海外水族館遠征 オーストラリア・ケアンズ 1 日本～ケアンズ

2023/11/08 - 2023/11/13

海外の水族館に行きたい!!

コロナ禍の間、ずっと思っていたこと。
2020年、外出制限でずっと家にこもっていた頃、海外の水族館のことばかり調べてた。
行きたい施設ばかり見つかる中、国境が開いたら行こう!!　と思っていたのがケアンズ水族館だった。

結果的に真っ先に、ではなかったけれど、念願のケアンズ（水族館）へようやく行くことができた。
きっかけは偶然だ。ふと見かけたネットのバナー広告をクリックしたら、格安ツアーがあったから、これは行くしかない!!　と。
11月のケアンズは初夏だ。2023年の夏は引っ越しなどもあり、夏らしいことを何もしておらず、未練もあったので、初冬の日本から行くともう1度夏が楽しめることも大いに魅力的だった。

オーストラリアに行ったのは初めて。
水族館が目的だったので、ケアンズと言えば、みたいなことは何もしていないけれど、初めてのオーストラリアは見るものすべてが珍しく、新鮮。
その辺歩いているだけで、見たことない鳥が沢山いたり、何をした訳ではなかったけれど、とても楽しい3日間だった。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

神奈川の端の方に引っ越したため、成田空港は今まで以上に遠くなった。
でも、乗り継ぎがよければ3時間は掛からずに行けることが分かった。遠かったけど。

ケアンズ行きの足はジェットスターの787。
国際線に乗るのは初めて。

成田空港第3ターミナル 空港

ケアンズへはHISのツアーで申し込んだのだけど、注文しないと出てこないはずの機内食が付いていた模様。

離陸後、1時間半くらいでカレーが出てきた。
間違いなくカレーではあるんだけど、ちょっと和風な感じの味付け。
美味しくいただきました。

赤道を超え、パプアニューギニア上空付近で撮った月。
いつも見てる月も、パプアニューギニアで見るとなんか特別な感じ（笑）

フライトはとても快適だったけれど、赤道付近は結構揺れた。

ケアンズは思っていた以上に近くて、飛行時間は６時間10分ほど。
カレーを食べて、ウトウトしていたらもう到着、くらいな感じ。

着陸の1時間くらい前に配られた朝食。
この後、何度も遭遇するバナナブレッドとコーヒー。
ミルク入りのコーヒーはホワイトコーヒーというのがオーストラリア流らしい。

飛行機を降りて、外に出るまで（入国審査など）は少々時間が掛かったけれど、そこからはスムーズ。
HISの現地スタッフが空港から街中のHISオフィスまで送ってくれた。
荷物はホテルに届けてくれるという素晴らしいサービス付き。

オプショナルツアーとかの予約はしていなかったので、ウチはそこでリリース。
早朝のケアンズの街をひとまずぶらぶら。
立派な木だなぁ!!　と見上げると、沢山の実がなってる。
よく見ればマンゴーの木。
こんなにデカくなるの!!　と驚かされた。
ケアンズではこんなバカデカマンゴーの木があちこちに植わってた。

街中の木々を眺めていると、頭上に白い大きな鳥が。
沢山いるらしいと聞いていたキバタンかとまじまじと見てみると、ハト？

日本で普通に見るものより大きくて、何より白い。
ケアンズのハトは白いのか!!
到着間もないこの時は、このハトの姿に大いに喜んでいたのだけど、沢山いるので翌日にはありがたみもなくなってた（笑）
ソデグロバトというらしい。

空港に着いた時も雨が降っていたけれど、歩いていたら再び雨が。
降らないって言ってたじゃーん!!　とか文句を言いながら傘を取り出すと、すぐに止んだ。
するとそこに、すごい虹。
こんなはっきりした虹、見たことないかもしれない。

エスプラネード 散歩・街歩き

あっ、これ見たことあるやつ!!

ケアンズを紹介するサイトなどで必ず見掛けるエスプラネードラグーンのオブジェ。
少し肌寒い早朝だったからか、この時は誰も泳いでなかった。

ケアンズ エスプラネードラグーン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

エスプラネードラグーンのすぐそばにあったグレートバリアリーフに関するオブジェ。
エイがモチーフになってるあたり、エイが沢山いたりするのか!?　みたいなワクワク感。
エイ好きなので。

エスプラネード 散歩・街歩き

その辺をウロウロしてる黒と白の鳥。
カササギ？　にしてはちょっと小さいし……

好奇心が強そうな動きが可愛らしく、色んな声で鳴いてた。
この鳥もそこら中に沢山いるので、数時間後には普通の存在に。
ツチスドリというらしい。

エスプラネード 散歩・街歩き

ペリカンいた!!

いるとは聞いていたし、コシグロペリカンは日本の水族館でも見られるけど、飼われている訳ではないペリカンがその辺にいるというのは、やっぱり驚かずにはいられない。

でも、この個体、いつも必ずここにいて、エスプラネードを通る観光客？　の人気者になってた。

エスプラネード 散歩・街歩き

飛行機の中でバナナブレッドを食べたとは言え、歩き回っていたらお腹が空いた。
そんなところに目の前でマクドナルドがオープンした。

入ってみると、シンガポールでオレを阻んだタッチパネルのオーダー機。
今回は何とかクリア。２回くらいやり直したけど（笑）
空いてる時間でよかった。

オーストラリアでもハンバーガーのサイズは日本と変わらず。
トレーに載って出てこないのがケアンズ流？
飲み物はバニラコーク。何これ美味しい!!

