空が広い！奈良で日の出散策に感動

2023/11/11 - 2023/11/13

所用があり20年ぶりくらいに行った奈良。
空が広く、古代の都の面影を今も感じるこんな素敵なところだったなんて！

日の出散策や期間限定のライトアップで奈良の素晴らしさ再発見！

奈良公園中心に巡ったスポットを紹介します。

エリア 奈良市(奈良)

所用があり20年ぶりに奈良へ来ました。
新幹線で京都駅まで来たら近鉄で奈良へ向かいます。
JRでも行けるのですが、近鉄奈良駅の方が馴染みがあったので。
特急券買う程でも無いので急行で行きます。
近鉄奈良駅で金色の鹿がお出迎え。

20年ぶりの近鉄奈良駅、綺麗になってました。

近鉄奈良駅 駅

駅の目の前、商店街を抜けてホテルまで歩こうと思います。
商店街はお土産やお菓子などを売るお店が立ち並び、観光客で賑わっていました。

東向商店街 市場・商店街

商店街の途中で興福寺へ抜ける坂道があり、そこを登ったところで一枚。
キャリーバッグを持って上がったところ、この後階段を降りる羽目に…。

興福寺五重塔 寺・神社・教会

階段を降りると猿沢の池があります。
11月の夕方の4時半、ちょうど日が暮れるところでした。
猿沢池のほとりにスタバが出来ていたり、奈良もずいぶん変わりました。

猿沢池 名所・史跡

本日から2泊するのが猿沢池のすぐそばにあるホテル尾花。奈良観光に最適な立地です。

朝食付きシングルを予約。
京都のホテルはどこも値上がりして高いのですが、こちらは美味しい朝食付きで大変良心的な宿泊費でした。

ロビー横のラウンジに併設のライブラリー。

ホテル尾花 宿・ホテル

ラウンジには無料で頂けるコーヒーマシーンがあります。

3階にコインランドリーと自動販売機があります。
ビール270円チューハイ200円とこちらも良心的。

お部屋はコンパクトながら清潔、かつ使い勝手がよく工夫されていて居心地がいいです。
ホテルのユニットバスはかなりコンパクト。
近くの銭湯の無料券を頂けるので、そちらを利用するのもいいかも。

この日は秋の夜間特別拝観で東大寺や春日大社などかライトアップされていました。
春日大社に行く予定が友人達と時間を忘れて喋っていた為気がつけば19時半！
20時までしかライトアップされないので一番近くの興福寺へ。
中の拝観は間に合わなかったので外から写真だけ撮りました。

興福寺 中金堂 寺・神社・教会

翌朝は友人に連れてもらって日の出を見に春日大社の飛火野園地へ。
６時半ホテル出発。
ホテルからすぐそばにある興福寺の五重塔を横目に歩いていきます。

春日大社の一ノ鳥居から参道をどんどん歩いていきます。
鹿たちもそろそろ起きだしてきたようです。

飛火野は鹿たちの寝ぐら(といってもただの野原の窪地です)があり、日の出と共にたくさんの鹿が出てきます。

秋に角きりをしたはずですが、まだ立派な角のある鹿もいました！

三笠山の向こうから日が徐々に登り、それに伴い空も色を変えていきます。

澄んだ空気を胸いっぱい吸い込み、美しい景色に感動しながら日の出を眺めます。

日の出と共に鹿たちが一斉に鳴きました。

旧友達と一緒に朝日を眺める事ができたのも奈良に泊まったお陰です。

奈良は空が広いんだよ、と友人がこの時話してくれて初めてその素晴らしさに気付きました。

遮る建物が無い奈良の空は天平の時代と変わらない、古代の都の面影を残す貴重な風景なんですね。

日の出散策を楽しんだ後はホテルで朝食をいただきました。

和食中心に茶粥、自家製カレーなど尾花さんならではのお料理もあり、いずれも美味しいです。

自家製カレーはりんごとレーズンが隠し味だそうです。

パンコーナー、こちらのフレンチトーストがまた絶品でした。
外はカリッと中がふわトロで、何個も食べてしまいました。

朝食後は所用があり、奈良ホテルへ。
猿沢池から奈良ホテルへは近道があり数分で行けます。
ホテル内のチャペル入り口の門からホテルの敷地に入れます。

奈良ホテル庭園に面して建つ聖ラファエル教会。
結婚式で使われるようです。

ホテルは教会や庭園より高い場所にあるので、階段を登って行きます。
西日本を代表するクラシックホテル、奈良ホテル。

奈良ホテル 宿・ホテル

玄関入ると正面にこちらの階段。
フロント前は広くないのでチェックイン、アウトの時間は係の方が待合室へ誘導されていました。

階段の上からロビー方面を眺めたところ。

シャンデリアと赤絨毯が素敵です。

待合室にはアインシュタインが宿泊時に弾いたピアノが飾られています。

ティーラウンジとフロントを待つ人で広い待合室のソファーは空きがなく、よく混んでいました。

奈良ホテルから興福寺へ向かう途中の荒池からの五重塔。
猿沢池からの眺めとはまた違う。

奈良の空の広さを感じる一枚になりました。

荒池 自然・景勝地

興福寺の国宝館。
天平から鎌倉までの興福寺の国宝、重文のみ展示されています。
有名な阿修羅像をはじめ千手観音立像など、ほとんどをガラスケースなしで間近でじっくりと見る事が出来ます。
展示の仕方が秀逸でした。

興福寺国宝館 美術館・博物館

奈良は広いのでとにかく歩きます。
興福寺から春日大社へ。
本殿までは２０分は見ておく必要があります。

こちらは春日大社一ノ鳥居。

春日大社 寺・神社・教会

春日大社ニノ鳥居を入ると、苔むした灯籠が両側に並んでいます。
　　
昨晩はここに火が灯されていたのだと思うと、来られなくてとても残念に思いました。

春日大社石灯籠参道 名所・史跡

御本殿の中にもずらっと灯籠が。春日大社には三千基の灯籠があるそうで、2月の節分と8月14、15日の万灯籠神事で火が灯されます。

春日大社回廊 寺・神社・教会

その光景を感じる事ができるのが重文の藤浪之屋。

幻想的でとても綺麗でした。

本殿内の大杉は樹齢1000年の大木です。

早朝散策した飛火野や若宮など、春日大社は大変広く見どころ満載です。

最後にＪＷマリオットホテル奈良のアフタヌーンティーへ。

鈴木亮平さんの奈良のCMでも印象的なこちらのラウンジ。

JWマリオット ホテル奈良 宿・ホテル

CMと同じ３段のアフタヌーンティーは数量限定で、こちらはレギュラーのもの。

スコーンは二種類。素敵な箱に入っています。

１７時からの最終の時間での予約でしたので、以降の時間はバータイム。途中からピアノの生演奏も。

ホテル自体はそれほど大きくない感じ。

スッキリとした和テイストがおしゃれです。

玄関正面にクリスマスツリーが。
ツリーの左手にアフタヌーンティーを頂いたラウンジがあります。

奈良から京都駅へは近鉄を利用しました。

ラッキーな事に近鉄のラッピング電車、ならしかトレインに乗る事ができました。

外はもちろん、車内も奈良公園の芝生と鹿をイメージしてとっても可愛い。

キーホルダーのモチーフにもなっている鹿の吊り革。

今回行けなかった平城宮跡も車内から見る事が出来ました。

時間がなくて駆け足の訪問だったのですが、行きたいお寺や見たい仏像がまだまだ沢山あります。
また奈良へ行きたいと思います！