おいしい北海道2 ～定山渓「厨翠山」で食べすぎて

2023/12/04 - 2023/12/08

北海道4泊５日の旅です。
初日は、「鮨処木はら」で昼食、「すき焼きの阿佐利」で夕食。「湯の川　笑」に宿泊でした。

きょうは２日目。
札幌郊外の定山渓温泉に行きます。
宿泊は、第一寶亭留グループの「厨翠山」です。食に親しむ空間を作る、がコンセプトのお宿のようです。

エリア 定山渓温泉(北海道)

旅の２日目。「湯の川温泉　笑　函館屋」で朝を迎えました。きょうは、早めにチェックアウトして定山渓に向かいます。

でも、まずは朝風呂です。男女の大浴場が昨日と入れ替わっていました。露天風呂のサイズと雰囲気がだいぶ異なっています。

朝食は7時から。ビュッフェスタイルです。

湯の川温泉 笑 函館屋 宿・ホテル

ライブキッチンでは、ステーキと目玉焼きを焼き上げています。他にお刺身やお菓子などがありました。朝カレーが美味しいです。

品数はそう多くないですが、充分な朝食でした。

チェックアウトしました。

市電の駅まで徒歩15分。今朝も12月とは思えない暖かさです。
空港が近く、低空を飛行機が飛んでいきます。機体のお腹を見あげるのが新鮮。

湯の川駅には、レトロなラッピングの市電が停まっていました。始発駅なので、座っていけます。

JR函館駅に向かう前に、函館朝市に寄り道。
旅の途中なので、買い物はできませんが…。

函館朝市 名所・史跡

駅ニ市場の活いか釣り広場をのぞいてみました。イカが元気よく泳いでいます。
イキが良いので、刺身になっても下足がクネクネ動くそう。　
イカに生まれなくて良かったです。

函館朝市 駅二市場 活いか釣り広場 名所・史跡

函館駅から、次の目的地、札幌に向かいます。
特急でも4時間弱かかります。北海道の広さを感じずにいられません。新幹線の延伸が待ち遠しいところ。

函館駅 駅

特急北斗です。平日ですが、座席はほとんど埋まっていました。指定席を取っておいて良かったです。

北斗 (特急北斗) 乗り物

「北斗」には車内販売はないそうです。乗客は、食べ物や飲み物を持ち込んでいます。

札幌までの長い乗車時間、わたしたちも昼食代わりにおやつを食べておきます。
まず「阿佐利」のコロッケ。(昨夜、買っておきました) じゃがいもが甘くて北海道らしい味です。温めて食べたかった…。

更に、これも昨日買っておいた五島軒のアップルパイ。少し乾いてしまったけれど、リンゴは甘くてジューシーでした。

札幌駅に到着しました。東京のターミナル駅と変わらないほど、賑わっています。

札幌駅 駅

地下鉄の大通公園駅近くに送迎車が停まっていました。定山渓の第一寶亭留グループの混乗バスです。満席でした。
乗客には、外国の方がかなり多いです。ドライバーさんが、片言の英語や翻訳ソフトを駆使して、一人で案内をしていました。大変そうです。

定山渓に着きました。雪が積もっています。

定山渓 自然・景勝地

「厨翠山」にチェックインします。　
飲み物を勧められ、自家製ジンジャエールを選びました。
それに添えて「五四◯」が出されました。雪室で長期保存した糖度の高いジャガイモです。選ばれたお店しか扱っていないお芋だそう。
初めて味わう、甘さと舌触りです。

料理自慢のお宿「厨翠山」の初手でした。

厨翠山 宿・ホテル

部屋に案内されました。2階の和室です。
すっきりした内装に、木の家具が美しいです。ソファやベッドが心地よくて、快適に過ごせる部屋でした。

この部屋には、源泉掛け流しの露天風呂がついています。ふんわりした肌あたりのお湯です。寝てしまいそうになりました。

2階のラウンジに行ってみました。

素敵な椅子が並んでいて、いい雰囲気。お茶・ソフトドリンク類が用意されています。
ティータイムにはスイーツが並びました。焼き菓子がとてもおいしいです。夕食前だから少しにしておこうと思っていたのに、食べすぎました。意志が弱いです。

夕食は、カウンター席で。宿泊者全員が並んで座ります。
両隣は、外国のご夫婦でした。中国か台湾からでしょうか。礼儀正しくて感じがいいです。日本語や料理の名前を良く勉強しているご様子でした。

夕食のスタートは、蕪の塩釜焼きでした。
塩釜をガンガンと割っていると、不思議に楽しくなってきます。お隣の若い夫婦も笑っていました。

料理は、目の前のキッチンで仕上げています。出来立てが運ばれてくるのが嬉しいです。

これは、鱈の西京焼きとタチ(白子)のムニエルです。小粋な味でした。

素材の良さが感じられる料理が次々と。適度に遊びがあり、盛り付けが華やかです。

強肴は、美幌牛ロースの炭火焼き。柔らかで、旨みが溢れてきます。ブランド玉ねぎの丸焼きが添えられています。

ご飯が輝いていました。北海道のお米を独自にブレンドし、竈で炊き上げているそう。一粒残らず食べました。

デザートも料理に負けていません。パティシエが何人もいるのだそうです。ラウンジの焼き菓子が美味しいのも不思議はありません。

前菜からデザートまで、死角の無い夕食でした。

　

地下一階の大浴場で、定山渓温泉を満喫しました。
源泉掛け流しです。ふわりと包まれるようで、ずっと入っていたいお湯です。部屋の露天風呂よりも、フレッシュに感じました。


湯上がり、夜食を目当てにラウンジに寄ります。

10時にいなり寿司が運ばれてきました。
しっとりしていて、甘め。小さくて食べやすいのもいいです。人気があるようで、あっと言う間に残り少なくなりました。



ティータイムのお菓子、夕食後のお酒とおつまみ、夜食のお稲荷さん。胃袋を掴まれっぱなしです。

美味しいのを理由に食べ過ぎてしまいました。でも、胃が重くないのは温泉のおかげでしょうか。

瞼が重くなりました。いつもは宵っぱりですが、旅に出ると早寝早起きになります。


明日は、小樽です。
星野リゾート「OMO5小樽」に泊まり、評判の定食屋さんで昼食と夕食の予定。楽しみです。