2023/12/02 - 2023/12/10
190位(同エリア324件中)
maitakeさん
- maitakeさんTOP
- 旅行記99冊
- クチコミ6件
- Q&A回答7件
- 54,359アクセス
- フォロワー6人
ドイツのクリスマスマーケットを堪能しましたので、次はベルギーを訪ねます。
ゲントとより観光地として有名と思えるブルージュとどちらにするかと迷いましたが、ブルージュは日帰りですが一度訪ねたことがあるので、ゲントにしました。
ゲントで丸1日以上時間がつぶせるか若干心配でしたが、街はにぎやかでありながら落ち着ける場所としてブルージュより気に入りました。
クリスマスはまだ準備中でしたが落ち着いた夜の旧市街はかえってゆったり堪能できたと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
◆12月4日(月)◆
朝7時半のフランクフルト中央駅。
まだ暗いですが人々の活動が活発です。
時間的に通勤の人もいるでしょう。 -
ブリュッセル行きの列車の出発まであと30分。
事前にネットで安くチケットを購入しておきましたが、乗り遅れるとチケットが使えず、新規に正規のチケットを再購入しなければなりません。
過去の二の舞になりますから。
ふと掲示板を見ると、一番下に私が乗る列車に『×:キャンセル』と表示されてる。
えええ! 列車が動かない。無くなってる! -
急いで駅のホームにあったチケットインフォメーションに行って、予約チケットを見せ、キャンセルになった列車の代りを聞いて待っています。
風が吹きさらしの冬のホームの1時間は長くて辛いです。 -
代りに案内を受けた列車の出発時間になると、その列車は10分送れという案内がでました。
次のマインツでの乗り換え時間に間に合いません。
急いで、先ほど代りの旅行プランを作って頂いたインフォメーションに行って、再度列車日程を出してもらいました。
今回もトラブルの連続。なんでこうなるの? -
無事ブリュッセルまでは到着。
目的地ゲントまでは、フランクフルト駅のインフォメーションでは細かく言いませんでしたが(説明しきれませんでしたが)、前売りチケットと違う列車で、何か言われたらどうしよう。
これまでの列車プランを出して説明すれば(出来れば)なんとかなるでしょう。 -
15時半
やっとゲントに到着です。ほっとして外に出ると小雨です。
冬のヨーロッパですから雪を期待していましたが、暖かく残念ですが過ごしやすいです。
初期の予定では午後には観光のはずが、一日かけてゲントまでの移動で終わってしまいました。 -
前回うまく乗れなかった苦手なベルギーのトラムになんとか乗って、旧市街にたどりつきました。
ベルギー第2の都市だけあり、広いです。
そして、中世歴史的建造物がドーンと構えてます。
12月でクリスマスシーズンなのに何か盛り上がりが欠ける気がします。
雨だからなのか? 1ヶ月もお祭り騒ぎするのはドイツだけなのか?
前回同様、ほとんど調べずにベルギーにやってきましたから状況はよくわかりません。 -
観光案内所で、今回お世話になる宿の位置(住所)からおおよその場所を聞いたのですが、いつものように迷いに迷ってやっと見つけました。
しかし、最初のセキュリティーを通ってからフロント(レセプション)に到達するまで、あちこちと歩き回っていました。 -
やっと部屋に入ると、部屋は広くてシンプルです。
-
白い壁には写真が飾られ、ライトアップも上手い事されています。
-
バストイレ洗面台は外の歴史的建物と対照にモダンです。
これから外に出て、旧市街の夜景を見学しながら、夕食を探します。 -
宿から旧市街中心へぶらりと歩き、明かりにつられて歩くと、橋に出ました。
運河クルーズ船乗り場から見る、聖ミヒャエル橋とレイエ川沿いのギルドハウス、奥には鐘楼の時計台です。 -
トラム通りまで出て、クリスマス屋台は無いかと期待していましたが、テントだけで露店はありません。
-
鐘楼あたりまで来たようですが、クリスマス市はまだ準備中の様でした。
-
聖ミヒャエル橋の北側に何やらレストランがありそうなので橋の下に降りてみました。
グリル/ステーキの表示が目に入り、日本にいる時からずっとステーキが食べたかったかったので、ここで夕食にします。 -
店の入り口のカーテンが閉めてあります。
まだやっていないのかと思いましたが、中にいたおじさんがOKサインしていたので中に入りました。
その後、多くのお店には、出入り口付近にカーテンがあるのを見ました。どうも出入りする時の冷気を遮断するための物の様です。
午後6時
まだ他のお客さんはいません。 -
お勧めのステーキを頼んで、赤ワインを頼んだら、つまみが結構付いてきました。
これだけでグラス2杯はいけます。 -
そしてやって来たステーキ。(ミディアム)
皿右上のスペースは付け合わせのポテトなど乗せるのかな?
