2023/11/28 - 2023/11/28
403位(同エリア469件中)
ペコちゃんさん
- ペコちゃんさんTOP
- 旅行記407冊
- クチコミ106件
- Q&A回答1件
- 621,514アクセス
- フォロワー21人
飛鳥山公園の散策と王子神社参拝を終えて、午後は皇居と神宮外苑の紅葉散策です。
ニュースで皇居・乾通りの一般公開が始まったことを知り、行ってみることにし、その後、見頃を迎えた神宮外苑のイチョウ並木まで足を延ばしました。
写真は、大勢の人で混雑するイチョウ並木、その奥は神宮外苑のシンボル・聖徳記念絵画館。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
PR
-
王子から地下鉄を乗り継いで千代田線・二重橋前駅で降り、坂下門に向かいます。
-
久し振りの丸の内・大手町・・・天気も良く、馬場先濠に映えるイチョウが綺麗ですね。
右側は昭和9年に竣工した8階建の「明治生命館」、その奥は2004年に竣工した30階建の「明治安田生命ビル」、中央の茶色い建物は11階建の「岸本ビルヂング」・・・丸の内の代表的なビル群ですね。 -
こちらは2018年に竣工した30階建の「丸の内二重橋ビル」・・・東京会館などがあった場所に再開発で超高層ビルに生まれ変わりました。
その右隣は「帝国劇場」。 -
「皇居乾通り一般公開」(無料)は、平成26年に上皇陛下の傘寿を記念して、初めて春季と秋季に実施され、好評だったので毎年、春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施してきました。
令和2年春季から令和4年春季までは新型コロナの影響で中止され、令和4年秋季から再開されました。
DJポリスも出動しています。 -
今年の秋季は11月25日(土)から12月3日(日)までの9日間で、期間中の来場者数は、156,060人でした。
伏見櫓と二重橋を見ながら進みます・・・平日の午後2時半ですが、あまり混んでいません。 -
広い皇居外苑をかなり歩き、坂下門手前のテントで手荷物検査。
-
ようやく、スタート地点の坂下門が見えてきました。
-
松の木と紅葉と蛤濠・・・美しい眺めです。
-
チラッと見えるのが「宮殿」。
-
宮内庁の建物。
-
富士見櫓と紅葉。
-
乾通りを進みます。
-
鮮やかな紅葉と柳の黄緑・・・美しい眺めです。
-
外国人も結構います。
-
山下通りも紅葉。
-
冬桜・・・山桜と豆桜を交配して生まれた桜ですが、最近では冬(10月~1月頃)に咲く桜の総称としても使われます。
-
局(つぼね)門・・・大奥に通じていたことから「お局門」とも呼ばれていました。
-
-
石垣の上に建てられた長屋「富士見多聞」・・・江戸城本丸に15棟あった多聞櫓の一つで、唯一残っています。
今は見られませんが、かつてはこの富士見多聞から富士山を望むことが出来たそうです。 -
春と秋~冬にかけて咲く、二季咲きの四季桜。
-
道灌濠に映える紅葉・・・印象派の絵画のようです。
-
イロハモミジ。
-
ベニシダレ(紅枝垂)。
-
乾濠と松の木。
-
色鮮やかな「ノムラ」・・・ノムラという名前は人名(野村)ではなく、濃紫=葉の色からきているそうです。
-
人の流れに沿って進み、乾門へ。
-
ゆっくり歩いて30分・・・乾門をくぐるとお終いです。
この門はもともと坂下門の内側にあった「西の丸裏門(西丸裏門)」ですが、明治21年(1888)の明治宮殿造営に際して現在の場所に移設し、黒の薬医門形式の門に改築したそうで、皇居から見て乾(いぬい=戌亥/北西)の方角にあるため、乾門と名づけられました。 -
乾門から地下鉄・半蔵門駅に向かいます。
これは、明治43年(1910)年に竣工した「旧近衛師団司令部庁舎」。
昭和41年に北の丸地区の整備のため、取り壊しが計画されましたが、保存運動により昭和47年に国指定重要文化財として残されることになりました。(現在は入館不可) -
千鳥ヶ淵の秋。
-
街路樹も美しく紅葉。
-
千代田区一番町にある「英国大使館」・・・明治維新後、多くの大名屋敷が空になり、七戸藩上屋敷・櫛羅藩上屋敷・七日市藩上屋敷などがあったこの地に、明治5年(1872)にレンガ造の建物が建てられましたが関東大震災で倒壊し、昭和初期に鉄筋コンクリート造石貼りの現在の建物が建てられました。
-
麹町大通り(新宿通り)整備工事の完成を記念し、1989年に設置された「そよ風」(制作:伊佐 周)。
平和を象徴するブロンズ像として、麹町一丁目交差点(半蔵門駅入り口)にあります。 -
半蔵門~青山一丁目まで半蔵門線に乗り、神宮外苑のイチョウ並木まで歩きます。
-
青山通りを5分ほど歩いて行くと、イチョウ並木が見えてきました。
-
正面(絵画館方面)に向かって右側の歩道を行きます。
-
左側にあるのは、ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「Shake Shack 外苑いちょう並木店」・・・賑わってますね。
-
神宮外苑のイチョウ並木・・・明治天皇と昭憲皇太后の遺徳を偲ぶ明治神宮外苑の建設の一環として、新宿御苑で採取した種子から育て、高さ6mほどに成長したイチョウ146本が1923年に植樹されました。
-
黄葉が眩しい!!
