霊峰富士を望む ～新年一発目は静岡での撮り鉄から～

2022/01/04 - 2022/01/04

今回は富士市内での富士山撮影(という名目での撮り鉄)旅行記になります。
天気にも恵まれ最高の撮影日和となりました！

※グルメや観光スポットについては一切触れていませんのでその旨ご理解いただける方のみ読み進めて頂けると幸いです。

エリア 富士川・由比(静岡)

地元から車を走らせやってきたのは静岡県富士市。
冬場れの富士山を撮影したいなと思っていたのですが、せっかくなら・・・と新幹線や在来線とのコラボができるこちらの場所へ足を運びました。

撮り鉄のみならず多くのカメラマンが被写体に挙げる富士山。
同じような写真が続いてしまいますが、ご覧いただけると幸いです。

富士山 自然・景勝地

鉄道に限らず、カメラ撮影を生業・趣味とする人は当日の天気によって大きく出来高が左右されることと思われます。居住地の近隣エリアで中止や延期が簡単に決められるのであればそこまで問題はないのですが、問題は遠征をする場合。事前にホテルや交通機関のチケットを抑えているとおいそれとキャンセルするわけにもいなかいのが悩みどころだよなと思うところです。

年末年始のuターンラッシュが終わった後とはいえ、ここは天下の東海道新幹線。10分と経たずに次の列車がやってくる上に、上下線合わせると休憩するタイミングなんかねえぞ！といわせんばかりの本数がやってくるので、同じ形式しかやってこないとはいえ撮っていて飽きがこないのは嬉しいところです。

0系からはじまり300系や700系、現在はN700系の中でも改良版が出てきている同線。
形式にはそこまで詳しくないのですが、側面に大文字のAと記載されているものは段々少なくなってきているのではないのでしょうか？

東海道新幹線 乗り物

横構図ばかりなのも面白くないので縦でも数枚。

調べてみましたが、「ラージA」と「スモールA」があるようで、大きい方が新規でN700系Aとして製造されたもの、小さい方は既存のN700系を改良したもののようで写真映えするのはいわずもがな「ラージA」かなと(笑)

こう見ると普段見慣れている新幹線の車両もカッコいいなぁ～と思ってしまいますね👍

富士山は太平洋ベルトを縦横無尽に駆け回る新幹線を今日も見守っています。

撮影場所は富士市富士岡南。岳南鉄道の須津駅からは1.5kmほど南に進んだあたりになります。

車での訪問時は近くに市民プラザがありそちらへの駐車が推奨されているので、路上駐車などで他の車の通行の妨げにならないように注意が必要です！
また、畑などへの立ち入りも厳禁。キャパシティは無限にあるので(笑)一眼レフを持っていなくてもスマートフォンなどでも楽しめること間違いなしです😊 今度はドクターイエローが来る日に行ってみたいなぁ・・・

下の畑部分を隠してみましたが、そうすると線路周りの電線類が目立ってしまうのが悩みどころですね・・・

冬場とはいえ天気は変わりやすいようで、富士山には徐々に雲がモクモクと😢
コマ数も稼げたので次の場所へと移動したいと思います。

続いてやってきたのは岳南鉄道。
富士山バックでの撮影地にやってきたのですが、すぐ右側に木と高圧鉄塔の支柱が立っている(写りこんでいますね)ので縦構図にて1枚📸

列車には「迎春」のヘッドマークも。
今回は車での移動でしたが、赤字に苦しむ地方鉄道の一つでもあり乗って応援もしたいところです。

岳南電車 岳南線 乗り物

先ほどのポイントから南側に100mほど進んだ位置へと移動したのですが・・・

富士山にどんどん雲が😒😒😒 基本的にこうなると、もうクリアな姿の富士山は見られないことが多く「お昼前だけどもう終わりかな・・・」と半分あきらめ顔で撤収の準備に。
しかし、ここで同行者が「せっかくだからもう少し撮ろうよ」とのことで引き続き撮影していると・・・

