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<昔の旅日記><br />2006年9月、タイのバンコクから陸路でカンボジアのシェムリアップへアンコールワットを見に行った時の日記です。<br /><br />2006年当時はこんな感じだったのだなぁと思って読んでいただければ幸いです。(そして、若いがゆえ少々無茶しております。)

小心者が行く、タイ⇔カンボジア陸路国境越え(カンボジア編)

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2006/09/01 - 2006/09/01

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Emma

Emmaさん

<昔の旅日記>
2006年9月、タイのバンコクから陸路でカンボジアのシェムリアップへアンコールワットを見に行った時の日記です。

2006年当時はこんな感じだったのだなぁと思って読んでいただければ幸いです。(そして、若いがゆえ少々無茶しております。)

  • タイの出国手続きを済ませ、いよいよカンボジアのImmigrationへ。<br />Immigrationまでは小さな車(?)で移動。乗車時間約2分。<br />ベンチに座って入国書類を記入していると、急に悲鳴が・・・・。<br />「何? 何? 何?」<br />後方から鼠が全力疾走。<br />「うわ!!」<br />咄嗟に足をベンチの上に避難。<br />「これがカンボジアかァ・・・。こんなんで驚いてちゃダメだ。」<br /><br />鼠騒動は一件落着。入国手続きもスムーズに終了。<br />全員が無事通過するまでしばし待機。しかし暑い。。。<br />ここからの長旅に備え、売店で水を購入する。売っているのは12,3歳の女の子。<br />(左がImmigration通過後に撮った写真)<br />ようやく全員そろったので、仮のバスに乗り込みバスターミナル(ただの空き地)へ。そこからゲストハウス(以下GH)行きのバスに乗り換える。<br />ここはもうタイではない。コンクリートの道なんて存在しない。<br />露店が並ぶ赤土のでこぼこ道をバスはひたすら走ること5分。<br /><br />15:15 バス乗り換え。<br />待っていたのは日本のどっかのレストランが使っていた送迎バス。(右の写真をよく見ると分かる。)<br />ガイドさんとはここでお別れ。代わりに最終目的地のGHの人がバスに乗る。<br />一人身&荷物の少ない私は早めに乗って窓際の席をゲット。<br />最終的には補助席まで使って20人程の人で車内は埋め尽くされる。<br />GHの人は座れないのでドア付近に立ったまま。<br />「この人、あと5時間も立つの?」<br /><br />ここからが悪路本番。<br />『バスはジャンプするので頭上注意』と聞いていたので、かなり覚悟を決める。そして酔い止めも服用。<br /><br />ガタガタ音をたてゴミだらけの道をバスは行く。<br />『この道を行けばどうなるものか・・・。危ぶむなかれ・・・。』<br />進むしか選択肢はない。<br />しばらくすると道の両脇に民家が。<br />やしの葉でできた屋根、ドアのない家、ハンモックで寝る人、そして裸足の子供。<br />教科書やテレビの中の世界に今私はいる。<br />一秒でも無駄にしたくない、全てを目に焼き付けるんだ(&酔い防止の為)と窓を全開に。<br /><br />・・・途中、旅行客を乗せたまま故障したバスとすれ違う。明日はわが身。<br /><br />17:15 休憩ポイント(写真中央・右)<br />初カンボジアトイレ。・・・汚い。<br />水洗なだけまだマシ。が・・・、壊れていたので流れなかった・・・。知らん顔でそのまんま。<br /><br />トイレの向こう側の柵から子供が手を出している。<br />「これからどれだけこんな光景に出会うのだろう。」胸が痛くなった。<br /><br />初トイレの後、手洗い場にあった鏡に自分の顔が映った。<br />「人種変わってるし・・・。」<br />髪の毛を触ると手は茶色くなるし、顔は茶色。<br />ビオレの顔用シートでふき取ると真っ茶色。<br />いくらメイクしても無駄。化粧直しもせずバスへ。<br /><br />相変わらずのでこぼこ道だが、バスは順調に走る。<br />辺りも暗くなってきた。<br /><br />トラブル発生!!!バスが止まった!!<br />「えっ、ここで・・・。マジ?? 周り草原しかないんですけど・・・。」<br />ここで夜を明かす私達の姿が頭を過ぎる。<br />運転手とGHの人がバスの外に出て何かしている。<br />会話は英語ではないので分からない。<br />多分5分も経っていないと思うが、バス復活。<br />「良かったァ。」<br />後から聞いた話:カンボジアで会った日本人の女の子が乗って来たバスは途中で動かなくなり、男性陣が押したらしい。<br />それを考えると、私達は限りなくラッキー。<br /><br />19:30 売店でトイレ休憩。汚れた車の洗車タイム。<br />ここでも小さな子供が物を売ってくる。時には着けてるアクセサリーを引っ張る。(私は何もしてなかったので無事)<br />少し大きい女の子はどこで覚えたのか、恐らく前に来た日本人から教わったと思うが、『宮迫です。』を披露。<br /><br />バスは更に走る。<br />もう暗いし、これ以上汚れたくないので、何度も窓を閉めるのだが、振動で何度も開く。<br />さすがにこんなに長時間移動すると疲れる。こんな悪環境でもウトウトできる図太い人間に変身。<br />ふと気がつくといつも窓が開いている。その度に閉める、この繰り返し。<br /><br />21:10 GHに到着<br />「日本人、日本人。」(このバスには私も含め日本人が多かった。)の歓声に包まれようやくバスから降りられる。<br />他に行く当てもないので、そのままチェックイン。<br /><br /><br />『国境越えカンボジア編』でした。

