三姉妹で行く遠刈田温泉旅館三治郎宿泊記

2023/11/22 - 2023/11/23

今まで法事やお祝い事で姉達やその家族が来仙する度に近隣の温泉にお泊まりするのが恒例でしたが、例の感染症のため帰省はお流れに。今年になり姉から「そろそろ集まりたい」「友達にも会いたいから場所は仙台近郊で」とのリクエスト。亡き弟のお嫁さん(義妹)も誘ってのランチとお墓参りをした後に、シニア三姉妹で遠刈田温泉でのんびりします

エリア 宮城蔵王・遠刈田温泉(宮城)

まずは姉達へのお土産を買いに。
羽生結弦君がアイスショーの出演者に差し入れた事で話題になったモナカを買いにメゾンシーラカンスへ
平日11時開店の30分前にすでにお店の前には10人以上の列。

メゾン シーラカンス グルメ・レストラン

「シーラカンスモナカ」簡易箱6個入りをゲットして

高級なバターの塩加減が絶妙で美味しいモナカです

待ち合わせの時間に仙台駅へ
新幹線改札口で姉達を出迎えて

仙台駅 (JR) 駅

そのまま徒歩で近くのレストランへ
ここで仙台在住の義妹と合流
夜は旅館の食事が和食なのでランチはイタリアン　テンザホテル2階のトラットリアW

テンザホテル 仙台ステーション 宿・ホテル

2,500円ランチ300円引で2,200円
メイン(お肉かお魚)とライス又はフォカッチャ、それと食後の飲み物が選べます

フォカッチャ、前菜、本日のパスタ

義妹も含めて四姉妹で美味しくランチを頂きながら、久々の再会なので近況報告

メインの豚肉、デザート

義妹と別れてからお花を買って実家のお墓参りを済ませて遠刈田温泉へ車を走らせること45分

遠刈田温泉 かっぱの宿 旅館三治郎 宿・ホテル

かっぱの宿旅館三治郎に15時半に到着

私は以前に日帰り温泉で立ち寄ったことのある旅館です
その時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11833177

坂道の上にある駐車場に車を停め
少し坂道を下った途中に玄関があります

旅館三治郎前のバス停

靴を脱いでスリッパに履き替えます

フロントで名前を告げて

椅子に座ってお茶を頂きながらチェックイン　

お茶を頂いたロビーを上から

ロビーにはざっくりとした館内図があり

可愛いイラストのフロアマップ

ロビーとその向かい側にあるラウンジコーナー

こちらでは19時半から22時までにスパークリングワインが頂けるようです

売店前の柱に仙台弁のタペストリー

仙台を離れて時間の経つ姉達がこれに反応してた
ただし、地元にいる私も方言は、たまにローカル放送で耳にする程度

ラウンジの奥に大きな一枚板のかつらの木のテーブルと刺繍の美しい打掛が壁に掛けてあるコーナー

売店横の置物が並べられた部屋

売店

エレベーターで3階へ
エレベーターの中にある館内図

今回のお部屋は一泊2食付　入湯税150円込16,100円/人
リーズナブルな西館スタンダード和室(バス無しトイレ付き)

二間続きで広め
前室も広い畳敷

部屋に鍵は一つ　
お部屋No.付「スリッパキープ君」(洗濯バサミ)人数分あり

洗面、トイレ
洗面は女性3人だと渋滞するけど、今回特に問題なし
冷蔵庫に有料の水とお茶のペットボトル、瓶ビールあり

広縁も畳敷
無駄に広い空間(^^)

タオル、浴衣など

お茶受けは栗羊羹

無料wifiを接続したけれど、やや繋がりにくい感じ

西館は坂の下側なので眺望はさほどではないとの事でしたが天気が良いので悪くはない
東の空に小さく月

ひと休みして早速に温泉へ行きましょう♪

お部屋を出たところにかっぱコーナー

そしてこけしコーナー
たくさん並べてあります

宿泊者用の浴場は部屋から近い中央館4階(男女入れ替え制)

