2023/10/02 - 2023/10/02
301位(同エリア378件中)
pikaさん
横浜での仕事が少し早めに終わったのですが会社に戻る程の時間もない。ということで直帰にして、一区間だけ未乗車区間が残っている鶴見線を乗り鉄することにしました。
とは言え一区間だけ乗っておしまいというのもつまらないので何駅か散策しつつ、新潟からやってきたE127系が導入された南武線の浜川崎支線にも乗って帰るという旅を即席で考えてみました。
ルートは以下の通り。
鶴見⇒国道⇒海芝浦⇒浅野⇒大川…(徒歩)…武蔵白石⇒扇町⇒浜川崎⇒尻手
では、夕方帰宅ラッシュ直前の鶴見からスタートです。
※今回の旅行記は鉄分100%です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
スタートは鶴見から。
2022年までは中間改札がありましたが、現在はこの通りスルーできる仕様になっています。 -
京浜東北線の1、2番ホームと同じ駅とは思えないようなレトロな雰囲気が漂います。
-
4番ホームの壁には鶴見線の歴史の掲示があります。
-
やってきた205系に乗り最初の目的地を目指します。
ちなみに鶴見線は行先によってLEDの色が変わり、本線(鶴見行き以外)は赤、海芝浦支線は緑、大川支線と鶴見行きはオレンジとなっています。 -
1駅2分で国道に到着。ここで途中下車します。
-
ホームは鉄骨のアーチに屋根が付けられた構造です。
-
階段を降りると上りと下りの間の連絡橋があります。
-
さらに階段を下りて改札はこんな感じ。
無人駅で簡易suica改札機と乗車駅証明書発券機があるのみのシンプルな改札です。 -
改札から一歩出るとそこは昼間でも薄暗い不気味な雰囲気。
-
この看板とかいつのものだろう?というレトロ感が漂っています。
-
ガード下から出ると駅名の由来になっている国道15号にぶつかり現実に戻ります。
-
そこから上を見上げると第二次世界大戦時の機銃掃射跡が残っています。
-
ガード下に戻って反対側へ。
板で封鎖されている場所ばかりですが、その昔はいろいろな店が営業されていたのでしょうか。 -
噂には聞いていましたが、令和のこの時代に昭和感満載な雰囲気が都会の中にあるとは。。。
いや~来てよかったです。 -
電車の時間も近づいてきたのでホームに戻ります。
-
最後に上下ホームの連絡橋から改札を見下ろしてから次の目的地へ進みます。
-
やってきたのは海芝浦行きの電車。これで終点まで行きます。
-
浅野で本線から分岐し、運河沿いを走ります。
-
終点海芝浦に到着。線路は現役とは思えないほど草に覆われています。
※これでも神奈川県の中心横浜市です。 -
ここは東芝社員以外は改札から出れない駅として有名です。
-
出れない代わりに海芝公園という小さな公園が設置されています。
-
ここから見えるのは京浜運河と鶴見つばさ橋という絶景です。
もう少し時間が遅かったら夕日がきれいだったかな? -
海芝公園でのんびりしたかったのですが、4分ほどの滞在で2駅戻って浅野で下車します。
-
こちら鶴見方面。
浅野は駅の手前で本線と海芝浦支線が分岐し、本線は島式ホーム、海芝浦支線はカーブの途中に相対式のホームがあり、真ん中に改札があるという珍しい構造です。 -
海芝浦支線の鶴見方面ホームの屋根は草で覆われています。
-
線路と線路の間にある改札はこちら。
無人駅で簡易Suicaがあるのみのシンプルな作りです。 -
本線のホームへの構内踏切を渡って行きます。
-
鶴見線は全体的に駅間が短いため、うっすらと隣の安善が見えます。
-
やってきた大川行きに乗ります。こちらが今回の一番の目的となる電車です。
-
安善は貨物も扱っている駅で、数多くの側線と主に石油輸送の貨車が停車しています。
-
武蔵白石の手前で分岐し終点大川に到着です。
この1区間だけ未乗車だったので、これにて鶴見線完乗です。 -
ここも無人駅のため改札は非常にシンプルな作り。
平日は朝と夕に9本、土日は朝2本夕1本と非常に少ない本数ですが、さすが工場地帯だけあってかなりの数の乗客が鶴見行きに乗り込んでいきました。 -
駅舎は木造の非常に味のある感じです。
最初に行った国道といいこちらといい大都会にある駅とは思えないレトロ感です。 -
車止めまで電車が行くことはないため、完全に草に覆われています。
-
駅の全景はこちら。うん、好きです。
-
今度は駅の反対側に行ってみます。
その途中の踏切からパチり。 -
反対側から見るとこんな感じ。
木造の屋根の塗装の剥がれ具合いいですね♪ -
次の電車は30分以上後なので、武蔵白石まで歩いていきます。
途中の橋には国道と同様に機銃掃射の跡が残っています。 -
15分くらいで武蔵白石に到着。こちらは2020年に建てられた新しい駅舎です。
-
右にカーブしていくのが大川支線の線路です。
1996年まではこの2本の線路の間にホームがあり、大川支線も武蔵白石に停車していました。 -
駅舎は新しいですがホームは古いまま。
-
10分弱ベンチでボーっと過ごしてやってきた扇町行きの電車に乗り込みます。
-
8分の乗車で終点扇町に到着。
駅舎?はトイレがあるのみの小さなものです。 -
そして改札を出た先にはアーチ状の構造物。
この駅は猫の駅として有名なはずですが、この日は一匹もいませんでした。 -
貨物の取り扱いもしているため、JR貨物の作業員用の建物があります。
-
ホームは1面1線で他の駅と同様に停車位置と車止めの間は草に覆われていました。
-
2駅戻って浜川崎で下車します。
-
跨線橋に改札がありますが、こちらはJFE東日本製鉄所専用の出口です。
-
こちらが一般の乗客用出口の階段。
-
浜川崎は鶴見線と南武支線の乗り換え駅なのですが、互いの駅の間に道路が一本通っているため一旦外に出ます。
※外には出ますが簡易Suicaにはタッチしてはいけません。 -
振り返って鶴見線のホームを一枚。夜の誰もいないホームってなんか好きです。
ちなみに通勤ラッシュの時間だけあって乗り降りは結構ありました。 -
こちらが南武支線の駅。入口のライトがかなり明るかったです。
-
ホームは1面1線でフェンスにはこのような絵が何枚かと
-
周辺のイラストマップなんかが掲示されています。
ちなみにこのフェンスの向こうは貨物線でこちらは鶴見線の線路と繋がっています。 -
ここから乗るのはE127系。
新潟で使用が終了した車両が復活して首都圏で使用されるというのはかなり珍しいパターンです。 -
元々はトイレが付いていたのですが、5駅しかない南武支線においては必要ないので、業務用室と名前が変えられ施錠されていました。
-
8分の乗車で終点尻手に到着。これにて今回のプチ乗り鉄は終了です。
首都圏の路線なので乗ろうと思えばいつでも乗れる路線でしたが、気付けば30年ぶりくらいの乗車となってしまいました。
子供の頃にはわからなかった駅の良さに気づくことが出来ていい乗り鉄になったと思います。
おわり
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57