    タイの出国手続きを済ませ、いよいよカンボジアのImmigrationへ。
    Immigrationまでは小さな車(?)で移動。乗車時間約2分。
    ベンチに座って入国書類を記入していると、急に悲鳴が・・・・。
    「何? 何? 何?」
    後方から鼠が全力疾走。
    「うわ!!」
    咄嗟に足をベンチの上に避難。
    「これがカンボジアかァ・・・。こんなんで驚いてちゃダメだ。」

    鼠騒動は一件落着。入国手続きもスムーズに終了。
    全員が無事通過するまでしばし待機。しかし暑い。。。
    ここからの長旅に備え、売店で水を購入する。売っているのは12,3歳の女の子。
    (左がImmigration通過後に撮った写真)
    ようやく全員そろったので、仮のバスに乗り込みバスターミナル(ただの空き地)へ。そこからゲストハウス(以下GH)行きのバスに乗り換える。
    ここはもうタイではない。コンクリートの道なんて存在しない。
    露店が並ぶ赤土のでこぼこ道をバスはひたすら走ること5分。

    15:15 バス乗り換え。
    待っていたのは日本のどっかのレストランが使っていた送迎バス。(右の写真をよく見ると分かる。)
    ガイドさんとはここでお別れ。代わりに最終目的地のGHの人がバスに乗る。
    一人身&荷物の少ない私は早めに乗って窓際の席をゲット。
    最終的には補助席まで使って20人程の人で車内は埋め尽くされる。
    GHの人は座れないのでドア付近に立ったまま。
    「この人、あと5時間も立つの?」

    ここからが悪路本番。
    『バスはジャンプするので頭上注意』と聞いていたので、かなり覚悟を決める。そして酔い止めも服用。

    ガタガタ音をたてゴミだらけの道をバスは行く。
    『この道を行けばどうなるものか・・・。危ぶむなかれ・・・。』
    進むしか選択肢はない。
    しばらくすると道の両脇に民家が。
    やしの葉でできた屋根、ドアのない家、ハンモックで寝る人、そして裸足の子供。
    教科書やテレビの中の世界に今私はいる。
    一秒でも無駄にしたくない、全てを目に焼き付けるんだ(&酔い防止の為)と窓を全開に。

    ・・・途中、旅行客を乗せたまま故障したバスとすれ違う。明日はわが身。

    17:15 休憩ポイント(写真中央・右)
    初カンボジアトイレ。・・・汚い。
    水洗なだけまだマシ。が・・・、壊れていたので流れなかった・・・。知らん顔でそのまんま。

    トイレの向こう側の柵から子供が手を出している。
    「これからどれだけこんな光景に出会うのだろう。」胸が痛くなった。

    初トイレの後、手洗い場にあった鏡に自分の顔が映った。
    「人種変わってるし・・・。」
    髪の毛を触ると手は茶色くなるし、顔は茶色。
    ビオレの顔用シートでふき取ると真っ茶色。
    いくらメイクしても無駄。化粧直しもせずバスへ。

    相変わらずのでこぼこ道だが、バスは順調に走る。
    辺りも暗くなってきた。

    トラブル発生!!!バスが止まった!!
    「えっ、ここで・・・。マジ?? 周り草原しかないんですけど・・・。」
    ここで夜を明かす私達の姿が頭を過ぎる。
    運転手とGHの人がバスの外に出て何かしている。
    会話は英語ではないので分からない。
    多分5分も経っていないと思うが、バス復活。
    「良かったァ。」
    後から聞いた話:カンボジアで会った日本人の女の子が乗って来たバスは途中で動かなくなり、男性陣が押したらしい。
    それを考えると、私達は限りなくラッキー。

    19:30 売店でトイレ休憩。汚れた車の洗車タイム。
    ここでも小さな子供が物を売ってくる。時には着けてるアクセサリーを引っ張る。(私は何もしてなかったので無事)
    少し大きい女の子はどこで覚えたのか、恐らく前に来た日本人から教わったと思うが、『宮迫です。』を披露。

    バスは更に走る。
    もう暗いし、これ以上汚れたくないので、何度も窓を閉めるのだが、振動で何度も開く。
    さすがにこんなに長時間移動すると疲れる。こんな悪環境でもウトウトできる図太い人間に変身。
    ふと気がつくといつも窓が開いている。その度に閉める、この繰り返し。

    21:10 GHに到着
    「日本人、日本人。」(このバスには私も含め日本人が多かった。)の歓声に包まれようやくバスから降りられる。
    他に行く当てもないので、そのままチェックイン。


    『国境越えカンボジア編』でした。

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