2023/12/29 - 2024/01/03
87位(同エリア246件中)
トンガリキさん
- トンガリキさんTOP
- 旅行記554冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 801,423アクセス
- フォロワー70人
この年末年始は近場の台湾を旅行してきました。台湾と言っても、前半は金門島を絡ませたので、旅のタイトルを中華民国の旅としています。後半は台南と台北を旅して、トータル6日間で周遊しました。金門島はレンタカーでまる2日ほど周りましたが、島内には軍事要塞化されていた名残がそこかしこに点在しており、また閩南(福建南部)様式の昔ながらの家屋も数多く残されていて、2日間では足りないほどの見どころ満載の島でした。
以下、日程です。
12月29日(金)夜成田発→台北深夜着
12月30日(土)台北→金門島
成功海防坑道→陳景蘭洋楼→獅山砲陣地→田墩海堤(夕陽)→山后民俗文化村
12月31日(日)金門島
山后民俗村→馬山観測所→迎賓館→瓊林聚落→小寧頭→北山播音墻→慈湖落日平台→金城模範街→水頭聚落
1月1日(月)金門島→台南
欧厝沙灘(初日の出)→翟山坑道→金門島昼発→台南着→飛虎将軍廟→赤嵌樓→
1月2日(火)台南→台北
安平古堡→安平樹屋→台南発(新幹線)→台北着→廸化老街→寧夏夜市
1月3日(水)台北
龍山寺→歴史建築めぐり(総統府、司法院、台湾銀行、監察院、台湾大学病院)
台北→成田
-
12月29日夜10時の成田発ピーチで台北に向かいます。夜中の1時半に到着しましたが、今の台湾は入国カードがオンライン申請が主流で紙のカードは列に並ばないと入手できませんでした。仕方なく、長蛇の列に並んでいる間にエアポートフリーwlfiに接続し、表示看板のQRコードで読み込んで対応しましたが、フリーWiFiが列の前の方でないと繋がらなかったので、結構焦りました。何とかアプリで登録することができ、無事入国できました。事前に登録することもできたので、歩き方を熟読しておくへきでした。
タクシーで予約している桃園の怡和飯店(イーホームホテル)に30分ほどで到着しチェックイン。タクシー代は630元もしました。 -
翌朝に路線バスで松山空港に向かいます。桃園神社にもホテルから歩いて行ける距離でしたが、時間もあまり無いのと小雨交じりの天気だったので、ホテル近くの停留所から空港に向かいました。
11時5分台北発の立栄航空で金門島へ向かいます。Trip.comで予約発券しました。12時25分に金門島に到着予定です。機内からは中山紀念堂と総統府が見えています。 -
台湾西側の澎湖島の上空ルートを通り、1時間ほどで金門島が見えてきました。遠くに中国大陸がうっすらと見えています。
-
金門島上空。
-
12時25分に金門島に到着しました。
-
金門空港。中華民国国旗の青天白日旗が出迎えてくれています。金門島滞在は二泊三日でしたが、この島では台湾の表記をあまり目にすることがありませんでした。行政上は中華民国福建省に属していたそうですが、既に省政府は廃止されており、現在は名目上に過ぎず、金門と馬祖を合わせた金馬地区と呼ばれているそうです。
-
空港の前に鎮座する風獅爺。金門島の守護神として島内至るところに建てられています。金門島は東北の季節風が吹き付ける島ですが、その風を静めてくれる守り神として敬われています。
-
金門島の観光は個人では、路線バス、スクーター、レンタカーの3通りありますが、島内に点在するスポットを周るのは路線バスでは機動力に欠け、スクーターは距離が長いとしんどいので、思い切ってレンタカーで周りました。台湾では日本の国際運転免許証の使用が認められていないので、日本の免許証を使用しますが、その場合は免許証を事前にJAFで翻訳してもらう必要があります(4,400円)。WEBサイトで簡単に申し込むことができ、すぐに作成してくれました。
レンタカーはKlookのサイトで金門冠城租車の車を申し込み、空港前の事務所で借りました。しかし、事務所の担当者に国際免許証の提示をされたので、翻訳書と免許証を提示して台湾ではこれで使用できるとグーグル翻訳を通じて説明しましたが、一向に話が通じなかったので向こうも面倒臭くなったのか、何とか貸してくれることになりました。金門島は台湾本島とは事情が少し異なるかもしれません。保険の追加をしようとしましたが、外国人は加入できず、強制保険(自賠責)しか無いようです。
左ハンドルの右側通行は慣れないので、ドキドキしながら運転をスタートしました。車道の信号も青が右、赤が左に点灯しており、特に右折時は左車線に入らないように注意しました。田舎なので車が少ないのと、台北みたいにバイクが走り回ってないので、まだ運転しやすいです。 -
まずは、空港の東側に位置する成功海防坑道に向かいます。金門島は中国大陸から目と鼻の先ですが、国共内戦時に人民解放軍から敗走する国民党が死守した島であり、90年代までは観光客は入ることのできない所でした。戦闘時に設営された坑道が島内に点在しており、この成功海防坑道はその内の一つです。金門島内の観光スポットはすべて無料なので助かりました。
-
海防坑道の入口。
-
花崗岩の硬い岩盤をくり抜いて造られた坑道。総延長は560mです。
-
成功海防坑道。
-
坑道にはこのようなガスマスクや拳銃、爆弾などの軍関連のイルミネーションが飾られていました。中にはキノコ雲もあり、趣味が悪いです。
