。 -
森林鉄路は台鉄の1番ホームの北端が切り欠かれた短いホームから出発します。線路幅も車両も台鉄より遥かにコンパクトです。
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5両ある客車は小さいですが、それぞれちゃんと荷物置場がありスーツケースを置くことができました。トイレも各車にあります(乗客は車両間の移動ができない。)。車いす対応や授乳室付の車両もあります。
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嘉義駅を出発した列車はしばらく台鉄の線路と並走してから右に針路を変えます。
嘉義の台鉄駅も台南や桃園などと同じく立体化を進めているようです。 -
しばらくは平坦な地形が続きます。嘉義の市街地から郊外へ抜けて行きますが、保線がイマイチなのか結構揺れます。線路幅が台鉄の7割強、高鉄の半分しかないので仕方ないところではあります。
客車も小さいので左2列、右1列です。 -
30分ほど走って竹崎駅に着いてしばらく停車します。
ここから勾配が急になって本格的な登山鉄道になります。
近くには駐車場もあるので、車を持っていればパークアンドライドでここから森林鉄路に乗り込むこともできそうです。 -
左が山側の斜面に取り付いてトラバースしながら高度を上げていきます。ここから独立山駅までは右側の1人掛けの席が谷側で眺めが良さそうです。
途中、私にはヤギの形に見える木がありました。
まだヤシの木もあったり高山という感じはありません。 -
徐々に右側の谷は深くなります。
道路が寄り添って来たと思うと、そろそろ樟脳寮駅に到着です。
元々樟脳の材料である楠を伐採していたのでこの名前が付いたようですが、今は楠は全く無いとのこと。 -
阿里山森林鉄路の前半のハイライト「三連ループ」の麓の駅、樟脳寮駅です。
スイッチバックするのかと思ったら列車は本線上で止まりました。
ここはハイキングコースの拠点になっているらしく、先発の列車か車で来た人達が多くいます。 -
順調に高度を上げてきた森林鉄路ですが、ここで200メートルほど上の稜線に取り付く必要があります。
そこで「三連ループ」で一気に高度を稼ぎます。尾根の張り出した部分をトンネルを駆使してくるくる3度回って登ります。
設計技師は蝸牛をヒントにしたとか。巻貝かソフトクリームのようでもあります。
ただ、トンネルが多いことと木が茂っていることもあってそれほど眺望が効きません。真下の線路が撮れるかなと思いましたが、あまり上手くいきませんでした。
それでも先程の樟脳寮駅がチラッと見えた気がします。 -
ループを過ぎると線路は尾根を左右に行き来するようになるので、左側の車窓からも深く続く山々を眺められるようになります。
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深い山の中を走っていますが、時折桃源郷のような小さな平野の駅に止まります。
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出発から2時間、あっという間に時間が過ぎ、列車は奮起湖への最後の登りに差し掛かります。
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暗い峠を上り詰めて、ぱっと視界が開けると奮起湖駅です。少し遅れて12時前の到着でした。
列車はこの先、十字路駅まで行きますが、我々はここで降りて折り返します。帰りの一番早い便が14時なので、それまで観光して昼食を取る予定です。 -
コインロッカーが列車を降りて駅舎に入るとすぐ目の前にありました。駅舎内は混雑していましたが十分空いてます(緑の番号が空き)。機内持込サイズのスーツケースが1区画に2つ入りました。
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奮起湖の周辺はハイキングコースが多いようで、手軽なものから長時間かかるものまで様々です。
一番簡単に行けそうな奮起歩道を少し歩いてみることにしました。 -
駅の周囲は沢山の人で賑わっていましたが、歩道はあまり人気がありません。
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最初のうちは、こんな感じでなだらかな遊歩道だったのですが、やがてそこそこアップダウンのある山道になりました。あまり眺望も効かず、トレーニングしているような気分になってきました。
夏なら爽やかな高原で森林浴、という気分になるのかもしれませんが、曇天の早春ではイマイチ盛り上がりません。 -
案内板に神木と書かれた巨木がコースのハイライトでした。
びっくりするほど巨大という訳でもありませんが… -
十字路方向に延びる線路です。
十字路は災害で不通になっている森林鉄路の仮の終着駅です。不通区間は今年再開するそうですが、そうなればもう一度乗りに来る楽しみができます。
但し、嘉義から本来の終着駅までは、奮起湖までの倍の時間が掛かるので、日帰りは難しいでしょう。玉山観光と合わせて数日掛けることになりそうです。 -
歩道の出口から10分も歩くと奮起湖老街に出ます。メインは九份のような狭い商店街ですが、人混みで歩くのもやっとです。
奮起湖 旧市街・古い町並み
