2023/11/12 - 2023/11/14
299位(同エリア601件中)
Nikiさん
最奥の「モネストリー」に到着してからがペトラ遺跡の本番だった
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「モネストリー」で写真撮影後、
The best view of the world という看板を見つけた。 -
あの岩のてっぺんが「ベストビュー」らしい。
よく目を凝らすと小さな小屋の屋根が見えた。
野ヤギがいるゆるやかな登り坂を進み、小屋を目指すことに。 -
半分くらいの高さまで来た。
積み上げられた石がたくさん -
イチオシ
登った先に見えた景色がコレ
最高!
モネストリーとペトラの山々が一望できた。
小屋にはカフェを営むベドウィン(現地の人)の方がいて、ポロンポロンとアコースティックギターを弾いていた。ギターの音色とこの景色、そして暖かい気候。
ベンチに座ってずっとこの景色を見てられると感じた。 -
広角レンズで撮った写真をみるとわかるけど、ここら辺は人も少ないんだよね
お昼ご飯に持ってきたスナックを食べながらカフェでゆっくりした。カフェの店主はお土産を押し売りすることなく、訪れた人と穏やかな会話を楽しんでいた -
モネストリー方面と逆側の景色はこんな感じ
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底が見えないほど深い谷と険しい山肌
こちらの景色も圧巻だった -
木陰で休むラクダ
お腹いっぱいになり、十分休憩できたので、下山することに。 -
ペトラ遺跡に入ってから初めて見たお花
暖かい国のお花はカラフルでかわいい -
観光客に可愛がられる子猫
愛想の振りまき方が上手! -
ゆっくり下山。
登山道にはポツポツとお土産屋さんがあって、
高価なネックレスや絨毯を売る店、
置物やストラップを売る小さな店、
絵や織物を売る店と様々だった。
かわいいおばあちゃんが営む小物店でラクダの置物を買った。
ある商人は私が持ってたカシューナッツをせびってきた。少しだけ分けると「子どもの分もよこせ」と言う、がめついおばちゃんだった -
お土産屋の正面はこの景色
おばちゃんにナッツをせびられたのも忘れてしまうくらいの絶景 -
こんな感じで、置物を綺麗に並べられてないお店もたくさん
ワゴンセールみたいで楽しい -
綺麗な石を売ってる人達もいた
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イチオシ
どこを歩いてても楽しい
行きと帰りで見える景色が変わるのが楽しい -
行きも通ったけどやっぱりこの道から見える景色が大好き
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リトルペトラまで降りてきた。
帰りは1時間もかからなかったと思う -
当初の予定では、朝早く出て夕方にはホテルでゆっくりするはずだった。
モネストリーから下山し、時刻は午後2時過ぎ。このまま帰路へ向かえば3時にはホテルに着くだろう。
このままホテルへ帰ってもいいんだけど、
ペトラ遺跡から離れるのがとても寂しく感じた。 -
この景色とまだお別れしたくなく、ふらふらと彷徨う
何気なくGoogle マップを開くと、”Sacrifice view point”という場所を見つけた。
なんとなく惹かれて、行ってみることに。
日が暮れる前に帰りたいという気持ちと、まだペトラにいたいという気持ちを天秤にかけ、ペトラにいたい気持ちが勝った。 -
ビューポイントというだけあって、なかなかな山道を登り、どんどん標高を上げていく
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野ヤギ達。メーメーと鳴いているのが山びこして異様な雰囲気を醸し出す
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かわいいヤギと壮大な山
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かなり急な階段
人が全然いないし、ゴールがあるかすらわからない道だから少し怖いが進んだ。 -
途中、下山してきた観光客に会い、上の景色はすごいぞ!と教えてくれた。
俄然やる気が出てきた -
「ビューポイント」という看板が見えてからはあっという間だった
岩に矢印が書いてあり、道に迷うこともない
(矢印がなければ絶対に迷う道だった) -
ついに到着!!素晴らしい景色が待っていた!
ここにはベドウィンの兄弟が営むカフェがあり、紅茶を振る舞ってくれた。
このベドウィンの兄弟がとても良い人だった。
兄のマハルは、ここに来たことをとても歓迎してくれて、「あれがリトルペトラ、向こうに見えるのがモネストリーのてっぺんだ」などと、360度見えるものを説明してくれた。 -
カフェの看板
様々な言語で「ようこそ」と書いてあった
日本語はわたしが書いた(ドヤ -
マハルと話していると、アンマンで会った台湾人のジョンと再会した。すぐジョンに話しかけると、ジョンも驚いた様子で近寄ってきた。
ジョンは昨日の朝からペトラ遺跡にいて、わたしが歩いた距離の2倍以上を歩いていた。マハルとも意気投合し、3人で談笑。
ジョンはわたしと同様ペトラ遺跡をすごく気に入ったらしく、アンマンで会った時よりもハツラツとしていた。
ジョンは持っていた地図を見ながら、「ここは良い、ここも良い」と説明してくれた。
その中でもジョンとマハル両方が強くお勧めするスポットがあった。ビューポイントから30分で行けるというので、行ってみることに。
ビューポイントから見る夕陽はとても綺麗らしいので、「夕陽までにはビューポイントに戻ってこいよ!」とマハルに見送られた。 -
地図で説明された通り来たつもりだけど、道に迷った。
ちょっと道を逸れると崖。
かなり土地勘に自信がある方なんだけどな。
久しぶりに道に迷い、アタフタ。
これ通って良い場所??と思いながら、道なき道を進む。 -
歩くこと40分。ようやく整備された道に着き、ワンコが迎えてくれた。
ゴールが近いとわかり気持ちが昂る。
階段を登った先にはワンコの飼い主と思われる若いベドウィンの男の子達がいた。
彼らは「ここは絶景だよー!」と手を振って迎えてくれた。 -
そして見えた景色がこれ!
