レクファント（Lekhfant）の宿からベニ（Beni）へ下山

2023/11/17 - 2023/11/18

ネパール周遊記1５. 　 2023年11月1日に日本を発ち、11月28日に帰国した。ネパールに向かう飛行機から8千m峰の4峰を見て、エベレストの遊覧飛行で、8千ｍ峰のチョオーユーとシシャパンマを見た。その後、ヒンズー教とチベット仏教の聖地が共存する標高3842mのカリンチョーク（Kalinchowk）を訪れ、帰りに古都のバクタプルに立ち寄った。カトマンズではタメル地区、ダルバール広場、ボダナート、パシュパティナートを訪れ、その後ポカラからベニを経て、タトパニ温泉、アンナプルナやダウラギリ山群を見るために標高3313mのMohare Dandaに登った。帰りはシンハ硫黄泉（Singa Tatopani）で入浴し、ポカラに戻りサランコットで一泊した。それからポカラ東南東の宿に泊まったが、マナスルの眺めは不十分だったが、帰りの飛行機からマナスルが見えた。カトマンズではパタンや黄金寺院を訪れた。
　ここではレクファントのい宿から乗り合いジープでデコボコの急坂を一気に高度差で1500ｍ下った経緯を記す。

エリア その他の観光地(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

　ラムチェから歩いて、レクファントにある雑貨屋の前に着いた。Googleの地図によると、ここには２軒の宿があったので、宿に心配していなかった。ところが、どうも宿は閉鎖中らしい感じ。困っていると、何と、出発前にバグルンバス停（Baglung Bus Park）で会った若者がジープから降りて、声をかけてきた。彼は、宿は閉鎖中で、他の宿は建設中だという。

　彼は、閉鎖中の宿に電話して開けてもらうと言う。宿の人が来るまで待てと言う。そこに別のジープが来て、そのジープに明日のベニ行きの予約までしてくれた。幸運と彼の助けに深く感謝する。彼はジープの荷台に人を乗せて登っていった。宿の人が来るまで、散歩と言うが、家は数軒で行くところもない。これはおばさんたちの洗濯。どこからか水を引いて来て、ここで自噴している。今は乾季、すぐ乾く。

　宿の若者が二人きて、宿のカギを開けてくれる。これは宿の庭。ただ電線があるので眺望は多少不満。

宿から、アンナプルナIの山頂までみえる。

マチャプチャレは頭だけ。

　ダウラギリも頭だけ！

　これは建設中の宿。

　翌18日、早朝のレクファントからの眺望。

　ダウラギリを見られるのも、これが最後だ。

　商店はまだ締まっている。商店の家の屋根は平たい堆積岩。この辺りの大半の屋根が平たい堆積岩で、一部はトタン板。草ぶきや板葺きはあまり見ない。その横が建設中の宿。ベニに降りるジープが来た　

　レクファントの宿の標高は2300ｍ余り、ベニの標高は8百ｍで、1500ｍの凄い下りだ。歩くより500Rsのジープが良い。このジープはナンギからきたようで、途中で二人を乗せると満員、後は荷台。　

　桜は綺麗だが、道路が悪い。　

　綺麗に石をひいた？細い道路。

　道路は広いが、石が大きい。水も流れている。

　寺院かな、後背は標高800mまで下った後に、さらに2千ｍほどまで登った山地。ここからの風景は凄い展望だろう。

　これはジープの後ろの席から、フロントを透して取った写真。真下が見えるので。崖を落ちている気分。このジープが非常に恐ろしい急斜面の道路を下っていることが分かる。

　緩斜面もあるが、道は悪く、細い。このような道路を直すには多大な費用が必要だ。ケーブルの方が安上がりかも？　

　大分、降りて来た。途中の平坦地の寺院。竹を飾るのは、日本の七夕と似ている。

　この後、河岸段丘のような、急峻な崖を下るとベニに着く。

　到着場所は、出発時にジープを待った三差路のOld Buspark Bus Stopだった。ここからナンギに登ることができるが、ラムチェ行きは何処から出ているか、確定はできていない。
　ここから歩き、川を越え、町でナンとカレーで昼食。

町を南西に横切り、ダルバンバス停（Darbang Bus Park）に向かう。途中であった、着飾った女の子達。パキスタンヒマラヤでは、女性の写真は禁止でが、ここでは撮影できる。宗教による束縛は強い。
　橋からダルバンバス停（Darbang Bus Park）まで２０分ほど歩く。これから公共バスでシンガ温泉（Singa Tatopani）に向かう。

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