2023/12/26 - 2023/12/26
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めるくんさん
2023年12月23日(土)から26日(火)までの四日間、鹿児島に行ってきました。空路は23日(土)ANA619便羽田空港6時40分発>鹿児島空港8時40分着、26日(火)ANA628便鹿児島空港16時55分発>羽田空港18時30分着です。宿泊は鹿児島のKOKOホテル天文館に三泊しました。スケジュールは23日(土)霧島連峰の韓国岳(からくにだけ)(標高1700M)登山、24日(日)知覧観光、25日(月)開聞岳(標高924M)登山、26日(火)鹿児島市内観光、いつもどおりのぎゅう詰めな行程です。※行きの飛行機内で愛用オリンパスPENが故障してしまいました。やむを得ず旅行中は携帯で撮影しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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12月26日(火)は鹿児島滞在最終日で鹿児島市内観光です。あいにくの曇り空でしたが7時30分頃から歩き始めました。まずは島津家28代当主11代藩主島津斉彬をご祭神とする照國神社を訪れました。
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11代藩主島津斉彬の銅像です。
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島津斉彬の異母弟にあたる島津久光の銅像です。斉彬の遺言で久光の実子である忠義が藩主を引き継いでます。
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島津忠義の銅像です。
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西郷隆盛像です。上野の銅像も立派ですが、こちら本場の銅像も立派です。
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照國神社から城山展望台まで30分くらい歩きました。お天気がイマイチで残念です。
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城山ドン広場の奥には西南戦争薩軍本営跡の石碑がありました。
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城山から北に下ると西郷隆盛洞窟がありました。城山を攻められた西郷はこの洞窟で五日間身を隠していたそうです。
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西郷隆盛終焉の地(南洲翁終焉之地)です。ここで西南戦争が終結したそうです。
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鹿児島城(鶴丸城)の御楼門です。鹿児島城は1601年島津忠恒によって築城されました。
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城壁には西南戦争で砲弾・銃弾を受けた跡が残ります。
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NHKの大河ドラマ「篤姫」で有名になった天璋院の銅像です。
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城山と鹿児島城(鶴丸城)を見学した後、天文館から「カゴシマシティビュー」バスに30分程乗車し仙厳園を訪れました。仙厳園は1658年島津家19代久光によって建立され、数百年の間建て直しや増改築がされました。
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島津斉彬は仙厳園の隣に富国強兵・殖産興業を唱え集成館を興しました。ここでは製鉄大砲鋳造、洋式艦船の建造、製鉄や紡績、ガラス製造、活版印刷などがおこなわれました。大砲の大型化・鉄製化を図るため、オランダの技術書の翻訳書を参考に西欧の鋳造技術を導入し、鉄を溶かして大砲を作る反射炉を建設しました。
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錫門は江戸時代の正門で、屋根は瓦ではなく鹿児島の特産である錫で葺かれています。高い身分の象徴であるこの朱塗りの門を通れるのは、藩主と世継ぎだけでした。
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仙巌園の御殿は1658年に島津家19代久光によって、島津家の別邸として築かれました。御殿は29代忠義の代には一時本邸として、また国内外の要人を招く迎賓館としての役割も果たしました。
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30代忠重が12歳まで過ごした部屋です。忠重は父忠義の死にともない家督を継ぎ、公爵となりました。後に海軍に進み、海軍大学校教官、英国大使館付武官を勤めました。
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御殿の中に籠がありました。
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薩摩焼は16世紀末に朝鮮から渡来した陶工によって始められた、鹿児島を代表する工芸品です。豪華絢爛な近代薩摩焼は斉彬の代に誕生しました。
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池をのぞむ中庭です。
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池の中には八角形のくぼみがあり、中国文化(風水)の影響を感じることができます。
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祖霊社跡です。かつて島津家の先祖代々を祀った祖霊社がありました。展示されてる馬は園内にあった神社に奉納されていた神馬です。
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謁見の間は、来客への応接に使用された部屋です。二間続きで、廊下も畳敷きであることから、一度にたくさんの人と会うことができました。
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島津家家紋入りの鎧兜も展示されてました。
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何か意味があるものだと思いますが。案内の方に聞けばよかったと反省。
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島津家29代忠義が1日の大半を過ごした居室御居間です。
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11代藩主島津斉彬が描いた鷹の屏風絵を高精度カメラで撮影し再現したそうです。本物は本日休館の尚古集成館にあるそうです。
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平らな天井ですが模様によって平らに見えなくなります。
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忠義の寝室。この部屋の床下には、もみ殻が敷き詰められた層が設けられており、それが断熱材の効果を果たしていました。
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島津家へ贈り物が届いた際、そのお披露目がされた御小座(披露の間)です。
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当主専用の御湯殿です。当時は別な場所でお湯を沸かして運んでました。
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庭園から見た御殿の内部です。
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御殿周辺の庭園はとても広く良く手入れがされてました。
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獅子乗大石灯篭です。園の中で最も大きな灯籠で笠石の大きさは8畳分もあります。上に乗る獅子は空から飛び降りてきて、着地後に桜島の方を振り返った姿だそうです。
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錦江湾と桜島を借景にした見事な庭です。
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御殿の裏山にある11メートルの巨岩に「千尋巌」と文字が刻まれています。景勝地の岩に文字を彫るのは中国ではよく見受けられますが、日本の大名庭園ではここだけです。
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水が石から石へ落ち流れてました。
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稲荷道と記されてます。
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1865年に竣工した日本最古の石造工場尚古集成館は補修中で見学できませんでした。尚古集成館別館のみ見学しました。内部には島津家縁の品々が展示されてますが撮影不可でした。
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一通り仙厳園と尚古集成館別館を見学した後「カゴシマシティビュー」バスで天文館に戻りました。黒豚「ふくや」さんで豚カツをいただきました。
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流石は黒豚です。ビールとの相性もばっちりです。
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宿泊したホテルで荷物を受け取り、空港バスで鹿児島空港に到着しました。出発の16時55分まで時間があったので、展望デッキでビールを飲みながら残りの時間を過ごしました。
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まもなく離陸する機内から見た霧島連峰です。登山あり、町歩きあり、食べ歩きありの良い旅行ができました。
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