猫探し【沖縄・多良間島自転車で一周編　その１】

2023/03/23 - 2023/03/23

COCOハウスで夕方まで自転車をレンタルしたので，宿泊先である夢パティオたらまに荷物を置き，早速自転車で島を一周してみることにしました．多良間島のホームページによれば，面積は約20km2とのことなので，直径はせいぜい6～7kmといった所でしょうか．珊瑚の島なので，起伏は殆ど無く，電動アシストのない自転車でも十分に回ることができます．観光はやはり海がメインなので，海水浴やダイビングですが，この時はまだ3月で，海開き前だったため，ビーチに行っても殆ど誰も見かけることはありませんでした．海はとても綺麗で，誰もいないビーチを独り占め出来るのは良かったのですが，漂流物が多く，しかもその多くが中国語表記の物だったので，とても悲しい気持ちになりました．宮古や石垣であれば，まだビーチのゴミ拾いをして，観光に備えるのでしょうが，多良間島のように小さな島ではそれだけのマンパワーを揃えるのは至難の業です．多良間島は「日本で最も美しい村」を標榜しているので，漂流物は本当に深刻な問題だと思いました．

エリア 多良間島・水納島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車

「夢パティオたらま」に荷物を置いて，自転車で村を探検しに出掛けました．

夢パティオたらま 宿・ホテル

夢パティオたらまのすぐ前の空地でヤギが飼われていました．とても可愛かったです．

ヤギと道路を隔てた向かい側には，「シュガーガー」という洞窟がありました．ここには井戸があり，かつてはここの水を生活用水に使っていたようです．

チョット不気味な感じの洞窟でした．

夢パティオたらまから300mくらい離れたところにある「ピイトゥマタウガン」．本当は，イにも○が付くらしいのです．どう発音するのか良く分かりませんが，島のビーチなども，結構イに○が付く場所が多かったです．

ピイトゥマタウガンは豊年祭が行われる場所と書いてありました．

COCOハウスの近くに，たぶん島で唯一の信号があります．殆ど無用のようにも思われますが，近くに小学校もあるので，教育のためにも必要とのことでした．

大木公民館．

公民館の近くに，結構迫力のあるヤギがいました．獰猛のようで，注意書きの看板がありました．

昼食がまだだったので，島で殆ど唯一の食堂ではないかと思われる「たねび食堂」へ．

メニューは多良間そばだけでした．

こちらが多良間そば．ランチを食べられる場所が限定されているせいか，ほぼ満席状態でした．

昼食後，自転車で島巡りを再開．山がないので，走りやすいです．島はほぼサトウキビ畑．

こうした風力発電施設もありました．

「ケーシャリトウブリ」．夢パティオたらまからは島の反対側（南）になりますが，自転車でゆっくり走っても20分くらいで着いてしまいました．

取敢えず，ビーチに行ってみました．引潮のため岩だらけでした．

ケーシャリトウブリから反時計回りで島を半周してみることにしました．多良間漁港の近くにあったのが，「宮古市の森」という公園．

ここが一番公園っぽく整備されていて，古いですが，トイレもありました．なお，「宮古市」は宮古島のことではなく，岩手県の宮古市のことです．

江戸時代に，江戸から岩手の宮古に帰ろうとしていた船が漂流し，多良間島まで流されてしまったそうです．

漂流者を多良間島の方々が親身にお世話したそうで，そのことを記念した「報恩の碑」が公園の奥の方にありました．

報恩の碑の裏を回ってビーチに出てみました．

ビーチには，漂流者が上陸した場所の記念碑がありました．

公園のトイレ．

殆ど使われていない休憩所みたいな建物．

恋人岬の案内板．

こちらが「恋人岬」のようです．小さなベンチがありました．

恋人岬から見たビーチ．

多良間漁港の近くに，溜め池がありました．農水省の補助事業と書いてありました．

さらに，溜め池の近くにあった自販機．これって，誰か使う人がいるのか？？？

「多良間漁港」

レンタルした自転車．漁港の海はとても綺麗でした．

多良間漁港から更に反時計回りで進みます．3月ですが既に花盛り．流石沖縄．

と，道端に猫ちゃんを発見．

後で気がつきましたが，こうした猫が結構いました．近くに民家がないので野良猫のようですが，暖かいし，海に行けば何かしらの食べ物があるようなので，結構生き残れるようでした？

空港の近くにある「イリアカダントゥブリ」というビーチに行ってみることにしました．

立派な階段が作られていました．

海はそれなりに綺麗で，

死んでいましたが，大きなヤシガニ？もいました．

でも，ビーチは御覧の通り大量のゴミが打ち上げられていました．

よく見ると，ほぼ中国語．

こちらはスポーツドリンクのようです．

浮きも結構多かったです．

大きな島であれば，ゴミを拾うことも可能でしょうが，多良間島の人口は1,200人くらいだそうで，とても手が回らないと思います．これからの多良間島の観光振興を考える上でも，頭の痛い問題だと感じました．つづく・・・