2016-2017 カンボジアで年越し　後半

2016/12/31 - 2017/01/02

カンボジアで年越し、後半の記録。

個人手配をしたら現地ツアーの手配などが高額になってしまい（しかもホテル代の請求が間違っていたと、後だしで倍額の請求が来たので、すっかり気分が萎えた）、計画変更してパッケージツアーに参加しました。
現地ガイドさんにいろいろ教えてもらえるし、主だった遺跡に効率よく連れて行ってもらい、ほんとにツアーは楽。
しかし、ガラスケースに入れて彼方此方運んでもらった感じの消化不良があり、やっぱりきままに散歩したり、現地の人のいる食堂に行ったり、地元のバスに乗ったりしたい。個人旅行で好きに歩いている時と、ツアーでぞろぞろ歩いている時では、わくわく度が雲泥の差。わたしは極めて個人旅行向きの人間だと、確信する旅になりました。

エリア カンボジア

• 旅行の満足度: 4.5

3日目は、バンテアイ・スレイ遺跡から

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

「女の砦」という意味だとか。
装飾が細かくて女性的ということらしい。

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

ところどころに残った窓枠や入り口で、人々が記念撮影している。
小さい子がお洒落していると、見ているだけでしあわせ。

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

技巧に拘りすぎた欄間みたいで、あんまり好みじゃない。

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

「東洋のモナリザ」と言われる像があり、わーわー言ってたけれど、個人的にはどうとも思わなかった。そんな名付けもされず、誰かが密かに想いを寄せている頃は美しかったのかも。

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

砂糖椰子ジュース売りのおじさん。
しかし砂糖椰子の生々しいことよ。

おじぎ草。ガイドさんは植物にも詳しく、いろいろ教えてもらったけれど、全部忘れてしまった。

飴屋さんの庭先。家にも店にも、必ず祭壇がある。
ツアーは土産物さんに連れて行かれるが、天邪鬼なのでそうした店では全然食指が動かず、庭をうろついていた。

クメール工房という店で、バスソルトづくり。
そういう団体御用達の店、嫌いなんだよなーと内心悪態をついていたけれど、作ったバスソルト（というかハーブの入浴剤）は、とても良かった。

造られたアジアリゾート風。
フットマッサージをしてもらったが、技術を高める気も無さそうなレベル。
子どものような女の子達に足を揉ませて嫌な気分。

次はオールドマーケットへ。

オールドマーケット 市場

実は先日のナイトマーケットと同じ場所だった。
昼間の方が「日常」が濃厚で楽しい。

オールド マーケット 市場

お菓子つくってる

オールド マーケット 市場

片手に乗る小さな白菜や、直径10センチも無い西瓜、日本とはサイズが違うのものをよく見かけた。

オールド マーケット 市場

これも、人参（右端）、大根、きゅうり（中上）が、殆ど同じ大きさ。

オールド マーケット 市場

干物売り場が多いのは、冷蔵庫の無い家が多いかららしい(電気もない)。

オールド マーケット 市場

日本の干物には「枯れ」感があるけど、こちらのはグロテスク。

オールド マーケット 市場

猫がいた♪

オールド マーケット 市場

市場の外。

途中、わがまま言ってスーパーマーケットに寄ってもらった。

オールドマーケットで買った、鳥と亀の小物入れ。
市場の売り子は子どもばかりで、これも小さな姉妹から買った。

ベトナム風のランジェリーポーチをばら撒き用に。
大量の山から、じっくり選ばせてもらった。

夜は年越しのガラディナーパーティー。各国料理のビュッフェだったので、モロッコやアフリカなど、知らない食べ物ばかり頂きました。取り立てて美味しいものも無かったけれど。
音楽の音が大きすぎるのに耐えられず、パーティーを途中退場。カウントダウンとかも苦手なんですよね。

1月1日、アンコールワットへ日の出を求めて、まだ暗いうちにホテルを出た。

雲が無くなりますように、と皆で言っていたけれど、空の変化が雲に映りとても美しい。

こ、こんなに沢山の人が･･･
「初日の出」だからか、日本人が圧倒的に多い。

いつまでもここに居たいくらい幸せな時間でした

日の出の様子は雨季と乾季で違い、雨季はもっと美しいみたい。
春分、秋分の日には、真ん中の塔の真上に日が昇るとか。

門に朝日があたり、光っている

出た

ナーガ越しの朝日

腰突き出し過ぎです。
座っていいよ、ってことかな。

トヨタとヒュンダイのコラージュ。
よくパーツの規格が合うと思って感心する。

ホテルに帰って朝食。右のジュースが、スパイシーで美味しい。
ツアー中の食事はわくわくもしないし、美味しいものも無く、出された物に文句を言ってはいけませんという大人のマナーで、控えめに「美味しいですね」と言い合い、気分が落ち込む。ということで自由度の高い「朝食」がいちばん楽しかった。