マクドナルド (ケアンズ エスプラネード) ファーストフード

９時のオープンに合わせて目的の水族館へ。
ケアンズやクイーンズランド州に特化した展示内容がオレ好みな水族館でした。
水族館の話は水族館ブログで。

https://aquarium-mistral.blog.ss-blog.jp/2024-02-03

ケアンズ水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

1Fの淡水の大水槽。

壁面に唐突に階段があるのがものすごく違和感だけど、それを除けばとてもいい水槽だった。
主役はバラムンディだけど、初めて見た淡水エイとマングローブジャック（ゴマフエダイ）の存在感も素晴らしかった。

ケアンズ水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

2Fは両生・爬虫類とサンゴ礁の展示。

仲良く一緒にバスキングするエリマキトカゲとアオジタトカゲ。
ほのぼのした光景（笑）

ケアンズ水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

順路最後の海の大水槽。
サメとか大型のエイとかが泳いでいるのだけど、日本の水族館と比べると魚の数が少なく、物足りない感じも。
オーストラリアの基準だとこんなもんなのだろうか？

ケアンズ水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

水族館をじっくり堪能してたら、2時くらいになってた。
3時までしか営業してない水族館なので、そのまま閉館までいてもよかったんだけど、お腹が空いていたので水族館を出て遅めのランチへ。

歩いていると、黄色いマスクを付けたみたいな鳥が。
行き交うクルマをよけつつ、道路脇に立ってる。

そんなところにいると危ないよ、と思うも、彼（彼女？）にとってはそれが日常のようだ。
ズグロトサカゲリという鳥らしい。

ケアンズにはアジア料理店が多い。地理的に近いからだろうか？

この日のランチもオーキッドプラザにあったベトナム料理店。
アジア料理店は現地では格安で食事できる店、みたいな位置づけのようだが、物価半額の日本から行くと3000円を超えるランチはちょっとドキドキする。

オーキッドプラザ ショッピングセンター

街中を走るクルマは日本車が多いのだけど、韓国車もかなりのシェアを持ってる模様。
韓国車は日本では見ないので、何あのクルマ？　と思うと大抵韓国や中国のクルマ。
遠目でぱっと見、ベンテイガのように見えるこのクルマも韓国車。
ジェネシスGV80という高級SUV。

オーストラリア人はとにかくアイスクリームをよく食べるらしい、と聞いていた。
だから、ケアンズにもアイスクリーム屋さんがいっぱいある、と。

確かに、エスプラネード周辺にはアイスクリームの店が結構あった。
でも、ネットで見たオススメのアイス屋は閉店していたり、思っていたほどアイス屋ばかりでもなかった。
でも、オーストラリアが”アイスクリームの国“なら、食べないわけにはいかないよね、ってことで1件め。

物価2倍だから、ダブルで1400円くらいするんだけど（汗）、アイスの量は日本で食べるよりも多くてたっぷり。
フレーバーの味だけでなく、ベースのミルク味もしっかりした美味しいアイスだった。

連れはコーンで頼んだのだけど、海からほど近いエスプラネード周辺は風が結構吹いてる。
気温の高さも手伝って、アイスが溶けるのも速い。
すぐに、盛大に流れ出すのでコーンは止めておくのがオススメです!!

日本で見られないクルマ、Vol.2

アイスを食べていたら、目の前に止まっていたこのクルマも見たことないもの。
HAVALというブランドらしく、後で調べると中国のブランド。
オーストラリアでは中国車もまぁまぁ走っているようで、10台中1台くらいは中国車な印象。

飛行機の中で多少寝てるとは言え、ほとんど寝てないのもあって、ランチ、アイスを食べると急に眠くなってきた。
時間もこの時5時くらい。そろそろホテルへ向かおうと、エスプラネードを歩いていると、何だこの木!?

下の方に変わった花と巨大な実。
キャノンボールツリーとのこと。
確かに、キャノンボールだわ!!

エスプラネード 散歩・街歩き

ケアンズの街は河口に面しているため、基本的に泥の干潟。
海は茶色く濁っていて、そこだけ見てるととてもこの先にグレードバリアリーフがあるとは信じ難い。

でも、この先（船で1時間くらいらしい）にあるグレードバリアリーフにひと時、思いを馳せてみた。

エスプラネード 散歩・街歩き

赤い脚、光の当たり方で緑にも見える光沢のある黒い頭や羽。見るからに変わった大きな鳥。
現地ではジャビルと呼ばれているらしい、セイタカコウというコウノトリの仲間。

エスプラネード 散歩・街歩き

アジサシの仲間……　なのだろうけど、何という鳥なのか分からない。
パンダみたいなのがいる!!　と撮ってみた。

ちょっと歩くと見たことない鳥に遭遇する。
鳥素人のオレでもこれだけ面白いんだから、鳥に興味や知識がある人ならたまらないんだろうな、きっと。

エスプラネード 散歩・街歩き