2023/12/05 - 2023/12/05
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ペコちゃんさん
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今回はY旅行社主催のミステリーツアーですが、案内のホームページを見て、すぐに御殿場だと分かりました。
富士山を見ながら御殿場に着いて《秩父宮記念公園~神場山神社~時之栖》と回りましたが、Y旅行社のミステリーツアーはいつもながら、お土産がスゴイ!
海鮮干物セットや野菜・果物など、これだけですっかり得した気分になります。
時之栖のイルミネーションは17年前に見たことがありますが、全国各地のイルミネーションは年々バージョンアップしており、今回はどんな光の世界が待っているか楽しみです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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イルミネーションがメインなので、バスツアーでは珍しく、11時の出発。
満席のバスは圏央道を走り、厚木PAでトイレ休憩。 -
厚木PAを出て右側に見えるのは、1996年に開通した相模川に架かる「あゆみ橋」。
海老名市と対岸の厚木市を繋ぐ橋で、その先には大山が聳えています。 -
少し進むと富士山が見えてきました。
川沿いにある厚木ガスの球形タンクには、厚木市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」が・・・豚のコロちゃんの上に、たまたま鮎が乗っかって離れなくなり「あゆコロちゃん」となったとか。 -
圏央道から東名に入ると、富士山がよく見えます・・・今日は曇天のせいか、富士山に雲が懸ってなく、紅葉と共に美しい姿が楽しめました。
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御殿場ICで高速を降り、近くの金時亭で昼食。
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メニューは「せいろ御膳」・・・山菜釜飯・天ぷら盛り合わせ・地場産野菜のせいろ蒸し、などなど。
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食後は1階で、当店名物の「金時 力まんじゅう」などショッピング。
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最初の観光は「秩父宮記念公園」・・・秩父宮(1902~ 1953)勢津子妃殿下(1909~1995)が昭和16年9月から約10年間お住まいになられていた別邸で、勢津子妃殿下が亡くなられた際の遺言により御殿場市に遺贈され、2003年に公園として開園しました。
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元々ここは、昭和7年の血盟団事件で暗殺された大蔵大臣・井上準之助の別荘でしたが、昭和15年に肺結核と診断された秩父宮の療養のため、翌年に宮家が購入して秩父宮御殿場御別邸となり、戦中・戦後の時期をここで過ごしました。
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正門から「森のエントランス」を進みます。
ここの標高は500mで夏でも涼しく、公園の周囲は1,000本のヒノキ林が囲い、凛とした空気が漂っています。 -
中門の周りには綺麗な紅葉が・・・
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管理棟の前はバラの花園。
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管理棟の右側にあるモミジバフウの庭へ・・・ボランティアガイドの方が園内を案内してくれます。
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3本の大きなモミジバフウ(紅葉葉楓)・・・紅葉・黄葉が見頃です。
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母屋~記念館と回ります。
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茅葺屋根の母屋は300年前の享保8年(1723)に建てられたもので、御殿場の農家から昭和2年に移築されました。
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一昨年から昨年にかけて屋根の葺き替えを行い、すっかり綺麗に・・・費用は3千万円以上かかったそうですが、クラウドファンディングによる多くの人々の協力で作業が完了しました。
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西の方を見る登山姿の秩父宮殿下の銅像・・・その先には富士山が見えます。
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テニスや登山を好む活溌な性格だった秩父宮・・・英国留学中にはアルプス山脈へ足を延ばし、マッターホルンにも登頂したそうです。
朝倉文夫作のこの像は、昭和3年に昭和天皇の下命で制作され、昭和19年に東京・赤坂の本邸から移設されました。 -
これは旧車庫。
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中に飾られた秩父宮両殿下の写真・・・秩父宮雍仁(やすひと)親王殿下は明治35年に昭和天皇の一歳下の弟宮として生まれ、20歳で秩父宮家を創立しました。
勢津子妃殿下は松平恒雄(旧会津藩主・松平容保の四男)の長女で、お二人は昭和3年に御成婚されました。 -
記念館に入ります。
右側に新館があり、母屋に続きます。 -
平成4年に建てられた新館の展示室には、秩父宮家から遺贈されたゆかりの品々が展示されています。
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秩父宮家の御紋章・・・14枚の菊花弁のまわりに秩父宮様のおしるしである若松を配しています。
因みに、天皇家の御紋章は「十六八重表菊」の菊家紋。 -
廣瀬東畝(1875~1930)作の「絹本著色花鳥図屏風六曲一双」・・・秩父宮創設の折に献上され、母屋入口の目隠しとして衝立に使っていました。
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妃殿下専用御寝所・・・奥にベッドを置いてカーテンで仕切り、手前をリビングとして主に夏の避暑に使用されたそうです
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新館と母屋を繋ぐ通路から見た紅葉。
今回のツアーはバス3台なので、次のグループがやってきました。 -
母屋見取り図・・・土間だった東向きの33畳間は洋間に改装され、リビングルームになっています。
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英国留学の経験がある秩父宮は、親交の深かった英国から家具やカーテンを取り寄せて英国風の部屋を再現し、この応接間や食堂・書斎で寛がれました。
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右側が食堂と書斎・・・茅葺屋根の外観からは想像できない空間です。
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洋間から和室へ・・・ここは「炉の間」。
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「炉の間」で寛ぐ両殿下・・・妃殿下は毎朝、水質の良い中坪の井戸から水を汲み、お茶を淹れました。
お二人の穏やかな日常が感じられる写真です。 -
バスの車窓から見た富士山・・・御殿場はどこからでも富士山がよく見えます。