奥のナスみたいのは、焼きバナナ

アンコール・トムに着きました。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

これ以上ないほどの青空。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

遺跡から遠く離れたところで、しばし遺跡の説明(混んでいる時の対策らしい)、それから入場します。遺跡の前でやってくれればレリーフ見ながら聞けるのに、とお預けを食らった犬の気分。でも大人はそんなことで文句を言いませんから、ぐっと我慢。ツアーに参加してみて、日本人は本当に従順で、場を乱すようなことをしない民族なんだなとしみじみ。わたしは常に「脱走したい」と思っていた。

アンコールトムの象乗り アクティビティ・乗り物体験

レリーフが楽しい

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

ここにも石積み

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

手足の薄さがいい。お顔も薄かったのかな。

アンコールトム 建造物

完全に修復していない部分に歓びを感じる

アンコールトム 建造物

仏像みたい。ここの寺院はヒンドゥーと仏教のミックスらしい。

アンコールトム 建造物

ここはアンパンマンじゃなくて、ナーガだ

アンコールトム 建造物

木の葉の帽子、すごくいいね。

アンコールトム 建造物

敷地内の池

アンコールトム 建造物

石が並んでいると喜びを感じる

アンコールトム 建造物

こういう素朴な遺跡も残っていて、嬉しくなります。

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

墓地みたいだなー、と眺めるけれど、ツアーを脱線できない。

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトム 建造物

アンコールトムは大変楽しかった。
一日かけてゆっくり観たいところ。

アンコールトム 建造物

木陰でゲームしてる。

アンコールトム 建造物

壁の中にナーガ。

アンコールトム 建造物

ライ王のテラス 史跡・遺跡

ライ王のテラス 史跡・遺跡

象のテラス 史跡・遺跡

次の目的地「タ・プローム遺跡」に着きました。
上の顔は、アンコールトムとそっくり。ジャヤバルマン2世かな。

タ プローム 寺院・教会

密林に眠る遺跡と言われ、ここも発掘状態に近く、がじゅまるの木が絡みついていい雰囲気。

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

木と石が同化してる

タ プローム 寺院・教会

この辺を隈なく見たかったが、足早に通過されてくやしい。

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

木の中に像

タ プローム 寺院・教会

「はい、ここ撮影スポットです」と言われると大変がっかりするのだが、小さなプライドを捨てて、ふんばって撮ってきました。

タ プローム 寺院・教会

カロリーメイトみたいな穴には、宝石が入っていたそう
全部盗られちゃったのかな

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

かろうじてアンパンマンに見える

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

金と銀の木があり、こちらは後者。ほんとに光っている。

タ プローム 寺院・教会

レリーフがかわいい。

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

ここは狭いからか、いちばん混んでいた

タ プローム 寺院・教会

ここは日本食の店。
今までに食べたことの無いほど不味い「そば」だったけれど、ガイドさんが傷つかないように誰も不味いと言わないので、皆さんの優しさに感心した。

次は水上集落のトンレサップ湖へ。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

彼が、車掌さんのように船の後尾に。肩を揉んでチップをもらいたいようだったけれど、一瞬肩を触ってきた感じが、形だけやって情けでお金をもらう施し以外の何ものでもない。もし彼が、本気でマッサージをする気があるのなら、依頼しても良いのだけれど。子ども相手に厳しすぎるのか、いやこんな事で稼ぐことを覚えると碌な大人にならないと思ったりで、結局「No thank you」にしてしまった。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

船が好きなので、すれ違うと嬉しい

トイレは川なんだろうか

壁が無いので中が丸見え。
壁には大型テレビと、それより大きい祭壇が見えた。

寝ちゃった。ごめんよ。

水上店舗に降りました。ワニ革製品を売っていたから、商売用？

教会も水上。
学校や病院もありました。

起きた

後ろから早いのがきた

抜かされました。

陸地の家も可愛い

女の子が自転車に乗っている

船着場に戻ってきました。ここは思った以上に楽しかった。
自分たちも木の小船に乗っていたことが、効を奏したと思う。

これでカンボジアはおしまい。
この後、なぜか都会的なカフェで軽食を摂り、空港へ。

夜の便だったので、日本に早朝着。
空港線の電車から、朝日が見られました。