エジプト　アスワンからカイロまで9日間の旅　6日目　カイロ・サッカラ・ダハシュール

2023/04/29 - 2023/05/07

エジプト旅行９日間(現地５日間)のＪＯＪＯ第３部聖地巡礼の旅の記録。

＜日程＞
０日目：準備編
https://4travel.jp/travelogue/11871727
１～２日目：大阪→東京→ドーハ→カイロ→アスワン
https://4travel.jp/travelogue/11871762
３日目：アスワン、アブシンベル
https://4travel.jp/travelogue/11871775
４日目：アスワン→コム・オンボ→エドフ→ルクソール
https://4travel.jp/travelogue/11871859
５日目：ルクソール→カイロ
https://4travel.jp/travelogue/11872010
６日目：カイロ・サッカラ・ダハシュール
https://4travel.jp/travelogue/11872961
７～９日目：カイロ→ドーハ→東京→大阪
https://4travel.jp/travelogue/11873011

エリア カイロ(エジプト)

昨日は飛行機遅延のおかげで寝れたのは３時過ぎましたが今日もやることが多いので７時に起きます。昨日の疲れもとれぬまま過酷です・・・

本日は車をチャーターしてサッカラ・ダハシュール方面にあるピラミッド群やメンフィス博物館へ半日かけて巡り、昼過ぎにギザに戻ってからムハンマド・アリー・モスク(閉館時間になってしまい入れませんでしたが）とハンハリーリ市場へ行く予定です。

ちなみにホテルはLife Pyramids innというところでギザのピラミッドエリアの入り口の近くにあります。全室ピラミッドビューらしいです。ここは家族経営のこじんまりとしたところですがオーナーが本当にいい人です。いろいろサポートしてくれました。朝食は屋上テラスでピラミッドを眺めながら頂きます。

車のチャーターは事前にホテルにお願いしていました。料金は70USDで各所の入場料は別です。所要時間は8:30-14:30の6時間かかりました。

最初に訪れたのはダハシュールのピラミッド群(100EGP/人)で赤いピラミッドと屈折のピラミッドがあります。

写真は赤いピラミッドです。

赤のピラミッド 建造物

ピラミッドの中には入れます。入り口は中腹ぐらいにあるのでそこまで階段で登っていきます。

入り口に辿り着くと今度は狭い階段を地下まで下ります。

階段を下りきると今度は上り階段・・・

階段を上って辿り着いたところに玄室があります。特に何かがあるわけではなくただ空間だけがあります。

次に向かったのは屈折のピラミッド。こちらも中に入れます。嫁さんは先ほどの赤のピラミッドで疲れたらしく今度は一人で入りました。

屈折ピラミッド 建造物

こちらも同じように入り口のあるところまで登り、そこから下るというのは同じですが全体の距離は倍以上あると思います。特に最初の下りは腰をかがめながら行くのでかなり堪えます。

長い階段を下ったところに上り階段があり、そこを上りきると今度は横穴があります。

しばらく横移動するとまた上り階段があり、そこを上ると終点の玄室（何もない空間）に辿り着きます。

帰る途中に停電があり真っ暗になりました。スマホのライトを頼りに進めましたが怖くてうずくまっている観光客もいました。ライトがないと完全な暗闇になるのでスマホが無かったらと思うとゾッとします。

次に向かったのがメンフィス博物館。入場料は100EGP/人。巨大なラムセス2世像が横たわって保管されています。

メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここで見るべきものは横たわっているラムセス2世像と庭にあるスフィンクス像ぐらいでしょうか。

次はサッカラ遺跡群です。ここはかなり広いエリアで入場料と別料金のセラペウムを合わせて380EGP/人でした。セラペウムは巨大な石棺が何個も安置されている地下大回廊です。

ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

まずセラペウムに行きました。地下に大回廊が広がります

マスタバ墳とセラペウム 建造物

回廊には小部屋が連なっており、それぞれに巨大な石棺が安置されています。

中には通路のど真ん中に置いてあるものもありました。

このエリアで見逃せないのがジョセル王のピラミッドです。ピラミッドは壁に囲まれております。

ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

入り口を入ると柱廊があります。

柱廊を抜けるとジョセル王の階段ピラミッドがあります。このピラミッドも別料金(150EGP)を払えば中に入れるようでしたがちょうどお昼休みで入れないとのことでしたのでチケットは買ってません。

