22年ぶりのタイ旅行(2) 廃駅になるらしいファラムポーン駅を散策 (2023年11月)

2023/11/17 - 2023/11/18

　11月17日にマレーシアのクアラルンプールから飛行機で22年ぶり5回目のタイ・バンコクに入国しました。入国初日はバンコクのファラムポーン駅近くに予約したホテルに１泊して、翌日タイ国鉄でホアヒンへ向かいます。
　
＜旅程＞
　11/16：富山-(飛)→羽田/成田-(飛)→クアラルンプール空港(泊)
☆11/17：クアラルンプール空港-(飛)→バンコク(泊)
☆11/18：バンコク-(列車)→ホアヒン(2泊)
　11/20：ホアヒン-(バス)→バンコク(泊)
　11/21：バンコク-(飛)→羽田-(飛)→那覇(泊)
　11/22：那覇-(飛)→羽田-(飛)→富山

　写真はファラムポーン駅内の様子。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンコクのドンムアン空港から入国して、隣接するタイ国鉄のドンムアン空港駅から列車でファラムポーン駅近くのホテルへ向かおうとしたのですが、駅は封鎖されていました。

両替所の兄ちゃんに聞いたら場所が変わっただけだと言われたので、そこまで線路脇を歩いて行きます。

到着しました。
ドンムアンStationと書いてあります。

ずいぶん立派な駅です。
エスカレーターがあったので乗って行って、窓口でファラムポーン駅迄切符を買いたいと言うと、バンスーで乗り換えて云々と言われたので、その時は今迄の国鉄線は廃止されたのかと思いました。

とにかくSRTという列車でバンスー駅まで行き、MRTブルーラインに乗り換えて、

夕方にファラムポーン駅に到着しました。

まずは予約していたホテル（ホステル）にチェックインして、

ファラムポーン駅を散策してみます。
正面の出入り口はすでに封鎖されていますが、横から入場出来ました。

若き頃、その頃よく一緒に旅行していた友人とファラムポーン駅を訪れた時の写真がありました。ファラムポーン駅を訪れるのはこの時以来30数年ぶりかなあ。

正面の出入り口はすでに封鎖されているものの駅そのものは機能していて、切符売りの窓口もあります。
ここからホアヒンまでの列車が出ているか心配でしたが、窓口で聞いてみると有るということで安心しました。
但し当日にならないと切符を買えないという事でした。

紙の時刻表をもらいました。
ファラムポーン駅9:20発でホアヒン駅14:15着。なんと5時間近くかかります。まあしょうがないか。

ちなみに、廃線になったと思っていたファラムポーン駅～ドンムアン空港駅も本数は少ないもののちゃんと運行されている様でした。

最初に新ドンムアン空港駅に行った時、エスカレーターで2階に上がらず1階へ行けばその直通路線の窓口があったのかなあ？

自由に出入りできるプラットホームに出てみたら、

古い蒸気機関車が数台並べてありました。

綺麗で保存状態はとても良さそうです。

この車両は何か日本風だなあと思ったら、

日本製のようです。

JR北海道と書いてあるので、日本で使わなくなった古い車両が送られて来たようです。
日本とゲージ幅が若干違うはずなので、台車は改造されているのでしょう。

それにしても威風堂々としていますな。

再び構内に戻ってきて、両脇にある2階へ上がってみます。

ここにはカフェと椅子テーブルと、

古い駅や列車の写真が陳列されたいました。
将来この駅は博物館にでもなるのかもしれません。

夕食は、ファラムポーン駅前のお店で。120バーツ、約520円。美味しかった。

翌11/18、ホテルをチェックアウトして、しばし本場のシャム猫と遊んで、

ホアヒン行きの列車に乗るために、再度ファラムポーン駅に来ました。

その前に2階のカフェで朝食を摂ります。

上からファラムポーン駅構内を眺めながら食べる朝食は最高。
サンドイッチとコーヒーで145バーツで約625円なり。

その後、ホアヒンまでの切符を買って、プラットホームへ。
ちなみに切符の値段は44バーツ、約190円、安すぎる。

昨日暗くて見えなかった各蒸気機関車の前に掲示されていた、

説明文も各車両毎、全部撮っておきました。

ホアヒン行き列車はこのプラットホームから出るようです。

客車はすでに停車してありました。

後で客車を牽引する機関車が入場して来ました。

客車は中国製なのかな、よく分かりません。

中の客車の様子。
いわゆる鈍行列車でホアヒンまで5時間。まあゆっくりと車窓を楽しみながら過ごそうと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　～続く～