-
振り返って入口方面を望む。
-
兎に角、人・人・人・・・皆さん、撮影に夢中。
-
並木の終わり地点・・・正面の建物は「聖徳記念絵画館」。
-
上空から見た神宮外苑・・・野球場などがある広場には白いテントが張られ、クリスマス・マーケットを開催中。
-
聖徳記念絵画館は、明治天皇・昭憲皇太后の聖徳を永く後世に伝えるために造営された、神宮外苑のシンボルともいえる絵画館です。
-
明治天皇崩御後に絵画館の建築計画が持ち上がり、一般公募による設計で大正8年に基礎工事を始めましたが、大正12年の関東大震災で中断し、大正15年(1926)に竣工しました。
鉄筋コンクリート2階建で外壁は花崗岩貼り、中央に径15mのドームを戴く左右対称の建物です。 -
協力金:500円を払って館内に入ると「中央大広間」・・・美しい大理石の空間です。
-
中央ドームの高さは約32mで、上部にはステンドグラス。
展示室は撮影不可なので、以下の写真はネットよりお借りしました。 -
建物の右側には明治天皇の生誕から即位など前半生を描いた日本画40点、左側には憲法発布、日清日露戦争、大喪までの後半生を描いた洋画40点が展示されています。
建物のが竣工時に完成していた絵画は5点しかなく、すべての絵が揃ったのは昭和11年だったとか。 -
「大政奉還」(作者:邨田丹陵)・・・慶応3年(1867)10月に、第15代将軍・徳川慶喜が京都にいた重臣を二条城に招集し、政権を朝廷に返すことを決定した状況が画かれています。
奉納者は徳川慶光(慶喜の孫)。 -
「江戸開城談判」(作者:結城素明)・・・ 1868年3月、旧政府(徳川側)を代表する勝海舟は、江戸の薩摩藩邸に新政府を代表する西郷隆盛を訪れて、内戦の拡大が国家の独立を危うくする事を説き、平和裏に江戸城を明渡すことで両者の話し合いは合意に達し、新政府軍と旧幕府軍との全面的な武力衝突は回避されました。
奉納者は西郷吉之助侯爵(隆盛の孫)と勝精伯爵(勝家の養子で実父は徳川慶喜)。 -
建物の左側は洋画の展示室。
-
「岩倉邸行幸」(作者:北蓮蔵)・・・岩倉具視の病状を心配して、明治天皇が岩倉邸を訪れる図。
時は明治16年7月19日で、有難さのあまり合掌する岩倉卿の姿が涙を誘う感動的な作品ですが、この翌日、岩倉は癌で57年の生涯を閉じました。 -
聖徳記念絵画館前の広場にある一角獣(ユニコーン)の像・・・神社の狛犬のように、口を開いた阿形と口を閉じた吽形の2体の像です。
ユニコーンは額に一角、牡ヤギの顎鬚、ライオンの尻尾を持つスコットランド王国の象徴ですが、天皇を象徴する紋章として王冠などに使われていたそうです。 -
像の前に広がる「TOKYO CHRISTMAS MARKET 2023」(開催期間:11月23日~12月25日)。
グルメや雑貨など56の店が並び、ステージではヨーロッパの楽器を使った演奏やゴスペルなどクリスマスに相応しい演奏やパフォーマンスが楽しめる、日本最大規模のクリスマス・マーケットです。 -
イベントの象徴は、高さ14mのクリスマス・ピラミッド・・・ドイツのクリスマス・マーケットを思い出します。
-
これは、2012年のドイツ旅行で撮った、ドレスデンの世界最大のクリスマス・ピラミッド。
https://4travel.jp/travelogue/10787219
https://4travel.jp/travelogue/10787250 -
かなりの人出ですが、雰囲気だけ味わって帰路に着きました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
信濃町・千駄ヶ谷(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56