2023ドイツ・オランダ（6）＠最終日＆帰路のビジネスアップグレードは…

2023/10/30 - 2023/11/03

世界的なあれこれ…があったせいで4年ぶりの国外脱出。いわゆる夏休みってやつなので、1週間だけですが。
この4年の間に自分のからだは衰え、社会はより機械的に、（人によっては）便利に、キャッシュレスに変わっていました。

ついに最終日になってしまった…。明日は早朝フライトなので、今日は最後らしく歩き回るか明日に備えるか、タイムマネジメントが難しいところ。

その他諸々は初日の旅行記　https://4travel.jp/travelogue/11864646　に書いてます。偶然ここに来ていただいた方のお役に立つ情報は何らないと思いますが（笑）、のんびり行きましょう。

1日目：羽田→ベルリン
2日目：ベルリン
3日目：ベルリン→某所
4日目：某所→アムステルダム
5日目：アムステルダム
6日目：→ハーグ→ユトレヒト→アムステルダム
7日目：アムステルダム ★この日記
8日目：アムステルダム→羽田 ★この日記

エリア アムステルダム(オランダ)

最終日。特に何も予定を入れてなかったので、前日夜に「レンブラントの家」に行こうと決めてチケット購入。日本語オーディオガイドもあります。

というか朝から大雨！寒い！勘弁してよ…と思いつつGoogleさんを頼って到着。こんな地味な建物だったっけね、と思いましたw 通り過ぎそうだった（今になってみればこんな看板なんだから気づくやろって思うけど、ヨーロッパあるあるで間口が小さくて奥が広い）。

レンブラントの家 建造物

「レンブラントの家」自体は来るの2回目だったんですが、昔のことはほぼ忘れていて…思ってたより版画をたくさん創ってたんだなという微か～な記憶はあったんですが。
なので新鮮に楽しめました！ 国立美術館とマウリッツハイス、山田五郎さんのYouTubeでレンブラントの名画と人生の没落、絵画以外の家族に関する薄幸…を見てきたので。。

ルートの最後の方に、レンブラントの時代の絵の具の作り方講習がありました！
たぶん言ってること（すごく簡単な英語です～）の半分も理解できてないけど、だいたいは掴めた笑
パっと見おままごとみたいだけど、この作業をずーっと続けてあんな巨大なキャンパスに書いてたのかと思うと気が遠くなります。夜警とかそういう意味でもすごいってなる。
先生が美人で話し方もすてきだった～。

弟子が描いていた（レンブラントが教えてた）場所

家を見終わって外に出たらまだ雨で困る。でもほんと、「運河のある街」の景色は美しい。

まだ早い時間なはずなのに暗い 笑
生活者ではないからだろうけど、こういう景色ずっと見てられる。ここから散歩してダム広場まで行きました（普通に歩く）。
途中でいろいろ買い物しようとお店を覗くも、いまイチその気になれずに何も買わなかった。本当は洋服とか靴とか買いたかったんだけど、円安のせいで何を見ても「ってことは○○円か…」となってつらかったw

雨なのでこの日は写真ほぼ撮ってない。まぁ何もせずにお店（洋服屋とかHEMAとか）をぶらぶらしてただけだけど。
夕方17時くらいにまたダム広場のバイエンコルフに行き（もう考えるのが面倒になった）、夜ご飯を食べる。ハンバーガーのお肉焼いてもらってます！この旅行で珍しくちゃんとしたごはん。最終日だし～。

ここって前はビュッフェというか、いわゆるヨーロッパの大都市デパートによくあるカフェテリアみたいな感じだったと思うんだけど、こういういろんなお店が集まっててオーダー制になってた。楽だからいいんだけど。

バイエンコルフ (アムステルダム店) 百貨店・デパート

予想以上にポテトが大量でおなかいっぱいになりすぎた笑
でもポテトおいしかった！ さすがオランダ！w
地元のおいしいレストランとかに興味ない人間なので、最後にいい食事でした。

お腹いっぱいになりすぎたので消化するためにまた少し歩くw　といっても結構暗い時間になってしまったので駅に戻るだけですが。

旅行終わり～。寂しい…。もっとゆっくりすればよかったなという気持ちと、もっといろいろ見たかったなという気持ちがあふれる。
もっと…という想いがあるうちはまた次の旅のモチベーションになるから、足りないくらいがいいんでしょう。

明日は朝5時には出発なので、寝るかそのまま起きて飛行機に備えるか迷いどころ。というかその前にまずは荷造りなわけなんだけども…。。
アムステルダム中央駅のこっち側とあっち側を渡る外の通路（最終日に知った）。ちょっと東京みたい。この写真はちょっと怖いけど、日中は別にそんなことはないはず。

朝が来ました！
荷造り…というかスーツケースに詰めるのが終わらなくてどうしようと半べそかきかけましたが、なんとかギュウギュウに詰め込みました（リモワちゃん無理やり閉まってくれてありがとう）。
というかちょっと仮眠…と思ったら本寝してて危なかった。目覚ましちゃんとつけておいてよかった。

本当に夏休み終わりだぁ。まだ暗い中、まずはフランクフルトへ向かいます。頼むよ～、私の荷物をちゃんと移動させてくれよ～（実はロスバゲしたことない）。
あと、トランジットが90分くらいなので地味に私も急がないといけないw お願いだからディレイしないでください…と祈りながら飛行機を待つ。

そういえばスキポールのスタバでアムステルダムのタンブラー買えました～。荷物預け前だったので、恥ずかしながらスーツケースを開けてねじ込む（それくらい手荷物には余裕がなかった）。アムステルダムにはもう次いつ来るかわからないから、これで悔いなく旅立てますw

