スペイン旅行2023③～バレンシア観光・夜のソフィア王妃芸術センター無料入場～

2023/11/22 - 2023/11/28

7月に実施されたANAのタイムセールを利用し、11月下旬にスペインへ行って来ました。
現地2日目は朝早くからバルセロナを出発してスペイン第3の都市バレンシアに滞在し、夜にマドリードへ着いてからはソフィア王妃芸術センターに無料で入場しました。

エリア バレンシア(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時前に徒歩でサンツ駅へ。格安バスでバレンシアへ向かう事になるかと思いましたが、約2ヶ月前になって約20€で予約する事が出来た列車を利用します。

バルセロナの玄関口サンツ駅構内の様子。

バルセロナ サンツ駅 駅

乗車する列車は近郊列車と同じホームからの発車で手荷物検査は無し。

バルセロナ サンツ駅 駅

バルセロナ サンツ駅 駅

バルセロナ サンツ駅 駅

バレンシアまではインターシティを利用。客室上部に設置されたLCDでは現在位置や時刻、速度等が表示されており、速度は200km/hまで出ていました。

バルセロナから3時間35分掛けてバレンシア旧市街地近くの北駅へ到着。列車はアリカンテ行で当駅にて方向転換があり、バレンシアまでの牽引機は切り離されていました。

バレンシア ノルド駅 駅

バレンシア ノルド駅 駅

1917年にモデルニスモ様式で建てられたバレンシア北駅。

北駅のそばにある1859年に建てられた闘牛場。毎年3月の火祭りに合わせて闘牛が行われます。

始めに市庁舎広場を通りながら旧市街地を散策します。

バレンシア地方を中心とした陶器や装飾芸術を扱っている「ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館」へ。

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立陶器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

1928年にモデルニスモ様式で建てられた「バレンシア中央市場」。

中央市場 建造物

昼食はミシュランの星付きシェフがプロデュースしたという「セントラル・バル」で。

中央市場 建造物

15世紀後半にゴシック様式で建てられた「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」こと絹の商品取引所。1996年に世界遺産に登録されています。

オレンジの木が植えられた中庭。

バレンシアのラ ロンハ デ ラ セダ 史跡・遺跡

実際に絹の取引が行われていた場所である「柱の間」。柱はヤシの木の様になっていて楽園をイメージして作られたと言われています。

バレンシアのラ ロンハ デ ラ セダ 史跡・遺跡

バレンシアのラ ロンハ デ ラ セダ 史跡・遺跡

バレンシアのラ ロンハ デ ラ セダ 史跡・遺跡

木製天井が印象的な2階の「海の領事の広間」。海の領事の裁判所があった場所でスペイン初の商事裁判所となっていました。

バレンシアのラ ロンハ デ ラ セダ 史跡・遺跡

1262年に建設が始まり、18世紀に完成した「バレンシア大聖堂」。5世紀の間にゴシックやロマネスク、ルネサンス等、様々な建築様式が用いられて建設されました。

内部では聖堂や博物館内を日本語版音声ガイド端末を借りながら見学出来ます。

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

サンタマリア大聖堂 (バレンシア カテドラル) 寺院・教会

続いては「聖ニコライ教会」へ。建物のそばまで来ましたが、入口は北側にあるという事なので、戻りながら入場する事に。

この教会の見所は3年掛けて修復された天井のフレスコ画。修復には和紙も使用されたとの事です。

かなり分かり難い入口の様子。

16世紀後半から1887年まで貴族の刑務所として用いられた「セラノスの塔」。現在はバレンシアを一望出来るスポットとなっています。

セラノスの橋を渡ってかつては川だったトゥリア庭園より北側へ行ってみる事に。

最寄りにあるトラム4号線の停留所へ。丁度列車が来てくれました。

バスに乗車し、5つの近未来的な建物等から構成された複合施設「芸術科学都市」へ。殆どの建物がスペイン人建築家のサンティアゴ・カラトラバによって設計されています。

体験型のコーナー等で科学について学ぶ事が出来る「フェリペ皇太子科学博物館」。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

プラネタリウム等を上映するIMAXシアター「レミスフェリック」。1998年に開業し、施設内では最も古い建物となっています。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

バレンシア固有の植物が植えられた遊歩道「ルンブラクレ」。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

4つのホールでオペラや演劇等を観賞出来る「ソフィア王妃芸術宮殿」。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

「ルンブラクレ」内を歩きながら施設内を進む事に。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

「フェリペ皇太子科学博物館」の側面は鯨の骨格を思わせる外観となっています。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

施設の半ばまで進むと様々なモニュメントが設置された広場がありました。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

コンサート等が行われる多機能施設「アゴラ」。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

ヨーロッパ最大の水族館「オセアノグラフィック」入口付近。こちらはメキシコの建築家だったフェリックス・キャンデラによって設計されています。

芸術 科学都市 博物館・美術館・ギャラリー

バレンシアを離れる時間が迫ってきたので、2022年5月17日に開業したトラム10号線に乗車しながら高速鉄道の駅を目指します。

終点のAlacant駅で下車。都市部寄りの区間は地下構造となっており、終点駅の先端部には留置車両が居ました。

バレンシア トラム 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

更に徒歩で高速鉄道が発着するホアキン・ソローリャ駅へ移動。16:45発のAVEに乗車し、マドリードへと向かいます。

バレンシア ホアキン ソロジャ駅 駅

ノンストップ運行の後に辿り着いた先はマドリード北部のチャマルティン駅。アトーチャ駅に着いてくれれば非常に楽なのですが、バレンシア発列車は素通りしてこの駅へ向かうというのが通常の運行形態となっています。

チャマルティン駅 駅

イタリアのフレッチャロッサ1000と同型の車両で運行される2022年11月25日にデビューした格安高速列車「iryo」。スペインでは2020年にEU域内で鉄道市場の自由化が行われてから格安高速列車の参入が相次いでおり、こちらはスペインで3社目の格安高速列車となっています。

チャマルティン駅 駅

切符購入に手間を掛けてしまいましたが、近郊列車に乗り換えてアトーチャ駅へと後戻りします。

チャマルティン駅 駅

20世紀のスペイン美術作品が貯蔵されている「ソフィア王妃芸術センター」へ。営業終了時刻2時間前以降なので、無料で入場出来る事に。

正面付近で待機していたら裏口へ行く様に指示されたので、そちらから入場する事に。

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

スペイン内戦での無差別爆撃の悲劇が描かれたピカソの「ゲルニカ」。1992年に展示が始まってなら撮影禁止となっていましたが、今年9月に解除されています。

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー

付近で飾られていたクリスマスツリー。マドリードの夜はバルセロナに比べて冷え込んでいました。

宿泊地はソフィア王妃芸術センターのすぐそばにある2つ星の「ホテル メディオディア」。現地滞在最終日まで2泊お世話になります。