小さいカップは、ソースか?スープか?
少し食べてみると、ソースほど味は濃くなく、具(キノコ、ベーコン等)だくさんの濃いスープ。コクがあり旨い。
ゲント名物ワーテルゾーイはこのようなものかと思った。
あとから店のおじさんが、このソースをつけて食べてね。
と言ってましたが、この肉だけでも十分おいしい。
最初のおつまみも食べきれないほど、お腹一杯で満足です。 -
聖ミヒャエル橋に上がる階段
良い感じの風景。 -
橋に登ると、見えるのがグラスレイのギルドハウス
-
これが聖ミヒャエル橋。
石畳の橋で、電車道が無いので、車だけの少し落ち着いた場所。
宿に帰っておやすみ です。 -
◆12月5日(火)◆
朝8時、朝食会場にやってきました。
建物が古いので床は確かにすれて傾き、部分的にテーブルの脚にくさびを入れて平行にしてありますが、壁も白く綺麗で、昔ながらの雰囲気にあった絵も飾られています。 -
さらに天井も高く、シンプルなところが大変気に入ってます。
-
窓からは庭が見えます。
宿の庭ですから、なんという贅沢な宿でしょう。 -
お楽しみの朝食です。
盛り付けセンスは別として、ハムとパンとチーズの種類が多く、どれも旨味が味わえ、ヨーロッパに来たなと言う感じの満足とお腹一杯の幸福感に満ち溢れます。 -
ヨーグルトにリンゴ1個のあとに、デザートとコーヒーで
もうお腹一杯、大満足です。 -
さあ、旧市街散策に出かけます。
ふと道隣りをみると、泊まっているホテルの建物です。
どうも、左の赤屋根と尖塔があるたてもの、共にホテルのようで、すごく大きいことが解りました。
観光局で紹介されたベーシックコースの散策前に、宿周りのロマンティックコースに出かけます。 -
レイエ川西の小路を入っていくと石畳道が続きます。
-
レイエ川からそびえるフランドル伯居城が見えます。
-
川沿いに立つ建物は、地下などあるのでしょうか?
古くなると亀裂がが行って浸水しそう。 -
川沿いの広場では、小学生くらいの子供が寒い中、先生と共に何かするのでしょうか?
-
一般の民家でしょうか、壁際に木を植え、窓には女性像が置かれてます。
-
道行く人を和ませるクリスマスの飾りは、いつもすごいなと感心します。
-
通りの二階の窓に、このような像が置いてあると楽しくなります。
-
壁にグラフィティー・アートでなく、ちゃんと絵があるのは芸術の街と言う感じです。
旧市街の街中の建物の中にあるオフィスに働く人の環境を見ても、ゆったり、創造的仕事をしている感じがします。
日本ではあまり見かけません。 -
壁には大きな、熊であり、ライオン
隣のガレージはシャッターなのにカーテンの様なペイント。 -
小さな公園の片隅には、日本ではごみなどを置く囲いにも、オオカミの絵。
-
川にはカモでしょうか
-
先ほどのオオカミが描かれた囲いの裏には、フクロウでありキツネ
-
人だけが通れる橋の先は改装中の宿のようです。
-
フランドル伯居城にやってきました。
-
入り口は車1台がやっと入れるくらい狭く、攻めてきた敵をこの長いトンネルの両側から攻めるのでしょう。
-
中は博物館になっています。
天井が高く、木が使われています。 -
階段は意外に急ではありません。
-
屋上は観光用に歩廊が付けてありますが、壁の高さはかなり高いです。
-
旧市街中心の方向です。霧雨の中ですが、いい眺めです。
-
下に戻り、牢獄の一部ですが、拷問器具がありました。
寝かせて体を引っ張り痛めつける。
いつの時代もやることは同じです。 -
一部崩壊している場所は復元中です。
-
祈りの場所もちゃんとありました。
-
フランドル伯居城を出て、クラーンレイ辺りです。
-
小路に入りますが、最初に入った小路の方が趣があります。
-
路地の窓から、料理の仕込みをしているのを見つけました。
興味津々
レストランの様でしたが、夕方食事で行ってみたら営業していませんでした。 -
11時前、あまり人通りはないですが、夜訪れた時も人通りはあまりありません。
こんなひっそりとした所で食事もいいでしょうね。 -
レイエ川に面する屋外テーブルも、まだオープンしてませんが、夏は夜までにぎわうでしょう。
-
金曜広場にやってきました。
-
周りにはお店がありますので、ビールを飲みたいのですが、11時から開店だそうです。15分前ですが、次に行きます。
