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歴史ツアーで琵琶湖の最北

アイラブ仏像めぐり 大浦 徳円寺、菅浦 阿弥陀寺

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2024/02/16 - 2024/02/16

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ゆうこママ

ゆうこママさん

歴史ツアーで琵琶湖の最北

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  • 琵琶湖の最北にやってきた。<br />はじめに、徳円寺。<br />琵琶湖と日本海を結ぶ地として中世になって栄えた大浦集落に、徳円寺はたつ。曹洞宗。<br />本尊は馬頭観音。近江には馬頭観音は少ないが、湖北には特異的に馬頭観音が存在する。<br />交通の要衝ゆえ、馬の守護、街道安全祈願に馬頭観音がまつられたそうだ。

    琵琶湖の最北にやってきた。
    はじめに、徳円寺。
    琵琶湖と日本海を結ぶ地として中世になって栄えた大浦集落に、徳円寺はたつ。曹洞宗。
    本尊は馬頭観音。近江には馬頭観音は少ないが、湖北には特異的に馬頭観音が存在する。
    交通の要衝ゆえ、馬の守護、街道安全祈願に馬頭観音がまつられたそうだ。

  • 最澄作という馬頭観音さまは憤怒のお顔の明王テイスト。観音と名乗るがお顔には優しい気配は全くない。<br />だが、怖い三面の上に、まるっこい可愛い馬が載っているから安心。<br />正面の手で結ばれた馬口印というハンドサインは、合掌して薬指のみ折り、馬の頭をかたどったものなのだとか。<br />

    最澄作という馬頭観音さまは憤怒のお顔の明王テイスト。観音と名乗るがお顔には優しい気配は全くない。
    だが、怖い三面の上に、まるっこい可愛い馬が載っているから安心。
    正面の手で結ばれた馬口印というハンドサインは、合掌して薬指のみ折り、馬の頭をかたどったものなのだとか。

  • 馬頭観音の左右の毘沙門天と不動明王は、なぜだか真ん中の馬頭さまの方を向いて立つ。<br />もうひとつ変わっているのは、馬頭観音の足。爪先を思いっきり上げて踵で立っている。そりゃ無理でしょというポーズ。

    馬頭観音の左右の毘沙門天と不動明王は、なぜだか真ん中の馬頭さまの方を向いて立つ。
    もうひとつ変わっているのは、馬頭観音の足。爪先を思いっきり上げて踵で立っている。そりゃ無理でしょというポーズ。

  • 次に菅浦にやってきた。<br />湖上交通で堅田と対抗するために、贄人として朝廷に食物を献じ、朝廷と繋がってきたそう。

    次に菅浦にやってきた。
    湖上交通で堅田と対抗するために、贄人として朝廷に食物を献じ、朝廷と繋がってきたそう。

  • 港からほんの少し山側に登ると、阿弥陀寺はある。時宗寺院。<br />南だれの斜面の集落は、奥の山によって北風が遮られ気候温暖で、ミカンの栽培も。山の向こうは日本海なので、それなりに雪も積もるようだが、暖冬の今年は雪のかけらもない。

    港からほんの少し山側に登ると、阿弥陀寺はある。時宗寺院。
    南だれの斜面の集落は、奥の山によって北風が遮られ気候温暖で、ミカンの栽培も。山の向こうは日本海なので、それなりに雪も積もるようだが、暖冬の今年は雪のかけらもない。

  • 本堂に入ると左手に聖観音座像。<br />都ぶりのほとけさま。<br />端正、優美、穏やかという言葉はこの観音のためにある。

    本堂に入ると左手に聖観音座像。
    都ぶりのほとけさま。
    端正、優美、穏やかという言葉はこの観音のためにある。

  • 昼食は、阿弥陀寺の坂のすぐ下、佐吉さんにて。<br />琵琶湖の幸を存分にいただく。もちろん美味。

    昼食は、阿弥陀寺の坂のすぐ下、佐吉さんにて。
    琵琶湖の幸を存分にいただく。もちろん美味。

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