2023/10/30 - 2023/10/30
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沖縄本島の南東端に位置する南城市。ここには沖縄で最高の聖地とされる斎場御嶽があることで有名です。
もちろんその斎場御嶽が一番のお目当てでしたが、ほかにも聖地があります。佐敷にある月代宮もそのひとつで、ここは琉球を統一した尚巴志とゆかりが深い場所です。訪れる観光客は少ないですが、地元の方々にとっては厚く信仰されているところです。
斎場御嶽をはじめ、その近くの知念岬、そして月代宮をめぐり、那覇へと戻りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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前回の旅行記では垣花樋川などをめぐったところまで記しました。今回はその続きで、斎場御嶽の少し西側にある、久手堅からスタートします。
久手堅のバス停には南城市のコミュニティバス「Nバス」がわりと多く停まるので便利です。 -
久手堅の集落へと入ると、その真ん中に公民館があり、その前にこちらのボーザー石があります。
久手堅は古くから斎場御嶽の神事に関わってきた集落で、この石はその神事のために首里から来た聞得大君が足をかけ、馬から下りるために使ったものだそうです。何のことはない石に見えますが、歴史があり、久手堅のシンボルとなっています。久手堅のボーザー石 名所・史跡
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久手堅の集落の中を少し散策しました。写真ではわかりづらいのですが、奥の森のなかに拝所があります。當間殿という拝所で、説明板もありました。
雑草が生い茂っていたのですが、神事の前には刈られるのでしょう。 -
久手堅から斎場御嶽へは歩いてもそんなに時間はかかりません。斎場御嶽への道の入口には知念郵便局があります。ゆうちょのATMもあるので便利です。
知念郵便局 名所・史跡
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知念郵便局と国道331号線を挟んだ向かいに、こちらの「がんじゅう駅・南城」があります。いわゆる道の駅でして、こちらには斎場御嶽のガイダンス施設もあります。
そして、ここにて斎場御嶽の入場券を販売しています。斎場御嶽の前では購入できないので注意が必要です。体験滞在交流センターがんじゅう駅 南城 名所・史跡
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がんじゅう駅・南城のなかにある斎場御嶽のガイダンス施設です。無料で見学できます。斎場御嶽についての詳しい説明があるのでわかりやすいです。参拝前に立ち寄るのをおすすめします。
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がんじゅう駅・南城を海側へと出ると、幸せの架け橋と名付けられた展望台があります。小さな台ですが、ここからの眺めは素晴らしかったです。
幸せの架け橋 自然・景勝地
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幸せの架け橋からは沖縄南部の海を一望できます。聖地として名高い久高島もすぐそこに見える絶景でした。さらに西側には津堅島も見えました。
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がんじゅう駅・南城の隣の建物は南城市地域物産館となっており、南城市の名産品やおみやげが並んでいます。その品ぞろえはかなり豊富で、様々なおみやげ、食べ物などがありました。南城市でおみやげを買うなら、ここに来るのが一番でしょう。
南城市地域物産館 お土産屋・直売所・特産品
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南城市地域物産館の入口には三矢本舗というサーターアンダギーなどのお菓子屋さんがあります。様々な種類のサーターアンダギーが並んでいます。やはり専門店ということで、スーパーなどで買うものよりおいしかったです。
三矢本舗 南城市地域物産館店 お土産屋・直売所・特産品
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がんじゅう駅・南城の前の道をまっすぐに行くと、知念岬へと行くことができます。ここからの眺めは素晴らしいの一言です。
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知念岬公園。海に突き出た岬になっていて、高さもあるので眺めはかなり良いです。近くに久高島も見えましたし、太平洋の水平線がどこまでも続いていて絶景でした。
知念岬公園 名所・史跡
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さてさて、知念岬から戻り、いよいよ斎場御嶽へと向かいます。知念郵便局の横の道をまっすぐに行きます。
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斎場御嶽の入口になっている緑の館セーファ。こちらで入場券を提示し、館内で斎場御嶽についてのビデオを見てからの参拝になります。
緑の館 セーファ 名所・史跡
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斎場御嶽の敷地内で最初に見えてくる聖地がこちら、ウフグーイ。大きな岩の下が拝所になっています。たしかに何か聖なる力がありそうな大きな石です。
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敷地内をさらに奥へと行ったところにあるのがこちら、ユインチ。こちらも大きな岩の下が拝所になっています。香炉などもあり、現在も地元の方の祈りの場になっていることが伝わってきました。
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斎場御嶽のなかでも、さらに一番の聖地であるサングーイ。大きな岩がもたれかかるようになって、三角形のトンネルができてきます。その奥が拝所になっていて、かつては琉球王朝の偉い方だけしか参拝することができない場所でした。
といっても、昔はそこまで入ることができたのですが、現在は柵があって入ることができませんでした。残念ではありますが、仕方ないですね。斎場御嶽 寺・神社・教会
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サングーイの手前には久高島遥拝所があります。ここからは木々の間から久高島を見ることができます。このサングーイから聖地・久高島を参拝する形になっていました。
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斎場御嶽を参拝した後、南城市佐敷にある月代宮へと行きました。国道331号線沿いにこの大きな鳥居があるのが目印です。この鳥居をくぐり、坂道を少し上がったところにあります。
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月代宮があるところは、かつて佐敷上グスクだった場所です。その佐敷上グスクに関する説明板、石碑もありました。
佐敷上グスクは琉球を統一して琉球王朝の祖となった尚巴志が初期に築いたグスクです。そうしたこともあり、聖地となっています。佐敷上グスク 名所・史跡
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月代宮は神社の様式の造りとなっています。おそらくは、明治期以降の戦前までにおいて、国策としての神社化をすすめてこうした形になったのではないでしょうか。石段などかなりしっかりとした造りになっていましたし、こちらにも大きな鳥居がありました。
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石段を上って行くと、まずは大きな拝所があります。こちらの中にはお香などが置いてあり、現在でも地元の方々が厚く信仰し、参拝していることがよく伝わってきました。
月代の宮 名所・史跡
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こちらが月代宮の社。小さくて現代的なものではありますが、下のほうには祀っている尚巴志王をはじめ、その父・尚思紹、さらに一族の名前も刻まれていました。尚巴志が今でも沖縄の方々に愛され、そして神様として信仰されていることがよくわかりました。
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