2023/12/31 - 2024/01/02
830位(同エリア1091件中)
じゃくさん
クラブルーリズム『「阿字観・写経・朝勤行」体験金剛峯寺公認ガイドと巡る高野山3日間』に参加。
大晦日は、朝10時半過ぎの新幹線で新横浜(途中乗車)から新大阪へ移動。そこから貸切バスに乗り、丹生都比売神社を拝観し、高野山の宿坊赤松院に夕方到着。元日は、奥之院、金剛峯寺エリアを拝観。最終日は、壇上伽藍を拝観し、新大阪経由で帰京。全体的にゆったりとしたスケジュールで、静かなお正月を過ごすことができた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
新大阪駅から貸切バスに乗り、丹生都比売神社へ。バスは快適で、参加者が少なかったので、1人2席使ってのゆったり旅となった。
-
丹生都比売神社。雨上がりで、静かなたたずまい。
丹生都比売大神の御子神の高野御子大神の連れていた白黒の犬が弘法大師を高野山へ導いたということで、高野山の参詣の際には、まずここを参拝するというしきたりがあったそうだ。神社横から高野山へ続く道がある。丹生都比売神社 寺・神社・教会
-
鳥居をくぐると、鏡池に架かる輪橋がある。淀君が御寄進されたらしい。事故防止のため冬季は渡れない。
-
傾斜のきつい木造の太鼓橋。確かに、足元が悪いと滑りそう。
-
輪橋の架かる鏡池。不死の八百比丘尼が、年を取らない自らの姿を映す鏡を投げ入れた、という伝説がある。
-
中鳥居の先に楼門があり、ここで参拝。
-
楼門の奥に本殿がある。丹生都比売大神をはじめ、4柱の神様と、真言宗行勝上人を祀っている。
-
楼門の左に佐波神社。明治時代に近隣の諸社が合祀されたもの。
-
境内には、蛇注意の看板が・・・寒いので、蛇は冬眠中だろうが、少々ビビりながら歩く。
-
本殿の奥横に大峯修験者の碑がひっそりとある。
-
五輪卒塔婆が並ぶ。
-
神社の周りはとても長閑な田舎の風景。
-
丹生都比売神社から、細い九十九折りの道を登り(バスでだが)、4時過ぎに、今回の宿、宿坊赤松院へ。
赤松院 宿・ホテル
-
立派な門構えで、左右に阿吽像がある。
宿坊に入ると、まず、本堂で住職からお寺、宿の説明などを受け、各部屋へ入ってひと段落。既に5時過ぎで、夕食が6時からなので、外へ行くには中途半端。とりあえず、入浴。10人くらいが同時に入れる浴場があり、ゆっくりと温まることができた。 -
6時から食堂で夕食。食堂にはストーブが点いていたはいたが、肌寒い。
2膳の精進料理で、野菜を中心にした料理が並ぶ。野菜天ぷら、胡麻豆腐、煮豆と、大晦日なので、年越しそば付いた。 -
こちらは高野豆腐などの煮物、酢の物、見えにくいが、刺身こんにゃくと赤い甘味、ミカンが付いていた。
そば以外は冷えていたが、おいしい料理だった。食堂は寒いし、大人数の食事なので、できたてのの料理とはいかないのはやむを得ないだろう。むしろ宿坊らしい素朴な心づくしは感じられる。
食事後、写経セット(般若心経の台紙と薄白紙、筆ペン)とお守りをいただき、解散。筆ペンは返却するよう、しつこくお願いされる(ま、返すのが当然でしょうね)。 -
大晦日、除夜の鐘が撞かれるので、10時半ころ宿坊を出て、暗い道を壇上伽藍を目指して歩く。雨が降り始めていて、寒い。赤松院は奥之院のそばにあるので、金剛峯寺のあるエリアまでは20分くらいかかる。思いの外、歩いている人はなく寂しい。除夜の鐘はどこの鐘が撞かれるのか?と不安に思いつつ歩いていると、壇上伽藍への蛇腹道入口に明かりのついたテントが見え、人が集まっている。お蕎麦の無料ご接待が行われており、あたたかいおそばをいただく。ありがたく、あたたく、またおいしい。
-
根本大塔がライトアップされている。
根本大塔 寺・神社・教会
-
除夜の鐘は根本大塔の前の大鐘で撞かれる。ライトアップされていて、白い鐘楼が浮かび上がる。
-
普通の鐘は、僧侶が鐘に向かって撞木を押す方向に撞くが、この鐘は、僧侶が鐘を挟んで撞木と反対側に立ち、撞木を引くようにして撞く。
-
中門もライトアップされている。
中門 名所・史跡
-
中門の四方を四天王が守っている。
増長天像 -
広目天像
-
多聞天像
-
持国天像
-
中門横からは、ライトアップされた根本大塔が雨に煙って見える。大晦日、深夜の幻想的な雰囲気に浸ることができた。
高野山では、午前零時の初詣は行われておらず、宿坊に泊まっている人が鐘の周りにパラパラといるだけでの静かで落ち着いた年末。 -
一夜明けて、元旦。
宿坊に泊まった者の特権、6時50分から本堂での朝のお勤めに参列。読経を聞き、お焼香をして、清冽な気分で新年を迎えた。本堂内の今年(辰年)の守り本尊普賢菩薩に参拝。その後、本堂から食堂へ移動して朝食。黒豆や田作りなどのミニおせち、お雑煮が付き、お正月らしい朝食。また、お神酒もふるまわれ、お猪口1杯頂戴した。赤松院 宿・ホテル
-
赤松院には日本庭園がある。
-
庭奥にひっそりとお稲荷さまがある。静かに初詣。
-
明徳殿は新館で、3階建て。今回泊まった部屋は、写真とは反対側の部屋なので、眺望なしだったが、こちら側の部屋はバルコニー付きで日本庭園をみることができるわけね。
-
赤松院門前の道、左側の道を進むと奥之院が近い。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31