2023/11/03 - 2023/11/03
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ドクターキムルさん
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横須賀市大矢部1の衣笠通りに「薬王寺旧跡」の道標が見える。
その小路を入ると木立の根元に石が並んでおり、花も手向けられている。古い墓なのだろう。いかにも「薬王寺旧跡」を思い起こさせる。
家屋敷狭しと菊を栽培している家の横から裏手に回ると「薬王寺旧跡」の真新しい標石があり、さらに参道の先にはそれらしい築地塀に囲まれた場所に古い三重の石積の墓石や新しい五輪塔が並び、角には小型の五輪塔がびっしりと並んでいる。
この三重の石積の墓石は三浦荒次郎義澄(大治2年〈1127年〉~正治2年1月23日〈1200年2月9日〉))の墓と伝えられている。三浦義澄は三浦義明の次男で三浦義村の父である。
薬王寺は仏頂山と号し、建暦2年(1212年)鎌倉幕府の侍所別当であった和田義盛が父義宗や叔父義澄の菩提を弔うため創建したものと伝えられるが、明治9年(1876年)頃廃寺となった。
元の本堂跡はここより東南の位置にあったという。
そうしたことが、令和4年7月に設置された「横須賀市指定史跡 薬王寺旧跡」看板に記載されている。
築地塀は新しいものであり、満昌寺裏山にある御霊神社裏の三浦義明公廟所の築地塀との関連があるように思える。ただし、「薬王寺旧跡」の築地塀の方が少し先に造られたであろうか。
(表紙写真は薬王寺旧跡)
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