素晴らしい、、、!!
さっき1000円払って見た景色よりも圧倒的に良いではないか、、、! -
崖スレスレに座り、景色を楽しむ。
なんて気持ちがいいんだ!
ベドウィンの子たちがピューと口笛を吹いて下にいる観光客を驚かせてた -
ベドウィンの男の子のペットの猫ちゃん
めちゃくちゃ人懐こくてかわいい。癒された~
おしゃべりしてると台湾人のジョンもやってきた。
ジョンもここに着くまで道に迷ったらしい -
イチオシ
最高空間。
メスの茶トラ。
昔実家で飼ってた猫と似てたので、思い出してエモい気持ちになった。実家の猫も愛想が良くかわいい猫だったな、 -
景色を存分に堪能後、日が落ちてくる前にマハルの元へ戻ることに。
ジョンと一緒に「あっちか?こっちか?」と迷ってるうちに、どんどん日が傾いてきて焦る -
夕陽に照らされるペトラ遺跡の山々
綺麗すぎて思わず足を止めてしまった -
数分後。
ペトラは見るたびに色を変える -
なんとか夕陽が落ちる前にビューポイントに戻ってきた。岩に腰掛けこの絶対を眺める
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イチオシ
マハルとジョン
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イチオシ
マハルのカフェに戻り、3人で乾杯!(紅茶)
この写真はマハルの弟が撮ってくれた思い出の一枚 -
マハルと弟は夕暮れと同時に店を閉めた。
彼らの好意で閉店後もここにいさせてくれた -
夜、ペトラ遺跡から見るワディムーサ
マハルの弟がワディムーサで野菜や肉を調達してきてきてくれたので、蒸し焼きにして食べた。
料理中は音楽をかけたり、ダンスをしたりしてペトラの夜を楽しんだ。
夕食後、ベドウィンの話やヨルダン国の政治の話を聞いた。彼らは昔、ペトラ遺跡内に住んでいたが、観光地化が進み、追い出されたらしい。
今、ペトラに住むことは禁止されており、彼らは近くの小さな村に移り住んだそうだ。
今もペトラに住みたいけど、できないから、ここでカフェを営んでる、と語っていた。 -
翌日、朝からペトラ遺跡を楽しんだ。午後にワディラム砂漠行きのバスに乗らなきゃいけないので、それまでの短い時間だったが目一杯楽しんだ。
写真はマハルの弟(めっちゃ写真撮るの上手)が撮ってくれた。崖スレスレに座り、怖すぎて正直手を広げる余裕なんてなかった。この写真は奇跡の一枚(笑) -
朝霧に包まれる静かなペトラ遺跡
昼間とは全く違う雰囲気だった。 -
ビューポイントで出会ったマハル兄弟
少しの間だけだけど、歌ったり踊ったり語ったりと、思い出がたくさんできたな~。
カフェ内に日本語でメッセージカードを書いて飾っておいたので、もしペトラ遺跡に行く方がいたら探してみてください(ヤギに食べられてなければまだあるはず) -
帰りは「近道を教えてあげる」と、マハルの弟が送ってくれた。
マハルの愛ロバ「テキーラくん」にも乗せてくれた。
テキーラ君は優秀で、ゴツゴツした石を上手いこと避けて歩く
マハルの弟にとっても懐いていて、指示しなくても行きたい場所へ進んでいく。 -
朝10時、日差しが出てきた
ジョンはここからの景色がトルコのカッパドキアに似てると言っていた -
ついに舗装された道まで戻ってきた。
-
ゴジラ岩。
この先でマハルの弟とジョンとお別れ。
ジョンはもう一日ペトラにいて、明日ワディラム砂漠へ行くらしい。何気なくどこのホテル泊まるのか聞くと、まさかのわたしと同じホテルだった!
驚き、ワーワー騒ぎ、「じゃあ明日ね!マイブラザー!」てな感じでペトラ遺跡を後にした。
ホテルで荷造りをしてバス停へ。
次回、ワディラム砂漠編
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