スキポール空港 (AMS) 空港

「この便は満席だから荷物はちゃんと1つ＋身の回り品に収めろよ」と昨日ルフトからメールが来まして。なのでスーツケースに詰めるだけ詰めたいけど、帰りはエコノミーなので機内グッズもある程度手元に持っておかないと…というせめぎあいで格闘してました。あと本当にロスバゲ心配！

とりあえず遅れずにフランクフルトに飛び立ってくれたので一安心です。

フランクフルト到着～。トランジットの時間と出国審査はちょっとドキドキしましたが、無事搭乗時刻までにゲートにつきました！ わかっちゃいるけど、フランクフルト広いよぉ。何回上下動したかw

本当はここでお茶とサンドイッチくらい食べたかったんだけど、このエリアのカフェはすごい行列で、今並んでも危ないなって感じだったので立ったまま待ちぼうけ。めちゃくちゃお腹へったよママン。。
フランクフルトでトランジット90分という戦いをクリアしたので、次は15時間のフライトというもっと厳しい戦いに向けて集中です。

今回もアップグレード申請してたけど、結局ダメだったなぁ、まぁこれだけの人がいたら乗車率的に私なんかがピックされないのも仕方ないよね…と思ってました。が。。

なんとー！ 搭乗時刻2分前にカウンターに呼び出されて、パスポート見せろと言われ見せたら「アップグレードできたよ（ﾄﾞﾔ」と言われました（さすがにそうとは思ってないから何かトラブルかと思ってビビった）。

うれしーー。いや、これは疲労困憊＆超眠い自分にはめちゃくちゃ嬉しかったです。マイルすごい使っちゃったけど、私は航空券に交換するためではなくこのためにマイル貯めてるので、本当良かった～。ありがたいことに帰りもフルフラットになって寝られます。イエイ。

まず、乗れるか・買えるかは別として、ビジネスを1回経験してしまうともうエコノミーには乗りたくなくなる。偉そうにとか、わがままだなとか思われるだろうけどこれは仕方ないよ。みんなそうなるって。

日中のフライトで初めてビジネス乗ったので（今まで深夜便しかなかった）、ちょいイタいけど機内食を記録している笑
というかさっき↑も書いたけど、フランクフルトでごはん食べられなかったからお腹へってるのよ…。前菜なんて一気食いですよ。

洋食を頼んで、牛ステーキを食しました～。
自分のエリアのCAさんが日本人の方で、すごいかわいらしくて優しく話しかけてくれて、ぽわ～(*´ω｀*) ってなりました笑
雑談って感じでもないけど、「ご旅行ですか？どちらに？」みたいな会話をいいタイミングでいい感じにしてくれて、さすがっす…となるなど。

微妙に寝つつ、起きたら軽食どうです？ と言われたので今度はコーンスープ。たぶんカップに入ってるからそう思うんだろうけどw、美味しかったです。アイスも食べたかったけど、わざわざ呼んで頼む勇気がなかった。
この後はガッツリ寝る態勢を整えて、爆睡します～。

「あぁ、もうすぐ朝食の時間かな？(つ∀-)」と思ってモゾモゾ起きたら、もう既に第一陣は運ばれてたみたい。よろしければ今からお運びします、と言われてお願いする。また一気に食べたw どんだけお腹へってるのよ。。
紅茶もソーセージもおいしかったです。というか、夜ご飯のときにおかわり？的な感じで持ってきてくれたプレッツェルがおいしかったよ～。

こういう自分の甘やかしが、次にエコノミーに乗れなくさせる…w

もう羽田につきそうなので、写真を見返しつつダラダラ書きます（自分用）。

アムステルダム国立美術館。なんかこう、特別な美術館。映画を見たせいもあるけど、結局のところは収蔵作品や内装が好きなのかな。旅行者ばかりの街で、それでも「市民のための美術館」という面を想像してしまうのもその一因。

中央駅と自転車。とにかくこの国で、「自転車は歩行者に気を遣うべき」なんて絶対に思ってはダメです。トラムは歩行者を譲ってくれても、自転車は自転車用通路であれば飛ばしてきます。「これだから日本人は！」と言われないようにしないと。

振り返っても、なんだか慌ただしくてあっという間に終わった夏休みだったなぁという感じ。今回はドイツでちょっとした用事で人に会わなくてはいけなくて（そこは書いていませんが）、それを優先しての旅程でした。

しかも4年ぶりの海外だったので、リハビリというか、行ったことがある土地にしようと思い、ベルリンとアムステルダムに決定しました。まぁ勿体ないといえばそうなんですが、2都市とも好きな街なので「行きたい」と心から思えたのが一番でしたね。

当たり前ですが、日本から出なかったこの数年の間に世界はがっつり発展していて、なんなら有り難いことに「英語が話せなくても困らない」というシチュエーションが増えていました。ファストフードではレジに行く前にオーダー・会計できるとか、電車は切符買わずにカードかざせば改札通れるとか、空港の荷物預けもパスポートチェックも自動化だったり。こっちもスマホかざせば日本語訳してくれる無料アプリがあるし。

これでついていけない…となったらもう振り落とされていく＝旅行する立場ではなくなるんだな（もしくはそれをやってもらえるツアーや座席を買う）、と。当然これらの進歩で『便利』になっているので、自分がアップデートしなければいけないですね。

あと、それでもやっぱり英語は必要…。次回の旅行まで…はわからないけど、どうにかしてコツコツ勉強していきたいです。本当これが、今回の旅行の一番の反省というか感想(ﾉ∀`)

ひとまずここで今回のドイツ～オランダへの夏休みの記録は終了します。健康で、意志さえあれば、きっとまだどこかへ行ける。日々の生活をがんばりましょう。

前の日記　https://4travel.jp/travelogue/11865287