2024/01/26 - 2024/01/27
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sasha glenさん
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2023年末、「2024年最初の満月は1月26日」とインターネットで見て、月を、ついでに雪も、見ながら温泉に入れたらいいな、と思っていました。
最初は北関東方面を検討していたのですが、以前から気になっていた諏訪湖のほとりに手頃なお宿が!
そうだ!諏訪大社で初詣しよう!
そう思って調べ始めると、これまで知らなかったことが……!
諏訪大社、とひとくくりに言うものの、実際には上社2か所、下社2か所、合計四か所のお社が諏訪湖を挟むように設けられていて、公共交通ですべてをまわるのはちょっと難しそう。
かといって、レンタカーを借りるのも、知らない道で、しかも積雪や路面凍結のリスクを考えると、もっと難しそう。
諦めかけたところで、予約したホテルが諏訪大社四社をまわるバスツアーを出しているというではありませんか!
事前予約が必要ですが、土地勘も時間もない旅行者にはありがたいサービスです。これは利用しない手はありません。
ほんの数時間だけど、ツアー、久しぶりだなぁ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:00に新宿を出発するあずさを利用します。
平日とはいえ、通勤ラッシュも一段落した時間です。
中央線、止まってなくて良かった。
予約列車に乗るときは、実際に発車するまでハラハラドキドキ。新宿駅 駅
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1/3に予約を入れたときは、まだ割引チケットが残っているほどガラガラだったのに、乗ってみれば満席でした。
八王子-甲府間を利用された方が多かったようです。 -
中央線に乗っていると、どんどん山が近くなります。
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甲府の手前でちょこっと富士山。
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定刻通りに上諏訪駅到着。
利用しなかったけれど、エキナカ足湯があるのは、上り線(東京方面行き)ホームです。
改札直結ホームと言った方が分かりやすいかな? -
上諏訪駅霧ケ峰口。
改札があるのはこちら側だけです。東京方面行のホームに直結しています。
諏訪湖に行くには、一度改札を出て、歩道橋で駅の反対側に出ます。
観光案内所、コインロッカーも霧ケ峰口側にあります。上諏訪駅 駅
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上諏訪駅霧ケ峰口。
少し時間があったので駅前のショッピングビル(?)でお手洗いを済ませておきます。
1階につるや(スーパーマーケット)、2階に100均とドラッグストアがありましたので、どうしても必要なものはここで調達できますね。
帰る前にお土産を入手するのにも重宝します。
さっそく家族向けにドライフルーツを買っちゃった。 -
上諏訪駅諏訪湖口(西口)。
大きな地図が立ててありました。
諏訪湖の外周を回る路線バスが発着しているのも西口側。ロータリーの出口近くに待合スペースがあります。
ホテルの諏訪大社四社巡りツアーも、こちら側で待っているよう、予約時に指示されます。
特に看板は出ていませんでしたが、路線バスの発着場所で待っていると、時刻通りにホテルのバスがやって来ました。 -
ホテルから出発された方4名と、私を含めて駅から乗車した3名を乗せ、上社前宮を目指して出発です。
出発時に「御朱印が欲しい方~」と確認されます。ここで申告しておくと、スムーズに社務所に案内していただけます。
補助席を含めれば、倍の人数は参加できると思いますが、その場合は大きな荷物は避けたほうがよいと思います。 -
上社前宮がある丘の中ほどにある駐車スペースで下車します。
遠くに八ヶ岳が見えました。山を越えると山梨県だそう。
さすがに山頂は雪化粧。 -
手水代わりに利用されている湧水。水眼(すいが)の清流というのですね。
岩場や濡れた植物がところどころ凍り付いていました。
バスの中でお清めの手順を解説してもらったけど、軽く手を清めるだけでお参りすることにしました。 -
前宮本殿。
こちらが全国一万社ともいわれる諏訪神社の総本山。
古くは子どもを神殿に閉じ込めて、「神様」としていた時代もあったそう。
人身御供、ってものの例えじゃなかったのですね。
*もちろん現代ではそんなことはやっていません。 -
諏訪大社と言えば、御柱が有名ですね。
前宮では唯一4本の御柱を直接見て、触ることができます。
他のお社では直接見ることができるのは一と二の柱のみで、三と四の柱は「禁足地」とされるお社の奥の方に建てられています。 -
前宮一の御柱。
地元の方はそれぞれの御柱を「前一」「前二」・・・と呼ぶそうです。
柱の高さは一の御柱が一番高くなってます。 -
前宮二の御柱。
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前宮三の御柱。
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前宮四の御柱。
だんだんカメラに納めやすくなるから、その高さが違うことを実感できます。 -
集合場所は階段下の駐車場なので、少しずつ下っていきます。
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そんなわけで、鳥居の方が後になりました。
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こちらも手水。
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十間廊。
中世まではお祭りのときに宴が行われていた場所だそう。
吹き曝しで、、、って思うけど、時期は春だったらしいから大丈夫なのかな? -
若御子社。
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案内図。
短時間では行けなさそうな所まで入ってます。 -
ここが一番通りに誓い鳥居。
平成に入ってから造られた、新しいものでした。
次は上社本宮へ。 -
本宮駐車場の周りには、ちょっとした土産物屋が並んでいます。
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手水舎と狛犬。
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明神湯。
冷水を引いている方の手水が凍結している時は、温泉から引いてきたお湯で手を清めます。