これでサッカラ・ダハシュール観光は終わりです。ホテルに戻ります。

ホテルに戻り休憩がてら魂を賭けた表面張力ゲームに興じます。

ポーカーもやります。ブタでも強気にオールインです。

休憩後Uberでモハンマド・アリー・モスクへ行きましたが、入場は16時までだったらしく中に入れず。仕方がないのでハンハリーリ市場にお土産を買いに行くことに。

Uber料金
ギザ→ムハンマド・アリ・モスク：128EGP
ムハンマド・アリ・モスク→ハンハリーリ市場：128EGP

ハンハリーリ市場では唯一値札を貼っている明朗会計なお土産屋、Jordi bazar shopへ。ここはGoogle Mapで出てくる店はキオスクぐらいの大きさしかないですが南東側にもっと大きな店があるので店員に言って連れて行ってもらいましょう。店と店の間にある階段を上って行かないといけないので自力で見つけるのは不可能に近いです。

このお店は確かに明朗会計で安いのは安いのですが、他の店で売れ残ったものを大量に仕入れて置いているような感じであまり品質は良くなさそうでした。正直そんなに欲しいものが無かったので少しだけ買って同じフロアの別の店を巡ることに。

個人的には50EGPで買ったトートバッグと15USDで買ったアヌビス神とラー神の立像がお気に入りです。

今日も昼食を抜いてお腹が減ったので夕食を食べに行くことに。なんだかんだ3日連続昼食を抜いています。

ハンハリーリ市場にはあちこちにレストランがありますが、好物の羊の脳みそ料理を探し回ります。途中お土産売り場のおじさんに声を掛けられた際に聞いてみると連れて行ってくれました。帰りに店に寄ってと言われましたが、ピラミッドのライトアップイベントが見たかったので立ち寄らず謝って帰りました。

さて紹介されたお店ですがハンハリーリ市場の東の端にあるモスク(?)の前にある南北の通り沿いに並ぶ飲食店通りにあります。

とりあえず羊の脳みそとモロヘイヤスープとメニューから適当に注文しました。料金はドリンクも入れて600EGP。今回の旅行で一番高かったですが3,000円はしないです。
右下の肉を真ん中のスープに入れて食べろと言われました。最初これが脳みそなのかと思いましたが違いました。

こちらが羊の脳みそでした。ご飯の下から羊の脳みそが出てきました。今までいろんな脳みそ料理を食べてきましたがこれは初めてのタイプで濃厚でとても美味しかったです。

お店の周りはごった返しており、物売りが来たり野良猫が来たりします。野良猫がテーブルに上って来ようとしたので追い払おうとすると手をひっかかれてしまいました・・・

エジプトは狂犬病流行国です。そして狂犬病ウイルスは犬やコウモリだけでなく哺乳類全般が持っております。そして私は狂犬病ワクチンを受けていません。本当はすぐにでも病院に行くべきなんですが、犬ではなく猫ということと、ひっかき傷も小さく翌日帰国ということもあり、帰国してから病院に行きました。ちなみに暴露後接種はワクチン5回です。クレジットカードの付帯保険で費用はすべて賄うことができました。

Uberでホテルに戻りますがハンハリーリ市場の前の通りはずっと渋滞しています。料金は144EGPでした。

ホテルに戻り屋上のテラスからピラミッドのライトアップイベントを見させてもらいました。かなり遅い時間までライブをやっていてちょっとうるさかったです。

明日はいよいよ最終日。

この旅行記へのコメント （1）

• ももであさん 2024/02/09 08:15:07

  ミイラ

  みのたうろさん
  
  ピラミッドって亡くなってお墓として安置されるには、
  とっても居心地よさそうですけど、閉所恐怖症の人が
  観光するには、恐ろしい場所のようですね。
  ましては明かりが点いていないとは...
  
  狂犬病の暴露後接種も保険が使えるとはあり難いお話!
  5回の筋注は嫌だけど、ミイラに変身するよりは
  マシですね♪