月代の宮

沖縄本島の南東端、南城市佐敷の高台にある社です。国道331号線に面したところに大きな鳥居があり、それが目印です。その鳥居を...  続きを読むくぐり、坂を少し上がっていったところにあります。
もともとここは佐敷上グスクというグスク跡で、その碑も立っていました。その佐敷上グスクは、琉球を初めて統一した琉球王国の祖、尚巴志が築いたグスクです。ここを足掛かりとして琉球を統一しました。そういった経緯から、この場所がただのグスクではなく聖地となり、こうして月代宮として社がたてられたのでしょう。
御祭神は尚巴志だけでなく、その父の尚思紹や、一族がまつられています。社は小さいですが、そこに名前が書かれていました。また、社は小さいものの、その手前にある拝所は大きな造りになっていて、お香も置かれていました。現在でも聖地として参拝にこられる方が多いのでしょう。琉球の歴史と信仰がしっかりと感じられる場所でした。  閉じる

投稿日:2024/01/11

南城市の佐敷小学校の南東200ｍほど、佐敷上城跡の敷地内にあります。少し判りにくい所ですが、グーグルマップに掲載されている...  続きを読むので参考にされれば良いと思います。佐敷上城は琉球三山を統一した尚氏によって築かれた居城で、その少し小高い場所に、尚氏一族を祀るために建立された「月代の宮」が鎮座されています。鳥居の先に小さなお社があるだけですが、聖地らしい静かな雰囲気のところでした。  閉じる

投稿日:2022/04/08

「月代の宮」は、国道331号線、南城市佐敷の“佐敷小学校前”バス停から南に300ｍほど行った“佐敷上グスク”の敷地内にあり...  続きを読むます。ここは、琉球三山を統一した尚巴志とその父・尚思紹によって築かれた居城で、その少し小高い場所に、「月代の宮」が鎮座されています。第一尚氏の守護神である月代という神の名前をいただき、一族を祀るために建立されたものです。城跡ですが、石垣などは無く、「月代の宮」というなんとなくロマンチックな名前のとおり、聖地らしい静かな雰囲気のところでした。




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投稿日:2013/04/23