2024/03/01 - 2024/03/31
1550位(同エリア4504件中)
luguさん
3月、、、いよいよPM2,5の季節に突入した。チェンマイに暮らすようになり12年経つが、PM2,5が騒がれ始めたのは多分7,8年前からのことだと思う。その前から伝統的な野焼きや山火事はあったので大気汚染はあったのだろうが、世間的にはそれほど問題にされなかっただけだったのかもしれない。昨年のコロナ罹患以来、大気汚染が人並み以上に自分の身体に悪影響を及ぼしていること(アレルギー)を知り、PM2,5のセンサーを毎日持ち歩いてチェックしながら、PM2,5対応のマスクや空気清浄機を更に足して、出来るだけのことをしてきた。肺の専門医からはこのPM2,5のひどい時期は外出を控え、外食もテイクアウトにするように強く言われているので、ウォーキングも外食も思うように出来なかった。
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夜が明ける直前、まだ空が暗いころ、この時間だけ、まるで詩でも朗読するように鳴く鳥がいる。昼間は鳴かないので、まだ姿をみたことがない。
https://www.youtube.com/watch?v=hrOtDX08jik -
二階の部屋から見える景色。
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3月の中旬に入り、いつもなら見えているはずのドイステープの山並みが霞んで見えなくなった。
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味覚障害は治ったと思っていたが、どうも再発(Long Covid?)しているように思えて来た。そんな状態でもこの「なると」の牛肉甘辛炒めは安心して美味しく食べられている。
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我が家のパープルリースが盛りを迎えた。
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3月の中旬、PM2,5の大気汚染が激しくなってきた。この日は空気清浄機を使っている室内でも普段より少し値が大きかったので、ベランダに出て見たら、155μgまで上がっていた。このセンサーは115μgを越えると数字が赤くなって更に点滅するようになることを初めて知った。115μgを越えると一般的にも危険領域だということなのだろう。
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驚いてウチの中に入り、空気清浄機のある部屋にいたら、センサーの値はみるみる下がっていった。
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この日はPM2,5が心配だったが、MAYAというショッピングモールに、以前から予定していた映画を観に行った。
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アカデミー賞の発表前に、ノミネートされている映画を特集していた。見たい映画は沢山あったが、英語がわからないし、映画館も怖い(いまだにコロナを怖がっている?)ので、日本映画「Parfect Days」一本に絞って観に行った。
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最上階にあるSFXというシネマコンプレックス。
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映画館で映画を観るのは「ドライブ マイ カー」以来だから何年振りだろうか。タイの映画館では映画本編上映前に、タイ国王を称えるフィルムを流し、観客はその間起立する、という習慣(?)があったが、新しい国王になって以来、その習慣を守らない人が出てきていた。そして今回は起立する人は一人も居らず、皆当たり前のように椅子に座ったままだった。あの習慣はすっかり無くなったようだ。
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映画を観たあと、一つ下の階にあるフードコートで遅いランチを食べた。「Parfect Days」、ヴィムベンダース監督の映画は若い頃何本か観ていて好きだったので期待していたが、歳を取ったということなのか、どこか鋭さが欠けていて期待外れだった。
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コロナパンデミック以降、この改装されたフードコートを利用するのは初めてだった。
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ウチの近所のヌードルショップでランチ。
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ヌードルショップの近くに古いコーヒーショップがある。庭が広くオープンで木陰でゆっくり寛げるカフェだったが、エアコンのある室内でもコーヒーを飲めるように改装していた。
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数日後、リニューアルオープンも近そうだ。
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PM2,5が覆う夕方。夕陽は赤く、山並みは見えない。
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「なると」の冷やし中華。
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ウチから車で3分ほどのタイ食堂でランチ。食事もそこそこ美味いが、一つ一つのテーブルに空間があるこの店の雰囲気が好きだ。
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味覚障害で、美味しいはずのぶっかけご飯がいまいちだった。食後甘いデザートで口直し。
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PM2,5がいよいよ佳境に入って来た。病院の予約が入っていたので行くしかなかったが、ウチのおもてで計ったら250μgもあり、これ以上ない位の危険な大気になっていた。センサーの文字が赤くなって点滅しだすとそれだけで息苦しく感じる。これに警報音でも加わればパニック状態になりそうだ。そんな時でも多くのタイ人はマスクをしていない。
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車内でもPM2,5対応のマスクをして病院に辿り着く。