お・・・？

雲が徐々に取れてきたぞ・・・？

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！
雲なしクリアな富士山とのツーショット、ゲットだぜ！！！！！！

そうです。諦めなかったものだけに奇跡は起こるのです。(どの口が言ってるんだ←


撮影を続けようと提案してくれた友人には感謝をしてもしきれません。。。


列車の本数が限られているのと、日中時間帯に動いているのは最初の水色、そしてこの緑色のみということで次の場所へと移動することに。

こちらも界隈では有名な富士川の河川敷。
ここに何がやってくるのかというと・・・？

富士川 自然・景勝地

やってきました！！！

新幹線！！！！！！！
(いやお前さっきまであれだけ撮っていて飽きがこないのかよ・・・というツッコミはなしでお願いします)

この写真を撮っていて唐突に思ったのは、数学で出てくる点P。
「時速275km/hで動く点P」なんて想像しながら一人で吹き出してました(笑)

持っているカメラの連写速度にもよるのですが、動く新幹線を至近距離から撮影しているのでシャッタースピードをかなり上げなければぶれてしまうのはもちろん、タイミングによっては先ほども少し触れた「ラージA」の文字がトラス橋にかかってしまい写真としてはボツ作品になるものも・・・
その点では、先頭車のノーズの位置や号車表記、N700系Aまでクリアに見ることができるこちらの写真は個人的には満点をあげたいと思います?

今回は河川敷からの撮影でしたが、すごい人は富士川に入水して(もっと別の表現があるだろ)川の流れまで一緒に表現するような人も? 私はそこまでの勇気がないのでご遠慮しましたが、遠くにはギリギリまで近づいてローアングルで狙う人の姿もありました。

いい加減、新幹線に飽きたところで最後は在来線へ。
富士川駅から南に200ｍほど進んだ位置にある踏切から狙います。

この日は風が強かったようで、富士山は雲に隠れたり隠れなかったり。
在来線も10-15分に1本とそこまで多いわけではないのでハラハラしながらの待ち時間となりました。

やってきたのは甲府と静岡をJR身延線経由で結ぶ特急「ふじかわ」
中腹当たりに邪魔ものがいますが・・・ まぁしょうがないとしましょうか😒

特急ふじかわ 乗り物

ここで狙いたかったのは国鉄時代より活躍している211系。最近は新型車両の増備もありその去就が注目されていますが、やはり引退発表後に混み合う中で撮るより普段からしっかりとその姿をカメラに収めてこそ真のオタクなのかなと(笑)

他の形式で運用されている列車もあり、太陽の向きがちょうど良い順光、運用される列車など条件が合致するものはそう多くないのですが・・・

JR東海道本線 乗り物

あああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
後から対向電車があああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！


撃沈です(苦笑)

それでもなんとか持ち直し最終的なこんな形に。

数年後には貴重だったと思える日が来ると信じています・・・

気を取り直して次の列車へ。

こちらは文句なしの1枚となりました📸
それにしても、ここから2時間近くかけて静岡県を横断する普通列車・・・
18きっぱーには嫌われることも多い同県の普通列車ですが、日常的とまでは言わないものの乗り通す旅客はどのくらいいるのでしょうか？

熱海方面へと向かう列車ももちろんあるのでその姿も。

こんな姿もさまになるので撮り鉄趣味はやめられません(笑)

先ほどの熱海行が富士川駅に到着。
こうしてみると富士山の雄大さ・偉大さを感じられずにはいられません。

太陽もいよいよ沈みかけ、私たちにとってもクライマックス。
そんな中を3両編成の静岡行が駆け抜けていきました。

背後にあった雲は全て抜け、太陽の当たり具合も100点満点。
車両の最後部に少しだけ影がかかってしまったのが心残りですが、気分よく帰宅路についたのでした。


以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。