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駅の近くにある車庫には戦前に走っていた蒸気機関車が保存されています。山登りスペシャルで、普通の蒸機と足廻りが全く違うとても贅沢な車両です。阿里山森林鉄路が当時から日本統治地域の森林鉄道の中でも特別な扱いを受けていたことが分かります。
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駅の横にある登山食堂弁当で、鶏と豚の駅弁をそれぞれ買います。
奮起湖は駅弁が名物で、老街には他にもいくつも弁当店があります。自強号の件もあり味にはあまり期待していませんでしたがこれは美味でした。混んでいるのでホームに出て頂きました。 -
帰りは土日のみ運行の、奮起湖始発の中興号に乗ります。これが帰りの一番早い便です。
恐らく奮起湖日帰り客用で、定員制ですが座席指定はありません。
車両は阿里山号と違ってロングシートですが、1号車だけ設備の都合でクロスシートの車両が連結されていたので列に並びました。 -
留置線で休んでいた車両が一旦嘉義側の本線に入ってから、折返し推進運転でホームに進入してきました。
登山鉄道のセオリーで機関車は常に麓側に連結されていて、頂上側には運転台の付いた客車が繋がれています。 -
出発前から急に霧が出てきて、坂を下り始めた頃には視界がほとんどなくなりました。標高1400メートルもあるので山の天気です。
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嘉義駅まで再び2時間の旅です。
下りは往路と反対側の座席に座れたので、異なる眺望を楽しむことができました。 -
嘉義駅の手前にある北門駅でかなり長い停車時間がとられています。
時刻表では嘉義駅のプユマ号への乗換時間が9分しかないので、中興号が遅延した時は高鉄嘉義駅までタクシー移動して高鉄(新幹線)で台北に向かうプランBも考えていたのですが杞憂だったようです。 -
北門駅の側には「阿里山森林鉄路車庫園区」という見学スポットがあり、歴代車両なども見られるようです。
車窓から見た感じ、そこそこ見応えがありそうです。
今回は余裕がなく訪問できず残念でした。
中興号は定刻に嘉義駅に着き、乗換の間に缶ビールを買ってプユマ号に乗り込みます。乗車券は日本でウェブ予約していますが子供1号とは別車両の席しか取れませんでした。 -
プユマ号から台北までは平野を淡々と走るのですが、鉄道旅的に見逃せないスポットとして「彰化扇形庫」があります。
ターンテーブルを備えた昔ながらの扇形車庫で、今でも現役で使われており見学もできるとのこと。
プユマ号が彰化駅を通過した直後に見ることができました。 -
留置車両の影になってしまったのはご愛嬌ですね。
プユマ号はすっかり日も暮れた7時過ぎに台北駅に到着しました。 -
台北で全員が集合。最後の夜は、ちゃんとレストランで食べようということで、ホテルの近くの「上海郷村」で夕食にしました。
見た目高級店のようですが価格は割合リーズナブルで、特にビールが安いのが我が一族には有難いです。 -
菜飯は絶妙の食感。
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東坡肉が名物のようですが、確かにこれは美味しい!
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今日の宿は台北駅からMRTで2駅の忠孝新生駅から5分ほど歩いたところにある安めのホテルです。
何故かバスタブにバブルジェットが着いていて気持ちが良かったのですが、止め方が分からずタイマーが切れるまでヤキモキしました。 -
さて、最終日は日本に帰るだけです。
ホテルは朝食が付いていなかったので家族4人トランクを引いて食べに行きます。バスで行こうとしたのですが、既のところで乗り遅れ、タクシーも見つからずMRTに乗ります。 -
MRTの西門駅から少し歩くと牛肉麺の店が集まるエリアがありました。
どこも価格は同じで、後は味で勝負のようです。 -
富宏牛肉麺は人気店だけあって美味でした。
地元民向けですが、癖もなくて食べ飽きない感じですね。富宏牛肉麺 アジア料理
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お腹も出来たし、空港に向かいましょう。
台北駅はすぐそこですが、歩行者信号の青は短く、駅の入口は分かりづらく、なかなか辿り着けません。 -
空港MRTで桃園空港に向います。
盛りだくさんの台湾の旅はこれで終了。次の家族旅行があるかは分かりませんが、楽しい思い出もできました。
ありがとう台湾!また来ます。
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この旅行で行ったホテル
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レイクショア ホテル 台南
3.45
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
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旅行記グループ 家族旅行にかこつけた台湾鉄道旅
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