温泉がある街ならでは、とも言えるし、寒さが厳しい土地の事情、とも言えます。
もとは諏訪明神ゆかりの温泉、だったらしい。 -
駐車場から近い方の鳥居から敷地に入ったところです。
諏訪大社上社本宮 寺・神社・教会
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本宮一の御柱
ここにはお賽銭用の箱が備え付けられてました。 -
凍結しかけた水路。
冬の厳しさがうかがえます。 -
ここは近代的な案内図。
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天流水舎。
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神楽殿。
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五間廊。
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神馬舎。
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こちらにも手水舎。
下の方、凍ってます。 -
こっちが正面入り口になるそうです。
橋を渡るとすぐ車道なので、写真に夢中になっていると危険です。 -
こちらに看板が出ています。
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出早社。
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入口御門。
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立派な龍の彫刻が施されています。
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神紋が入った暖簾。モチーフは梶の木。
根元が四つに割れている方が上社の紋、五つに割れている方が下社の紋だそう。 -
昭和天皇がお参りに来られた時には、この回廊に赤いじゅうたんが敷かれたそうです。
かなりデコボコしてたけど、つまづく人はいなかったんだろうか。
明かりの使い方が、雰囲気満点です。 -
この門は境内への入り口です。
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ここにもお清めできるところがありますね。
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境内。
奥の方でお参りします。
ちょうど御祈祷に来られた方がいたようで、幣拝殿の写真がありません。
前宮と比べると、いえ、一般的な寺社と比べても、絢爛豪華ともいえるものした。 -
こちらは宝物殿。
入場には別途お金がかかります。時間が限られていたので入りませんでした。
代わりに、と言うわけでもないですが、こちらで開運守を一つ購入しました。
描かれた神紋は、根が四本。 -
駐車場に続く通りから見た鳥居。
次は下社春宮へ。
30-40分の移動です。本宮近くでお手洗いを済ませておいてくださいと指示がありました。
お手洗いにはいかなかったけれど、売店でお汁粉買っちゃいました。
冷えた身体があったまりました。 -
下社春宮。
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春宮境内。
諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会
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春宮の前に、皆様と一緒に万治の石仏へ。
春宮と万治の石仏の間に流れる小川を渡ります。 -
万治の石仏。
思っていたより大きなものでした。小学生の背丈ぐらいの高さがありました。
お参りの仕方は、看板が出ています。万治の石仏 名所・史跡
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のどかでいいなぁ。
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春宮神楽殿。
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幣拝殿。
幣拝殿の両側に片拝殿が建てられています。
秋宮のものと同じ設計図を用いたと言われていますが、こちらの片拝殿は奥行きが半分しかないそう。脇の方から見ると、屋根の長さがまったく異なります。 -
春宮一の御柱。
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春宮二の御柱。
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さらに移動して、下社秋宮。
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神楽殿。
しめ縄は、出雲の職人さんに作っていただいたのだそう。
(日本一のしめ縄にしてほしい、とリクエストしたとかなんとか)
確かに、出雲大社のものとよく似ています。
けれど縄をしめる方向が出雲大社のものと逆になっているんですって。
いわく、出雲大社のしめ縄は悪いものを閉じ込めるためのもの。
諏訪大社のしめ縄は悪いものを寄せ付けないためのもの。
この二つの力で日本全体を守ることになるのだと。
神事は奥が深いなぁ。 -
幣拝殿と左右片拝殿。
春宮の片拝殿とくらべ、奥行きが倍からあります。 -
秋宮一の御柱。
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秋宮二の御柱。
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天覧の白松。
幹の色が白いというのが、非常に珍しいそうです。
三つに分かれた松葉をお財布に入れておくとお金持ちになれるとか。 -
さざれ石。
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新鶴本店。
出発前に付近のことを調べていると、必ずと言っていいほど名前が挙がっていたので、ちょっと寄り道しました。
昔ながらの和菓子屋さん。ガラスの入った引き戸を開けて入店します。
閉店時間も近かったので、名物と言われるもちまんじゅうや、個装の塩羊羹は売り切れてしまってました。
日持ちが一週間ほどの、一番小さい塩羊羹を購入しました。
上品な味わいの一品でした。
そのままバスに再集合して、ホテルへ向かいます。新鶴本店 グルメ・レストラン
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