総檜風呂「桃源の湯」

鍵付き脱衣ロッカーあり

壁に温泉の由来

備えつけ化粧品

どなたもいらっしゃらなかったので写真を撮って

ちょっと熱めの内湯

露天風呂は狭いけど丁度良い温度
長姉は熱いのが苦手とのことで露天風呂に3人で浸かりながらおしゃべり

お風呂あがりに水分補給したかったので探すと少し移動したところにお水の提供「かっぱの給水所」があり

夕食までまだ時間があるので東側の大浴場の方へ行ってみることに

廊下には大きな「けやきの木」が鎮座

今回は利用しませんでしたが、貸切風呂「桧の森」(1,000～1,900円)の入口がこの辺りにありました

廊下の先でスリッパを脱いで

渡り廊下を進む

湯の里
日帰り温泉もやっている大浴場「浪漫の湯」「山里の湯」露天風呂「屏風の湯」「滝見の湯」は東側の端っこ

誰もいない状態なので、この時は浴衣のまま写真だけ撮らせてもらいました

椅子や桶は中央に片付けてあり
大浴場「山里の湯」露天風呂「滝見の湯」
サウナと水風呂

丁度、夕暮れの時間

褐色の湯
蔵王の山々を眺めながら入浴出来る

大浴場の上の階には湯上がり休憩所
このフロアにはカラオケルームもあるようす

入口前には売店もあり

お夕食の時間になり2階のお食事処「かまど」に移動
時間は18時、18時半、19時から
「よぐござりすたない」(よくいらっしゃいました)と書かれた暖簾をくぐる　

間接照明が多いけどこの時は点いてなくて暗め

銀魚とメダカの水槽があって
姉達はここでストップしてたらしい

古い建物だけれど木の温もりがある空間。通路を突き当たりで曲がって、さらに曲がって・・・スタッフに案内されて先に進むも後ろにいるはずの姉達は付いて来ていないため呼びに戻る（笑）

迷路のように個室が点在していて迷いそうになりながら
掘り炬燵付き個室に到着

一応個室だけど、襖一つのお隣の話し声は聞こえるので注意

三人ともお酒は飲めないので(水の提供も無かったので)乾杯もなく

牛蒡豆腐かいもち掛け.むきそば.もだし卸し和え.田楽六方.本日の三点盛りなど

豚骨白湯しゃぶしゃぶ

鰤の味醤焼きと大根焼浸し.蓮根きんぴら
もずく酢.胡瓜.菊　ご飯　お椀　浅漬と青唐辛子みそ
三治郎特製「でべそ茶碗蒸し」
抹茶プリン.リンゴのコンポート

本日のお品書き
係の方はお一人で忙しそうでしたが、それでも時々さりげない会話で明るく感じ良く対応頂きました

品数も多くお腹いっぱい

食事が終わって部屋に帰ると布団が敷いてあって、ポットに冷水の提供がされていた

寝る前に先ほど下見した東側の大浴場へ
気持ち良い温泉を堪能

日帰り入浴が終わったタイミングだったので、最初は誰もいなかったのが、時間とともに少しずつ人が増えてきていました

翌朝
早朝5時半過ぎ、まだ薄暗い中
昨夜と男女入れ替えの浴場「かっぱの湯」へ

朝早いからか誰もいない

畳敷「かっぱの湯」
姉達は東側の大浴場「湯の里」へ向かうも、混んでいたらしく結局一緒に湯船に入る

こちらは一部畳敷

露天風呂

少しずつ外が明るくなって
内湯の西側に蔵王の山々が望め見晴良好
（テラスがあったので出てみた）

お部屋からの朝の景色

朝食の時間になりエレベーターをおりたところ、湧水茶屋から「お茶をどうぞ」と宿の館主らしき方に声をかけられ、
（写真は前日に撮ったもの）

窓の外に見える「かっぱと小鳥のお風呂」には時々鳥が水飲み(水浴び？)に来るとか・・・お話を聞きながら

大変美味しいお茶を頂戴しました

食事処「かまど」朝食時間は7時半、8時、8時半から選ぶ

昨日と同じ個室で頂きます

朝食献立

入口近くに置いてある煮卵か温泉卵か選び自分で運びます
沢山あったので煮卵を選びましたが後で品切に
(お隣の方がスタッフさんに煮卵のこと聞いていた)

大根サラダ(ドレッシングはすりおろしニンジン、和風タマネギ、ゴマの3種)

小鉢.紅鮭.うに椎茸.がんもどき.湯豆腐.シュウマイ...
その他オレンジかリンゴジュースどちらか選択
最後に番茶
品数も多く健康的な美味しい朝食でした

チェックアウトは10時
まだ時間があるので3人で浴衣のまま旅館の外へ

綺麗に見える蔵王の山々を見て
旅館の方にお願いして玄関前で記念撮影

この時、
旅館で借りた下駄は靴下を履いたままだと坂道を登るのに滑って歩き辛いと思い知る。靴下脱げば良いのだろうけどそれも面倒だったので、下駄で坂の上まで上がるのを断念(TT)

旅館前から見える蔵王連峰

姉達がそれぞれの旧友との女子会ランチがあるので仙台に向けて出発
何処にも寄り道せずに姉達を仙台駅前まで送る

2日間、身体、家族、親族のことなど、あれこれと話は尽きず。
今、振り返ってみると登場人物が多すぎて誰の話題だったか記憶が曖昧なところも…（≧∇≦）　

上げ膳据え膳、他人様が作ってくれた食事を頂くと言う主婦にとって一番贅沢と思える時間を過ごす事が出来ました。親切な旅館の方々には感謝です。
次は一年後、弟の13回忌での再会を約束をして今回の温泉旅は終了
・・・
帰宅２日後には寒波襲来！
穏やかな小春日和で蔵王の山々も眺められて久々に姉妹3人で温泉に入って気兼ねなく言いたいことを言って、息抜き出来て楽しかった！