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秩父宮記念公園の次は「神場山(じんばやま)神社」・・・「御殿場東名ゴルフクラブ」の北隣りにあります。
正式名称は「山神社」で二の鳥居には「山神宮」とありますが、ここの地名である「神場」を冠して「神場山神社」と親しまれています。 -
創建は古く、今から約1000年前の平安時代中期に京都から大山祇命(おおやまつみのみこと)が移されたのが始まりと伝えられています。
当神社はハサミを奉納して祈願し、災厄や疾病を断ち切る全国的にも珍しいパワースポット! -
境内には大小のハサミが奉納されていますが、かつては山神社からハサミを借りて枕の下の置き、病気が治ると一回り大きなハサミをお返しするという風習がありました。
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ご神木は椹(さわら)の大木。
このこぶを三度撫でて、その手で自分の瘤(こぶ)を撫でると諸病を治してくれるとか・・・「よろこぶの木」として信仰されています。 -
美しい紅葉と「神光之池」。
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七百年ほど前、山仕事に従事するきこりたちが、山の安穏を祈ってお参りし、仕事が無事に終わると、道具のオノやナタ、ノユギリなどを奉納していました。
時が流れ、病気や厄を断ち切る為など、参拝者の願いと共に奉納する物もハサミに変わっていきました。 -
三の鳥居。
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参道の右側にある藤棚は「縁結びの藤」・・・沢山のおみくじが良縁を待っています。
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絵馬も藤の花とハサミ。
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拝殿の隣にある建物には、大小様々なハサミが奉納されています。
現在は大きなハサミが作れる鍛冶屋がなくなったので、ハサミは返さず神棚に安置し、お礼詣りをして神様に気持ちを伝えるようになりました。 -
拝殿で参拝。
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拝殿には高さ:3m、重さ:60kgの、日本で一番大きなハサミも祀られています。
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社殿の脇障子には、七福神のうち四つの神様がいます。
拝殿左側には毘沙門天。 -
本殿左側の恵比寿様。
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本殿右側には、小槌を持った大黒様。
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拝殿右側は、七福神の紅一点の弁財天。
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ハサミを奉納して祈願する神社は、全国的に見てもここだけかも。
病気平癒・健康祈願のご利益もさることながら、災厄・悪縁を断ち切って新しい縁を結びたい時に、おすすめのパワースポットですよ。 -
観光の最後は、お楽しみの「時之栖」のイルミネーション。
「御殿場高原 時之栖」は、元々静岡県の酪農研究施設として開設され、広大な敷地内にホテル・レストラン・ビール醸造所・温泉施設・サッカー場などがあります。 -
そして、時之栖の冬の風物詩はイルミネーション・・・今年は「霊峰・富士山が抱くチカラや恵み」をテーマに「ひかりのすみか~富士のチカラ~」が10月6日~3月10日までオープン・・・しかも、一部施設を除き、無料!!
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イルミネーションは16時半から・・・バスを降りて、この橋を渡って園内へ。
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ピンクのランタンが雰囲気を盛り上げます。
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<ランタンツリー>
ブルーのイルミネーションとオレンジのランタンが彩るスタイリッシュなツリー・・・これから始まる光の世界が楽しみ。 -
光の先に見えるのは「御殿場高原ホテル」・・・全室から富士山の眺望が楽しめるそうです。
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ファンタジックな光の世界。
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夕暮れに輝くイルミネーション。
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大きな鷹の足元には茄子、その奥には富士山・・・一富士・二鷹・三茄子ですね。
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時之栖名物の「光のトンネル」・・・全長300mのトンネルの中に、 1日の中で移ろいゆく富士山、四季折々の富士山をテーマとして「プロローグ~夜明け~爛漫~黄昏~夜更け~百花繚乱」の6つのエリアが続きます。
白く輝く入口は<プロローグ(序章)>。 -
<夜明け>
1日の始まりは美しい富士山の夜明け・・・太陽が昇り、富士山が徐々に朝日に包まれる光のトンネルです。 -
<爛漫>
富士山に春が訪れると、生命力溢れる緑に包まれ、大地には芝桜が咲き始めます。
トンネル両側に芝桜、トンネルの形に添って富士山の色彩が表現されます。 -
<黄昏>
1日の終わりに向かう黄昏・・・沈みゆく太陽の光が、富士山の山肌をピンク・オレンジ・赤といった情熱的な色彩で染め上げていきます。 -
<夜更け>
時之栖から眺める夜の富士山・・・空には星、月の光で富士山がうっすらと浮かび上がります。 -
<百花繚乱>
1日あるいは1年で楽しめる富士山を、様々な光や色で演出したスペシャル・トンネル。 -
音楽に合わせて次々に変わる光のショー・・・春夏秋冬の美しさに目を見張ります。
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煌びやかな空間。
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見応えがありました。
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「光のトンネル」を抜けて「イルミネーション フォレスト」へ。
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色とりどりのイルミネーションツリー。
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一番奥にある「王宮の丘」。
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水と光と音が一体となった噴水レーザーショー「ヴェルサイユの光」。
夕闇を華麗に彩るレーザーの光と噴水の動きは、まるで生きている「水龍」がダンスをしているような躍動感です。 -
最高到達点150m、日本一の高さを誇る噴水レーザーショーは、入り口にある「竹灯りゲート」からの方が迫力が伝わります。
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ピーターラビットや星の王子様などの部屋もある丸い建物「スローハウス・トゥインクル」・・・こんな所に泊まると楽しい夢を見れそうですね。
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夜空をランタンの明かりが埋め尽くす「ランタンガーデン」にあるのは、ケーキのような美味しそうな外観が特徴的な「GK Winery Cafe & Restaurant」。
御殿場ビールを飲んでバスに戻り、ミステリーツアーも無事に終わりました。
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