-
聖ヤコブ教会を通過し、
-
市庁舎と鐘楼の塔を望みます。
-
ビール醸造している店を見つけましたが、昼はオープンしていないようです。
-
近くのお店があったので、一息付きます。
-
黒ビールで乾杯。
異国の地で珍しい風景に身を置きながら午前中から飲むビールは最高。
まだ人がいないので、ゆっくりのんびりと過ごします。
外は寒いけど中は暖かい。ビールの甘味とコク。
環境もあいまって最高にいいです。 -
聖バーフ大聖堂にやってきました。
と手袋の片方が無いことに気づき、先ほどのビールの店にもそれまでの道にもない。
きっと、フランドル伯居城で、落としたのでしょう。
これから寒い時に手袋が無いし、買い求めて探すのも大変そう。
くよくよしてます。 -
中は久しぶりに入る大きな教会です。
この奥に『神秘の仔羊』の絵があるようです。 -
柱にある壁には、キリストに関する絵がたくさんあります。
-
祭壇画です。
中央下が、『神秘の仔羊』
上左右がアダムとイブ
ヨーロッパ芸術の最高傑作のひとつです。
この隣では、絵の修復作業をしていましたが撮影禁止でした。
(写真を撮ろうとしたら他のお客さんに注意されました) -
トラムに乗ってゲント駅まで来て明日のアムステルダム行きのチケットを購入後、ゲント美術館にやって来ました。
-
美術館の絵はたくさんあり素晴らしいのですが、知っている絵でないと良く解りません。
かろうじて見たことがある絵がこれかな。 -
隣にある現代美術館は、疲れたし、現代の絵はさらに解らないので、パスして帰ります。
またここで、トラムに乗ろうと勘で進みますが、道に迷いなんとか通りすがりの人に聞いて、旧市街行きトラムの駅にたどり着きました。
勘に頼ってミスをする。我ながら自分が嫌になります。 -
小腹がすいたので、ケーキとコーヒーを店に入って頂きました。
どれが通常のコーヒーかわからないので、エスプレッソを頼んだら本当に少量・濃いエスプレッソでした。
通常のコーヒーはアメリカン のようです。
一緒に付いて来たのは、飲んでみると水です。
苦くてお口直しの様です。
ケーキは程良い甘さで大変おいしく頂きました。
寒い時にのお店の中はホッとします。
その後、通り沿いにあったチョコレート店
ベルギー王室御用達ブランドの1つ、レオニダス(Leonidas)でした。
ゴディバ(GODIVA)はよく知っていますが、レオニダスは知りませんでしたが、お土産に購入。20個入り約18ユーロですからお値打ちでおいしい。
併せてベルギーの伝統のお菓子、キューベルドンと思って買った三角錐のチョコは生チョコでしたが、大変おいしかった。
これで、ベルギーのお土産ができましたが、箱の中で踊るのでスーツケースに入れられず持って帰るのが大変。 -
ここから宿までは近いですが、シティーカードゲントがありますのでトラムに乗って行きます。
このように狭い小路にトラムと人が行き来しますので、トラムに乗っていると急ブレーキを時々掛けます。
ゲントに着いた昨日、荷物を持って、捕まるところが無いほど混んでいた時の急ブレーキで、周りの人に迷惑かけました。 -
宿に戻って、静かな部屋で仮眠。
-
夕食探しと、夜景を楽しむため、少しぶらぶらします。
ライトアップされたフランドル伯居城 -
昼に通ったクラーンレイ辺りです。
夜はまた別の顔です。 -
金曜広場
-
聖バーフ教会
-
市庁舎と鐘楼
闇夜に照らし出される建物はその美しさが際立ちます。 -
昼間みたレストランも閉まっておりゆっくりできそうなお店が見つからなかったので、宿の近くにあったスーパーでサンドイッチとジュースを買って部屋で夕食です。
冬のブルージュもその運河が魅力的でしたが、ここゲントはあまり期待していなかっただけに、町の活気もあり、静かな中世風景もあり良い街だと思いました。
特にこの宿Het Rustpuntの静かで時代を感じさせる外観に新しいデザインの部屋は特に気に入りました。
次にゲントに来るときには必ずこの宿に泊まります。
明日はオランダへ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
maitakeさんの関連旅行記
ゲント(ベルギー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
77