母と娘で行く　松本・安曇野・諏訪湖

2022/06/10 - 2022/06/12

久々に娘と二人旅
長野県内に住む娘と宿で待ち合わせした。
松本駅に降り立って　まずは腹ごしらえ

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅近くの山小屋風の店に入る。
中はお客でいっぱい。ちょうどランチ時だった。
大きなエビフライの乗った定食。街の洋食屋らしいボリュームだった。

バスで松本のバスターミナルから美ケ原温泉へ。約30分ほど乗って　山裾の宿に到着。
数件の宿が静かに立ち並ぶ温泉街。なまこ壁が美しい今夜の宿。湯宿和泉屋善兵衛
昔の面影を残しつつ美しく補修されて、住宅街の中、山を背にお客を迎え入れる。
どこからかカエルの鳴き声。

美ヶ原温泉 湯宿 和泉屋善兵衛 宿・ホテル

部屋に通されて　まず目についたのが　このマッサージチェア
お疲れのビジネスマンを癒すのか　高齢のご夫婦を喜ばすのか。

こじんまりとした浴場
ヒノキの香りが漂う。
独り占めするにはもったいない大きさ

中庭の整然と整えられた美しさ
灯りの演出

飲める温泉　

老舗の誇りに　納得の宿
心づくしのもてなしに　一晩だけではもったいなかったと。

松本城近くの洋館
元は病院？

青木カフェ入口
レトロ感たっぷりに

置いてある戸棚には、昔何が入っていたのかと
想像するだけで楽しくなる。

診察室だったのか、今の喫茶室は　スリッパを履いて。
大きなスピーカーは　ライブ演奏のためか？
カウンター横の机が子供の頃を思い出して懐かしい。
残念ながら　日程が合わずライブ演奏は聴けなかったが　月一程度で行っているそうだ。ジャズが好きな人にはたまらないところだろう。

二日目の宿泊は松本城から歩いて7，8分　　ザ・セレクトン松本
おしゃれな室内　清潔で使いやすかった。

ザ セレクトン松本 宿・ホテル

翌日、娘とすこし電車に揺られて、安曇野方面
碌山美術館はいつ行っても気持ちが落ち着くところだ。
屋根の上の鐘が　12時になると担当の人が自らの手で　カランコロン。
鳴るのが妙に嬉しい。

碌山美術館 美術館・博物館

見事な木が多い。
桂の木は　なかなか身近では見ない。突然、「愛染かつら」なんてドラマがあったと思い出す。木肌が険しいが、木目はどんなだろう

桂の葉が丸くてかわいい。
その向こうの彫刻は　何を悩んでいるのか、考え中。

穂高駅、登山客、ハイキング客が下りてくる。
駅名の看板も日本的な駅舎もいい。

穂高駅 駅

松本市内へ戻って　昼食は和ダイニング　くらすわ
ランチタイムに間に合って　ハーフビュッフェ
地元の食材を使って美味しく。友人のお勧めです。

和ダイニング くらすわ グルメ・レストラン

デザートもしっかり食べました。

昼食を済ませて　美術館へ
前面からアピールする　草間彌生さんの作品たち
明るく元気　そして　希望に満ちて

松本市美術館 美術館・博物館

入口もすべて作品？

かの有名な南瓜
これでお会いするのは　3度目
一度目は　ソウルで
二度目は　赤坂で
そして今日。手にずっしりと重たいね。
草間彌生さんのエネルギーには脱帽です。水玉から進化して空間をすべて作品にしてしまう、その大きさ。
しかも90歳を超えて。

中町通り　町並み保存地区でしょうか？
白壁のうちが並んでいました。

中町通り 名所・史跡

裏の通りも　古い建物がいっぱい
植え込みや並木といった緑が　とても良く町に馴染んでいい風景。

ところどころに　レトロな空間を発見する楽しみ
江戸時代から変わっていないのでは？と思ったりして。

松本のシンボル　松本城
お堀に映った逆さ城　この整った形のすばらしさ。
ひし形にピッタリはまる。

国宝松本城 名所・史跡

諏訪大社　下社秋宮
威厳のあるつくり

諏訪大社下社秋宮 寺・神社・教会

御柱の太いこと！！
そしてまっすぐで長い。
これを引いて　山から下りて来るなんて　凄い力だね。

下水の蓋にまで　御柱

秋宮近くの蕎麦や（やまねこ亭）で昼食
ざるそばがしこしことしっかりしていて　美味しかった。

山猫亭 本店 グルメ・レストラン

電車とバスを乗り継いで　原田泰治美術館へ
諏訪湖のほとりの静かなところ

諏訪市原田泰治美術館 美術館・博物館

玄関を入るとすぐ、ロビーのところに　4月に亡くなった原田泰治さんの写真が飾ってあった。
大好きだった諏訪湖をバックに　絵の中に納まるように
幼少期に書いたという水彩画から油絵まで。
幼いころから小児まひで　動く自由を制限されていたのに　
杖をついて　あちこち歩いて　日本中を描くまでになった彼の努力に　本当に感動しました。
泰治さんの描く里山の風景は　都会や現在の煩わしい日常から　ふと離れた世界に引きこんでくれて心が穏やかになり、いつか見たような懐かしい気持ちになります。

ここから眺める諏訪湖も　向うの山並みが青空に映えてとても美しいです。

諏訪湖(長野県諏訪市) 自然・景勝地

cafeでデザートにあんみつを

さらに循環バスで片倉温泉へ
レトロで明るい大浴場　たくさんのカラン　タイル張りの浴槽
ここに何十人もの人が集って　ワイワイと楽しそうに入浴していたそのころを想像します。
二階には休憩所と軽食コーナーがありました。
会社で働く人の福利厚生を考え　この浴場を作った人に尊敬をもって　一休みして　心地いい疲れとともに仕方なく帰路につく。

片倉館 名所・史跡