-
坑道には複数箇所にトーチカが設置されており、ライフルを構える軍人の等身大の像が設置されていました。
-
海防坑道の先端のトーチカには高射砲が据えられており、軍人の像が砲撃を準備していました。
-
高射砲を構える砲撃手。
-
トーチカの高射砲。
-
金門島の南側に位置する料羅湾に広がるビーチ。海防坑道のような物騒な場所がなかったら、何とものんびりした所です。
-
トーチカからの風景。岩場の上には海からの上陸を阻止するための無数のガラス片が嵌められています。
-
外から見た高射砲のトーチカ。
-
トーチカから覗く高射砲と記念撮影する観光客。
-
成功海防坑道のトーチカ。
-
このトーチカの中を覗くとライフル銃を構えた軍人と目が合いました。先ほど坑道のトーチカから外に向かってライフル銃を構えた軍人の像のようです。外側からトーチカを覗くとそのライフル銃に撃たれてしまうように見えるので、銅像とは言えど怖かったです。
-
戦車保塁に設置されたM-41戦車。金門島に点在する戦史スポットには戦車が展示されている所が多いです。
-
成功海防坑道から歩いてすぐの場所に陳景蘭洋楼があります。華僑商人の陳景蘭が1921年に建てた金門島て最大規模の洋楼です。
-
陳景蘭洋楼。
-
陳景蘭洋楼。
-
正面上部には景蘭山荘と表記されていました。
-
陳景蘭洋楼。
-
洋楼の内部は博物館になっています。
-
陳景蘭洋楼の2階バルコニー。
-
昼食は成功村東側の金湖鎮の良金牧場工廠総店でいただきます。
-
ネットで高評価のお店で、現沖温體牛肉麵(368元)と紅焼牛肉麺(160元)をオーダー。このお店は宿泊する民宿が提携する所であれば5%割引してくれます。
-
現沖温體牛肉麵。薄切りの牛肉に熱々のスープをかけていただきます。店名が吉金牧場と言うだけあり、このお店の牛肉は非常に美味しいです。
-
紅焼牛肉麺。こちらの牛肉はスネ肉の塊が入っており、柔らかくてこちらも美味しい。
-
ソフトクリームを自由に食べることができます。
-
島の北東部の獅山砲陣地に向かいます。途中の通り沿いにあった陳氏家廟。金門島には祖先を祀る家廟が各村に点在しています。
-
廟の正面玄関の扉に描かれた門神。金門島の家廟の門神はこの図柄が多く描かれています。
-
獅山砲陣地に到着。入口には高射砲が陳列されています。
-
高射砲。
-
-
坑道の入口には中華民国国章の青天白日が大きく描かれています。
-
獅山砲陣地の坑道。
-
中華民国陸軍スローガン「忠誠誠実」。
-
坑道内に設置された高射砲。
-
獅山砲陣地では坑道先端の陣地に設置されている高射砲で大砲発射実演パフォーマンスが一日に6回ほど行われています(木曜除く)。実演時間も決まっており、3時半の開演を目指してきました。
-
パフォーマンスの解説をする兵士扮する女性スタッフ。
-
ますは兵士の号令からスタートです。
-
兵士が配置につき、高射砲を動かせて照準を合わせます。
-
砲弾を装填し砲撃しました。空砲とはいえ、耳をつんざくような迫力でした。
-
砲撃の後に兵士が整列し、このパフォーマンスも終了です。
-
中国の目と鼻の先で、このような軍の実演が行われていることに驚きです。
-
この砲陣地の高射砲は8インチ榴弾砲で、八二三砲戦時に戦功を上げたそうです。八二三砲戦は金門砲戦、第二次台湾海峡危機とも呼ばれており、1958年8月23日に中国人民解放軍が金門島に侵攻すべく猛烈な砲撃が行われました。2ヶ月で約47万発も撃ち込まれまたそうです。この砲撃された砲弾を材料にして、包丁が金門島の特産品として作られているのが逞しいです。
-
砲撃で実際に使用された砲弾が展示されています。
-
その砲弾を保管する入口の床には、武器弾薬を横流ししたものは最高で死刑に処するという物騒な表示がありました。
-
高射砲のトーチカからは中国大陸がうっすらと見えています。
-
高射砲から対岸に向けての到達距離が示されています。
-
ここからは本日宿泊する山后村の聚落が見えています。獅山砲陣地を後にし、山后村に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
中華民国の旅
-
中華民国の旅(1)~金門島1 成功海防坑道、陳景蘭洋楼、獅山砲陣地~
2023/12/29~
金門島
-
中華民国の旅(2)~金門島2 山后民俗文化村~
2023/12/29~
金門島
-
中華民国の旅(3)~金門島3 馬山観測所、迎賓館、瓊林聚落、小寧頭、北山播音墻、慈湖落日平台、金城模範街~
2023/12/29~
金門島
-
中華民国の旅(4)~金門島4 水頭聚落、欧厝沙灘(初日の出)、翟山坑道~
2023/12/29~
金門島
-
中華民国の旅(5)~台南1 飛虎将軍廟、赤嵌樓~
2024/01/01~
台南
-
中華民国の旅(6)~台南2 安平古堡、安平樹屋~
2024/01/02~
台南
-
中華民国の旅(7)~台北 廸化老街、龍山寺、日本統治時代の歴史建築めぐり~
2024/01/02~
台北
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
金門島(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 中華民国の旅
0
58