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さすがに病院内は空気清浄機がフル稼働していた。
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病院からの帰りに、九九飯店という韓国料理屋でランチ。
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空気が悪いのは自分の持つセンサーでわかっているので、何をしていても落ち着かない。このジャージャー麵も、普段なら美味しいのかもしれないが、落ち着いて味わう気分にならなかった。
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AFP通信の3月15日のニュース。丁度病院に行った日、チェンマイの大気汚染が世界最悪になっていたようだ。2,3日後に夜雷が鳴って雨が降ったお陰でPM2,5の値はずっと下がってきた。きっとワースト1になったのは2,3日のことだったのではないか。それ以来、波はあるが、少しずつ収まる傾向にはなっている。
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2階ベランダの巣ではすでにヒナが孵って大きくなっていた。
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母鳥がエサを持って巣に戻ると、子供たちは母鳥の口の中にくちばしをつっこんで、我先にエサにありつこうと大騒ぎになる。そういう様子を写真に撮りたくて、そーっと脚立に上ってカメラを向けると、それに気づいた鳥たちは人を用心して何事も無かったように静まる。
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大気汚染のせいだろうか、夕陽が落ちてから、空が、いつもの夕焼けとは明かに違う赤だ。
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山がうっすらでも見えるようになると、少しほっとする。
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ヌードルショップがウチの近くからここに移って数ヶ月経つが、いつの間にか繁盛店になっていた。
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そこのヌードル
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シーフードヌードル
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International Living というサイトが、世界の200の地域を対象に調査した結果だそうで、当然のようにチェンマイが入っていた。1,500ドルというのは225,000円ほど。フランスの地方都市が入っているのに驚いた。
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コロナもあり、5,6年歯医者に行っていなかった。最近口を大きく開けると顎が痛くなり、顎関節症かもしれないと心配になって、チェンマイ大学のスアンドーク病院に行った。顎をみる医者は忙しくて何ヶ月も先に予約することになったが、その前に、歯石を取ったり数本ある虫歯の治療をすることになった。
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二階のベランダの鳥たちは成長して巣立ったが、別のパープルリースの中にも同じ種類の鳥が巣に籠っていた。
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昨年暮れに、ウチから車で5分もかからないところに、小さなショッピングモールが出来ていた。幹線道路沿いなのでそこを通る度にそのうち寄ってみようと思っていた。その中に歯科クリニックがあるのは知っていたので、虫歯の治療などはウチから近いここのクリニックが良いだろうと思い、初めてそのショッピングモール(?)に行ってみた。クリニックの隣に韓国料理屋があったので、まずそこでランチを食べた。
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ブルコギ、メニューの写真では生の卵黄が乗っていたが、生卵を食べられないタイではこうなってしまうのだろう。でも普通に美味しかった。
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ショッピングモールのセンター広場には出店が並んでいた。
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観光客はおらず、ほぼ地元のタイ人をターゲットにしたショッピングモール。
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このベーカリーショップの前で中を覗いていたら、店から出て来たファランが、ここのパンは美味いよ、と云いながら大きな手提げバッグにある購入した沢山のパンを見せてくれた。
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それなら入ってみるか、という感じで店内に。
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パンを買って、ゆっくりとアメリカンコーヒー。
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歯科医院の受付。まず歯石をとって、幾つかある虫歯を時間をかけて治療することになった。
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この小さなショッピングモールに、3つもの日本料理屋があった。この日は夕方だったので、ここで夕食をとった。
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カツ丼。当然と云えば当然だが、タイ人向けの日本料理屋だった。日本の料理が定着しつつある。
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かつおCafe?
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大気汚染の中の赤い月。毎朝起き抜けに外に出てPM2,5の定点観測をしている。もうしばらくこの大気汚染は続きそうだ。
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