2023/11/08 - 2023/11/08
549位(同エリア972件中)
naoさん
兵庫県西宮市山口町船坂は六甲山系の北側に位置する町で、京都、大阪方面から有馬温泉へ通じる湯山街道が通っていたこともあって、古くから多くの旅人が往来していました。
西宮の市街地方面から六甲山系を貫く盤滝トンネルを抜けて、県道82号線を北へ走ったあたりで湯山街道と交差する辺りが船坂の中心部で、自然豊かな里山の中に、かつての茅葺屋根の民家が点在する町並みが広がっています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西宮市山口町船坂にやって来ました。
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町並みの外れにある空地に車を停めさせてもらって、船坂散歩を始めます。
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西宮市の汚水桝の蓋。
阪神タイガースホームグラウンドの「甲子園球場」、酒造りで知られる灘五郷ゆかりの「酒蔵と酒樽」、市の花である「桜」がモチーフになっています。 -
茅葺屋根の民家が残る船坂の町並みです。
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船坂に残っている貴重な茅葺屋根の民家は、屋根の改修など建物保全に努めておられます。
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この民家は明治時代の初め頃に建てられたと推定されていますが、最近までビエンナーレの作品展示場として使われていたようです。
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茅葺屋根を仮設のトタン屋根で覆って、保全工事に備えておられます。
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この民家は、保全工事に備えて茅葺屋根を工事用のシートで覆って保護されています。
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今後とも建物保全に努めていただいて、風情のある町並みがよみがえるよう願うばかりです。
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そんな町並みの一角に、見事に再生された茅葺屋根の民家がありました。
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建物全体に手が入れられているようで、風情ある姿がよみがえっています。
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葺き替えられた茅葺屋根。
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こうして見ると、単に一軒の民家がよみがえっただけでなく、町並みへの貢献度も大きなものがあります。
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再生された民家はカフェとして活用されています。
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陽の光を浴びる茅葺屋根。
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では、先へ進みます。
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妻面に丸い換気口のある民家です。
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かつての茅葺屋根をトタン板で覆った民家です。
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緩やかに上る船坂の町並み。
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かつては湯山と呼ばれていた有馬温泉へ通じる湯山街道の標識。
京都、大阪方面からの多くの旅人が、船坂を通って有馬温泉との間を往来していたそうです。 -
茅葺屋根をトタン板で覆った民家には、新しく立てられたと思われる煙突が見えます。
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船坂の町並みです。
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この辺りの道は一段と急坂になっています。
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こちらの民家は、かつての茅葺屋根を瓦風の屋根葺材で覆っておられます。
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突き当りに船坂山王神社の玉垣が見えます。
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こちらの主屋も、瓦風の屋根葺材で覆っておられます。
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湯山街道(県道51号線)にある阪急バスの舟坂停留所です。
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これは、船坂から西宮市鷲林寺へ抜ける清水谷道と湯山街道の分岐点に立っている道標で、「左大阪・宝塚、右西宮 道」と刻まれています。
では、ここから清水谷道を歩きます。 -
道標の所で湯山街道と分かれて、清水谷道をしばらく歩くと脇道に差し掛かりました。
この脇道の先にもかつての茅葺屋根の民家が残っています。 -
その脇道へ入って行くと・・・
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かつての茅葺屋根の民家が見えてきました。
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こちらの民家も屋根葺材で覆っておられます。
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秋を告げるススキの穂。
では清水谷道へ戻ります。 -
こちらの民家は、妻面に水切り瓦の庇が付けられています。
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土蔵のある民家です。
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こちらの主屋は、かつての茅葺屋根を瓦風の屋根葺材で覆っておられます。
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清水谷道の標識に従って進みます。
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石垣の上に植えられたモミジの紅葉の向こうに、茅葺屋根の民家が見えてきました。
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この茅葺屋根の民家は、船坂で古民家の再生に関わっておられる建築会社や、武庫川女子大学建築学科の学生などを中心とした、ボランティア活動によって再生されたものだそうです。
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どなたもいらっしゃらないと思うんですが、玄関灯が灯ったままになっています。
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再生されてから相当時間が経っているのか、茅葺屋根全体に苔が生しています。
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柱などに古材を再利用しているのが判ります。
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では、船坂散歩を終えることにします。
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