春の花巻温泉とえさし藤原の郷

2023/04/11 - 2023/04/11

「えさし藤原の郷」は，「奥州えさし藤原の郷」とも呼ばれる奥州市江刺にある平安時代を題材にしたテーマパークです．元々は，NHKの大河ドラマ「炎立つ」の撮影のために作られたオープンセットで，ドラマが終了した後で，テーマパークとして利用されるようになったとのことでした．「炎立つ」は，奥州藤原氏の波乱に満ちた歴史を描いた物ですが，そもそもこの当時の東北地方の歴史が複雑で，歴史としてもやや地味だったことから，余り視聴率は上がらなかったようです．我家もこのドラマは全く見なかったので，実際の評判が堂であったのかは，良く分かりません．それはともかくとして，オープンセット自体はとても広く，アップダウンも多いので，施設を全てくまなく見るにはそれなりの時間がかかることを覚悟しておく必要があります．江刺藤原の郷を見学した後は，この日の宿泊場所である花巻温泉へ．花巻温泉は同系列の大きなホテルが３つ繋がったホテルが特徴の温泉で，宿泊するのは今回が二回目でした．今回は，入り口の方から見て一番奥にあるホテル紅葉館で，桜の季節とあって，結構大勢の方が宿泊されていました．翌日は，温泉の脇を流れる瀬川や，近くにある花巻温泉バラ園などを見学し，次の目的地である遠野へ向かいました．

エリア 花巻(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

「えさし藤原の郷」にやってきました．

歴史公園えさし藤原の郷 公園・植物園

駐車場の脇に，「レストラン清衡」という大きなお土産屋と食堂がありました．

入園料は1,000円．敷地が広いので，閉演の１時間前に入場するようにと注意書きがありました．

こちらが入り口．

園内の地図．金色堂や清衡館は殆ど山の上にあるので，時間がない場合は，政庁と御所だけを回るのがお勧めのようです．

えさし藤原の郷のスタンプ．

入って正面が「政庁」です．

政庁内には平安時代の鎧（新しく作ったものだと思います）が展示されていました．

弁慶の人形．

義経と静御前．

政庁の裏に「伽羅の御所」と呼ばれる「御所」があります．秀衡公の屋敷を再現した物だそうです．

御所の内部．

御所の隣に作られた大路を通って，金色堂に向かいます．

こちらが「金色堂」．平泉も，できた当時はこんなに金ぴかだったのかも知れません．

金色堂から見た，御所と政庁．

「城柵」．当時の蝦夷対策で作られた砦を再現したもののようです．この柵を潜って，坂を上がると，

「安宅の関」があります．有名な勧進帳を再現した物です．

更に坂を上がると，

「清衡館」があります．

NHKの大河ドラマ，真田丸でも使われたとありました．

清衡が平泉に移る前まで住んでいた館を再現した物だそうです．

桜も見頃でした．

えさし藤原の郷を出て，隣にある「えさし郷土文化館」に向かいます．えさし藤原の郷の入場券で入ることができました．

館内は，細長い形になっていました．

館内の展示は，藤原家に関する物の他，庶民の生活文化に至る物まで様々でした．

えさし郷土文化館 美術館・博物館

これも展示品です．なお，一部は写真撮影不可になっていました．

花巻温泉に向かう途中で，「親水公園お滝さん」という場所に立ち寄ってみました．

北上川の畔にあり，滝と水車がある公園でした．

花巻温泉にやってきました．

こちらが「紅葉館」の内部．とても大きなホテルでした．

こちらがホテルのお部屋．

花巻温泉 ホテル紅葉館 宿・ホテル

二人なので十分な広さでした．

湯上りラウンジというのがあって，温泉に入った後は無料のジュースが飲めました．

館内の展示品．

夜は，桜のライトアップと，

建物のライトアップが行われ，こちらもとても良かったです．この日は，ホテルでゆっくりして，翌日の遠野観光に備えました．